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77 二人の時間★
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*途中から背後注意です
グレイス邸へと戻って来た二人は、フェリチアーノに与えられた部屋でソファに腰かけ寄り添う様に座っていた。
テーブルの上にはフェリチアーノが淹れた紅茶のカップが並ぶ。慣れ親しんだあの茶葉をフェリチアーノはもう飲もうとも思わないが、テオドールはフェリチアーノの為に沢山の茶葉を集め、二人で好みのお茶を探す事が最近の楽しみの中に増えたのだった。
毎日変わる茶葉にあれこれ二人で話し合うのは楽しく、苦しい思い出も少しずつではあるが、フェリチアーノの中から消えて行くようだった。
フェリチアーノを引き寄せその頭に顔を埋めたテオドールに、フェリチアーノは体を捻りどうしたのかとその顔を覗き込む。
何か考え込む様な表情をしたテオドールと視線が合ったフェリチアーノは、頬に手を当てどうしたのかと問いかけた。
「近いうちに誰かしらが動くとは思ってはいたけど、その時にフェリの近くに居られなかった事が悔しいなと思ってたんだ。今度からあぁ言う場所に行く時は客に誰が来てるか調べないと」
「確かにそうかもしれませんね、今日は予想外でした」
「あのウィリアムと言う男はマティアスを切ったんだろう? どうせならまだ手綱を握っていて欲しかったけどな」
「さぞ兄上は屈辱的だったでしょうね……僕の目の前で恋人にあんな風に切られて、一日だけとはいえ檻の中ですし」
「今一番警戒するべきはマティアスか?」
「……暫くは僕では無くウィリアムに怒りの矛先が向いていると思います。それがいつこちらに向くかわかりませんが」
今度はテオドールがフェリチアーノの顔を覗き込む。悲劇のシンデレラストーリーを完成させるにあたり、フェリチアーノはデュシャン家の目の前につるされた餌の様な物だ。
今日の事を皮切りに、これから様々な事が今まで以上に起こるだろう。フェリチアーノは自身が餌となる事を良しとしているが、テオドールはそれでも心配っだった。常に側に居られるわけではないからだ。
お互い強くなろうとしている最中で、周りは協力的だが全てを防げるわけでは無いだろう。
不安を埋める様にフェリチアーノに口づければ、フェリチアーノもまたそれに答え、口付けは深さを増していく。
徐々に上がる息にフェリチアーノはテオドールに縋りつくようにテオドールの服を握りしめた。
「ごめんフェリ、ガッツき過ぎた」
申し訳なさそうに体を離したテオドールは、息を整えるフェリチアーノを見た瞬間、全身がゾクリとした感覚が駆け巡る。
上気した頬に瞳は蕩け、口端からは僅かにどちらかのであろう唾液がたれていて、なんとも煽情的だった。
下半身に集まる熱を何とかして逃がさなければと、テオドールはフェリチアーノから距離を取ろうとするが、その動きをフェリチアーノに止められた。
「フェリ、我慢できなくなる」
フェリチアーノが毒に犯されていると判明してからと言う物、二人は体を繋げる事は無かった。お互いにそういう欲が無くなった訳ではない。体を気遣いお互いがお互いに我慢を重ねる日々だったのだ。
「ディッシャーから、触れ合い程度だったらいいと言われました」
顔を真っ赤に染め上げ、恥じらいながら見上げて来るフェリチアーノにテオドールの喉が無意識にゴクリと鳴る。あまり負担を掛けたくないと思うのに、一度ついた火はお互いに消す事は出来なかった。
ゆっくりと顔を再び近づけたテオドールは、フェリチアーノの口内を堪能するようにゆっくりと舐めまわす。
隙間から漏れる甘い声にテオドールは満足そうに目を細めながら、お互いのズボンの前を寛げた。
既に立ち上がる二人の高ぶりをテオドールは纏めて握り込むと緩く上下に動かし始めた。ゆるゆると動かされる為、明確な刺激は無い。フェリチアーノはもどかしさが募るが、与えられる刺激は確かにある為、腰を無意識にテオドールの高ぶりに押し付ける様に腰を動かしてしまう。
「テオっくるしいっ」
ゆっくりと堪能されるフェリチアーノは縋る様にテオドールの首に腕を回し、与えられる快楽に酔いしれた。
弱い刺激をずっと与えられ続け、頭がふわふわとした感覚に包まれる。とろとろとお互いにあふれ出る先走りが滑りを徐々に良くしていき、テオドールはそれに合わせて握り込む力を強めた。
「気持ちいいな、フェリ」
耳元で小さく呟かれる艶のある声に、フェリチアーノはビクリと腰を跳ねさせた。そのまま耳朶を食まれ、更なる刺激が加わる。
達したいのに達せないギリギリの刺激に耐えられず、フェリチアーノは声を上げた。
「も、もう、いかせて、ておっ」
頻繁にはまだまだ出来ないだろうと、じっくりと触れ合いを堪能したかったテオドールだが、流石に涙が混じった瞳で懇願されれば無理強いは出来なかった。テオドールは上下に動かす手を早め、刺激を強めてお互いの欲を解放させた。
グレイス邸へと戻って来た二人は、フェリチアーノに与えられた部屋でソファに腰かけ寄り添う様に座っていた。
テーブルの上にはフェリチアーノが淹れた紅茶のカップが並ぶ。慣れ親しんだあの茶葉をフェリチアーノはもう飲もうとも思わないが、テオドールはフェリチアーノの為に沢山の茶葉を集め、二人で好みのお茶を探す事が最近の楽しみの中に増えたのだった。
毎日変わる茶葉にあれこれ二人で話し合うのは楽しく、苦しい思い出も少しずつではあるが、フェリチアーノの中から消えて行くようだった。
フェリチアーノを引き寄せその頭に顔を埋めたテオドールに、フェリチアーノは体を捻りどうしたのかとその顔を覗き込む。
何か考え込む様な表情をしたテオドールと視線が合ったフェリチアーノは、頬に手を当てどうしたのかと問いかけた。
「近いうちに誰かしらが動くとは思ってはいたけど、その時にフェリの近くに居られなかった事が悔しいなと思ってたんだ。今度からあぁ言う場所に行く時は客に誰が来てるか調べないと」
「確かにそうかもしれませんね、今日は予想外でした」
「あのウィリアムと言う男はマティアスを切ったんだろう? どうせならまだ手綱を握っていて欲しかったけどな」
「さぞ兄上は屈辱的だったでしょうね……僕の目の前で恋人にあんな風に切られて、一日だけとはいえ檻の中ですし」
「今一番警戒するべきはマティアスか?」
「……暫くは僕では無くウィリアムに怒りの矛先が向いていると思います。それがいつこちらに向くかわかりませんが」
今度はテオドールがフェリチアーノの顔を覗き込む。悲劇のシンデレラストーリーを完成させるにあたり、フェリチアーノはデュシャン家の目の前につるされた餌の様な物だ。
今日の事を皮切りに、これから様々な事が今まで以上に起こるだろう。フェリチアーノは自身が餌となる事を良しとしているが、テオドールはそれでも心配っだった。常に側に居られるわけではないからだ。
お互い強くなろうとしている最中で、周りは協力的だが全てを防げるわけでは無いだろう。
不安を埋める様にフェリチアーノに口づければ、フェリチアーノもまたそれに答え、口付けは深さを増していく。
徐々に上がる息にフェリチアーノはテオドールに縋りつくようにテオドールの服を握りしめた。
「ごめんフェリ、ガッツき過ぎた」
申し訳なさそうに体を離したテオドールは、息を整えるフェリチアーノを見た瞬間、全身がゾクリとした感覚が駆け巡る。
上気した頬に瞳は蕩け、口端からは僅かにどちらかのであろう唾液がたれていて、なんとも煽情的だった。
下半身に集まる熱を何とかして逃がさなければと、テオドールはフェリチアーノから距離を取ろうとするが、その動きをフェリチアーノに止められた。
「フェリ、我慢できなくなる」
フェリチアーノが毒に犯されていると判明してからと言う物、二人は体を繋げる事は無かった。お互いにそういう欲が無くなった訳ではない。体を気遣いお互いがお互いに我慢を重ねる日々だったのだ。
「ディッシャーから、触れ合い程度だったらいいと言われました」
顔を真っ赤に染め上げ、恥じらいながら見上げて来るフェリチアーノにテオドールの喉が無意識にゴクリと鳴る。あまり負担を掛けたくないと思うのに、一度ついた火はお互いに消す事は出来なかった。
ゆっくりと顔を再び近づけたテオドールは、フェリチアーノの口内を堪能するようにゆっくりと舐めまわす。
隙間から漏れる甘い声にテオドールは満足そうに目を細めながら、お互いのズボンの前を寛げた。
既に立ち上がる二人の高ぶりをテオドールは纏めて握り込むと緩く上下に動かし始めた。ゆるゆると動かされる為、明確な刺激は無い。フェリチアーノはもどかしさが募るが、与えられる刺激は確かにある為、腰を無意識にテオドールの高ぶりに押し付ける様に腰を動かしてしまう。
「テオっくるしいっ」
ゆっくりと堪能されるフェリチアーノは縋る様にテオドールの首に腕を回し、与えられる快楽に酔いしれた。
弱い刺激をずっと与えられ続け、頭がふわふわとした感覚に包まれる。とろとろとお互いにあふれ出る先走りが滑りを徐々に良くしていき、テオドールはそれに合わせて握り込む力を強めた。
「気持ちいいな、フェリ」
耳元で小さく呟かれる艶のある声に、フェリチアーノはビクリと腰を跳ねさせた。そのまま耳朶を食まれ、更なる刺激が加わる。
達したいのに達せないギリギリの刺激に耐えられず、フェリチアーノは声を上げた。
「も、もう、いかせて、ておっ」
頻繁にはまだまだ出来ないだろうと、じっくりと触れ合いを堪能したかったテオドールだが、流石に涙が混じった瞳で懇願されれば無理強いは出来なかった。テオドールは上下に動かす手を早め、刺激を強めてお互いの欲を解放させた。
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