100 / 161
100 対人戦訓練再び
火球の大きさから、ハティーにもう少し魔力を絞っても十分魔法が使えると教えておく。
その際射ち出さず火球だけ作らせては魔力を抜かせる。
そうしながら30センチ程度の火球になるまで魔力を絞らせ、慣れたところで打つ練習に変えろと言っておく。
鑑定は使える様になったのかと聞くと、自分の魔力が71に増えていると判っているので十分使えている様だ。
それなら治癒魔法の手ほどきもしておき、使う魔力量によっての治療効果もオーク辺りで試そうと決めた。
取り敢えず依頼遂行が先なので翌日は全員を下に下ろしベースキャンプを作り目印の柱を建てる。
前回の事でドラゴンと出会ってもハティーのドームで十分防げるし、ホウルのドームも十分強固と判っているので安心だ。
俺は一人壁を見上げて草の茂っているところを探してはジャンプを繰り返す。
下から見上げても草の生えている所が中々見つからないが、上から下を見下ろせば結構彼方此方に草や小さな木が生えている。
見本の草を目安に草丈40センチ前後の物を中心に探していく。
鳥が止まり木に止まるように目星を付けた岩棚や割れ目に止まり、風精草を探す。
3~5ヶ所に一つ程度に目的の薬草が生えていたが、ジャンプと結界を繰り返す為にあっという間に魔力が少なくなっていく。
グレン達の所へ行き目標の花付きの茎30本×2倍の採取には一週間前後掛かると伝えた。
グレン達も燃えるような花の色と炎の様な火炎華の花は直ぐに予定数の20花を収穫出来たそうだ。
だが精霊草の新芽と葉の付いた茎の部分は、森の緑に紛れて大変だと言っている。
その為一日毎に野営地を移動しながら精霊草を探す事になり、予定通りハティーが目印の柱を立てることになった。
予定より早い五日目に風精草の花と茎30本×2の60本を収穫してグレン達を追う。
ハティーの立てた柱を順に跳んで行くと、最後の柱の近くで索敵にグレン達と獣の気配が入り乱れている。
まさか襲われているのかと慌てて跳んで行くと、三つの避難所に中からハイオークの群れを攻撃している。
と言っても一つの避難所からストーンランスが飛び、二つの避難所からはアイスジャベリンが飛んでいる。
而しハイオークが接近しすぎていて狙いづらい様で致命傷になっていない。
倒れているのが七頭に暴れて居るのが六頭、隠形に魔力を乗せて避難所に近づく。
一番小さな避難所はグレンとオールズだろうから放置、もう一つのアイスランスを射ちだしている避難所に近寄る。
「ボルヘン、魔力は大丈夫かい?」
「ユーゴさん、良い所へ・・・近すぎて動くから狙いが付け辛くて大変です」
「詠唱をもっと短くするか、魔力を送り出す寸前にして詠唱しなよ。遠くなら多少のずれは何とかなるけど、近すぎると間に合わないよ」
「やってみます!」
「ハリスン、怪我人はいないよね?」
「大丈夫です。遠くで接近を察知しましたから余裕で避難所に入りました」
ちょっと考えてボルヘンにお手伝いして貰う事にした。
「ボルヘン、ちょっと試したい事が有るので射つのを止めてくれるかい」
グレン達の所へも行き同じ様にお願いする。
その間にハイオークの両太股にアイスランスを射ち込み、逃げられなくすると同時に両手足と首を大地に固定する。
突然ハイオーク達が倒れだしたのでハティーも射つのを止めていた。
隠形を解除するとそれぞれの避難所から皆が出て来きた。
「ユーゴ、何をするつもりだ?」
「まさか・・・ゴブリンの代わりに使うつもりなの」
流石はハティー、女の勘は鋭い。
「暫くの間、皆をドームの中に入れておいてよ」
「このメンバーなら知ったところで喋らないでしょう」
「まぁね。ハティーが良ければいいか」
「で、治癒魔法の奥義でも教えてくれるの?」
「ゴブリン相手じゃ難しい事だよ。取り敢えず小さな傷を治してみてよ」
俺達が近づくと暴れ出したので、用心の為に腹も固定する。
「武器を手にしないで近づくのは、流石に恐いわね」
そう呟きながらハイオークに近づき(ヒール!)と一言。
射ち込んだアイスランスの魔力を抜いた傷も綺麗に治していく。
「ハティー、次からは魔力の量を絞ってやってみて」
「あれね。少ない魔力で使えるギリギリの魔法を使う練習。って事は魔力を使いすぎているの?」
「練習なら良いんだよ。でも十分治癒魔法を使えるのなら、魔力を節約するのは大事だよ」
魔力を絞る方法は火魔法の時に十分練習しているので、直ぐに出来る様になった。
ここからが本番、傷の治ったハイオークの腹にアイスバレットの強烈なのを射ち込む。
〈ギャオォォォ〉って悲鳴が森に響き渡り、みているコークス達も顔が引き攣っている。
ハティーに頷くと、ハイオークの側に立ち(ヒール!)・・・あれっといった顔で首を捻る。
「良いんだよハティー。さっきまでの傷なら今ので治るので、その魔力量を基本に覚えておいて」
(鑑定!・状態)〔内臓損傷・重態〕
「ハティー、鑑定してみてよ」
頷いて鑑定をしているが難しい顔になる。
多分鑑定情報が多すぎるのだろうと思うので、鑑定の時に(状態)だけを引き出す方法を教える。
「お腹の中が傷ついていて重態って・・・」
「怪我を治した魔力量を1として、この程度なら2から3の魔力量を治癒魔法に乗せて使って見てよ」
俺の言葉に真剣に頷き、深呼吸を一つして(ヒール!)
「そこで鑑定してみて」
「内臓打撲、軽傷って出たわ」
「ならさっきの傷は今使った魔力量より一つ多い魔力で完治するよ。怪我も病気も、鑑定をしてから魔力量を調節する練習をすれば大抵治せる様になるよ。それと怪我は綺麗に治るように願い、病気なら健康な身体に戻るように願ってね」
「それで鑑定をくれたの」
「それだけじゃないけど、鑑定って役に立つだろう」
「勿論、十分に役立っているわよ」
可哀想なハイオークは、様々な部位をグレンとボルヘンからのアイスバレットで負傷させられる事になった。
お陰でハティーの治癒魔法の腕は、飛躍的に上達したと感謝された。
その日の夕食後、ハリスン達が嬉しそうにハティーに何かをお願いをしている。
頼まれたハティーがちょっと引き気味に頷き、横目で俺を見る。
「俺が何かしたの?」
「いやいや、シエナラに来てから対人戦の訓練が出来なかったので、ハティーさんが治癒魔法を使えるのなら訓練後の治療をお願いしたんだ」
「木剣は振っているんだろう」
「それは続けているけど、やはり打ち合わないと勘が鈍っているんじゃないかと不安なんだよ」
「まだ革袋を持っているんだ」
俺達の話をグレンやコークス達が興味深げに聞いていたが、久方ぶりに遣るかとなり大きめの結界のドームを作る。
懐かしいクジ引きの勝ち抜き戦となったが、ショートソードに見立てた革袋とは言え、本気の叩き合いに二人を省いて大興奮。
「参った! 糞ッ、ハリスンに負けるとは」
「ルッカスには散々殴られたからな、日々の鍛錬はルッカスに負けない工夫をしているんだ」
「それならユーゴに負けない工夫をしろよ」
「その成果を見せてやる!」
「えらい強気だねぇ、俺だって日々の鍛錬は怠ってないよ」
「始め!」
「そこだ! いけ!」
「ハリスン、押されているぞ」
「足を払え!」
「ぶちかませぇ~」
散々ハリスンに殴られたルッカスが、よろよろとハティーの所へやって来る。
「ハティーさん、お願いします」
「何で魔法付与された服を着てしないの?」
「えっ、木剣で殴っても痛くも痒くも無い、てより当たったのかも判らないのでは真剣になれません。殴られたら痛いので真剣になります」
ルッカスの返事に、ハティーとボルヘンが呆れた様に首を振る。
その間も対人戦の訓練と言う名の叩き合いは続き、コークス達も対戦の順番の列に並んで彼此言っている。
「ちょっとぉ~、あんたは私達のリーダーでしょう、なんで負けてんのよ」
「いやー、グレンは中々の腕だぞ。俺が一回殴る間に二回殴ってきやがるんだ」
「ハティー、俺も頼む」
「ボルト、あんたもなの」
「ユーゴに負けるとは思わなかったぜ」
真剣勝負は体力を使うので長続きはしないが、それでも二回りほどして訓練は終了した。
バテ気味のオールズが「こんな訓練をしていたら、腕が良くなるのも当たり前だぜ」とぼやき気味に言っている。
「若いのに中々の腕前だと思っていたが、真剣にやらなきゃ痛い目をみるので上達もする筈だ」
「明日もやろうぜ。どうせ夜は暇なんだし、対人戦の訓練にもってこいだ」
「二人も治癒魔法使いが居るので、少々の怪我は大丈夫だしね」
「ハティーの練習に丁度良いね」
「えぇ~、打ち身だけなので大して練習にならないわよ」
昼は薬草採取、夜は結界のドームの中で訓練と言う名の殴り・・・叩き合いが続くことになった。
* * * * * * * *
「魔法付与の服を着ているから安全快適なんだけど、精霊草がこんなに見つけ難いとは予想外だよ」
「必要数の60は確保できたけど、他の薬草は二倍集めたからね。これだけが半分じゃおかしいだろうし、茎一本金貨八枚なら苦労のしがいもあるだろう」
「そうそう、此れが終わればこんな所に来ないわよ」
「ドラゴン幾らで売れたかなぁ~」
「さっさと見つけて早く帰ろうぜ」
その際射ち出さず火球だけ作らせては魔力を抜かせる。
そうしながら30センチ程度の火球になるまで魔力を絞らせ、慣れたところで打つ練習に変えろと言っておく。
鑑定は使える様になったのかと聞くと、自分の魔力が71に増えていると判っているので十分使えている様だ。
それなら治癒魔法の手ほどきもしておき、使う魔力量によっての治療効果もオーク辺りで試そうと決めた。
取り敢えず依頼遂行が先なので翌日は全員を下に下ろしベースキャンプを作り目印の柱を建てる。
前回の事でドラゴンと出会ってもハティーのドームで十分防げるし、ホウルのドームも十分強固と判っているので安心だ。
俺は一人壁を見上げて草の茂っているところを探してはジャンプを繰り返す。
下から見上げても草の生えている所が中々見つからないが、上から下を見下ろせば結構彼方此方に草や小さな木が生えている。
見本の草を目安に草丈40センチ前後の物を中心に探していく。
鳥が止まり木に止まるように目星を付けた岩棚や割れ目に止まり、風精草を探す。
3~5ヶ所に一つ程度に目的の薬草が生えていたが、ジャンプと結界を繰り返す為にあっという間に魔力が少なくなっていく。
グレン達の所へ行き目標の花付きの茎30本×2倍の採取には一週間前後掛かると伝えた。
グレン達も燃えるような花の色と炎の様な火炎華の花は直ぐに予定数の20花を収穫出来たそうだ。
だが精霊草の新芽と葉の付いた茎の部分は、森の緑に紛れて大変だと言っている。
その為一日毎に野営地を移動しながら精霊草を探す事になり、予定通りハティーが目印の柱を立てることになった。
予定より早い五日目に風精草の花と茎30本×2の60本を収穫してグレン達を追う。
ハティーの立てた柱を順に跳んで行くと、最後の柱の近くで索敵にグレン達と獣の気配が入り乱れている。
まさか襲われているのかと慌てて跳んで行くと、三つの避難所に中からハイオークの群れを攻撃している。
と言っても一つの避難所からストーンランスが飛び、二つの避難所からはアイスジャベリンが飛んでいる。
而しハイオークが接近しすぎていて狙いづらい様で致命傷になっていない。
倒れているのが七頭に暴れて居るのが六頭、隠形に魔力を乗せて避難所に近づく。
一番小さな避難所はグレンとオールズだろうから放置、もう一つのアイスランスを射ちだしている避難所に近寄る。
「ボルヘン、魔力は大丈夫かい?」
「ユーゴさん、良い所へ・・・近すぎて動くから狙いが付け辛くて大変です」
「詠唱をもっと短くするか、魔力を送り出す寸前にして詠唱しなよ。遠くなら多少のずれは何とかなるけど、近すぎると間に合わないよ」
「やってみます!」
「ハリスン、怪我人はいないよね?」
「大丈夫です。遠くで接近を察知しましたから余裕で避難所に入りました」
ちょっと考えてボルヘンにお手伝いして貰う事にした。
「ボルヘン、ちょっと試したい事が有るので射つのを止めてくれるかい」
グレン達の所へも行き同じ様にお願いする。
その間にハイオークの両太股にアイスランスを射ち込み、逃げられなくすると同時に両手足と首を大地に固定する。
突然ハイオーク達が倒れだしたのでハティーも射つのを止めていた。
隠形を解除するとそれぞれの避難所から皆が出て来きた。
「ユーゴ、何をするつもりだ?」
「まさか・・・ゴブリンの代わりに使うつもりなの」
流石はハティー、女の勘は鋭い。
「暫くの間、皆をドームの中に入れておいてよ」
「このメンバーなら知ったところで喋らないでしょう」
「まぁね。ハティーが良ければいいか」
「で、治癒魔法の奥義でも教えてくれるの?」
「ゴブリン相手じゃ難しい事だよ。取り敢えず小さな傷を治してみてよ」
俺達が近づくと暴れ出したので、用心の為に腹も固定する。
「武器を手にしないで近づくのは、流石に恐いわね」
そう呟きながらハイオークに近づき(ヒール!)と一言。
射ち込んだアイスランスの魔力を抜いた傷も綺麗に治していく。
「ハティー、次からは魔力の量を絞ってやってみて」
「あれね。少ない魔力で使えるギリギリの魔法を使う練習。って事は魔力を使いすぎているの?」
「練習なら良いんだよ。でも十分治癒魔法を使えるのなら、魔力を節約するのは大事だよ」
魔力を絞る方法は火魔法の時に十分練習しているので、直ぐに出来る様になった。
ここからが本番、傷の治ったハイオークの腹にアイスバレットの強烈なのを射ち込む。
〈ギャオォォォ〉って悲鳴が森に響き渡り、みているコークス達も顔が引き攣っている。
ハティーに頷くと、ハイオークの側に立ち(ヒール!)・・・あれっといった顔で首を捻る。
「良いんだよハティー。さっきまでの傷なら今ので治るので、その魔力量を基本に覚えておいて」
(鑑定!・状態)〔内臓損傷・重態〕
「ハティー、鑑定してみてよ」
頷いて鑑定をしているが難しい顔になる。
多分鑑定情報が多すぎるのだろうと思うので、鑑定の時に(状態)だけを引き出す方法を教える。
「お腹の中が傷ついていて重態って・・・」
「怪我を治した魔力量を1として、この程度なら2から3の魔力量を治癒魔法に乗せて使って見てよ」
俺の言葉に真剣に頷き、深呼吸を一つして(ヒール!)
「そこで鑑定してみて」
「内臓打撲、軽傷って出たわ」
「ならさっきの傷は今使った魔力量より一つ多い魔力で完治するよ。怪我も病気も、鑑定をしてから魔力量を調節する練習をすれば大抵治せる様になるよ。それと怪我は綺麗に治るように願い、病気なら健康な身体に戻るように願ってね」
「それで鑑定をくれたの」
「それだけじゃないけど、鑑定って役に立つだろう」
「勿論、十分に役立っているわよ」
可哀想なハイオークは、様々な部位をグレンとボルヘンからのアイスバレットで負傷させられる事になった。
お陰でハティーの治癒魔法の腕は、飛躍的に上達したと感謝された。
その日の夕食後、ハリスン達が嬉しそうにハティーに何かをお願いをしている。
頼まれたハティーがちょっと引き気味に頷き、横目で俺を見る。
「俺が何かしたの?」
「いやいや、シエナラに来てから対人戦の訓練が出来なかったので、ハティーさんが治癒魔法を使えるのなら訓練後の治療をお願いしたんだ」
「木剣は振っているんだろう」
「それは続けているけど、やはり打ち合わないと勘が鈍っているんじゃないかと不安なんだよ」
「まだ革袋を持っているんだ」
俺達の話をグレンやコークス達が興味深げに聞いていたが、久方ぶりに遣るかとなり大きめの結界のドームを作る。
懐かしいクジ引きの勝ち抜き戦となったが、ショートソードに見立てた革袋とは言え、本気の叩き合いに二人を省いて大興奮。
「参った! 糞ッ、ハリスンに負けるとは」
「ルッカスには散々殴られたからな、日々の鍛錬はルッカスに負けない工夫をしているんだ」
「それならユーゴに負けない工夫をしろよ」
「その成果を見せてやる!」
「えらい強気だねぇ、俺だって日々の鍛錬は怠ってないよ」
「始め!」
「そこだ! いけ!」
「ハリスン、押されているぞ」
「足を払え!」
「ぶちかませぇ~」
散々ハリスンに殴られたルッカスが、よろよろとハティーの所へやって来る。
「ハティーさん、お願いします」
「何で魔法付与された服を着てしないの?」
「えっ、木剣で殴っても痛くも痒くも無い、てより当たったのかも判らないのでは真剣になれません。殴られたら痛いので真剣になります」
ルッカスの返事に、ハティーとボルヘンが呆れた様に首を振る。
その間も対人戦の訓練と言う名の叩き合いは続き、コークス達も対戦の順番の列に並んで彼此言っている。
「ちょっとぉ~、あんたは私達のリーダーでしょう、なんで負けてんのよ」
「いやー、グレンは中々の腕だぞ。俺が一回殴る間に二回殴ってきやがるんだ」
「ハティー、俺も頼む」
「ボルト、あんたもなの」
「ユーゴに負けるとは思わなかったぜ」
真剣勝負は体力を使うので長続きはしないが、それでも二回りほどして訓練は終了した。
バテ気味のオールズが「こんな訓練をしていたら、腕が良くなるのも当たり前だぜ」とぼやき気味に言っている。
「若いのに中々の腕前だと思っていたが、真剣にやらなきゃ痛い目をみるので上達もする筈だ」
「明日もやろうぜ。どうせ夜は暇なんだし、対人戦の訓練にもってこいだ」
「二人も治癒魔法使いが居るので、少々の怪我は大丈夫だしね」
「ハティーの練習に丁度良いね」
「えぇ~、打ち身だけなので大して練習にならないわよ」
昼は薬草採取、夜は結界のドームの中で訓練と言う名の殴り・・・叩き合いが続くことになった。
* * * * * * * *
「魔法付与の服を着ているから安全快適なんだけど、精霊草がこんなに見つけ難いとは予想外だよ」
「必要数の60は確保できたけど、他の薬草は二倍集めたからね。これだけが半分じゃおかしいだろうし、茎一本金貨八枚なら苦労のしがいもあるだろう」
「そうそう、此れが終わればこんな所に来ないわよ」
「ドラゴン幾らで売れたかなぁ~」
「さっさと見つけて早く帰ろうぜ」
あなたにおすすめの小説
少し冷めた村人少年の冒険記 2
mizuno sei
ファンタジー
地球からの転生者である主人公トーマは、「はずれギフト」と言われた「ナビゲーションシステム」を持って新しい人生を歩み始めた。
不幸だった前世の記憶から、少し冷めた目で世の中を見つめ、誰にも邪魔されない力を身に着けて第二の人生を楽しもうと考えている。
旅の中でいろいろな人と出会い、成長していく少年の物語。
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
魔道具頼みの異世界でモブ転生したのだがチート魔法がハンパない!~できればスローライフを楽しみたいんだけど周りがほっといてくれません!~
トモモト ヨシユキ
ファンタジー
10才の誕生日に女神に与えられた本。
それは、最強の魔道具だった。
魔道具頼みの異世界で『魔法』を武器に成り上がっていく!
すべては、憧れのスローライフのために!
エブリスタにも掲載しています。
転生先ではゆっくりと生きたい
ひつじ
ファンタジー
勉強を頑張っても、仕事を頑張っても誰からも愛されなかったし必要とされなかった藤田明彦。
事故で死んだ明彦が出会ったのは……
転生先では愛されたいし必要とされたい。明彦改めソラはこの広い空を見ながらゆっくりと生きることを決めた
小説家になろうでも連載中です。
なろうの方が話数が多いです。
https://ncode.syosetu.com/n8964gh/
異世界転生雑学無双譚 〜転生したのにスキルとか貰えなかったのですが〜
芍薬甘草湯
ファンタジー
エドガーはマルディア王国王都の五爵家の三男坊。幼い頃から神童天才と評されていたが七歳で前世の知識に目覚め、図書館に引き篭もる事に。
そして時は流れて十二歳になったエドガー。祝福の儀にてスキルを得られなかったエドガーは流刑者の村へ追放となるのだった。
【カクヨムにも投稿してます】
異世界に転生した社畜は調合師としてのんびりと生きていく。~ただの生産職だと思っていたら、結構ヤバい職でした~
夢宮
ファンタジー
台風が接近していて避難勧告が出されているにも関わらず出勤させられていた社畜──渡部与一《わたべよいち》。
雨で視界が悪いなか、信号無視をした車との接触事故で命を落としてしまう。
女神に即断即決で異世界転生を決められ、パパっと送り出されてしまうのだが、幸いなことに女神の気遣いによって職業とスキルを手に入れる──生産職の『調合師』という職業とそのスキルを。
異世界に転生してからふたりの少女に助けられ、港町へと向かい、物語は動き始める。
調合師としての立場を知り、それを利用しようとする者に悩まされながらも生きていく。
そんな与一ののんびりしたくてものんびりできない異世界生活が今、始まる。
※2話から登場人物の描写に入りますので、のんびりと読んでいただけたらなと思います。
※サブタイトル追加しました。