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第一章【挑】
カットマン
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■■■■
海香VS南の試合の後に五分の休憩が設けられ、その間、乃百合は何とかして南に勝つ方法を考えていた。
実力は乃百合がやや下だと自覚している。前に行われた海香先輩とのスコア──、
乃百合が【3-11】に対し、南先輩は【6-11】と数字的に見ても差があった。更に乃百合は南先輩に対し、少し苦手意識を持っている。
知的な眼鏡にシャープな顔立ちの南先輩は、ツンとしていて取っ付き難く、乃百合の事を『常葉さん』と苗字で呼ぶのは、この部で南先輩ただ一人だ。
そして一番噛み合わないのが、そのプレースタイル。
【前陣速攻】の乃百合に対し、南先輩のスタイルは【カットマン】
前に出て崩す乃百合の攻撃は、後ろに下がって守る南のスタイルとは単純に相性が悪い。
「常葉さん、よろしくお願いします」
「あ、はい! よろしくお願いします!」
挨拶を交わし、二人は卓球台を挟んで向かい合った。単純に勝った方が団体戦のレギュラーとなる、ワンゲームマッチが始まる──、
「常葉さん。本気でやらせて貰うから。悪く思わないでね。私は三年生だからこの大会が最後なの。だから、どうしても勝ちたい」
三年生はこの大会が最後。
そんな事は乃百合にも初めから分かっていた事だった。しかし改めて南先輩の口から聞くと、実に重い。
「南先輩……いきますよ」
初級の乃百合のサーブは実に単純な物だった。
なんの工夫もないサーブが相手コートに届くと、本来後ろに下がるスタイルの筈の南はすかさずバックハンドで撃ち抜いた。
【0-1】
「常葉さん。確かに私は最後の大会だけど、だからって手を抜いて欲しいわけじゃないよ。本気で勝負して、ちゃんとレギュラーを勝ち取りたいって思ってるから」
「南、先輩……」
別に手を抜いた訳では無かったかもしれないが、乃百合の中で無意識のうちに勝つ執念が揺らいでいたのかもしれない。
それは真剣勝負を望んでいる相手に対して、とても失礼な事であり、侮辱行為に値する。
乃百合は改めて気持ちを入れ直した。
「……わかってます! 先輩には悪いんですけど、勝たせてもらいますからッ!」
乃百合の放った二本目のサーブは、先程とは打って変わって綺麗な弧を描き、相手コートギリギリに突き刺さった。
南はそれを下がって受け、難なくコートに返してくる。
ラリーは続くが、一向に乃百合は決めきれずにいた。前に出て相手の体制が整う前を狙うも、後ろに下がった南との間には空間があり、体勢十分に返され続けた。そして──、
──来た、南先輩のカット!──
【カット】とは普通はラケットを振り上げるように打つ打ち方とは逆に、下になで斬るように振り下ろしボールを返す技術だ。その為、ボールには強烈なバックスピンがかかる。
フワリと浮いたカットボール。
一見して緩くチャンスボールに見えるが、その力が発揮されるのはここからだ。
乃百合のラケットにピンポン玉が当たった瞬間、乃百合は驚く。
──うわぁ──
カットはバックスピンが強烈な為、その性質上ラケットで捉えた瞬間、ボールは下に下にと行こうとする。その為ボールが持ち上がらずネットを超えてくれないのだ。
それ故、上手いカットはボールが重いと錯覚する事すらあるという。
卓球において回転をかけると言う事は、ボールの軌道を変える効果以上に、卓球台より遥かに摩擦力の高い、ラケットに当たった瞬間に大きな効果が得られるのだ。
【0-2】
「南先輩のカット、凄いです」
「これを三年間磨き続けたからね。このボールの重さは、私の想いと同じ重さだよ」
「じゃあ、そのカットを打ち崩さないと納得して貰えませんよね」
サーブが交代して南のサーブ。
乃百合は先ほど同様に前に出続けた。
南がカットに頼るように、乃百合もまた自分のスタイルである前陣速攻に拘った。
そうはさせまいと、フワリと乃百合のコート深くに返ってるカットボール──、乃百合の前陣を防ぐには、台奥を攻めるのが鉄則だ。
──こんのぉぉぉぉっ!──
必死に持ち上げようと降り抜いたが、ボールはまたもやネットを越えることが出来なかった。
──でもなんか楽しいかも──
「さあ来いッ!」
もっと速く──、
もっと強く──、
乃百合が南の後陣を崩す為に選んだ道は、得意の卓上で勝負する事だった。付け焼き刃の戦法をとっても南先輩には勝てない。
狙い通り乃百合の速攻が南の後陣を揺るがせた。卓上に短く出されたボールでは、卓球台が邪魔をして大きく振るカットは打つこと自体が難しい。
【1-3】
「や……やった!」
ツッツキで左右に揺さぶり、乃百合は南にカットを打つことを許さず得点を手に入れた。
「やるね。でも──、」
「分かってます。絶対越えてみせますから」
「へぇ。常葉さんって、実は面白い人だったんだ」
得点したと言ってもまだ一点。それに南の最大の武器である本気のカットは、一球も返せていない。
【2-4】
【3-5】
【5-7】
「あ、まっひー。終わったの?」
「まぁな。んで、海香はどうだった? ま、お前が負ける訳ねぇけどな」
試合の中盤、いつしか乃百合達より先に試合が終わったCグループの人達が、その様子を見に続々と集まってきていた。
「私はもう当確だけど、この二人の試合が面白いんだー。ラリーの応酬で正に一進一退!」
「南先輩と乃百合か。ってか乃百合って南先輩と張り合う程強かったんだな」
「この時期の子は急激に伸びるからねー」
【8-10】
乃百合はまたしても南のカットをネットにかけてしまった。これで南のマッチポイントとなり、もうミスは許されない。
「なぁ。なんで乃百合はあんな強引にカットを返そうとしてんの? 他にやりようがあるんじゃねぇの? 角度さえ決め打ちすりゃあっちに返るのにな」
「んー。期待に応えてるって感じー?」
「何だそれ」
「でもさ。乃百合ちゃんに前陣速攻は向いてるよー。磨いたらきっと輝く」
前陣速攻に必要な要素の一つにメンタルが挙げられる。ミスを恐れない心と、相手を押し込む気迫。その両方を乃百合は持ち合わせていた。
だが相手は成長するのを待ってはくれない。
マッチポイントとなった南は、ここぞとばかりに一気に畳み掛けて来た。
──強烈なカットボールッ! でも、越えなきゃ! この重さを受け止めて、越えて行かなきゃ!!──
乃百合は全身を使い、気持ちを込めて南のカットを打ち返した。先輩を押し退けてレギュラーの座を奪おうと言うのだ。これは乃百合なりの、南への答え。
【9-10】
「こ、越えた……けど、なに……今の……」
乃百合の台下から持ち上げたボールは、ネットギリギリを越えて相手コートを突き刺し、勢いを増して突き抜けた。
そして乃百合の手には、未だかつて感じたことの無い感触だけが残った。
「うーわ。根性で返したよ。乃百合って面白い奴だな」
「ループドライブかなー? 今のはちょっと凄かったかもねー」
センスと努力で一定の強さまで登ってきた乃百合とブッケンだったが、小学生時代は指導者に恵まれず、全て体験を元にここまでやって来た。
それ故、自分で放った今の打球がなんなのかに気づいていない。
そして南のマッチポイントはまだ続いている。
いつしかギャラリーの目が釘付けとなっていた。この勝負どっちに転ぶか──
──来る、体制十分、カットボールッ!──
「っりゃぁぁッ」
打ち返した乃百合の打球はまたしても、先ほど同様勢いよく南の横を抜けていった。
【10-10】
「おいおい、連続かよ。こりゃいよいよわっかんねぇぞ」
乃百合は遂にデュースに持ち込む事に成功する。乃百合の気迫が徐々に南を追い詰めていて、もはや勢いはその二人を見比べたら一目瞭然だった。
【11-10】
「三連続!!」
「目覚めた乃百合ちゃんと、武器を攻略された南先輩。これはもう決まっちゃったかなー」
次のラリーでも乃百合の手が緩むことは無い。それはまるでミスを恐れて等いない、正真正銘の攻め。
そして────
「よ、四連続ッ! 決まったぁ!!」
【12-10】
二人の戦いは、予想を覆し一年生である乃百合の勝利で幕をを下ろした。
ふと乃百合が目を向けた先では、ブッケンがピースサインを送って居た。どうやらブッケンも勝ち残ったようだ。
「 「ありがとうございました」」
最後の挨拶が終わると、南は乃百合に近づき握手を求めてきた。
「強かった。こんな負け方したんじゃ言い訳も出来ないよ。おめでとう。常葉さん」
「み、南先輩……あの……最後の大会だったのに……その……」
「気にしてるの? あれだけ闘志むき出しで来たくせに。でもまぁ確かに残念だけど、大会に出ない訳じゃ無いからね」
「え……?」
「私は個人戦に全てをかけるよ。団体戦は任せたから」
「あ。そっか……あの、個人戦頑張って下さい! 私、一生懸命応援しますからッ!」
「あ、熱苦しいな」
「照れないで下さいよー」
「気持ち悪いな」
「ひ、酷い……」
試合後、なんとなく苦手だった二人の距離がグッと縮まった。
海香VS南の試合の後に五分の休憩が設けられ、その間、乃百合は何とかして南に勝つ方法を考えていた。
実力は乃百合がやや下だと自覚している。前に行われた海香先輩とのスコア──、
乃百合が【3-11】に対し、南先輩は【6-11】と数字的に見ても差があった。更に乃百合は南先輩に対し、少し苦手意識を持っている。
知的な眼鏡にシャープな顔立ちの南先輩は、ツンとしていて取っ付き難く、乃百合の事を『常葉さん』と苗字で呼ぶのは、この部で南先輩ただ一人だ。
そして一番噛み合わないのが、そのプレースタイル。
【前陣速攻】の乃百合に対し、南先輩のスタイルは【カットマン】
前に出て崩す乃百合の攻撃は、後ろに下がって守る南のスタイルとは単純に相性が悪い。
「常葉さん、よろしくお願いします」
「あ、はい! よろしくお願いします!」
挨拶を交わし、二人は卓球台を挟んで向かい合った。単純に勝った方が団体戦のレギュラーとなる、ワンゲームマッチが始まる──、
「常葉さん。本気でやらせて貰うから。悪く思わないでね。私は三年生だからこの大会が最後なの。だから、どうしても勝ちたい」
三年生はこの大会が最後。
そんな事は乃百合にも初めから分かっていた事だった。しかし改めて南先輩の口から聞くと、実に重い。
「南先輩……いきますよ」
初級の乃百合のサーブは実に単純な物だった。
なんの工夫もないサーブが相手コートに届くと、本来後ろに下がるスタイルの筈の南はすかさずバックハンドで撃ち抜いた。
【0-1】
「常葉さん。確かに私は最後の大会だけど、だからって手を抜いて欲しいわけじゃないよ。本気で勝負して、ちゃんとレギュラーを勝ち取りたいって思ってるから」
「南、先輩……」
別に手を抜いた訳では無かったかもしれないが、乃百合の中で無意識のうちに勝つ執念が揺らいでいたのかもしれない。
それは真剣勝負を望んでいる相手に対して、とても失礼な事であり、侮辱行為に値する。
乃百合は改めて気持ちを入れ直した。
「……わかってます! 先輩には悪いんですけど、勝たせてもらいますからッ!」
乃百合の放った二本目のサーブは、先程とは打って変わって綺麗な弧を描き、相手コートギリギリに突き刺さった。
南はそれを下がって受け、難なくコートに返してくる。
ラリーは続くが、一向に乃百合は決めきれずにいた。前に出て相手の体制が整う前を狙うも、後ろに下がった南との間には空間があり、体勢十分に返され続けた。そして──、
──来た、南先輩のカット!──
【カット】とは普通はラケットを振り上げるように打つ打ち方とは逆に、下になで斬るように振り下ろしボールを返す技術だ。その為、ボールには強烈なバックスピンがかかる。
フワリと浮いたカットボール。
一見して緩くチャンスボールに見えるが、その力が発揮されるのはここからだ。
乃百合のラケットにピンポン玉が当たった瞬間、乃百合は驚く。
──うわぁ──
カットはバックスピンが強烈な為、その性質上ラケットで捉えた瞬間、ボールは下に下にと行こうとする。その為ボールが持ち上がらずネットを超えてくれないのだ。
それ故、上手いカットはボールが重いと錯覚する事すらあるという。
卓球において回転をかけると言う事は、ボールの軌道を変える効果以上に、卓球台より遥かに摩擦力の高い、ラケットに当たった瞬間に大きな効果が得られるのだ。
【0-2】
「南先輩のカット、凄いです」
「これを三年間磨き続けたからね。このボールの重さは、私の想いと同じ重さだよ」
「じゃあ、そのカットを打ち崩さないと納得して貰えませんよね」
サーブが交代して南のサーブ。
乃百合は先ほど同様に前に出続けた。
南がカットに頼るように、乃百合もまた自分のスタイルである前陣速攻に拘った。
そうはさせまいと、フワリと乃百合のコート深くに返ってるカットボール──、乃百合の前陣を防ぐには、台奥を攻めるのが鉄則だ。
──こんのぉぉぉぉっ!──
必死に持ち上げようと降り抜いたが、ボールはまたもやネットを越えることが出来なかった。
──でもなんか楽しいかも──
「さあ来いッ!」
もっと速く──、
もっと強く──、
乃百合が南の後陣を崩す為に選んだ道は、得意の卓上で勝負する事だった。付け焼き刃の戦法をとっても南先輩には勝てない。
狙い通り乃百合の速攻が南の後陣を揺るがせた。卓上に短く出されたボールでは、卓球台が邪魔をして大きく振るカットは打つこと自体が難しい。
【1-3】
「や……やった!」
ツッツキで左右に揺さぶり、乃百合は南にカットを打つことを許さず得点を手に入れた。
「やるね。でも──、」
「分かってます。絶対越えてみせますから」
「へぇ。常葉さんって、実は面白い人だったんだ」
得点したと言ってもまだ一点。それに南の最大の武器である本気のカットは、一球も返せていない。
【2-4】
【3-5】
【5-7】
「あ、まっひー。終わったの?」
「まぁな。んで、海香はどうだった? ま、お前が負ける訳ねぇけどな」
試合の中盤、いつしか乃百合達より先に試合が終わったCグループの人達が、その様子を見に続々と集まってきていた。
「私はもう当確だけど、この二人の試合が面白いんだー。ラリーの応酬で正に一進一退!」
「南先輩と乃百合か。ってか乃百合って南先輩と張り合う程強かったんだな」
「この時期の子は急激に伸びるからねー」
【8-10】
乃百合はまたしても南のカットをネットにかけてしまった。これで南のマッチポイントとなり、もうミスは許されない。
「なぁ。なんで乃百合はあんな強引にカットを返そうとしてんの? 他にやりようがあるんじゃねぇの? 角度さえ決め打ちすりゃあっちに返るのにな」
「んー。期待に応えてるって感じー?」
「何だそれ」
「でもさ。乃百合ちゃんに前陣速攻は向いてるよー。磨いたらきっと輝く」
前陣速攻に必要な要素の一つにメンタルが挙げられる。ミスを恐れない心と、相手を押し込む気迫。その両方を乃百合は持ち合わせていた。
だが相手は成長するのを待ってはくれない。
マッチポイントとなった南は、ここぞとばかりに一気に畳み掛けて来た。
──強烈なカットボールッ! でも、越えなきゃ! この重さを受け止めて、越えて行かなきゃ!!──
乃百合は全身を使い、気持ちを込めて南のカットを打ち返した。先輩を押し退けてレギュラーの座を奪おうと言うのだ。これは乃百合なりの、南への答え。
【9-10】
「こ、越えた……けど、なに……今の……」
乃百合の台下から持ち上げたボールは、ネットギリギリを越えて相手コートを突き刺し、勢いを増して突き抜けた。
そして乃百合の手には、未だかつて感じたことの無い感触だけが残った。
「うーわ。根性で返したよ。乃百合って面白い奴だな」
「ループドライブかなー? 今のはちょっと凄かったかもねー」
センスと努力で一定の強さまで登ってきた乃百合とブッケンだったが、小学生時代は指導者に恵まれず、全て体験を元にここまでやって来た。
それ故、自分で放った今の打球がなんなのかに気づいていない。
そして南のマッチポイントはまだ続いている。
いつしかギャラリーの目が釘付けとなっていた。この勝負どっちに転ぶか──
──来る、体制十分、カットボールッ!──
「っりゃぁぁッ」
打ち返した乃百合の打球はまたしても、先ほど同様勢いよく南の横を抜けていった。
【10-10】
「おいおい、連続かよ。こりゃいよいよわっかんねぇぞ」
乃百合は遂にデュースに持ち込む事に成功する。乃百合の気迫が徐々に南を追い詰めていて、もはや勢いはその二人を見比べたら一目瞭然だった。
【11-10】
「三連続!!」
「目覚めた乃百合ちゃんと、武器を攻略された南先輩。これはもう決まっちゃったかなー」
次のラリーでも乃百合の手が緩むことは無い。それはまるでミスを恐れて等いない、正真正銘の攻め。
そして────
「よ、四連続ッ! 決まったぁ!!」
【12-10】
二人の戦いは、予想を覆し一年生である乃百合の勝利で幕をを下ろした。
ふと乃百合が目を向けた先では、ブッケンがピースサインを送って居た。どうやらブッケンも勝ち残ったようだ。
「 「ありがとうございました」」
最後の挨拶が終わると、南は乃百合に近づき握手を求めてきた。
「強かった。こんな負け方したんじゃ言い訳も出来ないよ。おめでとう。常葉さん」
「み、南先輩……あの……最後の大会だったのに……その……」
「気にしてるの? あれだけ闘志むき出しで来たくせに。でもまぁ確かに残念だけど、大会に出ない訳じゃ無いからね」
「え……?」
「私は個人戦に全てをかけるよ。団体戦は任せたから」
「あ。そっか……あの、個人戦頑張って下さい! 私、一生懸命応援しますからッ!」
「あ、熱苦しいな」
「照れないで下さいよー」
「気持ち悪いな」
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