39 / 504
生徒会の憂鬱(学院生視点)
しおりを挟む
俺は辺境伯の息子である。
そこまでの権力はないが、国にはかなりの優遇がされている家系であり、この家に生まれたことは幸運だと思っている。
土地は豊かで、誰もが住みたがるような、街だと個人的には思っている。
まぁ、今現在は辺境伯領にはいないのだが………。
何を隠そう、とある学院の初等部に今所属しているのだ。
この学院では、すべて寮制で、普段の日常生活を誰かと共に行うことになる。
この学校に入れるのは一部の優等生、一部の上位貴族の子供だけ。
このことからも、自分はこの学院に入れたことをとても栄誉に感じている。
そして、この学院はすべて生徒会が決定権を握っている。
一年から三年まである、初等部。
四年目から六年の中等部。
残りの三年間を高等部。
このすべての決定権を握るのはそれぞれの生徒会。
生徒会と一括りにすることはできない。
なぜなら、この学院には生徒会が三つ存在するから。
そもそも、この学院では初等部や中等部、高等部の校舎は別々の設置されていて、よほどのことがない限り、会うこともないのだ。
この生徒会に入れるのは成績上位十名の者たち。
入試試験から、今までの中間試験、期末試験に実施試験、実力試験など様々な試験を経て、上位に居続けたものが入れるクラブのようなものだ。
ただし、先ほども言った通り、学校の運営は基本的に生徒会が行うため、初等部は特に毎日てんやわんやしているのはいうまでもなくーー
「グルートさん!この資料まとめておいてくれませんんか!?」
「さん付けはいい、早く資料を渡せ」
「はい!」
同級生の生徒会“候補“から尊敬の念を向けられる。
別にこの学院の所属してからは、権力に頼らずのし上がるつもりだったので、敬語は不要なのだ。
そして、尊敬の念を抱かれるのも珍しいことではない。
生徒会ならば、通りすがるだけでも様々な視線を向けられるのだ。
このような表情には慣れっこである。
なぜ、俺までもがそんな目線などに慣れているかといえばーー
つまり、俺はこの生徒会に所属しているということである。
上位貴族の名は伊達ではない。
弛まぬ努力をしてきてのはいうまでもない。
妹よりも、姉よりも強くなろうと人一倍努力してきた。
そのおかげもあって、どうにか生徒会に入ることができた。
副会長や書記官、そして会長などの役職はもらえなかったものの、生徒会メンバー上位五人には入れたことで、一安心したというのが、“さっきまで“の心情である。
「ん?なんだこれは?」
「どれですか!?」
訂正箇所があるのかと思われたのか、焦った様子の同級生。
「いや、報告書には問題ないんだが………この編入生のことだよ」
「編入生?ああ!二年生の枠に一人女の子が編入してきた話ですね!」
「あぁ、そうなんだが………ここはなんだ?」
「どこですか?」
敬語が取れていないのはこの際、気にしない。
そして、俺は気になった箇所を提示する。
そこにはこう書かれていた。
ーーなお、この生徒の普通科目の授業は完全免除とする。
「これはいったいどういうことだ?」
「さぁ?俺………私にもさっぱりです」
「だが、授業免除というのは何か変だろう?生徒会にも情報は入っていないんだぞ?そこらはちゃんと調査したのか?」
「あ、すみません!今からやります!」
「あと、採点途中の答案があるそうだな?それを持ってきてくれ!」
「はぁい!」
凄まじい速度で駆け抜けていく同級生を眺めながら、報告書の整理に戻る。
だが、今思えば、この報告書にはおかしなことが多すぎる。
まあ、現在丸付けの最中なのにもかかわらず、編入許可が下りたことはもうどうでもいいとして………いや、どうでも良くはないが………いいとして。
「この、部分はいったいどういうことなんだ!?」
ーー王家からの直々の命により、丁重に扱いせよ。
なんなんだ!これは!?
王家と言ったら、この国の一番偉い一族。
そんな誰もがわかりきったことだからこそわからないのである。
何がどうしたら、ただの少女のために、ここまで厳重に注意喚起されなければならないのだ!?
相手はーー
公爵家か。
だが、この学院には権力などというものは意味をなさない。
この学院にいる限り、親の栄光にすがりつくことはできないのである。
つまりは、完全実力主義ということである。
扱いとしては、普通の女子生徒として、扱うのが普通なのだがーー
「どうして、王家が?」
権力が意味をなさないはずのこの学院に、この国で最も権力の高い王族から直々に命令が下されるとは。
しかもこれは、学院長への“命令“にあたるので、生徒会が文句を言うことはできない。
一体のこの女子生徒何があるというのだ!?
報告書に目を通しながら四苦八苦しているとーー
「持ってきました!」
「あぁ、ありがとう」
同級生がとある少女のテストの答案を持ってくる。
本来、生徒が勝手に他人の回答を見ることはおろか、採点をすることはできないが、そこは生徒会。
一人一人が、教師以上の権力を有しているため、そんな無茶振りも可能なのである。
会長に至っては、学院長の次ぐ権力を持っているのだ。
だが、今はそんなことはどうでもいい。
「なんだ?この点数は?」
「はぁ、私にもわかりません」
そのテストに答案は、すべて“間違っていた“。
「よほどの…………その、勉強をしてこなかったのでしょうか?」
いや、そんなはずがない!
貴族である自分は同級生とは違う。
貴族は勉強が必須。
ましては抜け出すなど論外。
そんな人物などいるはずがない!
つまりは、こんな点数……………さらにいえば、簡単な問題ですら間違えるなんて絶対にあり得ないのである。
(何か裏があるのか?)
王族といい、この点数といい。
何かがあると思った方がいいだろう。
そもそも全問不正解の方がおかしいのである。
マークシートと言って、選択式の問題が数多くあるというのに、間違えるなんて狙ってやっているようにしか思えないのである。
「ふむふむ、これは?」
「え?この問題ですか?私には良くわかりませんでしたが、この生徒は何か回答しているようですね」
その問題は編入試験において、難関の問題である。
その問題の内容はーー
問 転移魔法における一般的な計算の仕方を答えなさい。
この問題だ。
普通なら、飛びたい景色を思い浮かべて、その景色を強く魔力に込めて、発動する、というのが一般的な回答なんだがーー
だが、その回答では不正解である。
「座標が……………その場で行使?いったい何を言っているんだ?」
答えとしては、複数人にて情報を交換しあい、座標の整理を行なった上で、景色を魔力に記憶させる、というもの。
だが、その編入生の回答はーー
解 思い浮かばせた景色の座標をその場で計算し、その計算をもとに術式に当てはめて、行使する。
その場での座標計算は、思い描く情景の描写を汲み取り情報配列を分解したのち再度整理、自身の知識や地図で得た知識を照らし合わせて、その情報をもとに、座標の細かい分布を取り決め、それを魔力にトレースする。
情報が足りない場合は探知魔法で、自身の座標を割り出した上で計算を行う。
記憶化させた情報から自身の座標の情報を追加し、位置関係の修復をする。
「こんな回答、思い浮かぶか?」
「正直言って何を言っているのかわかりませんね」
「というか、これ答えなのか?」
地図などの情報をすべて記憶している前提で話を進めている時点で何かおかしい。
普通の子供ならば、地図まで覚えているということは絶対にない。
どんな天才でも、地図を記憶しようなどとは思わないからだ。
「それになんだ?座標をのその場で計算って」
そもそも転移魔法は大規模な儀式のもと、行使しする魔法であって、個人で行うようなものではない。
それに座標を計算するというのはどれだけ大変なことか。
俺だったら自身の座標の割り出しに、数分。
計算した術式を当てはめるのに、十分ほどかかり、とてもじゃないが使えない。
「それなのに、なんなんだ?この魔法を一人でできるとでも?」
「さぁ?」
嘘八百なのかもしれない。
そう思うと、後輩の可愛いウソと思えて、なんとなく悪い気はーー
「………嘘ではなさそうだな」
「ですね」
俺はしっかりとそいつの名前を覚えた。
「おもしろいじゃないか……………是非とも勝負して欲しいな、ベアトリス・フォン・アナトレス!」
そこまでの権力はないが、国にはかなりの優遇がされている家系であり、この家に生まれたことは幸運だと思っている。
土地は豊かで、誰もが住みたがるような、街だと個人的には思っている。
まぁ、今現在は辺境伯領にはいないのだが………。
何を隠そう、とある学院の初等部に今所属しているのだ。
この学院では、すべて寮制で、普段の日常生活を誰かと共に行うことになる。
この学校に入れるのは一部の優等生、一部の上位貴族の子供だけ。
このことからも、自分はこの学院に入れたことをとても栄誉に感じている。
そして、この学院はすべて生徒会が決定権を握っている。
一年から三年まである、初等部。
四年目から六年の中等部。
残りの三年間を高等部。
このすべての決定権を握るのはそれぞれの生徒会。
生徒会と一括りにすることはできない。
なぜなら、この学院には生徒会が三つ存在するから。
そもそも、この学院では初等部や中等部、高等部の校舎は別々の設置されていて、よほどのことがない限り、会うこともないのだ。
この生徒会に入れるのは成績上位十名の者たち。
入試試験から、今までの中間試験、期末試験に実施試験、実力試験など様々な試験を経て、上位に居続けたものが入れるクラブのようなものだ。
ただし、先ほども言った通り、学校の運営は基本的に生徒会が行うため、初等部は特に毎日てんやわんやしているのはいうまでもなくーー
「グルートさん!この資料まとめておいてくれませんんか!?」
「さん付けはいい、早く資料を渡せ」
「はい!」
同級生の生徒会“候補“から尊敬の念を向けられる。
別にこの学院の所属してからは、権力に頼らずのし上がるつもりだったので、敬語は不要なのだ。
そして、尊敬の念を抱かれるのも珍しいことではない。
生徒会ならば、通りすがるだけでも様々な視線を向けられるのだ。
このような表情には慣れっこである。
なぜ、俺までもがそんな目線などに慣れているかといえばーー
つまり、俺はこの生徒会に所属しているということである。
上位貴族の名は伊達ではない。
弛まぬ努力をしてきてのはいうまでもない。
妹よりも、姉よりも強くなろうと人一倍努力してきた。
そのおかげもあって、どうにか生徒会に入ることができた。
副会長や書記官、そして会長などの役職はもらえなかったものの、生徒会メンバー上位五人には入れたことで、一安心したというのが、“さっきまで“の心情である。
「ん?なんだこれは?」
「どれですか!?」
訂正箇所があるのかと思われたのか、焦った様子の同級生。
「いや、報告書には問題ないんだが………この編入生のことだよ」
「編入生?ああ!二年生の枠に一人女の子が編入してきた話ですね!」
「あぁ、そうなんだが………ここはなんだ?」
「どこですか?」
敬語が取れていないのはこの際、気にしない。
そして、俺は気になった箇所を提示する。
そこにはこう書かれていた。
ーーなお、この生徒の普通科目の授業は完全免除とする。
「これはいったいどういうことだ?」
「さぁ?俺………私にもさっぱりです」
「だが、授業免除というのは何か変だろう?生徒会にも情報は入っていないんだぞ?そこらはちゃんと調査したのか?」
「あ、すみません!今からやります!」
「あと、採点途中の答案があるそうだな?それを持ってきてくれ!」
「はぁい!」
凄まじい速度で駆け抜けていく同級生を眺めながら、報告書の整理に戻る。
だが、今思えば、この報告書にはおかしなことが多すぎる。
まあ、現在丸付けの最中なのにもかかわらず、編入許可が下りたことはもうどうでもいいとして………いや、どうでも良くはないが………いいとして。
「この、部分はいったいどういうことなんだ!?」
ーー王家からの直々の命により、丁重に扱いせよ。
なんなんだ!これは!?
王家と言ったら、この国の一番偉い一族。
そんな誰もがわかりきったことだからこそわからないのである。
何がどうしたら、ただの少女のために、ここまで厳重に注意喚起されなければならないのだ!?
相手はーー
公爵家か。
だが、この学院には権力などというものは意味をなさない。
この学院にいる限り、親の栄光にすがりつくことはできないのである。
つまりは、完全実力主義ということである。
扱いとしては、普通の女子生徒として、扱うのが普通なのだがーー
「どうして、王家が?」
権力が意味をなさないはずのこの学院に、この国で最も権力の高い王族から直々に命令が下されるとは。
しかもこれは、学院長への“命令“にあたるので、生徒会が文句を言うことはできない。
一体のこの女子生徒何があるというのだ!?
報告書に目を通しながら四苦八苦しているとーー
「持ってきました!」
「あぁ、ありがとう」
同級生がとある少女のテストの答案を持ってくる。
本来、生徒が勝手に他人の回答を見ることはおろか、採点をすることはできないが、そこは生徒会。
一人一人が、教師以上の権力を有しているため、そんな無茶振りも可能なのである。
会長に至っては、学院長の次ぐ権力を持っているのだ。
だが、今はそんなことはどうでもいい。
「なんだ?この点数は?」
「はぁ、私にもわかりません」
そのテストに答案は、すべて“間違っていた“。
「よほどの…………その、勉強をしてこなかったのでしょうか?」
いや、そんなはずがない!
貴族である自分は同級生とは違う。
貴族は勉強が必須。
ましては抜け出すなど論外。
そんな人物などいるはずがない!
つまりは、こんな点数……………さらにいえば、簡単な問題ですら間違えるなんて絶対にあり得ないのである。
(何か裏があるのか?)
王族といい、この点数といい。
何かがあると思った方がいいだろう。
そもそも全問不正解の方がおかしいのである。
マークシートと言って、選択式の問題が数多くあるというのに、間違えるなんて狙ってやっているようにしか思えないのである。
「ふむふむ、これは?」
「え?この問題ですか?私には良くわかりませんでしたが、この生徒は何か回答しているようですね」
その問題は編入試験において、難関の問題である。
その問題の内容はーー
問 転移魔法における一般的な計算の仕方を答えなさい。
この問題だ。
普通なら、飛びたい景色を思い浮かべて、その景色を強く魔力に込めて、発動する、というのが一般的な回答なんだがーー
だが、その回答では不正解である。
「座標が……………その場で行使?いったい何を言っているんだ?」
答えとしては、複数人にて情報を交換しあい、座標の整理を行なった上で、景色を魔力に記憶させる、というもの。
だが、その編入生の回答はーー
解 思い浮かばせた景色の座標をその場で計算し、その計算をもとに術式に当てはめて、行使する。
その場での座標計算は、思い描く情景の描写を汲み取り情報配列を分解したのち再度整理、自身の知識や地図で得た知識を照らし合わせて、その情報をもとに、座標の細かい分布を取り決め、それを魔力にトレースする。
情報が足りない場合は探知魔法で、自身の座標を割り出した上で計算を行う。
記憶化させた情報から自身の座標の情報を追加し、位置関係の修復をする。
「こんな回答、思い浮かぶか?」
「正直言って何を言っているのかわかりませんね」
「というか、これ答えなのか?」
地図などの情報をすべて記憶している前提で話を進めている時点で何かおかしい。
普通の子供ならば、地図まで覚えているということは絶対にない。
どんな天才でも、地図を記憶しようなどとは思わないからだ。
「それになんだ?座標をのその場で計算って」
そもそも転移魔法は大規模な儀式のもと、行使しする魔法であって、個人で行うようなものではない。
それに座標を計算するというのはどれだけ大変なことか。
俺だったら自身の座標の割り出しに、数分。
計算した術式を当てはめるのに、十分ほどかかり、とてもじゃないが使えない。
「それなのに、なんなんだ?この魔法を一人でできるとでも?」
「さぁ?」
嘘八百なのかもしれない。
そう思うと、後輩の可愛いウソと思えて、なんとなく悪い気はーー
「………嘘ではなさそうだな」
「ですね」
俺はしっかりとそいつの名前を覚えた。
「おもしろいじゃないか……………是非とも勝負して欲しいな、ベアトリス・フォン・アナトレス!」
0
あなたにおすすめの小説
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
婚約破棄で悪役令嬢を辞めたので、今日から素で生きます。
黒猫かの
恋愛
「エリー・オルブライト! 貴様との婚約を破棄する!」
豪華絢爛な夜会で、ウィルフレッド王子から突きつけられた非情な宣告。
しかし、公爵令嬢エリーの心境は……「よっしゃあ! やっと喋れるわ!!」だった。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
婚約破棄された翌日、兄が王太子を廃嫡させました
由香
ファンタジー
婚約破棄の場で「悪役令嬢」と断罪された伯爵令嬢エミリア。
彼女は何も言わずにその場を去った。
――それが、王太子の終わりだった。
翌日、王国を揺るがす不正が次々と暴かれる。
裏で糸を引いていたのは、エミリアの兄。
王国最強の権力者であり、妹至上主義の男だった。
「妹を泣かせた代償は、すべて払ってもらう」
ざまぁは、静かに、そして確実に進んでいく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる