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第二章 逃避行
第20話 商業都市フェルガナ②
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俺達の買い物は夕方まで続いた。
衣類は夏に向けて薄手のシャツや、ズボン、日よけのフード付きのマントなど、店員さんのお勧め品を購入した。
商業ギルド公式の店だから。店員さん自身も旅の経験がある。
だから、的確にアドバイスしてくれる。すこし高くても品質は確かだし言うことはない。
安く買おうとしてギルド非公式の店で買って痛い目を見た人の話はよく聞くしな。
次に俺達は武器屋を訪れた。
戦闘用の武器は今のところ必要ない。そう、肉だ。
俺達はついさっき味わった肉の味が忘れられないのだ。
武器屋の店主は俺達を見て冷やかしかと思ったのだろう。
最初はそっけない感じだったが、狩猟具のコーナーにいくと声を掛けてきた。
なるほど、武器屋に行く若者のカップルは冷やかしが多いのだろう。
彼女に自慢したいが為に、ありもしない武勇伝を語るものだ。
それを見続けてきたのだろう、そういった店主の態度だった。
「お客さん、どういった得物をお探しで? 若いようですが。武器は扱えるんですかい?」
狩猟具のコーナーで彼女に自慢する奴はいない。店主は俺達を客だと判断したという事だ。
「はい、剣と弓なら少し使えるんですけど、狩猟は初心者です。
ですので小動物を狩るのにいい、弓矢とかさがしてるんですけど。大型の動物は必要なくて、その日の食事の足しにできる程度の小動物を狩ろうかと」
「ふむ、だとすれば、クロスボウがお勧めですね。分解すれば邪魔になりませんし。
射程距離は短いですが、技量に影響されません。
そうですね、それと解体用のナイフも必要ですな。皮を剥ぐのに便利な、そうですね、このあたりのナイフなら問題ないですな」
店主に言われるがままに、俺はクロスボウとナイフを購入した。
あとは獲物の解体方法や調理方法が書かれた、初心者用の本なんかも購入した。
よかった、わざわざ本屋にいく手間が省けた。
「ねえ、カイル、前にも聞きたかったんだけど、魔法で獲物を狩ればいいじゃない。なんでわざわざ弓矢が必要なの?」
「言ってなかったっけ? 美味しい肉を狩るには内臓を傷付けずに血を抜かないといけないんだよ。
魔法でそういうことができるなら別だけどね、そうしないと食べれたものじゃないよ?」
「へぇ。詳しいじゃない。さっき店主さんがそんなこと言ってたわね。じゃあ美味しい肉を食べるためにはあと何が必要なの?」
「うん、そうだな。シャルロットさっき食べた肉の味、憶えてる?」
「そうね、なんかピリッと辛かった。それに不思議な香りがしたけど、ぜんぜん嫌じゃない。むしろ病みつきになる味付けだったわ。あ、香辛料ね!」
「その通り、香辛料は保存も効くし、少し多めに買っておこう」
俺達は露店に向かう。
「露店なの? 商業ギルドの店じゃなくて?」
「ああ、商業ギルドで香辛料を買う人は大抵商人で大口で買う場合だよ。
先物取引とかもあるらしい。俺もよくわからないけどね。香辛料に関しては個人で使う分は露店で買うんだ。品質とか特に関係ないしね」
「へぇ、詳しいわね。すこし見直しちゃったかしら」
「ひどいな、そこまで俺は駄目な奴だったのか?」
「魔法に関してはね。あなた魔法は全然だめじゃない」
「魔法に関しては、おいおい考えておくよ」
魔法か、魔法学院はもう無い。
これからどうすべきか、いや俺はシャルロットを守る義務がある。
いや、義務ではない。成り行きとはいえ。今はとにかく守りたいから守る、それでいい。
「あっ! そうだ。シャルロットのマジックワンドが無かったんだっけ、まだ夕方だ、急げばまだ店は開いてるだろう」
将来のことは大事だが、それは少し先延ばしだ。今は逃げる、これだけは絶対にやらなければならないのだ。
ドラゴンを王都に呼び出した奴ら。貴族を殺すといってた奴ら。
それらから彼女を守らないと。今はそれだけを考えればいい。
そういえば俺は前から疑問だった事があった。
「なあ、シャルロット、魔法学院の生徒として恥ずかしい質問をするんだけど。マジックワンドって意味あるのか?」
少し沈黙が流れた。まあそうだろう。本当に今さらな質問だ。だがシャルロットの反応は少し違った。
「いい質問ね。見直したわ。なかなか確信をついてるわよ。……こほん、正直に言えば必要ありません。
まあ初心者が魔力を集中させる為に便利な初心者用の道具ではあるわね。その辺の詳しい話は後にしましょう。
それなりにメリットはあるけど、私にはそこまで必須ではない。もっとも、国宝級のマジックワンドには、強力な魔法が封じられている逸品もある。
でもそんなの買えないでしょ? 売ってないんだから。だから凄く安いのでいいのよ。行きましょう」
魔法道具屋に着くと。そこには、ずらっと魔法道具が並んでいた。
閉店準備を始めていたのか、少し嫌な顔をしたおばあさんの店主が俺達をみた。
「マジックワンドあるかしら。えっと、完結に言うわね。宝石なし、素材は旧魔法学院基準を満たしている中で一番安いやつでいいわ。
あと付加効果は詠唱速度向上のみ。その他属性強化はいらないわ」
速いオーダーだった。普通魔法の杖ってじっくり吟味して選ぶんじゃないのか。
それとも閉店ギリギリの夕方に来た俺が悪いのだろうか。
でも、シャルロットのオーダーは最初から決まっているように思える。魔法使いとしては遥かに格上だ、そんな彼女が妥協するようにも思えない。
あとで聞いておこう。これも教養だ。
魔法道具屋のおばあさんは目を丸くしたが。
瞬時に理解したのか奥の棚にあった。マジックワンドを取り出す。
値段は確かに学院長のプレゼントの売値の十分の一だった。
「あんた分かってるお客だね。若いのに立派なことじゃ。ほれ、これはサービスじゃ。
兄ちゃんにも同じものをもう一本やるよ。正直売れないからね。分かってる人に持ってもらった方がいいのさ」
たしかに箱は埃を被っていた。なかから出てきたのはみすぼらしい木の棒だった。
シャルロットはいった。
「これはね。貴族が使う現在の魔法学院基準のマジックワンドとまったく同じ性能なのよ、値段は倍近くの差があるけど」
なるほど、意味がないとはこう言う事か。たしかに歴史をみれば最初の魔法使いは貴族ではなかった。
魔法学院基準か、結局貴族の利権なのだろう。
俺は少し賢くなった気がした。
衣類は夏に向けて薄手のシャツや、ズボン、日よけのフード付きのマントなど、店員さんのお勧め品を購入した。
商業ギルド公式の店だから。店員さん自身も旅の経験がある。
だから、的確にアドバイスしてくれる。すこし高くても品質は確かだし言うことはない。
安く買おうとしてギルド非公式の店で買って痛い目を見た人の話はよく聞くしな。
次に俺達は武器屋を訪れた。
戦闘用の武器は今のところ必要ない。そう、肉だ。
俺達はついさっき味わった肉の味が忘れられないのだ。
武器屋の店主は俺達を見て冷やかしかと思ったのだろう。
最初はそっけない感じだったが、狩猟具のコーナーにいくと声を掛けてきた。
なるほど、武器屋に行く若者のカップルは冷やかしが多いのだろう。
彼女に自慢したいが為に、ありもしない武勇伝を語るものだ。
それを見続けてきたのだろう、そういった店主の態度だった。
「お客さん、どういった得物をお探しで? 若いようですが。武器は扱えるんですかい?」
狩猟具のコーナーで彼女に自慢する奴はいない。店主は俺達を客だと判断したという事だ。
「はい、剣と弓なら少し使えるんですけど、狩猟は初心者です。
ですので小動物を狩るのにいい、弓矢とかさがしてるんですけど。大型の動物は必要なくて、その日の食事の足しにできる程度の小動物を狩ろうかと」
「ふむ、だとすれば、クロスボウがお勧めですね。分解すれば邪魔になりませんし。
射程距離は短いですが、技量に影響されません。
そうですね、それと解体用のナイフも必要ですな。皮を剥ぐのに便利な、そうですね、このあたりのナイフなら問題ないですな」
店主に言われるがままに、俺はクロスボウとナイフを購入した。
あとは獲物の解体方法や調理方法が書かれた、初心者用の本なんかも購入した。
よかった、わざわざ本屋にいく手間が省けた。
「ねえ、カイル、前にも聞きたかったんだけど、魔法で獲物を狩ればいいじゃない。なんでわざわざ弓矢が必要なの?」
「言ってなかったっけ? 美味しい肉を狩るには内臓を傷付けずに血を抜かないといけないんだよ。
魔法でそういうことができるなら別だけどね、そうしないと食べれたものじゃないよ?」
「へぇ。詳しいじゃない。さっき店主さんがそんなこと言ってたわね。じゃあ美味しい肉を食べるためにはあと何が必要なの?」
「うん、そうだな。シャルロットさっき食べた肉の味、憶えてる?」
「そうね、なんかピリッと辛かった。それに不思議な香りがしたけど、ぜんぜん嫌じゃない。むしろ病みつきになる味付けだったわ。あ、香辛料ね!」
「その通り、香辛料は保存も効くし、少し多めに買っておこう」
俺達は露店に向かう。
「露店なの? 商業ギルドの店じゃなくて?」
「ああ、商業ギルドで香辛料を買う人は大抵商人で大口で買う場合だよ。
先物取引とかもあるらしい。俺もよくわからないけどね。香辛料に関しては個人で使う分は露店で買うんだ。品質とか特に関係ないしね」
「へぇ、詳しいわね。すこし見直しちゃったかしら」
「ひどいな、そこまで俺は駄目な奴だったのか?」
「魔法に関してはね。あなた魔法は全然だめじゃない」
「魔法に関しては、おいおい考えておくよ」
魔法か、魔法学院はもう無い。
これからどうすべきか、いや俺はシャルロットを守る義務がある。
いや、義務ではない。成り行きとはいえ。今はとにかく守りたいから守る、それでいい。
「あっ! そうだ。シャルロットのマジックワンドが無かったんだっけ、まだ夕方だ、急げばまだ店は開いてるだろう」
将来のことは大事だが、それは少し先延ばしだ。今は逃げる、これだけは絶対にやらなければならないのだ。
ドラゴンを王都に呼び出した奴ら。貴族を殺すといってた奴ら。
それらから彼女を守らないと。今はそれだけを考えればいい。
そういえば俺は前から疑問だった事があった。
「なあ、シャルロット、魔法学院の生徒として恥ずかしい質問をするんだけど。マジックワンドって意味あるのか?」
少し沈黙が流れた。まあそうだろう。本当に今さらな質問だ。だがシャルロットの反応は少し違った。
「いい質問ね。見直したわ。なかなか確信をついてるわよ。……こほん、正直に言えば必要ありません。
まあ初心者が魔力を集中させる為に便利な初心者用の道具ではあるわね。その辺の詳しい話は後にしましょう。
それなりにメリットはあるけど、私にはそこまで必須ではない。もっとも、国宝級のマジックワンドには、強力な魔法が封じられている逸品もある。
でもそんなの買えないでしょ? 売ってないんだから。だから凄く安いのでいいのよ。行きましょう」
魔法道具屋に着くと。そこには、ずらっと魔法道具が並んでいた。
閉店準備を始めていたのか、少し嫌な顔をしたおばあさんの店主が俺達をみた。
「マジックワンドあるかしら。えっと、完結に言うわね。宝石なし、素材は旧魔法学院基準を満たしている中で一番安いやつでいいわ。
あと付加効果は詠唱速度向上のみ。その他属性強化はいらないわ」
速いオーダーだった。普通魔法の杖ってじっくり吟味して選ぶんじゃないのか。
それとも閉店ギリギリの夕方に来た俺が悪いのだろうか。
でも、シャルロットのオーダーは最初から決まっているように思える。魔法使いとしては遥かに格上だ、そんな彼女が妥協するようにも思えない。
あとで聞いておこう。これも教養だ。
魔法道具屋のおばあさんは目を丸くしたが。
瞬時に理解したのか奥の棚にあった。マジックワンドを取り出す。
値段は確かに学院長のプレゼントの売値の十分の一だった。
「あんた分かってるお客だね。若いのに立派なことじゃ。ほれ、これはサービスじゃ。
兄ちゃんにも同じものをもう一本やるよ。正直売れないからね。分かってる人に持ってもらった方がいいのさ」
たしかに箱は埃を被っていた。なかから出てきたのはみすぼらしい木の棒だった。
シャルロットはいった。
「これはね。貴族が使う現在の魔法学院基準のマジックワンドとまったく同じ性能なのよ、値段は倍近くの差があるけど」
なるほど、意味がないとはこう言う事か。たしかに歴史をみれば最初の魔法使いは貴族ではなかった。
魔法学院基準か、結局貴族の利権なのだろう。
俺は少し賢くなった気がした。
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