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第八章 ダンスパーティー
第141話 宮中パーティー⑦
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都市中央の一番高い見張り搭にて。
「マーガレットは無事に敵と遭遇。ふう、久しぶりで少し慎重に過ぎました。アラン先生、フォロー感謝いたします。さて次は……」
アランが見張り搭に戻る。
背中には巨大な弓と鋼鉄の矢が収められた矢筒。
彼の任務は高台にて、遠くを見回し、敵の出現をいち早くオリビアに知らせることだ。
もちろんそれ以外には臨機応変に立ち回ることも許されている。
アランがいない場合はセバスティアーナがバックアップをする。
目の良さではアランに一日の長があるのだ。
「ふう、さすがはオリビア陛下っすね。しかしやつら、本当に今日事を起こすとはね。
つまり、奴らは遂に見つけたって事っすかね、ドラゴンロードの生まれ変わりの少女ってのを……」
「はい、おそらくは無名仙人がいたころから目途は付けていたのかもしれません。
問題はいつ行動を起こすか、その計画を立てていたのでしょう。
もしかしたら、その少女は普段は一般人が進入しにくい場所に住んでいるのかもしれませんね。例えば学園とか」
「生徒の可能性もあるってことっすか? でもそんな怪しい存在は見たことないっすね。
呪いのドラゴンロード・ルシウス……。やつは人間の持つ負の感情に付け入り、呪いの力で人々を争わせて、その憎悪の連鎖を何よりも楽しむ邪竜。
その生まれ変わり……。きっとそいつは性格が悪いに違いない。俺っちが見たら一目で分かりそうなもんっすが……」
「おや、アラン先生は呪いのドラゴンロードを見たことがあるのですか?」
「まあ、見たというか、殺されたというか。……そんなとこっす……。
おっと陛下、見つけましたぜ。ローブをまとった男が屋上に一人。それに奴は何か大げさに両手を上げて魔法を唱えようとしていますぜ!」
「両手を上げて? いけない! では、イレーナ、たのみますよ!」
オリビアは椅子から立ち上がると魔力を集中させる。
「陛下、余り御無理はなさらないほうが……」
イレーナは心配そうに言いながらも、オリビアの前に立ち細身の剣を鞘から抜く。
「ふふ、ありがとうイレーナ。でも私よりこの街の地理に詳しい人間はいないでしょう。それに私だってルカやマーガレットに引けを取らない魔法使いなんですよ。
寸分の狂いもなくも目的地にテレポートしてさしあげます。ではイレーナ、ご武運を、グレーターテレポーテーション!」
オリビアの発動した魔法でイレーナはその場から跡形もなく消える。
「ふう、連続使用はさすがに少し疲れるわねぇ。でも、私には戦闘の経験が少ない、この程度の手助けしかできなくて本当にごめんなさい」
「ふふ、オリビアちゃんよ。お前さんは昔からそう言うがな。それは見込み違いと言うものよ。
お主のグレーターテレポーテーションははっきり言うとチートじゃぞ? 吾輩もそれなりに使えるが、その距離と座標の性格さは未だに世界一じゃろうて」
オリビア・カルルクは誰よりも帝国の地理に詳しい。
皇位を退いてからは、より国内を出歩くようになった。砂漠方面はさすがに現皇帝や息子たちに止められたが毎日散歩と称して街中を歩き回っていたのだ。
ゆえに彼女のグレーターテレポーテーションは対象を首都圏内ならば、どこであろうと送り届けることが出来るのだ。
「ルカ……。そう言ってくれて嬉しいわ。
さて、ホーカムとやらが自白した情報だと闇の執行官はヘイズ以外にもあと一人いるはずです。
おそらく陽動作戦としてこちらの戦力を減らすのが目的だろうけど、結局肝心のヘイズが見つからないのは後手に回ってしまうわ。
かといってこちらも戦力を温存して、奴らにこの帝国で好き勝手に暴れさせるわけにもいきません。
こちらも全力で対応するしかないのです」
「うむ、吾輩も同感じゃ。しかし、カルルク帝国にまさかルシウスの生まれ変わりがいるとはのう。
厄介な話じゃて、奴はグプタのドラゴンロード達と違って話が通じそうにないからのう」
「ドラゴンロード達ってルカ。グプタにはベアトリクス様だけでしょう? まるでもう一人いるみたいな言い方……」
「いや、おるぞー。とびっきり可愛いドラゴンロードがのう。今はさしずめ舞踏会のドラゴンロードといったところかのう。
ここ一週間は一生懸命にダンスの練習をしておったよ。お主の孫、ニコラス殿下にお似合いじゃて、わっはっは」
「ああ、ルーシーちゃんのことね。うふふ、あの子がニコラスと結婚してくれたら私も嬉しいわ。皇室がもっと明るくなって民たちとの距離が一気に縮まると思わない?」
「おう、そうじゃな、お主の子供達は真面目というか堅物ばかりじゃからのう」
…………。
「あのー、ルカ様にオリビア様。もしかしてそのドラゴンロードの生まれ変わりって、ルーシーちゃんじゃ――」
セバスティアーナがそう言いかけた瞬間。
ズーン! 轟音と共に宮殿から火の手が上がる。
「陛下、いましたぜ! 宮殿の入り口付近に黒いローブを被った男っす」
「ち、やはり次は宮殿ですか。セバスちゃん、ではお願いしますね。……引退したのにごめんなさい」
「いいえ、まだまだ私はルカ様より若いですので。ご心配なく」
セバスティアーナはメイド服の上から二本の剣を腰に装着する。
「グレーターテレポーテーション!」
「マーガレットは無事に敵と遭遇。ふう、久しぶりで少し慎重に過ぎました。アラン先生、フォロー感謝いたします。さて次は……」
アランが見張り搭に戻る。
背中には巨大な弓と鋼鉄の矢が収められた矢筒。
彼の任務は高台にて、遠くを見回し、敵の出現をいち早くオリビアに知らせることだ。
もちろんそれ以外には臨機応変に立ち回ることも許されている。
アランがいない場合はセバスティアーナがバックアップをする。
目の良さではアランに一日の長があるのだ。
「ふう、さすがはオリビア陛下っすね。しかしやつら、本当に今日事を起こすとはね。
つまり、奴らは遂に見つけたって事っすかね、ドラゴンロードの生まれ変わりの少女ってのを……」
「はい、おそらくは無名仙人がいたころから目途は付けていたのかもしれません。
問題はいつ行動を起こすか、その計画を立てていたのでしょう。
もしかしたら、その少女は普段は一般人が進入しにくい場所に住んでいるのかもしれませんね。例えば学園とか」
「生徒の可能性もあるってことっすか? でもそんな怪しい存在は見たことないっすね。
呪いのドラゴンロード・ルシウス……。やつは人間の持つ負の感情に付け入り、呪いの力で人々を争わせて、その憎悪の連鎖を何よりも楽しむ邪竜。
その生まれ変わり……。きっとそいつは性格が悪いに違いない。俺っちが見たら一目で分かりそうなもんっすが……」
「おや、アラン先生は呪いのドラゴンロードを見たことがあるのですか?」
「まあ、見たというか、殺されたというか。……そんなとこっす……。
おっと陛下、見つけましたぜ。ローブをまとった男が屋上に一人。それに奴は何か大げさに両手を上げて魔法を唱えようとしていますぜ!」
「両手を上げて? いけない! では、イレーナ、たのみますよ!」
オリビアは椅子から立ち上がると魔力を集中させる。
「陛下、余り御無理はなさらないほうが……」
イレーナは心配そうに言いながらも、オリビアの前に立ち細身の剣を鞘から抜く。
「ふふ、ありがとうイレーナ。でも私よりこの街の地理に詳しい人間はいないでしょう。それに私だってルカやマーガレットに引けを取らない魔法使いなんですよ。
寸分の狂いもなくも目的地にテレポートしてさしあげます。ではイレーナ、ご武運を、グレーターテレポーテーション!」
オリビアの発動した魔法でイレーナはその場から跡形もなく消える。
「ふう、連続使用はさすがに少し疲れるわねぇ。でも、私には戦闘の経験が少ない、この程度の手助けしかできなくて本当にごめんなさい」
「ふふ、オリビアちゃんよ。お前さんは昔からそう言うがな。それは見込み違いと言うものよ。
お主のグレーターテレポーテーションははっきり言うとチートじゃぞ? 吾輩もそれなりに使えるが、その距離と座標の性格さは未だに世界一じゃろうて」
オリビア・カルルクは誰よりも帝国の地理に詳しい。
皇位を退いてからは、より国内を出歩くようになった。砂漠方面はさすがに現皇帝や息子たちに止められたが毎日散歩と称して街中を歩き回っていたのだ。
ゆえに彼女のグレーターテレポーテーションは対象を首都圏内ならば、どこであろうと送り届けることが出来るのだ。
「ルカ……。そう言ってくれて嬉しいわ。
さて、ホーカムとやらが自白した情報だと闇の執行官はヘイズ以外にもあと一人いるはずです。
おそらく陽動作戦としてこちらの戦力を減らすのが目的だろうけど、結局肝心のヘイズが見つからないのは後手に回ってしまうわ。
かといってこちらも戦力を温存して、奴らにこの帝国で好き勝手に暴れさせるわけにもいきません。
こちらも全力で対応するしかないのです」
「うむ、吾輩も同感じゃ。しかし、カルルク帝国にまさかルシウスの生まれ変わりがいるとはのう。
厄介な話じゃて、奴はグプタのドラゴンロード達と違って話が通じそうにないからのう」
「ドラゴンロード達ってルカ。グプタにはベアトリクス様だけでしょう? まるでもう一人いるみたいな言い方……」
「いや、おるぞー。とびっきり可愛いドラゴンロードがのう。今はさしずめ舞踏会のドラゴンロードといったところかのう。
ここ一週間は一生懸命にダンスの練習をしておったよ。お主の孫、ニコラス殿下にお似合いじゃて、わっはっは」
「ああ、ルーシーちゃんのことね。うふふ、あの子がニコラスと結婚してくれたら私も嬉しいわ。皇室がもっと明るくなって民たちとの距離が一気に縮まると思わない?」
「おう、そうじゃな、お主の子供達は真面目というか堅物ばかりじゃからのう」
…………。
「あのー、ルカ様にオリビア様。もしかしてそのドラゴンロードの生まれ変わりって、ルーシーちゃんじゃ――」
セバスティアーナがそう言いかけた瞬間。
ズーン! 轟音と共に宮殿から火の手が上がる。
「陛下、いましたぜ! 宮殿の入り口付近に黒いローブを被った男っす」
「ち、やはり次は宮殿ですか。セバスちゃん、ではお願いしますね。……引退したのにごめんなさい」
「いいえ、まだまだ私はルカ様より若いですので。ご心配なく」
セバスティアーナはメイド服の上から二本の剣を腰に装着する。
「グレーターテレポーテーション!」
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