バイト先で「僕はロリコンだ！」と叫んだ結果、次の日からロリっ子達に言い寄られるんですが？！

2章 うさ耳リボンロリ後輩！

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 放課後になった。それにしても今朝は散々な目にあった。

「せ～んぱい！」
「うわぁ？！」
「え？！何驚いてるんですか！私までビックリしちゃいましたよ！」
「なら後から急に話しかけてくるな！」
「なんでですか？！私のことが嫌いなんですか？！」
「あ～もう、好きだよ後輩として」

 ヨシヨシと撫でてあげると、加奈は落ち着いた。

「後輩としては余計ですが、まぁ許します」
「そりゃよかった」
「ではでは先輩！デートに行きましょう！」
「いいけど、どこに行くんだ？」
「気になってたパンケーキ屋さんがあるので、そこじゃダメですか？」
「おお、いいねパンケーキ！そこにしよう」
「やった！」

  ということで、僕達はパンケーキ屋さんに向かうことになった。
 いやー！パンケーキとか久しぶりだなぁ。バイトで作ることはあるけど、食べられないからね！！
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「ここです先輩！」

 加奈に連れられてやってきたパンケーキ屋さんは、落ち着く雰囲気のいいお店だった。

「いらっしゃいませ、お二人様ですか？」
「はい！ラブラブのお二人様です！」
「お、おいやめろよ」
「ふふふ、お似合いですね。こちらの席にどうぞ」
「ほら先輩！照れてないでいきますよ！」

 手を繋がれて僕は席についた。
 って、なんで隣の席に座るの？！向かいで良くない？！

 そんな僕の心の叫びを読み取ったかのように、加奈は

「こっちの方が先輩に近くてドキドキできるので、ここがいいんです」

 ちょっと頬を赤らめて言われたら、何も言えなくなるじゃんか･･･

「先輩、何頼むか決めましたか？」
「うーん、じゃあ普通にスタンダードのパンケーキにしようかな」
「わかりました、私も同じのでいいのでもう頼みますね」
「うん、お願い」

「すみませーん」
「はーい」
「パンケーキ2つと後カップルジュースのメロンソーダください」
「かしこまりました、少々お待ちください」

 ん･･･んん？！なんだカップルジュースって？！

「加奈？！カップルジュースって何？！」
「そんなの決まってるじゃないですか！大きなジュースを2人でストローで吸うやつですよ！」
「なんでそんなものを」
「だってこっちの方が安く済むんですよ？しかも興奮できるし」
「や、安いならそっちの方がいいな」

 加奈に言いくるめられてしまった。
 仕方ないじゃん！ちょっと可愛かったんだから！

「お待たせしました、パンケーキとジュースです」

 あーもう！こうなったら何も考えないようにするしかない！

ちゅーちゅーちゅー

「先輩、喉乾きました」
「ん？じゃあ飲めば？」

 そう言って、僕はジュースを加奈に渡した。すると、加奈は僕のストローの方を使って飲み始めた

「なんで僕の方のストロー使ってるの？！」
「せんぱぁい、このメロンソーダすっごく甘いですねぇ、先輩の唾液が入ってるからですかねぇ？」

 色っぽく言う加奈を見て、不覚にもドキドキしてしまった。