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5章
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「あ! 嵐さん…」
彼女の姿が見えなくなると、霞は麓の口元を押さえていた手を離して彼女のことを後ろから抱き寄せ、頭にあごを軽く載せた。
「霞さん! なんですか…。離して下さい!」
霞の腕から逃れようとするが、麓の力では彼にかなわない。何よりドキドキが勝って力が入らなかった。
「もうちょっとこうしていたいな…。ねぇ、もしかして麓ちゃんが使ってるシャンプーかリンスってカモミールの香りがするヤツ?」
「なんで分かったんですか…!」
「だってそんな香りがするもん。落ち着くな…」
霞は鼻をスンスンと鳴らしてカモミールの香り、というより麓の香りを堪能しようとしたが、額に十手を突きつけられた。もちろん本物ではなくおもちゃ。
「ここに来てもそれか灰かぶりが…。天災地変よりもおめーの方がよっぽどが危ねぇな…。よし、おめーら。バカスミに制裁を下してやれ」
凪は十手を下ろして麓の腕を引いて霞から離した。
「え? ちょっと凪────」
「やったらんかいィ!」
戸惑う霞をよそに、凪の咆哮で霞は一斉にボコされ始めた。
「こんのバカスミ!」
「…抜け駆けは許しません!」
凪以外は全員、この部屋にあゆ小道具の小太刀、手裏剣、クナイなどを手にしている。どれも樹脂製のおもちゃだ。
怒号が飛び交い、騒がしくなって館員に怒られるんじゃないかとハラハラしていたが、凪はお構いなしと言った涼しい表情をしていた。
「大丈夫なんでしょうか…この集団暴力」
「気にするこたねェ。仮に誰か来ても俺らは他人のフリしようぜ」
「そうですね。一緒に白い目で見られるのは嫌です…」
麓は目の前の光景から目をはなした。
風紀委員ご一行はその後、電車で富橋駅に戻って駅ビルの中を適当にフラフラした。
お昼ご飯を食べようか、となって焔が「近くに知ってる店がある」と皆を案内するために駅ビルを出て徒歩5分。
一行は一軒のカフェに入った。
かわいらしい洋風の造りで、麓は顔を輝かせた。
焔がドアを開けるとカランコロンとベルが鳴り、カウンター席の中にいる店主が振り返った。
「いらっしゃい────焔。今日は大勢で」
ミルクティー色の長い髪を後ろで束ね、白いワイシャツを腕まくりしている女性だった。
見た目は若々しいが実は40代だと焔が教えてくれた。
「うん、恵里さん久しぶり。風紀委員全員で来たんだ。騒がしくなるかもしれないけど許してー!」
「かまわないさ君たちなら。さ、突っ立ってないで座りなよ」
女店主────恵里は、食器を片付けていた手を止めて全員に席を勧めた。
カウンター席の周りには様々な形をしたガラスの小瓶が飾ってあり、陽光を反射してキラキラとした影をテーブルの落としている。
麓が座りつつそれらに見とれていると、恵里はフッと笑った。
「きれいだろ? 趣味で集めたんだ」
「わ…! ちっちゃい瓶、可愛いですね」
「ふふ、ありがとう。ところで君は初めて見る顔かな」
「麓と申します」
「麓ちゃん、ね。名前からして山の精霊?」
恵里に聞かれて戸惑いがちに横の焔のことを見ると、彼はお冷を持ち上げながらなぜか得意げな顔をした。
「びっくりしたか? この人は俺ら精霊のことを知ってるんだよ」
この人も、か。いつしか彰に連れられたブティックのニューハーフの店長も精霊のことを当たり前のように知っていることを思い出した。
だったら、と麓は安心して自己紹介を再開した。
「私は花巻山の精霊です。今年、八百万学園に入学しました」
「新入りか。フレッシュだね~」
なんて言いつつ恵里はフライパンをコンロにかけながらランチの準備に入った。隣にいた焔は当たり前のようにカウンター内に入って恵里の隣に立って手伝い始めた。
「アイツ、長期休暇はここでバイトしてることがあんだよ」
反対側に座っている凪が唐突に声を発した。ずっと静かにしていたので少し驚く。
他のメンバーは互いのスマホを見せ合い、今日撮った仮装写真を披露しているらしい。きゃっきゃっと楽しそうに話していた。
「バイトですか…」
「おぉ。まぁ、詳しいことは本人に聞いてみろ」
詳しいこと? 意味が分からなくて焔の姿を見た。制服のワイシャツを腕まくりして包丁を持つ姿は、どことなく寮長の手伝いをする凪と重なった。
やがて日替わりランチとして出てきたのは1枚のプレート。スクランブルエッグ、色とりどりの野菜と白身魚フライが挟まれたサンドイッチ、ハッシュドポテトが載っている。
手を合わせてサンドイッチにパクついて目を見開くと、恵里がうれしそうに笑った。おいしい、と感じたのを表情で読み取ったらしい。
食事中、焔は自分の生い立ちについて麓に話した。
彼は山火事の炎から生まれたという。
アマテラスに名を与えられ、人間という存在を知った時に山を下りた。しばらく山にこもっていた所は麓と一緒だな、と焔は笑った。
すぐに出会ったのは恵里の先祖である一族。
彼らが火を起こそうとしている所へ颯爽と現れ、なんのためらいもなく能力を使って火をつけたのが出会い。
人外だからと行って彼らは恐れることなく、焔を快く受け入れ家族の一員として共に暮らした。
その間に焔は何人もの一族の人間の死に水を取った。いつも死の間際で手を握っていた。
────あんたの手はあったかいねぇ…。安心するあたたかさだ。あんたに会えて一緒にいられてよかったよ。これからもこの家のことを頼むよ…。
誰もが焔の出会いに感謝しながら天へ召された。
「…あの一族にはずっと世話になってる。みんな温かくて優しい。人間じゃない俺のことを家族だと言ってくれるあの人たちを守ることで恩返しをしてるつもり。まだまだ足りてないかもだけどね」
そう言って焔は小さくはにかんだ。照れたようにも見える表情に麓はそっとほほえんで首を振った。そんなことはないというニュアンスを含ませて。
「それは違うね焔」
恵里は凪の前に特大のサンドイッチを置きながら言った。彼は追加で頼んだらしい。相変わらず胃袋の限界が底知れない。
「あたしたちは充分すぎるくらいあんたに助けられてるよ。よくこうして来てくれるのが何よりの証拠さ」
「恵里さん…」
彼女は茶目っ気たっぷりにウインクしてみせる。とても40代には見えない無邪気さが、この一瞬だけのぞいた。
はは、と笑い合う2人に麓も自然とほほえみが浮かんだ。
今の彼の生い立ちを聞いて確信した。
焔の優しさの原点は、恵里の一族だと。
元々の性格というのもあると思うが、一族に出会い共に暮らしたのも関係あるだろう。
そんなに早くに人間と知り合って絆を結んでいる焔が少しだけうらやましかった。
ランチの後、デザートにチーズケーキが出された。しっとり、ふんわりとしたスフレだ。
「これもおいしいです…!」
控えめな甘さに麓はうっとりと目を細めた。寮長のスイーツも美味だが、恵里が作るものも負けていない。
その反応に恵里は笑って頬杖をついた。片付けはもう終わったらしい。
「だろ? あたしが一番得意なケーキだよ。両親も焔も、旦那もこのケーキが好きだった」
「旦那さん?」
「あぁ。あたしが28の時に交通事故で亡くなった。それまではずっと2人でこのカフェを経営していた」
隣で焔が少しだけ暗い顔になった。だが恵里は表情を曇らせることなく、当時の様子に思いを馳せて懐かしそうに話した。
それを見ていると麓の脳裏に2人がここで働いている様子が思い浮かぶ。
カウンターの中で恵里の旦那が料理を作り、恵里が運んで振り返った時に彼と視線が合ってほほえむ。幸せな夫婦の姿が、麓には見えた。
「素敵な旦那さんだったんですね」
つい想像上のことを言って"しまった"と思ったら案の定、恵里はポカンとした顔をしたがすぐに女の顔になってそれは嬉しそうにほほえんだ。
「あぁ。素敵ないい人だったよ」
彼女の姿が見えなくなると、霞は麓の口元を押さえていた手を離して彼女のことを後ろから抱き寄せ、頭にあごを軽く載せた。
「霞さん! なんですか…。離して下さい!」
霞の腕から逃れようとするが、麓の力では彼にかなわない。何よりドキドキが勝って力が入らなかった。
「もうちょっとこうしていたいな…。ねぇ、もしかして麓ちゃんが使ってるシャンプーかリンスってカモミールの香りがするヤツ?」
「なんで分かったんですか…!」
「だってそんな香りがするもん。落ち着くな…」
霞は鼻をスンスンと鳴らしてカモミールの香り、というより麓の香りを堪能しようとしたが、額に十手を突きつけられた。もちろん本物ではなくおもちゃ。
「ここに来てもそれか灰かぶりが…。天災地変よりもおめーの方がよっぽどが危ねぇな…。よし、おめーら。バカスミに制裁を下してやれ」
凪は十手を下ろして麓の腕を引いて霞から離した。
「え? ちょっと凪────」
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「こんのバカスミ!」
「…抜け駆けは許しません!」
凪以外は全員、この部屋にあゆ小道具の小太刀、手裏剣、クナイなどを手にしている。どれも樹脂製のおもちゃだ。
怒号が飛び交い、騒がしくなって館員に怒られるんじゃないかとハラハラしていたが、凪はお構いなしと言った涼しい表情をしていた。
「大丈夫なんでしょうか…この集団暴力」
「気にするこたねェ。仮に誰か来ても俺らは他人のフリしようぜ」
「そうですね。一緒に白い目で見られるのは嫌です…」
麓は目の前の光景から目をはなした。
風紀委員ご一行はその後、電車で富橋駅に戻って駅ビルの中を適当にフラフラした。
お昼ご飯を食べようか、となって焔が「近くに知ってる店がある」と皆を案内するために駅ビルを出て徒歩5分。
一行は一軒のカフェに入った。
かわいらしい洋風の造りで、麓は顔を輝かせた。
焔がドアを開けるとカランコロンとベルが鳴り、カウンター席の中にいる店主が振り返った。
「いらっしゃい────焔。今日は大勢で」
ミルクティー色の長い髪を後ろで束ね、白いワイシャツを腕まくりしている女性だった。
見た目は若々しいが実は40代だと焔が教えてくれた。
「うん、恵里さん久しぶり。風紀委員全員で来たんだ。騒がしくなるかもしれないけど許してー!」
「かまわないさ君たちなら。さ、突っ立ってないで座りなよ」
女店主────恵里は、食器を片付けていた手を止めて全員に席を勧めた。
カウンター席の周りには様々な形をしたガラスの小瓶が飾ってあり、陽光を反射してキラキラとした影をテーブルの落としている。
麓が座りつつそれらに見とれていると、恵里はフッと笑った。
「きれいだろ? 趣味で集めたんだ」
「わ…! ちっちゃい瓶、可愛いですね」
「ふふ、ありがとう。ところで君は初めて見る顔かな」
「麓と申します」
「麓ちゃん、ね。名前からして山の精霊?」
恵里に聞かれて戸惑いがちに横の焔のことを見ると、彼はお冷を持ち上げながらなぜか得意げな顔をした。
「びっくりしたか? この人は俺ら精霊のことを知ってるんだよ」
この人も、か。いつしか彰に連れられたブティックのニューハーフの店長も精霊のことを当たり前のように知っていることを思い出した。
だったら、と麓は安心して自己紹介を再開した。
「私は花巻山の精霊です。今年、八百万学園に入学しました」
「新入りか。フレッシュだね~」
なんて言いつつ恵里はフライパンをコンロにかけながらランチの準備に入った。隣にいた焔は当たり前のようにカウンター内に入って恵里の隣に立って手伝い始めた。
「アイツ、長期休暇はここでバイトしてることがあんだよ」
反対側に座っている凪が唐突に声を発した。ずっと静かにしていたので少し驚く。
他のメンバーは互いのスマホを見せ合い、今日撮った仮装写真を披露しているらしい。きゃっきゃっと楽しそうに話していた。
「バイトですか…」
「おぉ。まぁ、詳しいことは本人に聞いてみろ」
詳しいこと? 意味が分からなくて焔の姿を見た。制服のワイシャツを腕まくりして包丁を持つ姿は、どことなく寮長の手伝いをする凪と重なった。
やがて日替わりランチとして出てきたのは1枚のプレート。スクランブルエッグ、色とりどりの野菜と白身魚フライが挟まれたサンドイッチ、ハッシュドポテトが載っている。
手を合わせてサンドイッチにパクついて目を見開くと、恵里がうれしそうに笑った。おいしい、と感じたのを表情で読み取ったらしい。
食事中、焔は自分の生い立ちについて麓に話した。
彼は山火事の炎から生まれたという。
アマテラスに名を与えられ、人間という存在を知った時に山を下りた。しばらく山にこもっていた所は麓と一緒だな、と焔は笑った。
すぐに出会ったのは恵里の先祖である一族。
彼らが火を起こそうとしている所へ颯爽と現れ、なんのためらいもなく能力を使って火をつけたのが出会い。
人外だからと行って彼らは恐れることなく、焔を快く受け入れ家族の一員として共に暮らした。
その間に焔は何人もの一族の人間の死に水を取った。いつも死の間際で手を握っていた。
────あんたの手はあったかいねぇ…。安心するあたたかさだ。あんたに会えて一緒にいられてよかったよ。これからもこの家のことを頼むよ…。
誰もが焔の出会いに感謝しながら天へ召された。
「…あの一族にはずっと世話になってる。みんな温かくて優しい。人間じゃない俺のことを家族だと言ってくれるあの人たちを守ることで恩返しをしてるつもり。まだまだ足りてないかもだけどね」
そう言って焔は小さくはにかんだ。照れたようにも見える表情に麓はそっとほほえんで首を振った。そんなことはないというニュアンスを含ませて。
「それは違うね焔」
恵里は凪の前に特大のサンドイッチを置きながら言った。彼は追加で頼んだらしい。相変わらず胃袋の限界が底知れない。
「あたしたちは充分すぎるくらいあんたに助けられてるよ。よくこうして来てくれるのが何よりの証拠さ」
「恵里さん…」
彼女は茶目っ気たっぷりにウインクしてみせる。とても40代には見えない無邪気さが、この一瞬だけのぞいた。
はは、と笑い合う2人に麓も自然とほほえみが浮かんだ。
今の彼の生い立ちを聞いて確信した。
焔の優しさの原点は、恵里の一族だと。
元々の性格というのもあると思うが、一族に出会い共に暮らしたのも関係あるだろう。
そんなに早くに人間と知り合って絆を結んでいる焔が少しだけうらやましかった。
ランチの後、デザートにチーズケーキが出された。しっとり、ふんわりとしたスフレだ。
「これもおいしいです…!」
控えめな甘さに麓はうっとりと目を細めた。寮長のスイーツも美味だが、恵里が作るものも負けていない。
その反応に恵里は笑って頬杖をついた。片付けはもう終わったらしい。
「だろ? あたしが一番得意なケーキだよ。両親も焔も、旦那もこのケーキが好きだった」
「旦那さん?」
「あぁ。あたしが28の時に交通事故で亡くなった。それまではずっと2人でこのカフェを経営していた」
隣で焔が少しだけ暗い顔になった。だが恵里は表情を曇らせることなく、当時の様子に思いを馳せて懐かしそうに話した。
それを見ていると麓の脳裏に2人がここで働いている様子が思い浮かぶ。
カウンターの中で恵里の旦那が料理を作り、恵里が運んで振り返った時に彼と視線が合ってほほえむ。幸せな夫婦の姿が、麓には見えた。
「素敵な旦那さんだったんですね」
つい想像上のことを言って"しまった"と思ったら案の定、恵里はポカンとした顔をしたがすぐに女の顔になってそれは嬉しそうにほほえんだ。
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