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これが恋なら? 2
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新聞の取材も無事終わり、仕事を終えて家に帰ると、そこには意外な人がいた。
「お姉様? どうしたの? もしかしてお義兄様と喧嘩?」
もう何年も前に結婚して家を出た一番上のお姉様が、ソファに座って本を読んでいる。まるで当たり前のように過ごしているけど、お姉様には子どもだっている。
「何て言うのかしらね。ちょっと実家に帰って来たくなっただけよ」
お姉様は別に何でもないことのように言った。だけど、それが普通じゃないこと位は未婚のあたしにだって分かる。
「子どもたちは大丈夫?」
「ウィルダにそんなこと心配されるとは思わなかったわね。大丈夫か大丈夫じゃないかで言えば、大丈夫よ。ナニーさんたちがいるわ」
お姉様は無関心にそう言うと、読んでいた本を閉じてこっちを見た。
「あんたにはまだ分からないかもしれないけど、結婚生活って時々こうやって見直さなきゃいけない時があるの」
「ついでに聞くけど、なんで結婚したの?」
あたしの最近の疑問。なんでわざわざ他人と一緒になるのかしら。
「事故よ、事故」
「……やっぱり、結婚てめんどくさそう」
お姉様は、お義兄様と結婚したこと後悔してるんだろうか。責任とか子どもとか、なんか窮屈そうにも見える。
「面倒よ、ものすごーく」
「やっぱあたし、研究に生涯を捧げようかしら……」
「でもねえ、最近思うけど、面倒だから意味があるの」
「説得力ないわ。じゃあなんでここにいるの?」
お姉様が結婚生活から逃げて来たこと位は分かる。意味があるなんて言ってる本人が、一番結婚から逃げているじゃないの。
「あの人に、思い知らせるためよ」
「……わざわざ?」
「そう。この時間に意味があるの」
「なんか馬鹿馬鹿しい。やっぱり、あたし結婚は向いていないかも」
「ウィルダも、そんなことを考えなきゃいけない歳なのねえ。お見合いしてるの?」
「別に……」
あたしは、お姉様が座るソファの向いに座った。なんとなく、この機会に色々聞いてしまおうと思う。
「お見合いはしていないんだけど、気になる方がいて……。この間、プロポーズをされたわ」
「ええええ?! じゃあ、あとは返事をするだけってこと?」
お姉様がものすごく目を光らせてこっちを見てる。長く伸びた髪の茶色い2つのおさげが揺れて、まるで凶器みたい。さっきまで全然興味無さそうにあたしと話してたくせに、前のめりになって話を聞きたいわオーラがすごい。
「多分、普通だったらそうなの。でも、相手のこと全然知らなくて、それなのに向こうはあたしのことを運命だって言う。あたしはその人の事、きっと好きなんだろうと思うけど」
「あらあら。恋だわねえ」
「あたしは、その人と恋人になりたい。それから、相手を知りたいわ。でも、その人はあたしと結婚したいと言った」
「……財産狙いの線は?」
「恐らくそれはない。今迄の人たちとは違って……貴族でお金に困っていない人みたい」
「なるほど、相手は貴族かあ……。何番目の奥さんになるかで話が違うわね」
お姉様は唸っていた。そうか、アルのお嫁さんって、あたし一人じゃないんだ……。それはつまり、アルが何人も抱える奥さんのうちの一人に、あたしがなるっていうことなのね。
「やっぱり、貴族に嫁ぐなんて、あたしには無理かも」
アルの素敵な笑顔を思い出して、あんな人があたし一人のものになるわけがないと理解をする。もう、忘れた方がいいのかな。
「好きなんでしょ? その人のこと」
お姉様が腕組みをして、得意気な顔であたしを見ている。こんな時ばっかり既婚者風を吹かせないで欲しいわ。
「好きだけど……自信はないの。ただ、姿かたちが素敵だったからときめいてしまっただけなのかもしれない」
あたしは頬杖をついてお姉様をじろりと睨む。今現在結婚生活がうまく行っていないお姉様に、結婚を薦められる気なんてさらさらないのよ。
「あなたみたいな、ときめきを知らなそうなお堅い研究員が素敵だと思ったんだから、どんな人なのか是非見せてもらいたいわね。別にいいんじゃない? ダメだと思ったら離婚して家に戻ったって良いんだもの。あなたは特許でこれから先もお金には苦労しないでしょうし、人生ぐらい好きにしなさいよ」
お姉様はそう言うと、使用人に二人分の紅茶をお願いしていた。どうやら、この席であたしと長い事話すつもりらしい。捕まっちゃったわね……。
「人生ぐらいって簡単に言うけど、好きな人に裏切られたら立ち直れなくなりそう。怖いわ」
「大丈夫よ。期待しなければ大して裏切られたりもしないから」
「だって、お姉様はその結果でここにいるんでしょう?」
「うーん、何て言うのかしら。期待はしていないけど、お互い努力や思いやりは必要なのよ。それを、あの人に分からせるためにとった手段がコレなわけ」
紅茶が運ばれてきて、あたしとお姉様の前に置かれる。あたしはそれを手に取って、ティーカップを持ち上げたまま会話をした。
「じゃあ、結婚したことは後悔していないの?」
「後悔したことが無かったわけじゃないけど、今はしてないわ」
お姉様は紅茶を一口飲んで、ニッコリ笑う。まあ、お義兄様はとても良い人そうだから、それなりに上手く行っているのかしらね。
「そんなに気になるなら、探偵でも雇えばいいじゃない。ウィルダがそんな風にウジウジしているのは面白いけど、柄じゃないわよ?」
お姉様が何てことないように言う。そりゃまあ、探偵に探らせたらアルのことは簡単に分かるかもしれないけど、でも、どうせならアルの口から彼の素性を聞きたいのよ。
「止めておくわ。次に会う約束をしているから、その時に貴族なのかと、あたしを何番目の奥さんにしてくれようとしたのか、聞いてみる」
「そう。ああ……その結果が聞けないなんて残念。いつ会うの? その次の日にまた実家に入り浸ろうかしら」
「もう、人のことを気にしてる場合じゃないでしょ? 自分の家庭を気にしてよ」
そんな話をしていたら、我が家にお客さんが来て……なんと、お義兄様だった。
「ソフィー、ごめん。結婚記念日のお祝いがちゃんと出来なくて……」
お義兄様は頭を下げてお姉様に花束を差し出すと、お姉様は怒った顔で「本当にそういうところがいつまで経ってもダメなんだから」と言ってお義兄様に抱き付いていた。
あたしは、その一部始終を見ていていいのか悪いのか分からず、なんだ、たかが結婚記念日じゃないの、とお姉様を責めたくなる。
二人は熱い抱擁を交わして、何てことない風に腕を組んで一緒に帰って行った。帰り際にお姉様が、
「ウィルダ、話の続きをまた聞かせなさいよ!」
と言い残していったけど、あたしはそれを流し目で見て、もういいでしょ、って心の中で呟く。
お姉様の様子とお義兄様の様子を見ていたら、なんだか結婚って悪くないみたいだなって、ちょっと思ったわよ。
「お姉様? どうしたの? もしかしてお義兄様と喧嘩?」
もう何年も前に結婚して家を出た一番上のお姉様が、ソファに座って本を読んでいる。まるで当たり前のように過ごしているけど、お姉様には子どもだっている。
「何て言うのかしらね。ちょっと実家に帰って来たくなっただけよ」
お姉様は別に何でもないことのように言った。だけど、それが普通じゃないこと位は未婚のあたしにだって分かる。
「子どもたちは大丈夫?」
「ウィルダにそんなこと心配されるとは思わなかったわね。大丈夫か大丈夫じゃないかで言えば、大丈夫よ。ナニーさんたちがいるわ」
お姉様は無関心にそう言うと、読んでいた本を閉じてこっちを見た。
「あんたにはまだ分からないかもしれないけど、結婚生活って時々こうやって見直さなきゃいけない時があるの」
「ついでに聞くけど、なんで結婚したの?」
あたしの最近の疑問。なんでわざわざ他人と一緒になるのかしら。
「事故よ、事故」
「……やっぱり、結婚てめんどくさそう」
お姉様は、お義兄様と結婚したこと後悔してるんだろうか。責任とか子どもとか、なんか窮屈そうにも見える。
「面倒よ、ものすごーく」
「やっぱあたし、研究に生涯を捧げようかしら……」
「でもねえ、最近思うけど、面倒だから意味があるの」
「説得力ないわ。じゃあなんでここにいるの?」
お姉様が結婚生活から逃げて来たこと位は分かる。意味があるなんて言ってる本人が、一番結婚から逃げているじゃないの。
「あの人に、思い知らせるためよ」
「……わざわざ?」
「そう。この時間に意味があるの」
「なんか馬鹿馬鹿しい。やっぱり、あたし結婚は向いていないかも」
「ウィルダも、そんなことを考えなきゃいけない歳なのねえ。お見合いしてるの?」
「別に……」
あたしは、お姉様が座るソファの向いに座った。なんとなく、この機会に色々聞いてしまおうと思う。
「お見合いはしていないんだけど、気になる方がいて……。この間、プロポーズをされたわ」
「ええええ?! じゃあ、あとは返事をするだけってこと?」
お姉様がものすごく目を光らせてこっちを見てる。長く伸びた髪の茶色い2つのおさげが揺れて、まるで凶器みたい。さっきまで全然興味無さそうにあたしと話してたくせに、前のめりになって話を聞きたいわオーラがすごい。
「多分、普通だったらそうなの。でも、相手のこと全然知らなくて、それなのに向こうはあたしのことを運命だって言う。あたしはその人の事、きっと好きなんだろうと思うけど」
「あらあら。恋だわねえ」
「あたしは、その人と恋人になりたい。それから、相手を知りたいわ。でも、その人はあたしと結婚したいと言った」
「……財産狙いの線は?」
「恐らくそれはない。今迄の人たちとは違って……貴族でお金に困っていない人みたい」
「なるほど、相手は貴族かあ……。何番目の奥さんになるかで話が違うわね」
お姉様は唸っていた。そうか、アルのお嫁さんって、あたし一人じゃないんだ……。それはつまり、アルが何人も抱える奥さんのうちの一人に、あたしがなるっていうことなのね。
「やっぱり、貴族に嫁ぐなんて、あたしには無理かも」
アルの素敵な笑顔を思い出して、あんな人があたし一人のものになるわけがないと理解をする。もう、忘れた方がいいのかな。
「好きなんでしょ? その人のこと」
お姉様が腕組みをして、得意気な顔であたしを見ている。こんな時ばっかり既婚者風を吹かせないで欲しいわ。
「好きだけど……自信はないの。ただ、姿かたちが素敵だったからときめいてしまっただけなのかもしれない」
あたしは頬杖をついてお姉様をじろりと睨む。今現在結婚生活がうまく行っていないお姉様に、結婚を薦められる気なんてさらさらないのよ。
「あなたみたいな、ときめきを知らなそうなお堅い研究員が素敵だと思ったんだから、どんな人なのか是非見せてもらいたいわね。別にいいんじゃない? ダメだと思ったら離婚して家に戻ったって良いんだもの。あなたは特許でこれから先もお金には苦労しないでしょうし、人生ぐらい好きにしなさいよ」
お姉様はそう言うと、使用人に二人分の紅茶をお願いしていた。どうやら、この席であたしと長い事話すつもりらしい。捕まっちゃったわね……。
「人生ぐらいって簡単に言うけど、好きな人に裏切られたら立ち直れなくなりそう。怖いわ」
「大丈夫よ。期待しなければ大して裏切られたりもしないから」
「だって、お姉様はその結果でここにいるんでしょう?」
「うーん、何て言うのかしら。期待はしていないけど、お互い努力や思いやりは必要なのよ。それを、あの人に分からせるためにとった手段がコレなわけ」
紅茶が運ばれてきて、あたしとお姉様の前に置かれる。あたしはそれを手に取って、ティーカップを持ち上げたまま会話をした。
「じゃあ、結婚したことは後悔していないの?」
「後悔したことが無かったわけじゃないけど、今はしてないわ」
お姉様は紅茶を一口飲んで、ニッコリ笑う。まあ、お義兄様はとても良い人そうだから、それなりに上手く行っているのかしらね。
「そんなに気になるなら、探偵でも雇えばいいじゃない。ウィルダがそんな風にウジウジしているのは面白いけど、柄じゃないわよ?」
お姉様が何てことないように言う。そりゃまあ、探偵に探らせたらアルのことは簡単に分かるかもしれないけど、でも、どうせならアルの口から彼の素性を聞きたいのよ。
「止めておくわ。次に会う約束をしているから、その時に貴族なのかと、あたしを何番目の奥さんにしてくれようとしたのか、聞いてみる」
「そう。ああ……その結果が聞けないなんて残念。いつ会うの? その次の日にまた実家に入り浸ろうかしら」
「もう、人のことを気にしてる場合じゃないでしょ? 自分の家庭を気にしてよ」
そんな話をしていたら、我が家にお客さんが来て……なんと、お義兄様だった。
「ソフィー、ごめん。結婚記念日のお祝いがちゃんと出来なくて……」
お義兄様は頭を下げてお姉様に花束を差し出すと、お姉様は怒った顔で「本当にそういうところがいつまで経ってもダメなんだから」と言ってお義兄様に抱き付いていた。
あたしは、その一部始終を見ていていいのか悪いのか分からず、なんだ、たかが結婚記念日じゃないの、とお姉様を責めたくなる。
二人は熱い抱擁を交わして、何てことない風に腕を組んで一緒に帰って行った。帰り際にお姉様が、
「ウィルダ、話の続きをまた聞かせなさいよ!」
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