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ちゃんと話をしなきゃ
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裏口側には誰もおらず静かで、細い路地が続いていた。店主は小声で白露に注意する。
「このままあっちの方向に行って、一つ目の角を右、三つ目の角を左、その後すぐに右へと曲がれ。そうすれば皇都の端まで辿り着く。すまんがそれ以上はどうすればいいかさっぱりわからん、誰か親切な商人にでも牛車に乗せてもらえ」
店主を見上げると、怖い顔をしながらも瞳には案じるような色が見え隠れしていた。なんていい人なんだろうと感激して、白露は熊店主に抱き着いた。
「ありがとう! きっといつかお礼をする!」
「いいから早く行け……って、この匂い……! まさかオメガか、おい! やっぱお前家に帰れ!」
店主の叫びを最後まで聞かずに路地に飛び出すと、表玄関の喧騒がざわりと大きくなる。
(今、皇帝様って聞こえたような?)
民衆の悲鳴のような叫びと共に、望んでやまない声まで聞こえた気がする……白露の足は路地の端でピタリと止まった。
(警吏が来てたってことは、あの騒ぎは葉家じゃなくて、琉麒の手配によるものなんだよね? まさか本当に店先まで来てる?)
それほどまでに白露に会いたいと……一緒にいたいと、望んでくれているのだろうか。白露の胸はツキンと痛んだ。
「……ちゃんと話をしなきゃ」
(琉麒に会って、別の番を見つけてもらえるように話さないと)
けれどそう思うだけで胸が痛くて、呼吸もままならないくらいに息がつっかえる。彼を目の前にして冷静に伝えられる気がしない。
だって白露の心はずっと叫んでいる。琉麒と一緒にいたい、番になりたい、大好きなんだと。
そういえば琉麒に好きだと伝えたことすらないと、今更ながらに思い至った。
番になりたい、琉麒以外の人に噛まれたくないとは告げたけれど、直接気持ちを言葉にしたことはなかった。グッと手を握りこみ決意する。
(琉麒に好きだって伝えよう。大好きだから幸せになってほしいんだって、そう言えばきっとわかってくれるよね……)
そうやって伝えるのはとても辛いことだけれど、伝えなければ何度だって白露は追いかけられて、そのうち里まで迎えに来てしまうかもしれない。
琉麒に幸せになってもらうためには、たとえどんなに心が痛くて苦しくても、別れの言葉を告げなければいけない。
白露は俯かせていた視線をゆっくりと上げ、表玄関の方へと歩きだした。
「あっ、もしかしてあの獣人……!」
民衆の一人が白露を指を指すと、大波のように騒めきが広がっていく。警吏が民衆を牽制すると、人波は引き一本の道ができた。
道の先には太狼と、虎炎と、そして琉麒がいる。
「……っ白露!」
切迫していて、まるで泣きそうな響きを帯びた声が白露のパンダ耳に飛び込んでくる。昨日から泣きすぎて涙腺が緩くなっているのだろうか、その声を聞いただけで白露の瞳も潤みだす。
大きく広げられた腕の中に飛び込みそうになって、とっさに踏みとどまったのに、琉麒は迷うことなく白露を腕の中に閉じ込めてしまった。
「……っ琉麒」
そっと琉麒の背に手を添えてから、次第に同じくらいぎゅうぎゅうと強く抱き締めた。
「琉麒……っ」
「ああ白露、心配したよ。よくぞ無事でいてくれた」
辺りは警吏が民衆を留める声と、皇帝様とその番らしき相手を一目見たいと、声を上げる人々でいっぱいだった。
「皇上、いったん引きませんか!」
「そうだな。白露、華車を手配してある、行こう」
「ごめんね琉麒。僕は行けない」
「白露……なぜ」
戸惑ったように琉麒が体を離す。これで会えるのは最後かもしれないからと、彼の麗しい顔を目に焼き付けながら硬い声を出した。
「僕ね、琉麒のことが好き」
「私もだ、君を愛している」
民衆が沸き立つ。やはり番様なんだ! と叫ぶ男に向かって、警吏は静粛に! と槍の石突で地面を突いて威嚇していた。
「だからね」
声を張り上げ語り続ける。内心のためらいを吹き飛ばすように強い口調で、一気に言い放った。
「琉麒には幸せになってほしい。僕のことは忘れて、別のオメガを番に迎えて」
場の空気が一瞬にして凍った。その場にいる誰もが声を無くしたかのように、白露と皇帝の様子を見つめている。
太狼はあちゃあと目頭を押さえて揉み込み、虎炎は瞠目したまま固まっていた。琉麒はというと、目を限界まで見開いた無表情のまま白露の肩を掴む。
「待ってくれ。どうしてそういう結論になるんだ」
「だって……」
群衆がいるこの場では言いたくないと口をつぐむ。周囲はまたざわざわと騒ぎはじめた。
「あの子本気かい? 皇帝様を袖にするなんて」
「不敬じゃないか? オメガなんて、アルファの言うことを聞いてりゃいいのに」
「あんたおやめよ、この方は華族様だろう? 華族のオメガは尊ばれる存在さ」
中年のそこそこ顔が整った山羊獣人は、妻らしき人の言葉をハッと笑い飛ばした。
「どこが華族なんだ、こんな汚れた服を着て。首輪すらつけていないじゃないか。呑気でなにも考えていなさそうな面構えだし、皇帝様に相応しいとは到底思えないね。そもそも」
ああやっぱり相応しく見えないんだと顔を伏せると、男の言葉が途中で止まった。口を半開きにしたまま動きを止めている。
「私の大切な人を侮辱しないでくれないか」
平民の男を見据えた琉麒は、氷のような視線を向けている。またしても群衆は静まりかえった。
琉麒が視線を逸らすと、男はへたり込んで尻餅をつく。群衆の顔を見渡した琉麒は朗々と語りだす。
「彼が私の番に相応しいのか、不安に思う者がいるようだね。彼と交流すればすぐにわかるだろうが、心が清く、驕らず、下々の者にも心を砕く性根の優しい人物だ」
思いもよらないほど言葉を尽くして褒められて、白露は目を白黒させた。
「ええっ、そんなにできた人じゃないよ」
「いいや、間違っちゃいませんね。白露みたいないい子に皇上を支えてほしいと、俺は本気で思ってますよ」
太狼が太鼓判を押すと、虎炎も力強く頷いた。
「うむ、完全に同意しますぞ。彼には皇帝を支え癒す力があると確信しております」
群衆たちは顔を見合わせ、誰からともなく跪いた。皇帝は民から絶大な信頼を得ているらしく、彼らが言うなら本当なのだろうと白露の存在を認めたようだった。
琉麒は呆気にとられて動けない白露を腕に抱き上げる。
「わっ」
「続きは、落ち着ける場所で二人で話そう」
そのまま優雅に歩き始める琉麒を守るようにして、警吏が華車までの道を作っていく。
背後から、太狼の声がかけられた。
「皇上、くれぐれも穏便にお願いしますよ!」
「ああ、わかっている」
琉麒は感情を押し殺したような固い声で答える。彼がこんなにも冷静さを無くしているところを初めて見た。
とにかくこうなったからには、詳しい理由を話さないことには解放してもらえないだろう。
華車に乗せられた白露は、琉麒と共に御輿のように担がれて城下町を移動していく。琉麒は白露の手を握ったまま、じっと華車に揺られていた。
「ねえ、琉麒……」
「待ってくれ、人前では言いたくない話なのだろう? 誰にも聞かれないように、私の部屋で話そう」
華車の外は警吏が固めているのだろう。白露は大人しく、促されるままに彼の部屋へと向かった。
皇帝の部屋に着いた白露は驚いた。いつも綺麗に整えられている文机の上は書簡が山積みになっており、今にも崩れ落ちそうな有様だ。チラリと確認できた文字からは、パンダ獣人、オメガ、などという単語が読み取れた。
琉麒は白露を抱えたまま寝台の端に腰を下ろす。至近距離にある顔を見上げると、琉麒の目元にはまた隈がこさえられているのがわかった。
「このままあっちの方向に行って、一つ目の角を右、三つ目の角を左、その後すぐに右へと曲がれ。そうすれば皇都の端まで辿り着く。すまんがそれ以上はどうすればいいかさっぱりわからん、誰か親切な商人にでも牛車に乗せてもらえ」
店主を見上げると、怖い顔をしながらも瞳には案じるような色が見え隠れしていた。なんていい人なんだろうと感激して、白露は熊店主に抱き着いた。
「ありがとう! きっといつかお礼をする!」
「いいから早く行け……って、この匂い……! まさかオメガか、おい! やっぱお前家に帰れ!」
店主の叫びを最後まで聞かずに路地に飛び出すと、表玄関の喧騒がざわりと大きくなる。
(今、皇帝様って聞こえたような?)
民衆の悲鳴のような叫びと共に、望んでやまない声まで聞こえた気がする……白露の足は路地の端でピタリと止まった。
(警吏が来てたってことは、あの騒ぎは葉家じゃなくて、琉麒の手配によるものなんだよね? まさか本当に店先まで来てる?)
それほどまでに白露に会いたいと……一緒にいたいと、望んでくれているのだろうか。白露の胸はツキンと痛んだ。
「……ちゃんと話をしなきゃ」
(琉麒に会って、別の番を見つけてもらえるように話さないと)
けれどそう思うだけで胸が痛くて、呼吸もままならないくらいに息がつっかえる。彼を目の前にして冷静に伝えられる気がしない。
だって白露の心はずっと叫んでいる。琉麒と一緒にいたい、番になりたい、大好きなんだと。
そういえば琉麒に好きだと伝えたことすらないと、今更ながらに思い至った。
番になりたい、琉麒以外の人に噛まれたくないとは告げたけれど、直接気持ちを言葉にしたことはなかった。グッと手を握りこみ決意する。
(琉麒に好きだって伝えよう。大好きだから幸せになってほしいんだって、そう言えばきっとわかってくれるよね……)
そうやって伝えるのはとても辛いことだけれど、伝えなければ何度だって白露は追いかけられて、そのうち里まで迎えに来てしまうかもしれない。
琉麒に幸せになってもらうためには、たとえどんなに心が痛くて苦しくても、別れの言葉を告げなければいけない。
白露は俯かせていた視線をゆっくりと上げ、表玄関の方へと歩きだした。
「あっ、もしかしてあの獣人……!」
民衆の一人が白露を指を指すと、大波のように騒めきが広がっていく。警吏が民衆を牽制すると、人波は引き一本の道ができた。
道の先には太狼と、虎炎と、そして琉麒がいる。
「……っ白露!」
切迫していて、まるで泣きそうな響きを帯びた声が白露のパンダ耳に飛び込んでくる。昨日から泣きすぎて涙腺が緩くなっているのだろうか、その声を聞いただけで白露の瞳も潤みだす。
大きく広げられた腕の中に飛び込みそうになって、とっさに踏みとどまったのに、琉麒は迷うことなく白露を腕の中に閉じ込めてしまった。
「……っ琉麒」
そっと琉麒の背に手を添えてから、次第に同じくらいぎゅうぎゅうと強く抱き締めた。
「琉麒……っ」
「ああ白露、心配したよ。よくぞ無事でいてくれた」
辺りは警吏が民衆を留める声と、皇帝様とその番らしき相手を一目見たいと、声を上げる人々でいっぱいだった。
「皇上、いったん引きませんか!」
「そうだな。白露、華車を手配してある、行こう」
「ごめんね琉麒。僕は行けない」
「白露……なぜ」
戸惑ったように琉麒が体を離す。これで会えるのは最後かもしれないからと、彼の麗しい顔を目に焼き付けながら硬い声を出した。
「僕ね、琉麒のことが好き」
「私もだ、君を愛している」
民衆が沸き立つ。やはり番様なんだ! と叫ぶ男に向かって、警吏は静粛に! と槍の石突で地面を突いて威嚇していた。
「だからね」
声を張り上げ語り続ける。内心のためらいを吹き飛ばすように強い口調で、一気に言い放った。
「琉麒には幸せになってほしい。僕のことは忘れて、別のオメガを番に迎えて」
場の空気が一瞬にして凍った。その場にいる誰もが声を無くしたかのように、白露と皇帝の様子を見つめている。
太狼はあちゃあと目頭を押さえて揉み込み、虎炎は瞠目したまま固まっていた。琉麒はというと、目を限界まで見開いた無表情のまま白露の肩を掴む。
「待ってくれ。どうしてそういう結論になるんだ」
「だって……」
群衆がいるこの場では言いたくないと口をつぐむ。周囲はまたざわざわと騒ぎはじめた。
「あの子本気かい? 皇帝様を袖にするなんて」
「不敬じゃないか? オメガなんて、アルファの言うことを聞いてりゃいいのに」
「あんたおやめよ、この方は華族様だろう? 華族のオメガは尊ばれる存在さ」
中年のそこそこ顔が整った山羊獣人は、妻らしき人の言葉をハッと笑い飛ばした。
「どこが華族なんだ、こんな汚れた服を着て。首輪すらつけていないじゃないか。呑気でなにも考えていなさそうな面構えだし、皇帝様に相応しいとは到底思えないね。そもそも」
ああやっぱり相応しく見えないんだと顔を伏せると、男の言葉が途中で止まった。口を半開きにしたまま動きを止めている。
「私の大切な人を侮辱しないでくれないか」
平民の男を見据えた琉麒は、氷のような視線を向けている。またしても群衆は静まりかえった。
琉麒が視線を逸らすと、男はへたり込んで尻餅をつく。群衆の顔を見渡した琉麒は朗々と語りだす。
「彼が私の番に相応しいのか、不安に思う者がいるようだね。彼と交流すればすぐにわかるだろうが、心が清く、驕らず、下々の者にも心を砕く性根の優しい人物だ」
思いもよらないほど言葉を尽くして褒められて、白露は目を白黒させた。
「ええっ、そんなにできた人じゃないよ」
「いいや、間違っちゃいませんね。白露みたいないい子に皇上を支えてほしいと、俺は本気で思ってますよ」
太狼が太鼓判を押すと、虎炎も力強く頷いた。
「うむ、完全に同意しますぞ。彼には皇帝を支え癒す力があると確信しております」
群衆たちは顔を見合わせ、誰からともなく跪いた。皇帝は民から絶大な信頼を得ているらしく、彼らが言うなら本当なのだろうと白露の存在を認めたようだった。
琉麒は呆気にとられて動けない白露を腕に抱き上げる。
「わっ」
「続きは、落ち着ける場所で二人で話そう」
そのまま優雅に歩き始める琉麒を守るようにして、警吏が華車までの道を作っていく。
背後から、太狼の声がかけられた。
「皇上、くれぐれも穏便にお願いしますよ!」
「ああ、わかっている」
琉麒は感情を押し殺したような固い声で答える。彼がこんなにも冷静さを無くしているところを初めて見た。
とにかくこうなったからには、詳しい理由を話さないことには解放してもらえないだろう。
華車に乗せられた白露は、琉麒と共に御輿のように担がれて城下町を移動していく。琉麒は白露の手を握ったまま、じっと華車に揺られていた。
「ねえ、琉麒……」
「待ってくれ、人前では言いたくない話なのだろう? 誰にも聞かれないように、私の部屋で話そう」
華車の外は警吏が固めているのだろう。白露は大人しく、促されるままに彼の部屋へと向かった。
皇帝の部屋に着いた白露は驚いた。いつも綺麗に整えられている文机の上は書簡が山積みになっており、今にも崩れ落ちそうな有様だ。チラリと確認できた文字からは、パンダ獣人、オメガ、などという単語が読み取れた。
琉麒は白露を抱えたまま寝台の端に腰を下ろす。至近距離にある顔を見上げると、琉麒の目元にはまた隈がこさえられているのがわかった。
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