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第2章 エウロト村盗賊討伐編
第11話 恐れを抱きし者。
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「待って━━、待って下さ━━い!」
自販機の下からキャタピラー型の足を生やしたサクラがバタバタと俺達の後を追って走って来る。
━━あぁ、もう仕方がないか。大きく『ふぅっ』とため息をつくと頭をバリバリとかいてサクラの方へと振り返った。俺はこの世界に来てだいぶお人好しになってしまったようだ。
「ごめんなさい、勇者さま。ようやく私を託せる方が見つかったので、嬉しくてちょっと浮かれてしまってました。説明が足りず誤解をさせてしまったのでしたら申し訳ありません。私の活動目的は商品を売って主人に利益をもたらす事。そして主人の命に従い治安を維持し、戦う事。」
「戦う? 自販機が?」
「はい! 私の正式名称は 【日本国 警視庁警備部所属 モバイル・サーチ&トレース・トランスポーター06転送機装備 特殊許認可型[サクラ17号]自動販売機】デス!」
警視庁所属? 普通に会話が出来る程のAIが搭載されているのだ、俺のいた世界とは別の世界か、そうでもなければかなり未来から召喚されたのだろうと思っていたのだが、まさか日本の警察の所有物だとは思わなかった。
サクラのグラフィックも先ほどまでのピンクのヒラヒラしたアイドルのような服装から日本の警察官の制服へとチェンジされている。
「私は2216年開催の長野オリンピックに向けてのテロ対策として、犯罪者への警告と確保、暴徒などへの警戒監視および鎮圧を目的とし、首都長野に配備された自警型自動販売機150台のうちの一台です」
「長野が首都?」
「ハイ、記録によりますと2026年に起こった宗教テロにより都庁が崩壊、東京の首都機能に大きな被害が生じたとの事です。警察、消防、自衛隊が出動し、その鎮圧に奔走しました。その後、政府内で首都移転計画が発足し2055年首都が長野へと遷都されました。何か気になる事でもございますか?」
2026年と言えば俺がいた時代のニ年後の世界だ。サクラの作られたのが俺と同じ世界とは限らないが、突然何が起こるかなんて誰にも分からない。だが、何が起こったとしても母と妹には無事であって欲しいと思うのだ。
「俺は2024年の世界で死んで、ここへ召喚されて来たんだ。お前と同じ世界から来たとは限らないんだけど、向こうにいる家族が少し心配になってな」
「私、役に立ちます。勇者さまの役に立ってみせます!」
そう言うとサクラのグラフィックは眼を閉じて何かを考えるような素振りをみせた。
元の世界に戻れる訳ではないのでここで情報を得たとしても何が出来る訳でもない。それでも未来で起こるかも知れない事が家族に関係するような事になるのか、分かるのであればそれを知りたかった。
「検索終了しました。私のデータベースには警視庁にあるものと同等のデータが蓄積保管されているのですが、2026年の宗教テロに関しては最重要機密扱いが掛けられており先程の情報以上の事は検索出来ませんでした。ですが……」
「ですが……なんだ?」
「当時のインターネット上にあった都市伝説とも言える情報の記載がありました。信憑性は定かではありませんが、全身黒づくめの非合法武装勢力によって宗教テロ組織の鎮圧及び被害者の救助が行われたとの報告が多数上がっており、情報の隠蔽が政府によって行われたとネットで炎上したとの報告が記載されていました」
なんだそれ?
意味が分からない。非合法武装勢力ってなんだろう。俺のいた世界にはそんな物無いような気がするんだが。
「少しはお役に立てたでしょうか?」
正直、情報の信憑性は分からない。それでも、コイツの優秀性は信じても良い気がした。ナーゲイルの時と同じように、後は使う側の問題なのかも知れない。エルムは多数の優秀な物をこちらの世界に召喚した。だが、こちらにはそれを使いこなせるだけの者がいなかったのかも知れない。
「コレが私の能力の全てではございません。ですが、私の能力の全てを使い勇者様のお役に立ってみせます。ですから、私の━━主人になって下さい! お願いします。」
「本当に俺でいいのか?」
「この二年と百二十七日、色々な所を旅してきました。ですが、私をお姫様抱っこ出来たのは貴方だけです!」
「やっぱそこかぁ━━━━っ!!」
俺は仕事の出来る同僚の、私生活のポンコツっぷりを見ているような、そんな気になっていた。
頭を抱える俺を見て、サクラはくすくすと笑うと別の答えを提示した。
「私は、私の能力を理解し、その機能を存分に使役出来る【善】なる思考を持つ者……そして私の能力を凌駕できる者に仕えたいのです。それが私の超高度AIが弾き出した回答です━━これでよろしいですか、ご主人さま」
コイツめ、俺が納得できる最適解まで用意してやがったのか。ここまで出来る機械を俺が本当に扱い切れるのだろうか。
「私が暴走したり、判断を間違った時、この世界で私を止める事が出来るのは貴方だけです。お願いします、私の主人になって下さい!」
サクラのCGの瞳が真っ直ぐにこちらを見据えている。エルムが後ろからそっと俺の背中に手をそえて微笑む。
「力を恐がらないで。君ならきっと大丈夫」
エルムの言葉が俺の心を震わせる。そうだ、俺は自分の身に余る力に恐怖しているのだ。キングマイマイン、先ほど召喚した巨大悪魔、ナーゲイルのクリティカルスキル……一般人の俺が魔王なんてモノを倒すには必要な力なのかも知れない。
でも、そのせいでシスターモモは死にかけた。悪人とは言え盗賊も皆殺し。村を壊し、山を吹き飛ばし、洞窟を貫通させた。
これだけやらかしておきながら恐怖や罪悪感がとても薄いのだ。英雄や勇者なんて呼ばれる奴等はどこかがぶち壊れてしまっているのかも知れない。
だからこんな言葉が出たのだろう。
「みんな……俺がもし間違った事をしたらお前達も俺を止めてくれるのか?」
真っ先に答えたのは意外にもナーゲイルだ。
『ご主人様がそのような事などあり得ません。聖剣は悪しき心を持つ者には触れる事すら出来ません。それでもご主人様が何か罪を犯したのであれば━━このナーゲイル共にご褒美……罰を受ける覚悟でお仕えしております』
ご褒美って言っちゃう所がナーゲイルらしいが気持ちは十分伝わった。次に口を開いたのはサクラだ。
「これでも私は善良な人々を守る為の道具です。仕えるオーナーの判断基準はきちんと設定されています。ですから私は私の計算した回答を99%信頼しております。それでも人間は善にも悪にもなりうる生物です。オーナーが残り1%にならぬように全力でサポート致します」
未来の善悪の判断基準は分からないが、俺のいた世界とそう変わるとは思えない。この世界が異世界だからと言っても、基本的には元の世界の常識の範疇が俺の行動基準になる。その時、俺の考え方を最も理解できるのはサクラなのかも知れない。彼女なら的確な回答で俺の手助けをしてくれるだろう。
最後にエルムは俺の不安を察していたのだろうか、優しい笑顔でこう言った。
「私の選んだビートくんはやらかしはしても力を誇示して非道な真似はしないと思う。 私の選んだ勇者さまはそういう人だから」
そしてエルムは山の麓にあるエウロト村の方を見てからもう一言付け足した。
「あそこにもう一人、絶対に君を曲がらせない娘がいるよね。愛情も心根も真っ直ぐな娘がね。彼女が隣にいてもひん曲がるようなバカチンなら君を私が責任持って消滅させます。だから、安心しなさい」
しょ、消滅って……そんなの全くもって安心出来ないぞ。エルムはこんなだからつい忘れていたが、コレでも神様だった。
「そんな顔をしなくても、消滅なんてしないよ。その体作るの結構苦労したんだからね」
「俺……作られた人間……なのか?」
「貴方の体あちらの世界で、走る鉄の箱にズタズタにされちゃったでしょ。魂は召喚出来たけどエルムガルドに召喚させるには肉体が必要だったからね。生命の女神コーナスに土下座したり、袖の下つかませたりして何とか成長した状態の肉体手に入れたんだよ。魂になじむ肉体手に入れるのは本当に大変だったんだからね」
土下座……袖の下。ふ~ん、さも大変だったとは言うわりに、作るのには一切関与してないわけだ。なんだろう……ついでに、過ぎた力への恐怖とか心の荒廃とか葛藤とか何だかどうでも良くなって来た気がするぞ。
流石は残念女神のエルム様だ。俺が彼女へと向けた顔には自然と笑顔が溢れていた。
起こってもいない未来の自分への恐怖心など、考えても答えなど出ない。【虫】だった頃の自分には無かった仲間がいまはいるのだ。彼らを信じてみよう。そして何より彼らの期待に応えたいのだ。
ーつづくー
自販機の下からキャタピラー型の足を生やしたサクラがバタバタと俺達の後を追って走って来る。
━━あぁ、もう仕方がないか。大きく『ふぅっ』とため息をつくと頭をバリバリとかいてサクラの方へと振り返った。俺はこの世界に来てだいぶお人好しになってしまったようだ。
「ごめんなさい、勇者さま。ようやく私を託せる方が見つかったので、嬉しくてちょっと浮かれてしまってました。説明が足りず誤解をさせてしまったのでしたら申し訳ありません。私の活動目的は商品を売って主人に利益をもたらす事。そして主人の命に従い治安を維持し、戦う事。」
「戦う? 自販機が?」
「はい! 私の正式名称は 【日本国 警視庁警備部所属 モバイル・サーチ&トレース・トランスポーター06転送機装備 特殊許認可型[サクラ17号]自動販売機】デス!」
警視庁所属? 普通に会話が出来る程のAIが搭載されているのだ、俺のいた世界とは別の世界か、そうでもなければかなり未来から召喚されたのだろうと思っていたのだが、まさか日本の警察の所有物だとは思わなかった。
サクラのグラフィックも先ほどまでのピンクのヒラヒラしたアイドルのような服装から日本の警察官の制服へとチェンジされている。
「私は2216年開催の長野オリンピックに向けてのテロ対策として、犯罪者への警告と確保、暴徒などへの警戒監視および鎮圧を目的とし、首都長野に配備された自警型自動販売機150台のうちの一台です」
「長野が首都?」
「ハイ、記録によりますと2026年に起こった宗教テロにより都庁が崩壊、東京の首都機能に大きな被害が生じたとの事です。警察、消防、自衛隊が出動し、その鎮圧に奔走しました。その後、政府内で首都移転計画が発足し2055年首都が長野へと遷都されました。何か気になる事でもございますか?」
2026年と言えば俺がいた時代のニ年後の世界だ。サクラの作られたのが俺と同じ世界とは限らないが、突然何が起こるかなんて誰にも分からない。だが、何が起こったとしても母と妹には無事であって欲しいと思うのだ。
「俺は2024年の世界で死んで、ここへ召喚されて来たんだ。お前と同じ世界から来たとは限らないんだけど、向こうにいる家族が少し心配になってな」
「私、役に立ちます。勇者さまの役に立ってみせます!」
そう言うとサクラのグラフィックは眼を閉じて何かを考えるような素振りをみせた。
元の世界に戻れる訳ではないのでここで情報を得たとしても何が出来る訳でもない。それでも未来で起こるかも知れない事が家族に関係するような事になるのか、分かるのであればそれを知りたかった。
「検索終了しました。私のデータベースには警視庁にあるものと同等のデータが蓄積保管されているのですが、2026年の宗教テロに関しては最重要機密扱いが掛けられており先程の情報以上の事は検索出来ませんでした。ですが……」
「ですが……なんだ?」
「当時のインターネット上にあった都市伝説とも言える情報の記載がありました。信憑性は定かではありませんが、全身黒づくめの非合法武装勢力によって宗教テロ組織の鎮圧及び被害者の救助が行われたとの報告が多数上がっており、情報の隠蔽が政府によって行われたとネットで炎上したとの報告が記載されていました」
なんだそれ?
意味が分からない。非合法武装勢力ってなんだろう。俺のいた世界にはそんな物無いような気がするんだが。
「少しはお役に立てたでしょうか?」
正直、情報の信憑性は分からない。それでも、コイツの優秀性は信じても良い気がした。ナーゲイルの時と同じように、後は使う側の問題なのかも知れない。エルムは多数の優秀な物をこちらの世界に召喚した。だが、こちらにはそれを使いこなせるだけの者がいなかったのかも知れない。
「コレが私の能力の全てではございません。ですが、私の能力の全てを使い勇者様のお役に立ってみせます。ですから、私の━━主人になって下さい! お願いします。」
「本当に俺でいいのか?」
「この二年と百二十七日、色々な所を旅してきました。ですが、私をお姫様抱っこ出来たのは貴方だけです!」
「やっぱそこかぁ━━━━っ!!」
俺は仕事の出来る同僚の、私生活のポンコツっぷりを見ているような、そんな気になっていた。
頭を抱える俺を見て、サクラはくすくすと笑うと別の答えを提示した。
「私は、私の能力を理解し、その機能を存分に使役出来る【善】なる思考を持つ者……そして私の能力を凌駕できる者に仕えたいのです。それが私の超高度AIが弾き出した回答です━━これでよろしいですか、ご主人さま」
コイツめ、俺が納得できる最適解まで用意してやがったのか。ここまで出来る機械を俺が本当に扱い切れるのだろうか。
「私が暴走したり、判断を間違った時、この世界で私を止める事が出来るのは貴方だけです。お願いします、私の主人になって下さい!」
サクラのCGの瞳が真っ直ぐにこちらを見据えている。エルムが後ろからそっと俺の背中に手をそえて微笑む。
「力を恐がらないで。君ならきっと大丈夫」
エルムの言葉が俺の心を震わせる。そうだ、俺は自分の身に余る力に恐怖しているのだ。キングマイマイン、先ほど召喚した巨大悪魔、ナーゲイルのクリティカルスキル……一般人の俺が魔王なんてモノを倒すには必要な力なのかも知れない。
でも、そのせいでシスターモモは死にかけた。悪人とは言え盗賊も皆殺し。村を壊し、山を吹き飛ばし、洞窟を貫通させた。
これだけやらかしておきながら恐怖や罪悪感がとても薄いのだ。英雄や勇者なんて呼ばれる奴等はどこかがぶち壊れてしまっているのかも知れない。
だからこんな言葉が出たのだろう。
「みんな……俺がもし間違った事をしたらお前達も俺を止めてくれるのか?」
真っ先に答えたのは意外にもナーゲイルだ。
『ご主人様がそのような事などあり得ません。聖剣は悪しき心を持つ者には触れる事すら出来ません。それでもご主人様が何か罪を犯したのであれば━━このナーゲイル共にご褒美……罰を受ける覚悟でお仕えしております』
ご褒美って言っちゃう所がナーゲイルらしいが気持ちは十分伝わった。次に口を開いたのはサクラだ。
「これでも私は善良な人々を守る為の道具です。仕えるオーナーの判断基準はきちんと設定されています。ですから私は私の計算した回答を99%信頼しております。それでも人間は善にも悪にもなりうる生物です。オーナーが残り1%にならぬように全力でサポート致します」
未来の善悪の判断基準は分からないが、俺のいた世界とそう変わるとは思えない。この世界が異世界だからと言っても、基本的には元の世界の常識の範疇が俺の行動基準になる。その時、俺の考え方を最も理解できるのはサクラなのかも知れない。彼女なら的確な回答で俺の手助けをしてくれるだろう。
最後にエルムは俺の不安を察していたのだろうか、優しい笑顔でこう言った。
「私の選んだビートくんはやらかしはしても力を誇示して非道な真似はしないと思う。 私の選んだ勇者さまはそういう人だから」
そしてエルムは山の麓にあるエウロト村の方を見てからもう一言付け足した。
「あそこにもう一人、絶対に君を曲がらせない娘がいるよね。愛情も心根も真っ直ぐな娘がね。彼女が隣にいてもひん曲がるようなバカチンなら君を私が責任持って消滅させます。だから、安心しなさい」
しょ、消滅って……そんなの全くもって安心出来ないぞ。エルムはこんなだからつい忘れていたが、コレでも神様だった。
「そんな顔をしなくても、消滅なんてしないよ。その体作るの結構苦労したんだからね」
「俺……作られた人間……なのか?」
「貴方の体あちらの世界で、走る鉄の箱にズタズタにされちゃったでしょ。魂は召喚出来たけどエルムガルドに召喚させるには肉体が必要だったからね。生命の女神コーナスに土下座したり、袖の下つかませたりして何とか成長した状態の肉体手に入れたんだよ。魂になじむ肉体手に入れるのは本当に大変だったんだからね」
土下座……袖の下。ふ~ん、さも大変だったとは言うわりに、作るのには一切関与してないわけだ。なんだろう……ついでに、過ぎた力への恐怖とか心の荒廃とか葛藤とか何だかどうでも良くなって来た気がするぞ。
流石は残念女神のエルム様だ。俺が彼女へと向けた顔には自然と笑顔が溢れていた。
起こってもいない未来の自分への恐怖心など、考えても答えなど出ない。【虫】だった頃の自分には無かった仲間がいまはいるのだ。彼らを信じてみよう。そして何より彼らの期待に応えたいのだ。
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