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第三章 巣立ち
第35話 オアシス都市
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夜。
高速馬車はオアシス都市パミールに到着した。
カルルク帝国は砂漠が国土の大半を占めるが、人の住む場所に水は必要不可欠である。
故にオアシスの周辺には都市が出来る。これが広大な砂漠にいくつか点在しているのである。
「んじゃ。俺っちは宿に空きがないか聞いてきやすんで。お嬢たちはちょっと待っててくだせえ」
夜である為。街の風景はよく分からないが。建物の外観は石や土で出来た外壁が街灯に照らされて白く浮かんでいた。
建物の窓からはあたたかな光が外に漏れている。
「ルーシーちゃん。疲れちゃった? 今日は一日中高速馬車に乗ってたしね。私も身体がバキバキになっちゃった」
両腕を上げ背伸びをするイレーナ。ボキボキと音を立てるその身体は。
マントを着ている時には分からなかったが。かなり鍛えられている。
皮の鎧の隙間から覗く彼女の素肌を見て、同性ながらその肉体美に見とれるルーシーであった。
「あのー。イレーナさん。ここってカルルク砂漠なんですよね?」
「ええ、そうよ。カルルクの首都まではあと三日位ってところかしら。うん? 何か聞きたいことでもあるの?」
「うーん。カルルク帝国には魔物がいるってお父様から聞いてたので。でも今日はそんなの見てないし。本当にここがカルルク砂漠なのかなって……」
「あ、そっか。それはね。パパが魔物を避けて進んでたからよ。まあ空を飛ぶ魔物だったら襲撃もあるかもだけど、今日はいなかったわね。いずれは見られると思うわ」
「そうなんですか。ちょっと期待してたっていうか、なんか物足りないなぁって」
ちょっと失言だったか。魔物の遭遇に期待するなんて、プロの冒険者に対して失礼だとは思ったが、イレーナは満面の笑みで返す。
「うふふ。ルーシーちゃん。冒険者になる? 毎日見放題よ? それに魔法使いなら大歓迎よ。いつでも待ってるわ。あ! パパが戻ってきた」
「お待たせっす。二部屋しかなかったっす。すまねぇが、お嬢とイレーナは同室になってしまいますがよかったっすか?」
「アランおじさん。お構いなく。それにイレーナさんとはもっとお話したいのでこれからも二部屋でお願いします」
「そっすか? 俺っちとしてはイレーナが迷惑掛けるんじゃないかと心配でやんすが」
「もう、パパ。私はいびきとか掻きませんよ? それに、妹が出来たみたいで私は大歓迎ですから」
「イレーナの気持ちは関係ないっす……。でも、そうでやんすね。お嬢がそれでいいなら今後もそうさせていただきやす」
高速馬車は宿の駐車場に止まる。
「じゃあさっそく、中に入りましょうや。夕食はその後探しましょう。飯よりもまず宿っすからね」
ルーシー達の泊まる宿は、格安ではなくそれなりの値段がする。中の上といったランクの宿だった。
広くはないが清潔なシーツのベッドが二台にお風呂が部屋ごとにある。
「部屋は悪くないわね。今夜はぐっすり眠れそう。さて。今日は何を食べようかしら。ルーシーちゃんは何が食べたい?」
「うーん。私、詳しくないから。イレーナさんとアランおじさんのお勧めがあれば……」
「そっか、ならカルルク初日だし。魔物の肉でも食べてみる? デスイーターなんてお勧めよ」
部屋を出るルーシーとイレーナ。外にはアランが待っていた。
「お嬢。お疲れっす。さて食事っすが……、イレーナの顔を察するに、デスイーターっすね。イレーナはアレが好きっすからね。でもお嬢は海老は好きでやんすか?」
会話が聞こえていたのかは不明だが、アランはイレーナの意向を汲み取る。
さすが親子だとルーシーは思った。いや、アランは相手の表情で何を考えているのか分かる。父がアランの洞察力の高さを褒めていたのを思い出した。
「デスイーターが何か分かりませんけど……海老は好きです」
「ならきまりっすね。では行くとしましょう。ところで馬車の警備、お嬢のアレに任せちまってよかったんすか?」
「ええ、ハインド君は時々呼ばないと拗ねるし。本人が喜んでるんだからいいのよ。あの馬車、警備にお金かかるって聞いたから少しでも負担を減らせるし。私も旅で少し貢献したい」
「……お嬢。立派になったっすね、俺っちは嬉しくて涙がでてきやす」
「……もう、パパ。恥ずかしいからさっさと行きましょう。私はお腹が空き過ぎて泣きそうです」
----------
高速馬車、魔法機械で出来た技術の結晶。それを一般の馬車置き場に止めるのは軽率だ。
その一台だけで数年は遊んで暮らせる価値のある高速馬車を放置するのはリスク意外の何物でもない。
厳重な警備が必要である。
『ふむ、ルカ・レスレクシオン。やつはこんなものを作っていたのか……。それに比べ私はあの時何が出来ただろう』
ハインドは無くした記憶の中で、マスターであるルーシーから聞かされた、かつての妄執について考える。
『私はルカを憎んでいた。なぜ? 尊敬こそすれ、なぜ私は嫉妬という感情に飲まれたのか。かつての自分が分からない……』
今のハインドは、ルーシーとの魂の繋がりにより、そのような嫉妬の感情は無い。生前よりも清々しい気分でいられる。
ただマスターであるルーシーの成長を見守りたい。そういった感情で満たされていた。
『そういえば、マスターから本を授かっていた。出発までには時間がある、警備のついでに読むとしよう。……これは! 『地獄の女監獄長』ではないか。さすがマスター、お気遣いに感謝を』
この時、高速馬車を狙う盗人はずっと見ていた。あわよくばこの高速馬車を盗めば一攫千金であると。
だが、それはできなかった。手癖の悪いゴロツキとて出来なかったのだ。
なぜ。それは車内でぶつぶつと喋るフードを被った男がひたすら不気味だったのだ。
『ふ、汚らわしい豚共が。私がこの地獄の新たな支配者である。さーて、豚さんたち、私が慈悲を与えましょうか? この監獄は地獄だそうね? でも私が来たからにはここは天国でもあるのよ?』
ハインドは本を読むとき、声に出してしまうタイプであった。
高速馬車はオアシス都市パミールに到着した。
カルルク帝国は砂漠が国土の大半を占めるが、人の住む場所に水は必要不可欠である。
故にオアシスの周辺には都市が出来る。これが広大な砂漠にいくつか点在しているのである。
「んじゃ。俺っちは宿に空きがないか聞いてきやすんで。お嬢たちはちょっと待っててくだせえ」
夜である為。街の風景はよく分からないが。建物の外観は石や土で出来た外壁が街灯に照らされて白く浮かんでいた。
建物の窓からはあたたかな光が外に漏れている。
「ルーシーちゃん。疲れちゃった? 今日は一日中高速馬車に乗ってたしね。私も身体がバキバキになっちゃった」
両腕を上げ背伸びをするイレーナ。ボキボキと音を立てるその身体は。
マントを着ている時には分からなかったが。かなり鍛えられている。
皮の鎧の隙間から覗く彼女の素肌を見て、同性ながらその肉体美に見とれるルーシーであった。
「あのー。イレーナさん。ここってカルルク砂漠なんですよね?」
「ええ、そうよ。カルルクの首都まではあと三日位ってところかしら。うん? 何か聞きたいことでもあるの?」
「うーん。カルルク帝国には魔物がいるってお父様から聞いてたので。でも今日はそんなの見てないし。本当にここがカルルク砂漠なのかなって……」
「あ、そっか。それはね。パパが魔物を避けて進んでたからよ。まあ空を飛ぶ魔物だったら襲撃もあるかもだけど、今日はいなかったわね。いずれは見られると思うわ」
「そうなんですか。ちょっと期待してたっていうか、なんか物足りないなぁって」
ちょっと失言だったか。魔物の遭遇に期待するなんて、プロの冒険者に対して失礼だとは思ったが、イレーナは満面の笑みで返す。
「うふふ。ルーシーちゃん。冒険者になる? 毎日見放題よ? それに魔法使いなら大歓迎よ。いつでも待ってるわ。あ! パパが戻ってきた」
「お待たせっす。二部屋しかなかったっす。すまねぇが、お嬢とイレーナは同室になってしまいますがよかったっすか?」
「アランおじさん。お構いなく。それにイレーナさんとはもっとお話したいのでこれからも二部屋でお願いします」
「そっすか? 俺っちとしてはイレーナが迷惑掛けるんじゃないかと心配でやんすが」
「もう、パパ。私はいびきとか掻きませんよ? それに、妹が出来たみたいで私は大歓迎ですから」
「イレーナの気持ちは関係ないっす……。でも、そうでやんすね。お嬢がそれでいいなら今後もそうさせていただきやす」
高速馬車は宿の駐車場に止まる。
「じゃあさっそく、中に入りましょうや。夕食はその後探しましょう。飯よりもまず宿っすからね」
ルーシー達の泊まる宿は、格安ではなくそれなりの値段がする。中の上といったランクの宿だった。
広くはないが清潔なシーツのベッドが二台にお風呂が部屋ごとにある。
「部屋は悪くないわね。今夜はぐっすり眠れそう。さて。今日は何を食べようかしら。ルーシーちゃんは何が食べたい?」
「うーん。私、詳しくないから。イレーナさんとアランおじさんのお勧めがあれば……」
「そっか、ならカルルク初日だし。魔物の肉でも食べてみる? デスイーターなんてお勧めよ」
部屋を出るルーシーとイレーナ。外にはアランが待っていた。
「お嬢。お疲れっす。さて食事っすが……、イレーナの顔を察するに、デスイーターっすね。イレーナはアレが好きっすからね。でもお嬢は海老は好きでやんすか?」
会話が聞こえていたのかは不明だが、アランはイレーナの意向を汲み取る。
さすが親子だとルーシーは思った。いや、アランは相手の表情で何を考えているのか分かる。父がアランの洞察力の高さを褒めていたのを思い出した。
「デスイーターが何か分かりませんけど……海老は好きです」
「ならきまりっすね。では行くとしましょう。ところで馬車の警備、お嬢のアレに任せちまってよかったんすか?」
「ええ、ハインド君は時々呼ばないと拗ねるし。本人が喜んでるんだからいいのよ。あの馬車、警備にお金かかるって聞いたから少しでも負担を減らせるし。私も旅で少し貢献したい」
「……お嬢。立派になったっすね、俺っちは嬉しくて涙がでてきやす」
「……もう、パパ。恥ずかしいからさっさと行きましょう。私はお腹が空き過ぎて泣きそうです」
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高速馬車、魔法機械で出来た技術の結晶。それを一般の馬車置き場に止めるのは軽率だ。
その一台だけで数年は遊んで暮らせる価値のある高速馬車を放置するのはリスク意外の何物でもない。
厳重な警備が必要である。
『ふむ、ルカ・レスレクシオン。やつはこんなものを作っていたのか……。それに比べ私はあの時何が出来ただろう』
ハインドは無くした記憶の中で、マスターであるルーシーから聞かされた、かつての妄執について考える。
『私はルカを憎んでいた。なぜ? 尊敬こそすれ、なぜ私は嫉妬という感情に飲まれたのか。かつての自分が分からない……』
今のハインドは、ルーシーとの魂の繋がりにより、そのような嫉妬の感情は無い。生前よりも清々しい気分でいられる。
ただマスターであるルーシーの成長を見守りたい。そういった感情で満たされていた。
『そういえば、マスターから本を授かっていた。出発までには時間がある、警備のついでに読むとしよう。……これは! 『地獄の女監獄長』ではないか。さすがマスター、お気遣いに感謝を』
この時、高速馬車を狙う盗人はずっと見ていた。あわよくばこの高速馬車を盗めば一攫千金であると。
だが、それはできなかった。手癖の悪いゴロツキとて出来なかったのだ。
なぜ。それは車内でぶつぶつと喋るフードを被った男がひたすら不気味だったのだ。
『ふ、汚らわしい豚共が。私がこの地獄の新たな支配者である。さーて、豚さんたち、私が慈悲を与えましょうか? この監獄は地獄だそうね? でも私が来たからにはここは天国でもあるのよ?』
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