20 / 127
第2章 おっさん、旧友と会う
第20話 レイナードの休日3
「ふぅ……やっとか」
「これで食材は揃いましたね!」
「そうだな」
俺はレーナと王都でバッタリと会い、彼女の買い物に付き合った。
そして俺の買い物にも付き合ってもらうということで同行してもらった。
で、今その買い物が全て終わったところだった。
「レーナはこれから”あの人”の元へと行くのか?」
「あ、はい。あ! もしよろしければご一緒しますか?」
「え?」
予想もしない誘いに少し動揺するオレ。
だが俺は、
「いや、オレは部外者だ。関係のない人間が立ち入るのはいささかどうかと」
「い、いえ! いつもお世話になっているということで……挨拶と言っても私の故郷みたいなものですから」
レーナは続ける。
「そ、それにかなり前に連絡した時にレイナードの事を話したら「是非会ってみたい」と言っていましたし……」
「だ、だが荷物がこんなにあるのでは……」
するとレーナはニコッと笑って、
「私が手料理をご馳走しますよ!」
「……!」
悪くない。正直最近、自分の作った料理が不味いことにも悩んでいた。
どんなに作っても不味くなる。
アジトにいた時がどんなに幸福であったか理解することができた。
魔術はすぐに会得できるのに料理は中々会得できなかったのだ。
「いいのか?」
「はい!」とレーナ。
「じゃあ、世話になるとしよう」
ということでレーナの恩人宅に俺も行くことになった。
「どうやって行く?」
「馬車を使います。ここから30分くらいの場所にあるものですから」
「なら乗降場に行かないとな」
俺たちは馬車乗り場まで足を運ぶ。
「それにしてもこの街は綺麗ですよね」
「そうだな、どの産業で進出しても黒字で返ってくる可能性が高いからな。この国は」
「それほど繁栄しているんですね」
話を聞く限りレーナは王都に住んでいるわけではなさそうだった。
俺は試しに聞いてみる
「レーナは此処に住んでいるわけじゃないのか?」
「はい、王都の外れにあるクルトっていう町に住んでます」
「そこで一人暮らしか」
「そうですね」
距離で大体王都から15分ほどの場所だった。
小さい町ではないが静かで住みやすく、住民同士のコミュニティもあってとてもいい町だそうだ。
「そういえば、レイナードの故郷ってどんなところなんですか?」
「故郷か……」
難しい質問である。なぜならほとんど記憶にないからだ。
人が寄り付かないような小さな村に生まれ、育ったらしいがあまり覚えていない。
学園の記憶はある。学生時代は寮に住んでいた。
だが、その前の記憶がないのである。
「あまり……覚えてないな」
「そ、そうなんですか?」
「ああ、小さな村に生まれたというのを聞いたのは覚えているのだが」
「そうですか……なんかすみません。あまり良い話ではなかったみたいで……」
「いや、気にするな。過去の事だ」
落ち込むレーナに一言言う。
と、こんな話をしている内に乗り場にたどり着いた。
「じゃあレーナ。案内頼む」
「は、はい! 分かりました!」
俺たちは馬車に乗り込もうとする。
その時であった。
「ん……あれは何だ?」
俺の目に入ったのは一人の女性の不穏な動きだった。
その後ろから時間差で数十人の男たちが追いかけているようにも見えた。
「どうしたんですか? レイナード」
クイっと首を傾げるレーナ。
「悪いレーナ。少し時間をくれ」
「えっ!?」
そういうと俺は荷物を馬車に預け、その現場へ真っ先に向かった。
* * *
女性は走る。
「はぁ……はぁ……はぁ……ここまで来れば……」
足を止め、身を潜める。
「もう休憩ですか?」
「……!?」
振り返ると黒いローブを纏った数十人の男たちの姿があった。
「くっ……!」
女性は逃げようとするが一気に囲まれる。
「もう逃がしませんよ」
「どうして! どうして私を狙うんですか!?」
「はぁ……あなたはまだお分かりになっていないのですね」
先頭にいる男が呆れたように言う。
「あなたは我々財団の掟を破っただけでなく、重要書類を持って逃亡まで図りました。総帥から処分するよう命(めい)が下っています」
「な、何かの間違いです! 私は総帥に頼まれて……」
「頼まれて? そんなことを総帥が頼むわけないでしょう。言い訳など見苦しいですよ」
「ほ、本当です!」
必死に説得するも男には届かなかった。
そしてその男は手を彼女めがけて翳し、
「あまり時間をかけるわけにはいきません。あなたには此処で死んでいただきます」
「……!」
「それでは……存分に死者の世界で所業を後悔してください」
魔術を発動しかけたその時、
「おい、ちょっと待て」
「ん?」
なんとか間に合ったようだ。
男たちは一斉に俺の方を向く。
「あなたは何者ですか?」
「通りすがりの冒険者だ。女性が襲われているのをたまたま目撃してな。追いかけてきたわけだ」
「冒険者……ですか。それにしては貧相な服装ですね」
「悪いな。これがオレのスタイルなんだ」
すると男たちはヒソヒソと話し始める。
「おい、結界を張ったはずだ。なぜ入ってこれる?」
「いや……張ったはずですが……」
「結界の話か? それならオレが壊しといてやったぞ」
「なに?」
男たちは驚きを隠せないようだった。
「バカな……平凡な冒険者ごときがあの結界を破れるはずなど……」
「そうか? 貧弱な結界だったぞ?」
「レイナード!」
すぐ後ろからレーナが追いかけてきた。
「レーナ、下がってろ」
「あ、はい……」
俺は彼らの元へと近づく。
「あまり面倒なことに巻き込まれたくはないのだが、よってたかって弱者をいたぶるのは快くないな」
「っ……! 面倒なことになりましたね。皆さん、戦闘準備!」
ザザっと周りの黒ローブの男たちが構える。
「じゃ、怠いんで一瞬で終わらせてもらう。≪ファストムーブ≫」
一瞬だった。
視認不可能な速さで次々と敵をなぎ倒していく。
「なんだこいつは! ぐあっ!」
ざっと1秒かかってないくらいだろうか。
いつの間にか男たちは地面に突っ伏していた。
「すごい……魔術を使わず、体術強化だけで……」
驚くレーナ。
そしてその脇にビクビクとする女性の姿が。
「大丈夫か?」
「あ、はい。ありがとうございます」
「こんなに大勢に追われていたみたいだが、何かあったのか?」
「あ……はい。ちょっと職場で……」
(そんな小さいことでもない気がするが……)
「まぁ、無事なら何よりだ。これからは気を付けるんだな」
「す、すみません。お手数を」
「気にするな。では」
レーナに「行くぞ」と呼びかけその場を去ろうとする。
するとその女性は、
「あ、あの……!」
「ん?」
「その、ハルカ……ハルカ・スメラギです! あなたは?」
「レイナード・アーバンクルスだ」
「レイナード……アーバンクルス……」
彼女はその名を心に刻む。
そして俺たちはレーナの恩人の住処へと向かうべく、馬車に乗り込むのであった。
「これで食材は揃いましたね!」
「そうだな」
俺はレーナと王都でバッタリと会い、彼女の買い物に付き合った。
そして俺の買い物にも付き合ってもらうということで同行してもらった。
で、今その買い物が全て終わったところだった。
「レーナはこれから”あの人”の元へと行くのか?」
「あ、はい。あ! もしよろしければご一緒しますか?」
「え?」
予想もしない誘いに少し動揺するオレ。
だが俺は、
「いや、オレは部外者だ。関係のない人間が立ち入るのはいささかどうかと」
「い、いえ! いつもお世話になっているということで……挨拶と言っても私の故郷みたいなものですから」
レーナは続ける。
「そ、それにかなり前に連絡した時にレイナードの事を話したら「是非会ってみたい」と言っていましたし……」
「だ、だが荷物がこんなにあるのでは……」
するとレーナはニコッと笑って、
「私が手料理をご馳走しますよ!」
「……!」
悪くない。正直最近、自分の作った料理が不味いことにも悩んでいた。
どんなに作っても不味くなる。
アジトにいた時がどんなに幸福であったか理解することができた。
魔術はすぐに会得できるのに料理は中々会得できなかったのだ。
「いいのか?」
「はい!」とレーナ。
「じゃあ、世話になるとしよう」
ということでレーナの恩人宅に俺も行くことになった。
「どうやって行く?」
「馬車を使います。ここから30分くらいの場所にあるものですから」
「なら乗降場に行かないとな」
俺たちは馬車乗り場まで足を運ぶ。
「それにしてもこの街は綺麗ですよね」
「そうだな、どの産業で進出しても黒字で返ってくる可能性が高いからな。この国は」
「それほど繁栄しているんですね」
話を聞く限りレーナは王都に住んでいるわけではなさそうだった。
俺は試しに聞いてみる
「レーナは此処に住んでいるわけじゃないのか?」
「はい、王都の外れにあるクルトっていう町に住んでます」
「そこで一人暮らしか」
「そうですね」
距離で大体王都から15分ほどの場所だった。
小さい町ではないが静かで住みやすく、住民同士のコミュニティもあってとてもいい町だそうだ。
「そういえば、レイナードの故郷ってどんなところなんですか?」
「故郷か……」
難しい質問である。なぜならほとんど記憶にないからだ。
人が寄り付かないような小さな村に生まれ、育ったらしいがあまり覚えていない。
学園の記憶はある。学生時代は寮に住んでいた。
だが、その前の記憶がないのである。
「あまり……覚えてないな」
「そ、そうなんですか?」
「ああ、小さな村に生まれたというのを聞いたのは覚えているのだが」
「そうですか……なんかすみません。あまり良い話ではなかったみたいで……」
「いや、気にするな。過去の事だ」
落ち込むレーナに一言言う。
と、こんな話をしている内に乗り場にたどり着いた。
「じゃあレーナ。案内頼む」
「は、はい! 分かりました!」
俺たちは馬車に乗り込もうとする。
その時であった。
「ん……あれは何だ?」
俺の目に入ったのは一人の女性の不穏な動きだった。
その後ろから時間差で数十人の男たちが追いかけているようにも見えた。
「どうしたんですか? レイナード」
クイっと首を傾げるレーナ。
「悪いレーナ。少し時間をくれ」
「えっ!?」
そういうと俺は荷物を馬車に預け、その現場へ真っ先に向かった。
* * *
女性は走る。
「はぁ……はぁ……はぁ……ここまで来れば……」
足を止め、身を潜める。
「もう休憩ですか?」
「……!?」
振り返ると黒いローブを纏った数十人の男たちの姿があった。
「くっ……!」
女性は逃げようとするが一気に囲まれる。
「もう逃がしませんよ」
「どうして! どうして私を狙うんですか!?」
「はぁ……あなたはまだお分かりになっていないのですね」
先頭にいる男が呆れたように言う。
「あなたは我々財団の掟を破っただけでなく、重要書類を持って逃亡まで図りました。総帥から処分するよう命(めい)が下っています」
「な、何かの間違いです! 私は総帥に頼まれて……」
「頼まれて? そんなことを総帥が頼むわけないでしょう。言い訳など見苦しいですよ」
「ほ、本当です!」
必死に説得するも男には届かなかった。
そしてその男は手を彼女めがけて翳し、
「あまり時間をかけるわけにはいきません。あなたには此処で死んでいただきます」
「……!」
「それでは……存分に死者の世界で所業を後悔してください」
魔術を発動しかけたその時、
「おい、ちょっと待て」
「ん?」
なんとか間に合ったようだ。
男たちは一斉に俺の方を向く。
「あなたは何者ですか?」
「通りすがりの冒険者だ。女性が襲われているのをたまたま目撃してな。追いかけてきたわけだ」
「冒険者……ですか。それにしては貧相な服装ですね」
「悪いな。これがオレのスタイルなんだ」
すると男たちはヒソヒソと話し始める。
「おい、結界を張ったはずだ。なぜ入ってこれる?」
「いや……張ったはずですが……」
「結界の話か? それならオレが壊しといてやったぞ」
「なに?」
男たちは驚きを隠せないようだった。
「バカな……平凡な冒険者ごときがあの結界を破れるはずなど……」
「そうか? 貧弱な結界だったぞ?」
「レイナード!」
すぐ後ろからレーナが追いかけてきた。
「レーナ、下がってろ」
「あ、はい……」
俺は彼らの元へと近づく。
「あまり面倒なことに巻き込まれたくはないのだが、よってたかって弱者をいたぶるのは快くないな」
「っ……! 面倒なことになりましたね。皆さん、戦闘準備!」
ザザっと周りの黒ローブの男たちが構える。
「じゃ、怠いんで一瞬で終わらせてもらう。≪ファストムーブ≫」
一瞬だった。
視認不可能な速さで次々と敵をなぎ倒していく。
「なんだこいつは! ぐあっ!」
ざっと1秒かかってないくらいだろうか。
いつの間にか男たちは地面に突っ伏していた。
「すごい……魔術を使わず、体術強化だけで……」
驚くレーナ。
そしてその脇にビクビクとする女性の姿が。
「大丈夫か?」
「あ、はい。ありがとうございます」
「こんなに大勢に追われていたみたいだが、何かあったのか?」
「あ……はい。ちょっと職場で……」
(そんな小さいことでもない気がするが……)
「まぁ、無事なら何よりだ。これからは気を付けるんだな」
「す、すみません。お手数を」
「気にするな。では」
レーナに「行くぞ」と呼びかけその場を去ろうとする。
するとその女性は、
「あ、あの……!」
「ん?」
「その、ハルカ……ハルカ・スメラギです! あなたは?」
「レイナード・アーバンクルスだ」
「レイナード……アーバンクルス……」
彼女はその名を心に刻む。
そして俺たちはレーナの恩人の住処へと向かうべく、馬車に乗り込むのであった。
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
アルフレッドは平穏に過ごしたい 〜追放されたけど謎のスキル【合成】で生き抜く〜
芍薬甘草湯
ファンタジー
アルフレッドは貴族の令息であったが天から与えられたスキルと家風の違いで追放される。平民となり冒険者となったが、生活するために竜騎士隊でアルバイトをすることに。
ふとした事でスキルが発動。
使えないスキルではない事に気付いたアルフレッドは様々なものを合成しながら密かに活躍していく。
⭐︎注意⭐︎
女性が多く出てくるため、ハーレム要素がほんの少しあります。特に苦手な方はご遠慮ください。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
最強スライムはぺットであって従魔ではない。ご主人様に仇なす奴は万死に値する。
棚から現ナマ
ファンタジー
スーはペットとして飼われているレベル2のスライムだ。この世界のスライムはレベル2までしか存在しない。それなのにスーは偶然にもワイバーンを食べてレベルアップをしてしまう。スーはこの世界で唯一のレベル2を超えた存在となり、スライムではあり得ない能力を身に付けてしまう。体力や攻撃力は勿論、知能も高くなった。だから自我やプライドも出てきたのだが、自分がペットだということを嫌がるどころか誇りとしている。なんならご主人様LOVEが加速してしまった。そんなスーを飼っているティナは、ひょんなことから王立魔法学園に入学することになってしまう。『違いますっ。私は学園に入学するために来たんじゃありません。下働きとして働くために来たんです!』『はぁ? 俺が従魔だってぇ、馬鹿にするなっ! 俺はご主人様に愛されているペットなんだっ。そこいらの野良と一緒にするんじゃねぇ!』最高レベルのテイマーだと勘違いされてしまうティナと、自分の持てる全ての能力をもって、大好きなご主人様のために頑張る最強スライムスーの物語。他サイトにも投稿しています。
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
ポーション必要ですか?作るので10時間待てますか?
chocopoppo
ファンタジー
【毎日12:10更新!】
松本(35)は会社でうたた寝をした瞬間に異世界転移してしまった。
特別な才能を持っているわけでも、与えられたわけでもない彼は当然戦うことなど出来ないが、彼には持ち前の『単調作業適性』と『社会人適性』のスキル(?)があった。
第二の『社会人』人生を送るため、超資格重視社会で手に職付けようと奮闘する、自称『どこにでもいる』社会人のお話。