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暴走と通報
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『お前ェに言ってんだーーヒロト!』
名前を呼ばれた瞬間、俺は頭が真っ白になった。
一瞬の内に物凄い寒気が全身を駆け抜けた。
「な、な、なんでアイツ、俺が依子の携帯持ってるって事知ってんだ?」
「そんな事より次の留守電だ。早く再生させろ」
……ああ、そうだ。早く次を、次を……。
『お前、留守電聞いてるよな? 俺が木村殺したって留守電、テメェ聞いてんだよな? なぁ、おい! オメェが早く電話寄こさねぇから、依子殺しちまったじゃねぇか』
「カンタ、俺……どうしたら……アイツ、ヤベェ。本当におかしくなってる」
「多分、切羽詰まりまくって薬物キメたんだ。依子とも会ったみたいだし」
「どうしたら……」
「通報だ、通報。もう十分証拠は揃ってる」
言われるがままに自分の携帯を取り出し、俺は警察へ電話した。
名前を呼ばれた瞬間、俺は頭が真っ白になった。
一瞬の内に物凄い寒気が全身を駆け抜けた。
「な、な、なんでアイツ、俺が依子の携帯持ってるって事知ってんだ?」
「そんな事より次の留守電だ。早く再生させろ」
……ああ、そうだ。早く次を、次を……。
『お前、留守電聞いてるよな? 俺が木村殺したって留守電、テメェ聞いてんだよな? なぁ、おい! オメェが早く電話寄こさねぇから、依子殺しちまったじゃねぇか』
「カンタ、俺……どうしたら……アイツ、ヤベェ。本当におかしくなってる」
「多分、切羽詰まりまくって薬物キメたんだ。依子とも会ったみたいだし」
「どうしたら……」
「通報だ、通報。もう十分証拠は揃ってる」
言われるがままに自分の携帯を取り出し、俺は警察へ電話した。
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