1 / 1
殺したがり
しおりを挟む
「なぜ君の小説は登場人物が皆死ぬのかね」
医師は首を傾げる
「分かりません
ですがなぜか気づくと皆死んでいるのです」
「そうか、ありがとう」
医師は男の診察を終える
「本当になんなんだあの男は
最後の数ページで必ずと言っていいほど登場人物を殺しにかかる
これは奴の残虐性がにじみ出ているに違いない」
医師は精神安定剤を投薬した
それから男の作風がガラリと変わる
誰も死なないどころか、全てハッピーエンドとなったのだ
医師は喜ぶ
「これは驚いた
前は狂気じみてブラックなものが多かったが、今では真逆
狂気のかけらも感じない」
医師は男を診察室に呼び褒める
「君の作風が変わったが、素晴らしい作品が増えた
感動させてくれるものもあった
知り合いに出版社のものがいるが、出版したければいつでも私に言いなさい」
医師がそう言うと、男はいきなり医師の首を絞めた
男は叫ぶ
「やはりお前だったか
俺の作品を返せ
今は書いていても何も楽しくない
死こそ素晴らしい
死ぬまでにどれだけ花を咲かせられるかで人の一生が決まるのだ」
医師は何とか男を振り払い、いった
「ならばよかった
実は君は私に反抗すれば死ぬ薬が入っている
最後の一瞬だけではあったが、君の人間らしい一面を見れて私はとても嬉しいよ」
まもなく男は泡を吹いて倒れた
「さて、この男の書いたものを私名義で出版するか
この男、殺す必要はない時まで殺すからな
それさえなければ本当に素晴らしい作家になれたはずなのに」
医師は首を傾げる
「分かりません
ですがなぜか気づくと皆死んでいるのです」
「そうか、ありがとう」
医師は男の診察を終える
「本当になんなんだあの男は
最後の数ページで必ずと言っていいほど登場人物を殺しにかかる
これは奴の残虐性がにじみ出ているに違いない」
医師は精神安定剤を投薬した
それから男の作風がガラリと変わる
誰も死なないどころか、全てハッピーエンドとなったのだ
医師は喜ぶ
「これは驚いた
前は狂気じみてブラックなものが多かったが、今では真逆
狂気のかけらも感じない」
医師は男を診察室に呼び褒める
「君の作風が変わったが、素晴らしい作品が増えた
感動させてくれるものもあった
知り合いに出版社のものがいるが、出版したければいつでも私に言いなさい」
医師がそう言うと、男はいきなり医師の首を絞めた
男は叫ぶ
「やはりお前だったか
俺の作品を返せ
今は書いていても何も楽しくない
死こそ素晴らしい
死ぬまでにどれだけ花を咲かせられるかで人の一生が決まるのだ」
医師は何とか男を振り払い、いった
「ならばよかった
実は君は私に反抗すれば死ぬ薬が入っている
最後の一瞬だけではあったが、君の人間らしい一面を見れて私はとても嬉しいよ」
まもなく男は泡を吹いて倒れた
「さて、この男の書いたものを私名義で出版するか
この男、殺す必要はない時まで殺すからな
それさえなければ本当に素晴らしい作家になれたはずなのに」
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
婚約破棄が聞こえません
あんど もあ
ファンタジー
私は、真実の愛に目覚めた王子に王立学園の卒業パーティーで婚約破棄を宣言されたらしいです。
私には聞こえないのですが。
王子が目の前にいる? どこに?
どうやら私には王子が見えなくなったみたいです。
※「承石灰」は架空の物質です。実在の消石灰は目に入ると危険ですのでマネしないでね!
婚約破棄?いいですけど私巨乳ですよ?
無色
恋愛
子爵令嬢のディーカは、衆目の中で婚約破棄を告げられる。
身分差を理由に見下されながらも、彼女は淡々と受け入れようとするが、その時ドレスが破れ、隠していた自慢のそれが解き放たれてしまう。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします
二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位!
※この物語はフィクションです
流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。
当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる