願い事

Akira@ショートショーター

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願い事

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「君の願い事は何かな?」
「僕、パイロットになりたい」
「そうか、よしわかった
サンタさんが叶えてあげるからね」
私はサンタだ
不況のあおりを食らって
子どもたちにプレゼントを配っている場合ではなくなったのだ
とりあえず、サンタはいないなんて言う子供のところに行くのをやめたり、一定以上の年齢の子供のところに行くのをやめたりしたが、それでもまだまだ資金不足だった
そこで思いついたのが願い事を聞くことだ
小さな子供の願い事などたかが知れている
プレゼントも、前ほど膨大な数でもないからそれほどお金はかからない
夢を答える子供はカモだ
それに、大きくなる頃には忘れている
たまに現金を要求するとんでもない子供もいるが、そんなときはポケットマネーを出し、二度とその子供ところには行かない
サンタの世界も厳しいのだ
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