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第二章【越】
器用貧乏
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試合の中で勢いがあるというのは、一つのアドバンテージである。
相手を圧倒し、一歩出る事を躊躇わせていく。
あと一歩前に出れば取れたボールが、あと一歩前に出れば決まっていたショットが中にはあったかもしれない。
【11ー9】
この結果は嘘か誠か──、
地区ナンバーワンと呼び声高い鶴岡琴女が、名も無き一年生にセットを奪われた。
「ちょっと……桜、俺の頬を抓ってくれ」
「言いたいことは分かるけど、乃百合ちゃんに失礼だよ」
「だな。本当にあいつだけはよくわかんねぇよ」
会場全体が異様な雰囲気に包まれた。
全中に続き、念珠崎が強豪校を苦しめているとあり、これは面白そうだと変な期待感が生まれ始めていた。
「あの、タイムアウトお願いします」
この状況でタイムアウトを宣告したのは、なんと乃百合の方だ。
勝っていて流れもいい筈で、寧ろタイムアウトが欲しかったのは鶴岡琴女の方だと言うのに。
トコトコと小走りでベンチに向かってくる乃百合に対して、チームメイトは、何かトラブルがあっただろうかと肝を冷やしていた。だが、乃百合の口から出た言葉は実に的外れな内容だった。
「どうでした? なんか、一セット目を取れちゃったんですけど。私、何かいつもと違いましたかね?」
「バカヤロウ! 大事なタイムアウトをそんな事で使うんじゃねぇよ──、でもまぁ、凄かったぜ。この調子で頼む」
「そんな事って……私だって皆の顔を見ると元気が出るんです! 今の勢いを更に乗せるには、皆とこうやって会話するのがいいんですもん」
「「ですもん」じゃねぇよ。いつでも振り返ってみろ。確り見守っててやるからよ」
「まっひー先輩……うっしゃー! やってやりますよ!」
一通りチームメイトと触れ合った乃百合のテンションはMAXだ。
やる気が全身から溢れ出し、離れてていても熱が伝わってきそうである。
── 一方、月裏ベンチ──
「琴女、大丈夫?」
「なあに、問題無いよ。上手いし速いけど、それだけ。もう慣れてきた。私達はもっと速くて上手い選手を沢山知ってる」
「そうだね。この会場に琴女より強い中学生は居ないよ。次のセット、頑張ってね」
「なにそれリップサービス? よくわかんないけど、今日は原海香が居ないからね。でもまあ、私達はここで負ける訳にはいかないんだ。次から更にギアを上げていくよ」
第一セットを奪われはしたものの、鶴岡琴女に焦りは無かった。寧ろ、セットを奪われた事により気持ちが引き締まった印象で、その顔つきも開始直後よりかなり良くなっている。
「じゃあそろそろ、行ってくるよ」
「任せたよ、我らがエース」
チームメイトは鶴岡琴女の勝利を信じて疑わない。
鶴岡琴女もまた、信頼するに値する絶対的エースなのだから。
──第二セット──
このセット、鶴岡琴女は決め球に通常のチキータを多用してきた。普段後ろに下がっているのは、卓上技術が弱いからでは無い。遠目で相手を観察しながらで
も、仕留める飛び道具があるから下がっているだけである。
第二セットは卓上での打ち合い。
その展開の中で、乃百合は少し押され始めていた。
先手を取られ、互いに距離の詰まったチキータを尽く打ち漏らしていた。
乃百合のショットも決まるし、相手のミスも増えた近距離戦。だが、次第に離れていく得点差──、
【6-9】
──うー。このままじゃ差が開く一方だよ……なんとかしなくちゃ──
そんな時、鶴岡琴女の放った一球に乃百合が変化を見せた。
台奥に深く入ってきたドライブを、一歩下がって懐深くに引き込んだ。そして、ボールが床に落ちる寸前で高く打ち上げてみた。
──わっ子のロビング、凄かった。確かこんな感じで……──
「ロビング!?」
「あいつ──、」
高々と舞い上がったボールが見事に相手コートに落ちる、紛れも無いロビングボール。
しかしその跳ね上がりを、鶴岡琴女は見事なまでのスマッシュで撃ち抜いた。
【6-10】
──あれ……ダメだった──
そして最終的に【7-11】でセットを奪われた。
これでセットカウントは【1-1】のイーブンとなり、試合は第三セットへと突入していく。
──第三セット──
次に乃百合のとった行動は、更に意外なものだ。
普段の立ち位置から一歩、二歩と下がり、極端な後陣で構えている。
──ブッケンの特訓に付き合っているうちに覚えた【カットマン】。これなら鶴岡選手の打球を十分に処理できる筈!──
試合が始まると同時に、見せたことも無いカットマンスタイルを始めた乃百合に、チームメイトは目を疑った。
「今度はカットマン!?」
「あんの馬鹿ッ!!」
乃百合の思惑通り、鶴岡琴女のチキータに対しては幾分処理しやすくなった。が、対峙する鶴岡琴女本人はと言うと、乃百合が下がった事によって試合が格段に楽になっていた。
──随分と軽いカットだね。その位置から怖い打球がまだ一球も来てないよ? 本当に勝つ気があるのかな? ──
鶴岡琴女の考えている通り、乃百合が必死に守って守って守った先に待っている物、それは『失点』の他に無い。
【0-3】
──ダメだ……攻めなきゃ。点が取れないなら一生勝てない──
下がった位置からの攻撃、その選択肢はドライブを於いて他に無い。今度は海香のカーブドライブを真似して打ってみた。
──ッ出来た!──
緩やかな曲線を描き、相手コートに着弾したカーブドライブ。
鶴岡琴女はそれを容易くブロックでネット手前に叩き落とした。
【0-4】
「まっひー先輩! どうしたらいいんですか!?」
乃百合のプレーを見守っていたチームメイトだったが、そのあまりの事態に、堪らずブッケンが口を開いた。
【1-6】
「どうしたらって、そんな事はここに居る全員が分かってるだろ。分かってねぇのはアイツだけだぜ」
「そ、それは……」
【2-8】
今の乃百合がやっている事はただの真似っ子に過ぎない。この場合の『出来る』と『やれる』では大分意味が違う。
例えるならば、錆びた刀で立ち向かうのが今の乃百合であり、刀とは本来、研いで鋭くして初めて相手を倒す事が出来る武器なのだ。
錆びた刀では到底相手を倒す事は出来ない。
ただ一つ、乃百合に研ぎ澄まされた刃が有るとするならば、それは間違いなく【前陣速攻】である。その事を乃百合は見失っていた。
だが、それを今の乃百合に伝える術は無い。
卓球の試合では、外部からのアドバイスは一切認められておらず、唯一アドバイスを送れるタイムアウトももう序盤に使い果たした。
チームメイトは『なんでも出来るが、なんにも出来ない』乃百合をひたすらに見守る事しか出来なかった。
相手を圧倒し、一歩出る事を躊躇わせていく。
あと一歩前に出れば取れたボールが、あと一歩前に出れば決まっていたショットが中にはあったかもしれない。
【11ー9】
この結果は嘘か誠か──、
地区ナンバーワンと呼び声高い鶴岡琴女が、名も無き一年生にセットを奪われた。
「ちょっと……桜、俺の頬を抓ってくれ」
「言いたいことは分かるけど、乃百合ちゃんに失礼だよ」
「だな。本当にあいつだけはよくわかんねぇよ」
会場全体が異様な雰囲気に包まれた。
全中に続き、念珠崎が強豪校を苦しめているとあり、これは面白そうだと変な期待感が生まれ始めていた。
「あの、タイムアウトお願いします」
この状況でタイムアウトを宣告したのは、なんと乃百合の方だ。
勝っていて流れもいい筈で、寧ろタイムアウトが欲しかったのは鶴岡琴女の方だと言うのに。
トコトコと小走りでベンチに向かってくる乃百合に対して、チームメイトは、何かトラブルがあっただろうかと肝を冷やしていた。だが、乃百合の口から出た言葉は実に的外れな内容だった。
「どうでした? なんか、一セット目を取れちゃったんですけど。私、何かいつもと違いましたかね?」
「バカヤロウ! 大事なタイムアウトをそんな事で使うんじゃねぇよ──、でもまぁ、凄かったぜ。この調子で頼む」
「そんな事って……私だって皆の顔を見ると元気が出るんです! 今の勢いを更に乗せるには、皆とこうやって会話するのがいいんですもん」
「「ですもん」じゃねぇよ。いつでも振り返ってみろ。確り見守っててやるからよ」
「まっひー先輩……うっしゃー! やってやりますよ!」
一通りチームメイトと触れ合った乃百合のテンションはMAXだ。
やる気が全身から溢れ出し、離れてていても熱が伝わってきそうである。
── 一方、月裏ベンチ──
「琴女、大丈夫?」
「なあに、問題無いよ。上手いし速いけど、それだけ。もう慣れてきた。私達はもっと速くて上手い選手を沢山知ってる」
「そうだね。この会場に琴女より強い中学生は居ないよ。次のセット、頑張ってね」
「なにそれリップサービス? よくわかんないけど、今日は原海香が居ないからね。でもまあ、私達はここで負ける訳にはいかないんだ。次から更にギアを上げていくよ」
第一セットを奪われはしたものの、鶴岡琴女に焦りは無かった。寧ろ、セットを奪われた事により気持ちが引き締まった印象で、その顔つきも開始直後よりかなり良くなっている。
「じゃあそろそろ、行ってくるよ」
「任せたよ、我らがエース」
チームメイトは鶴岡琴女の勝利を信じて疑わない。
鶴岡琴女もまた、信頼するに値する絶対的エースなのだから。
──第二セット──
このセット、鶴岡琴女は決め球に通常のチキータを多用してきた。普段後ろに下がっているのは、卓上技術が弱いからでは無い。遠目で相手を観察しながらで
も、仕留める飛び道具があるから下がっているだけである。
第二セットは卓上での打ち合い。
その展開の中で、乃百合は少し押され始めていた。
先手を取られ、互いに距離の詰まったチキータを尽く打ち漏らしていた。
乃百合のショットも決まるし、相手のミスも増えた近距離戦。だが、次第に離れていく得点差──、
【6-9】
──うー。このままじゃ差が開く一方だよ……なんとかしなくちゃ──
そんな時、鶴岡琴女の放った一球に乃百合が変化を見せた。
台奥に深く入ってきたドライブを、一歩下がって懐深くに引き込んだ。そして、ボールが床に落ちる寸前で高く打ち上げてみた。
──わっ子のロビング、凄かった。確かこんな感じで……──
「ロビング!?」
「あいつ──、」
高々と舞い上がったボールが見事に相手コートに落ちる、紛れも無いロビングボール。
しかしその跳ね上がりを、鶴岡琴女は見事なまでのスマッシュで撃ち抜いた。
【6-10】
──あれ……ダメだった──
そして最終的に【7-11】でセットを奪われた。
これでセットカウントは【1-1】のイーブンとなり、試合は第三セットへと突入していく。
──第三セット──
次に乃百合のとった行動は、更に意外なものだ。
普段の立ち位置から一歩、二歩と下がり、極端な後陣で構えている。
──ブッケンの特訓に付き合っているうちに覚えた【カットマン】。これなら鶴岡選手の打球を十分に処理できる筈!──
試合が始まると同時に、見せたことも無いカットマンスタイルを始めた乃百合に、チームメイトは目を疑った。
「今度はカットマン!?」
「あんの馬鹿ッ!!」
乃百合の思惑通り、鶴岡琴女のチキータに対しては幾分処理しやすくなった。が、対峙する鶴岡琴女本人はと言うと、乃百合が下がった事によって試合が格段に楽になっていた。
──随分と軽いカットだね。その位置から怖い打球がまだ一球も来てないよ? 本当に勝つ気があるのかな? ──
鶴岡琴女の考えている通り、乃百合が必死に守って守って守った先に待っている物、それは『失点』の他に無い。
【0-3】
──ダメだ……攻めなきゃ。点が取れないなら一生勝てない──
下がった位置からの攻撃、その選択肢はドライブを於いて他に無い。今度は海香のカーブドライブを真似して打ってみた。
──ッ出来た!──
緩やかな曲線を描き、相手コートに着弾したカーブドライブ。
鶴岡琴女はそれを容易くブロックでネット手前に叩き落とした。
【0-4】
「まっひー先輩! どうしたらいいんですか!?」
乃百合のプレーを見守っていたチームメイトだったが、そのあまりの事態に、堪らずブッケンが口を開いた。
【1-6】
「どうしたらって、そんな事はここに居る全員が分かってるだろ。分かってねぇのはアイツだけだぜ」
「そ、それは……」
【2-8】
今の乃百合がやっている事はただの真似っ子に過ぎない。この場合の『出来る』と『やれる』では大分意味が違う。
例えるならば、錆びた刀で立ち向かうのが今の乃百合であり、刀とは本来、研いで鋭くして初めて相手を倒す事が出来る武器なのだ。
錆びた刀では到底相手を倒す事は出来ない。
ただ一つ、乃百合に研ぎ澄まされた刃が有るとするならば、それは間違いなく【前陣速攻】である。その事を乃百合は見失っていた。
だが、それを今の乃百合に伝える術は無い。
卓球の試合では、外部からのアドバイスは一切認められておらず、唯一アドバイスを送れるタイムアウトももう序盤に使い果たした。
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