イライラしてたけど自然の力で勇気をもらいました。

自然が背中を押してくれた気がした。

「ああ"ー!!めちゃくちゃイライラする!」

早池　田絵（はよいけ　たえ）はベッドに座り一人で駄々をこねていた。

「ネットやっても低速だし!家にいてもイライラするし!あーもう嫌だ!」
（田絵の個人的な意見です。）

とこんな感じで床を足でどんどん鳴らしていたら弟の早池ヒロウの声がして

「うっせーな!!イライラしてるんだったら外行って来いよ!!」

と声だけ隣のヒロウの部屋から聞こえた。

田絵は最初、弟の言うことなんか眼中になったがよく考えたら確かにムカつくが一理あると思い。皮をむいたみかんを食べながら家の外に出た。　

田絵はどこに行こうかなと考えふと思いついた。

家の裏には田んぼがあって小さい頃には田植えしたっけなと。

と田絵は思った。

「よしっ、田んぼに言ってみよう。」

そして、田んぼに到着した。すぐ裏だけど、

そこには10月でもう黄金色に輝く稲穂の水田があった。

水が流れる用水路もあり少し音を聞いているだけで癒される人もいるだろう。

私は、田んぼの前で体育座りして見た。

（サァー）

水の流れる音

「うわぁ」

太陽の光で水田がキラキラ光っていてきれいで、流れる水にマッチしてる感じそして

金色に輝く稲穂が水の流れに負けないようにしっかり根を張って凛々しく生えている。

その時、向かい風が吹いた。

向かい風は私の背中を押してくように「頑張れ」と言ってくれたように思った。

慌ただしい生活の中で田んぼをゆっくり見て感じたことがあっただろうか。

いや、ないな。

少なくとも私はミンミンゼミが鳴いているかのような慌ただしい毎日を過ごしている。仕事の納期やうるさい人間関係を田んぼがまた頑張れる勇気をくれた気がした。

「よしっ!明日からまた頑張るぞー！オー!」


終わり