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254.触られてもいい場所
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今日食べる分はおしまい。また食べると言われて、両手両足を確認する。半分体が浸かった水を覗いて、僕はどこを齧られたのか確かめた。特になくなった部分はないみたい。
「……イシス、食べるのは体じゃなくて」
言い淀んだセティが、くしゃっと顔を笑顔にした。少し困ったような顔だけど、僕もへらりと笑う。セティが笑うと嬉しい。
「性的な意味だぞ」
「セイテキ?」
初めて聞く言葉だね。それってどういう事だろう。首を傾げた僕にセティがキスした。嬉しいから口を開けて待つと、もう一回触れた唇から舌を吸い出される。舐めて齧って痺れるまで。すごく気持ちが良かった。
「こういう意味だ」
向き合って抱っこの形で座った僕の足を指さす。違う、隣のおちんちんが腫れてる。セティの長い指がおちんちんに触れると、びくっと体が揺れた。お腹の奥が熱くてきゅっと締まる。
「おちんちんが、セイテキなの?」
「今みたいなこと、オレ以外の誰かとしたいか?」
勢いよく首を横に振った。昨日セティが僕をたくさん食べて、気持ちよかった。いっぱい白いの出たのは、気持ちいいからだって教えてもらったけど、あれを誰かとするの? お父さんやお母さんでも恥ずかしい。ううん、セティじゃないとやだ。
「ここも、ここも、イシスの体は全部オレの物だから、誰かに触らせたり舐められたり、もちろん挿れさせてもいけない」
「うん、わかった」
お尻の穴を撫でるセティに頷く。ここはセティ用で、他の人はダメ。触ったり舐めたりもダメ。おっぱいはぺたんこだけど、ここもいけない。おちんちんもセティだけ。言われたことを順番に確認して頷いた。たくさんあるから忘れないようにしないと。
「難しいか? そうだな、服で隠れる場所と唇にオレ以外が触れるのはダメだ」
「うん」
これなら簡単、覚えられる。唇のキスはセティだけで、前と同じ。あとはお洋服の中に入ってる場所もダメなんだね。
くすくす笑ったセティが僕を抱っこしたまま、水の中に入る。ゆっくりじゃなくて、転んだみたいに水飛沫を上げて落ちた。この水は息が出来るけど、やっぱり最初は怖くて我慢しちゃう。ごぽっと息が出ていって、吸うと水が入ってきた。
痛くないし怖くない。セティが一緒だから平気だよ。ぎゅっと抱き着いた僕を、セティは強く抱っこし直してくれた。出会った頃より大きく成長したけど、僕はセティの抱っこが好き。ずっとずっと、好きだと思う。
「ガイアが呼んでるから帰ろうか」
明るい光がゆらゆらする方へ、セティが泳ぎ始めた。僕は上手に出来ないから、しっかりしがみ付く。ぶわっと水が軽くなって、外へ出た。顔が水の外に出ると、普通に息が出来る。この水はすごいね。神様のお水だからかな。ぱちゃぱちゃと水を叩く僕は、セティに促されて首に手を回した。
「しばらく抱っこだ」
どうせ歩けないからな。そう言って笑うセティに首を傾げる。僕、歩けないの? ちゃんと足はついてて食べられてないのに。
「ぶっ……相変わらずだよね。お帰り、セティ、イシス」
振り返った僕に、いつもより背の高いガイアが笑いかけた。
「……イシス、食べるのは体じゃなくて」
言い淀んだセティが、くしゃっと顔を笑顔にした。少し困ったような顔だけど、僕もへらりと笑う。セティが笑うと嬉しい。
「性的な意味だぞ」
「セイテキ?」
初めて聞く言葉だね。それってどういう事だろう。首を傾げた僕にセティがキスした。嬉しいから口を開けて待つと、もう一回触れた唇から舌を吸い出される。舐めて齧って痺れるまで。すごく気持ちが良かった。
「こういう意味だ」
向き合って抱っこの形で座った僕の足を指さす。違う、隣のおちんちんが腫れてる。セティの長い指がおちんちんに触れると、びくっと体が揺れた。お腹の奥が熱くてきゅっと締まる。
「おちんちんが、セイテキなの?」
「今みたいなこと、オレ以外の誰かとしたいか?」
勢いよく首を横に振った。昨日セティが僕をたくさん食べて、気持ちよかった。いっぱい白いの出たのは、気持ちいいからだって教えてもらったけど、あれを誰かとするの? お父さんやお母さんでも恥ずかしい。ううん、セティじゃないとやだ。
「ここも、ここも、イシスの体は全部オレの物だから、誰かに触らせたり舐められたり、もちろん挿れさせてもいけない」
「うん、わかった」
お尻の穴を撫でるセティに頷く。ここはセティ用で、他の人はダメ。触ったり舐めたりもダメ。おっぱいはぺたんこだけど、ここもいけない。おちんちんもセティだけ。言われたことを順番に確認して頷いた。たくさんあるから忘れないようにしないと。
「難しいか? そうだな、服で隠れる場所と唇にオレ以外が触れるのはダメだ」
「うん」
これなら簡単、覚えられる。唇のキスはセティだけで、前と同じ。あとはお洋服の中に入ってる場所もダメなんだね。
くすくす笑ったセティが僕を抱っこしたまま、水の中に入る。ゆっくりじゃなくて、転んだみたいに水飛沫を上げて落ちた。この水は息が出来るけど、やっぱり最初は怖くて我慢しちゃう。ごぽっと息が出ていって、吸うと水が入ってきた。
痛くないし怖くない。セティが一緒だから平気だよ。ぎゅっと抱き着いた僕を、セティは強く抱っこし直してくれた。出会った頃より大きく成長したけど、僕はセティの抱っこが好き。ずっとずっと、好きだと思う。
「ガイアが呼んでるから帰ろうか」
明るい光がゆらゆらする方へ、セティが泳ぎ始めた。僕は上手に出来ないから、しっかりしがみ付く。ぶわっと水が軽くなって、外へ出た。顔が水の外に出ると、普通に息が出来る。この水はすごいね。神様のお水だからかな。ぱちゃぱちゃと水を叩く僕は、セティに促されて首に手を回した。
「しばらく抱っこだ」
どうせ歩けないからな。そう言って笑うセティに首を傾げる。僕、歩けないの? ちゃんと足はついてて食べられてないのに。
「ぶっ……相変わらずだよね。お帰り、セティ、イシス」
振り返った僕に、いつもより背の高いガイアが笑いかけた。
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