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仕事探してたら

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私 田町翠 25歳
今 無職の真っ最中である

高校時代からアルバイトをしていた
お店に、卒業と同時に、就職し
働いていたが、お店の経営者が違う
事業を海外で始めることになり 
店をたたんだ為、無職となった。

公園のベンチに座り、缶コーヒーを1口飲み ふー、っと大きく深呼吸をした

受けた面接に落ちた現実を目の当たりにし 翠は あぁ 猫と 珈琲と 可愛らしいお客さんがくる お店なんてないかなぁ… おいしいまかないが付いていたら、最高なんだけど

どっかにないかなぁと 空を見上げた

綺麗な青空が広がっている。

あの 良かったら私の店で一緒に働きませんか? と 翠は声をかけられた。

翠の前には、すらっと背の高い細身の男性が立っていた  

男性は にこりと笑うと、私は二丁目にあるレストランをやっている
生成と言います と自己紹介をした

二丁目にレストランなんてあったかな?翠は腕組みをし頭をひねる

三角屋根の3階建ての緑色の建物見たことないでしょうか?と生成が翠に訪ねた。

するとそれを聞いた翠の目が、大きく見開き、次の瞬間 えー!あの建物
レストランだったんですか‼

近所じゃみんな 廃虚のお化け屋敷の洋館 って呼んでたのに…

あらあら 廃虚のお化け屋敷の洋館と思われていたのならば、レストラン
だと認知して頂きたいものですね
と 生成は言い

まずは、私の店に来てみませんか?
働くかは、その後で決めてもらっていいので。

こうして、私は 生成さんと一緒に
お店に向かった。




生成さんとお店に向かう途中で私は自己紹介をした

名前は、田町翠と言います 年齢は
25歳です
よろしくお願いします

そう挨拶をすると生成さんは 翠さんとおっしゃるのですね!

私の店の壁の色も緑なので 嬉しいです と にっこりと微笑んでみせた

緩やかな坂道をのぼった頂上にレストランはあった

さぁ翠さん ようこそ ここがレストラン   ボヌールです。

目の前でハッキリ、見たのは初めて
だった
三角の屋根は 黒  壁の色は生成さんが言っていたとおり 緑色で  近くで
見ると、全然廃虚でもお化け屋敷でもないので、翠は安心した。

見た目は、廃虚でも お化け屋敷の洋館でもないでしょ?と生成が にっこりと笑い  さぁ 中へどうぞ と ドアを開けてくれた  その時
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