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お出かけするよ
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「わあ~!すご~い!」
私は自分の屋敷と比べると小さい家々を見て興奮する。
小さいとはいったが、それは十分すぎるほど大きい家だと思う。
私の屋敷は使用人たちと私の家族を含めて暮らしているため、やっぱり大きさが必要になってくる。
だが、使用人などがいないだろう領民の家は、かなり快適に感じることだろう。
よく、大きい屋敷は羨ましいという子供がいるらしいが、逆に領民の家の方が羨ましいんですけど!?
家族だけで暮らせるというのはとても魅力を感じる。
まあ、ミサリーたちも家族だからね。
前世では私がその使用人たちにどんな扱いを受けていたのかは気にしないでおこう……うん。
まあ、私の態度が悪かったからなんだけどね。
結局私が悪いという………。
「どうされましたか?」
「ううん、だいじょぶ!」
護衛の男の人が顔色を伺ってくる。
流石に棒立ちでいるのは不思議に思われることだろう。
(視線はそこまで感じないな……)
どうやら、変な目で見られてはいないようだった。
護衛の人たちも、普通の服を着てくるよういってあってよかった。
もし、本気で鎧を着込んでいたらどうなっていただろうか。
私が逆に苦痛だ……。
「どこへ行きますか?」
「ううんとねえ、てきとうにまわる!」
「わかりました」
そして、護衛が離れていく。
私のお願いで、できるだけ気にならないように離れてもらったのだ。
「どこいこっかな?」
私は道の端っこの方をゆっくりと歩いていく。
並ぶ店の様子はどれも活気付いていた。
それは、私の父様の統治の仕方がうまいということをものが立っているように感じて嬉しいく思う。
街の人々の顔にも笑みが浮かんでおり、それを見て私も笑顔になる。
(こう考えると、私直接街にきたの初めてかもしれない)
馬車で通ったことはあっても、そこから自分の意思でやってきたことは今までなかった。(前世で)
私もだいぶ考えることが変わったもんだな………。
そんなことを考えているとーー
「お嬢ちゃん、道に迷ってるんかい?」
「?」
私は声が聞こえた方に向く。
そこには、四十代くらいのおばさんがいた。
髪の毛を下ろしており、少ししわが出てきた程度で、まだまだ若く見える。
四十代だと思ったのは、単に私の観察の結果だ。
「まよってないよ?おねえさん」
「あら、お姉さんだなんて……嬉しいこと言ってくれるねぇ!」
「ここって、どんなみせなの?」
見たら大体わかるんだが、話の繋げ方がわからず、強引に逸らす。
「ここは見たの通り、食材を提供しているよ。どうだい?なんか試食してみるかい?」
おば……おねえさんが一度店の奥に戻っていく。
そこで戻ってきて、何かを差し出す。
「おばさんの焼いたクッキーたべるかい?」
食材じゃないんかい!
まあ、でもおいしそう………。
「たべる!」
「おじょーー」
何か聞こえたような気もするが、きっと気のせいだろう。
私はそれをペロリと一口で平らげる。
「う~ん!おいしい!」
「そうかいそうかい!」
見た目もなんだか、貴族家に出されるものとそう変わらないし、味だって負けていない。
これって、もしかしたら売れてるのでは?
「おねえさん。これうってる?」
「売ってはないよ。どうせ、私の手作りなんだ。売れるとも思ってないし、作るのも手間だしね!」
絶対売れると思うのに………。
もったいない気もするが、これをまたきた時に食べさせてもらえたらどれほど素敵だろう!
「また、たべにきてもいい?」
私はおねえさんの声が帰ってくると思っていたが、その後ろから声は返ってきた。
「また、どうぞ!」
「ふえ?」
いきなり、高い声が聞こえてくる。
一瞬だが、おねえさんの声かと思ったら、おねえさんも後ろを向いていた。
「ああ、あんたかい」
「俺にも食わせてくれよ!」
「はいはい。あんたはいつも食べてるでしょ?」
おね……もういいや。
おばさんは何気ないこと、いつも通りとでもいうようになれた動作で、プレートをその後ろから出てきた男の子に渡す。
「これが、美味しいんだな~!一度食べたら病みつきだ!」
「ーー?」
いきなり出てきた男の子に私が驚いている間にも、彼はクッキーをぺろっと平らげる。
彼はなんというのだろうか?
綺麗な顔立ちをしている。
顔の左右が綺麗に整っていて、左右対称というのか?
そんな感じだ。
髪の毛は少し先がくるっとなっている赤い髪だった。
おばさんとは似ても似つかない。
食べているところを観察していると、なんだか自分を見られていることに気づき、思い出したかのように、こちらを向く。
「お前もくうか?」
「え?うん」
一つ、受け取り、頬張る。
「おいしい!」
「やっぱそうだよな~!なのによ!おばちゃんこれ売らないんだぜ?おかしくないか?」
「う、うん」
グイグイとこられて、少しびくっとする。
初めてここまで、相手から距離を詰められたのだ。
前世からそうだったので、びっくりするのは当たり前だろう。
「なあなあ?お前どっからきたんだ?ここら辺では顔見たことないけど………」
「え?えっと、ちょっとはなれたところにすんでるからかな?」
「ふ~ん、今何歳?」
「えっと………」
なんだか、お見合いのようなことを聞いてくるな……。
婚約する前に形上、お互いの歳とか趣味とかを聞き合うのが流れだったのを覚えている。
私が答えようとする前におばさんのゲンコツが彼の頭に当たる。
「こら!レディーに年を聞くのはいけないよ!ったく、まだ名前も名乗ってないじゃないか……」
「あ、そっか。アレン!お前は?」
「えっと……ベアトリスで、です!」
「そっか~!」
ニコニコ笑顔で告げてくるもんだから、少し気合の入った声になってしまった。
そんなことは気にせず、彼はニコニコしているままだ。
「この子、うちの妹の子でね~。時々、ここで過ごしてくことがあるんだよ」
改めて、おばさんがアレンについて説明してくる。
「ねえねえ!なんか好きなものあるの?」
友達とはこういうものなのだろうか?
私にはそんな人物は前世からいなかったもんだから、よくわからないのだが……。
かなり踏み込んだところまで聞いてくるんだな………。
「もの?う~ん。ない」
「え?ないの?」
予想外の答えだったようで、少し唸っている。
だが、すぐに納得して、話を切り替えてくる。
「それで、さっきから後ろにいる人たちは誰?」
「な!?」
後ろに隠れていたはずの護衛はいつの間にかアレンに見つかっていたらしい。
「さっきから、こそこそとしてたんだけど……。ストーカー?」
「「断じて違う!」」
声を揃えて叫ぶ護衛。
(あんたら、馬鹿じゃないの?)
「あ、やっぱり話聞いてたんだ~。まあ、違うならいい……のかな?」
アレンの言葉によってつられて、おばさんにまで存在がバレた様子。
(全く、うちの護衛は……)
私の護衛は、確かに強い者たちが集まっている集団らしいが、隠れる……隠密行動はそこまで得意ではないらしい。
「と、とりあえず!こっちきて!」
私はアレンの腕を引っ張る。
「あ、おい!」
♦︎♢♦︎♢♦︎
護衛の人から二人でダッシュで逃げ路地裏に入った。暗いところに来れば滅多なことではバレないからね。
「ふ~ん、んじゃあ、お前も後ろの人たちには気付いていたってことか~」
「うん、そうなの」
路地のところで、大体は説明する。
決定的な部分は省いて、なんとな~くはぐらかしながら……。
貴族はそういうのは得意なのだ。
「アレンって、めがいいの?」
「目はそんなに良くはないと思うぞ?」
「じゃあなんで?きづけたの?」
私のように観察眼がないのだとしたら、いったいどうやって気付いたというのだろう。
「う~ん、勘じゃね?」
「か、かん?」
「なんとな~く、そこになんかいるな~とか、気配がこっち向いてるとか、そういうのによく気付くんだ、俺って」
どんな特殊能力だよそれ!
マジレスすると、多分魔力の流れがわかるんだろうね。
「うらやましい……」
心の声が漏れる。
「俺も、お前の足の速さはうらやましいんだけど?」
お互いむすっとした顔を向け、そして、同時に笑い出す。
その声は路地裏の奥まで響き渡る。
私は自分の屋敷と比べると小さい家々を見て興奮する。
小さいとはいったが、それは十分すぎるほど大きい家だと思う。
私の屋敷は使用人たちと私の家族を含めて暮らしているため、やっぱり大きさが必要になってくる。
だが、使用人などがいないだろう領民の家は、かなり快適に感じることだろう。
よく、大きい屋敷は羨ましいという子供がいるらしいが、逆に領民の家の方が羨ましいんですけど!?
家族だけで暮らせるというのはとても魅力を感じる。
まあ、ミサリーたちも家族だからね。
前世では私がその使用人たちにどんな扱いを受けていたのかは気にしないでおこう……うん。
まあ、私の態度が悪かったからなんだけどね。
結局私が悪いという………。
「どうされましたか?」
「ううん、だいじょぶ!」
護衛の男の人が顔色を伺ってくる。
流石に棒立ちでいるのは不思議に思われることだろう。
(視線はそこまで感じないな……)
どうやら、変な目で見られてはいないようだった。
護衛の人たちも、普通の服を着てくるよういってあってよかった。
もし、本気で鎧を着込んでいたらどうなっていただろうか。
私が逆に苦痛だ……。
「どこへ行きますか?」
「ううんとねえ、てきとうにまわる!」
「わかりました」
そして、護衛が離れていく。
私のお願いで、できるだけ気にならないように離れてもらったのだ。
「どこいこっかな?」
私は道の端っこの方をゆっくりと歩いていく。
並ぶ店の様子はどれも活気付いていた。
それは、私の父様の統治の仕方がうまいということをものが立っているように感じて嬉しいく思う。
街の人々の顔にも笑みが浮かんでおり、それを見て私も笑顔になる。
(こう考えると、私直接街にきたの初めてかもしれない)
馬車で通ったことはあっても、そこから自分の意思でやってきたことは今までなかった。(前世で)
私もだいぶ考えることが変わったもんだな………。
そんなことを考えているとーー
「お嬢ちゃん、道に迷ってるんかい?」
「?」
私は声が聞こえた方に向く。
そこには、四十代くらいのおばさんがいた。
髪の毛を下ろしており、少ししわが出てきた程度で、まだまだ若く見える。
四十代だと思ったのは、単に私の観察の結果だ。
「まよってないよ?おねえさん」
「あら、お姉さんだなんて……嬉しいこと言ってくれるねぇ!」
「ここって、どんなみせなの?」
見たら大体わかるんだが、話の繋げ方がわからず、強引に逸らす。
「ここは見たの通り、食材を提供しているよ。どうだい?なんか試食してみるかい?」
おば……おねえさんが一度店の奥に戻っていく。
そこで戻ってきて、何かを差し出す。
「おばさんの焼いたクッキーたべるかい?」
食材じゃないんかい!
まあ、でもおいしそう………。
「たべる!」
「おじょーー」
何か聞こえたような気もするが、きっと気のせいだろう。
私はそれをペロリと一口で平らげる。
「う~ん!おいしい!」
「そうかいそうかい!」
見た目もなんだか、貴族家に出されるものとそう変わらないし、味だって負けていない。
これって、もしかしたら売れてるのでは?
「おねえさん。これうってる?」
「売ってはないよ。どうせ、私の手作りなんだ。売れるとも思ってないし、作るのも手間だしね!」
絶対売れると思うのに………。
もったいない気もするが、これをまたきた時に食べさせてもらえたらどれほど素敵だろう!
「また、たべにきてもいい?」
私はおねえさんの声が帰ってくると思っていたが、その後ろから声は返ってきた。
「また、どうぞ!」
「ふえ?」
いきなり、高い声が聞こえてくる。
一瞬だが、おねえさんの声かと思ったら、おねえさんも後ろを向いていた。
「ああ、あんたかい」
「俺にも食わせてくれよ!」
「はいはい。あんたはいつも食べてるでしょ?」
おね……もういいや。
おばさんは何気ないこと、いつも通りとでもいうようになれた動作で、プレートをその後ろから出てきた男の子に渡す。
「これが、美味しいんだな~!一度食べたら病みつきだ!」
「ーー?」
いきなり出てきた男の子に私が驚いている間にも、彼はクッキーをぺろっと平らげる。
彼はなんというのだろうか?
綺麗な顔立ちをしている。
顔の左右が綺麗に整っていて、左右対称というのか?
そんな感じだ。
髪の毛は少し先がくるっとなっている赤い髪だった。
おばさんとは似ても似つかない。
食べているところを観察していると、なんだか自分を見られていることに気づき、思い出したかのように、こちらを向く。
「お前もくうか?」
「え?うん」
一つ、受け取り、頬張る。
「おいしい!」
「やっぱそうだよな~!なのによ!おばちゃんこれ売らないんだぜ?おかしくないか?」
「う、うん」
グイグイとこられて、少しびくっとする。
初めてここまで、相手から距離を詰められたのだ。
前世からそうだったので、びっくりするのは当たり前だろう。
「なあなあ?お前どっからきたんだ?ここら辺では顔見たことないけど………」
「え?えっと、ちょっとはなれたところにすんでるからかな?」
「ふ~ん、今何歳?」
「えっと………」
なんだか、お見合いのようなことを聞いてくるな……。
婚約する前に形上、お互いの歳とか趣味とかを聞き合うのが流れだったのを覚えている。
私が答えようとする前におばさんのゲンコツが彼の頭に当たる。
「こら!レディーに年を聞くのはいけないよ!ったく、まだ名前も名乗ってないじゃないか……」
「あ、そっか。アレン!お前は?」
「えっと……ベアトリスで、です!」
「そっか~!」
ニコニコ笑顔で告げてくるもんだから、少し気合の入った声になってしまった。
そんなことは気にせず、彼はニコニコしているままだ。
「この子、うちの妹の子でね~。時々、ここで過ごしてくことがあるんだよ」
改めて、おばさんがアレンについて説明してくる。
「ねえねえ!なんか好きなものあるの?」
友達とはこういうものなのだろうか?
私にはそんな人物は前世からいなかったもんだから、よくわからないのだが……。
かなり踏み込んだところまで聞いてくるんだな………。
「もの?う~ん。ない」
「え?ないの?」
予想外の答えだったようで、少し唸っている。
だが、すぐに納得して、話を切り替えてくる。
「それで、さっきから後ろにいる人たちは誰?」
「な!?」
後ろに隠れていたはずの護衛はいつの間にかアレンに見つかっていたらしい。
「さっきから、こそこそとしてたんだけど……。ストーカー?」
「「断じて違う!」」
声を揃えて叫ぶ護衛。
(あんたら、馬鹿じゃないの?)
「あ、やっぱり話聞いてたんだ~。まあ、違うならいい……のかな?」
アレンの言葉によってつられて、おばさんにまで存在がバレた様子。
(全く、うちの護衛は……)
私の護衛は、確かに強い者たちが集まっている集団らしいが、隠れる……隠密行動はそこまで得意ではないらしい。
「と、とりあえず!こっちきて!」
私はアレンの腕を引っ張る。
「あ、おい!」
♦︎♢♦︎♢♦︎
護衛の人から二人でダッシュで逃げ路地裏に入った。暗いところに来れば滅多なことではバレないからね。
「ふ~ん、んじゃあ、お前も後ろの人たちには気付いていたってことか~」
「うん、そうなの」
路地のところで、大体は説明する。
決定的な部分は省いて、なんとな~くはぐらかしながら……。
貴族はそういうのは得意なのだ。
「アレンって、めがいいの?」
「目はそんなに良くはないと思うぞ?」
「じゃあなんで?きづけたの?」
私のように観察眼がないのだとしたら、いったいどうやって気付いたというのだろう。
「う~ん、勘じゃね?」
「か、かん?」
「なんとな~く、そこになんかいるな~とか、気配がこっち向いてるとか、そういうのによく気付くんだ、俺って」
どんな特殊能力だよそれ!
マジレスすると、多分魔力の流れがわかるんだろうね。
「うらやましい……」
心の声が漏れる。
「俺も、お前の足の速さはうらやましいんだけど?」
お互いむすっとした顔を向け、そして、同時に笑い出す。
その声は路地裏の奥まで響き渡る。
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