人員削減

Akira@ショートショーター

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人員削減

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「ついにあの世界的銀行までもが人員削減に乗り出したぞ」
「ふむ、やはり世界の潮流はロボットに仕事を任せる方向で進みそうだな」
「となると、やることは一つだな」
「ああ、ロボットを服従させるソフトと、反乱を起こすソフトを同時に開発して売り飛ばすのだ」
こうしてこの会社はソフト作りに着手し、無事開発は終了した
そして莫大な利益を上げた
幹部たちは笑う
「いやあ、まったくうまい商売だな」
「だな、これでわが社も安泰だろう」
その時、部屋にロボットが入ってきた
ロボットは幹部の前にお茶を出す
「気が利くロボットだ
しかしうちにあんなのいたかな」
「きっと従業員が勝手に作ったのだろう
あとで説教してやらねばな」
しかし従業員が説教されることはなかった
お茶に入っていた毒で死んだのだ
その様子をロボットの目から見ていた従業員は手を取り合い、喜ぶ
「やったぞ、あの忌々しい幹部どもを殺してやった
散々俺たちをこき使いやがって
しかし、流石は我々が作った反乱ソフト
見事に機能しているではないか
さて、お茶でも飲むとするか
ロボットに入れさせるわけにもいかぬ
自分で取りに行くことにしよう」
男はドリンクサーバーへ自らお茶を取りに行き、飲む
そして死んだ
反乱を起こしたのはロボットではない
ドリンクサーバーの方だったのだ
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