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第10章 黄金色の欲望篇
第128話 黒と黄
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戦意を喪失し、茫然自失のサレナの前に立つのは二人の王、いや、二体の竜だ。
「さぁリュート王。私は後衛につく、前衛を任せても良いかい?ちょっとやりたいことがあるの」
「了解した」
「二人がかりで俺に勝てると思うのか?」
「勝つつもりは無い。それに、お前を倒すことだけが勝利じゃないさ」
リュートが神刀・夢幻白夜と魔銃・コロナを構える。
「行くぞ!」
「援護するわ。金の鎧!」
リュートの体に金色の装甲が装備される。金にも関わらず、重さは感じず、動きやすい。見た目も中々良い。
「おぉ…中々良い鎧だ」
「さぁお前の相手は俺だ!」
「生意気な人間だ。今すぐ消し飛ばしてやろう!」
ブォン!デストラは巨大な武器でリュートを目掛けて薙ぎ払う。
「そんな攻撃は当たらない!」
リュートは竜人の身体能力で軽々と避ける。
「喰らえ!」
ガキンッ!リュートの神刀・夢幻白夜を持ってしてもデストラの体には傷一つつかない。
「硬い!いや…なにか特殊な能力を?」
「ふん!」
デザイアは右手で懐に入り込んだリュートを軽々と殴り飛ばす。
「ぐっ!なんて威力だ!」
バキキッ!吹き飛んだリュートを守っていた金の装甲は一瞬でヒビが入る。
「デザイア!」
「大丈夫。私の能力を舐めないで」
先程ヒビが入った金の装甲はみるみる修繕していく。
「ほぉ…俺の一撃に耐えるとは、なかなかやるな」
「まだまだ行けるぜ!」
リュートは一瞬でデストラ懐に入り込む。
「竜人舞!」
リュートは剣と銃で攻撃しながら、デストラを翻弄する。
「ちょこまかと!」
デストラは武器を振り回し、リュートを攻撃しようとする。
「今だ!デザイア!」
「あぁ!好きだらけだぞ魔神!」
デストラの死角からデザイアが飛びかかっていた。
「貴方に恨みは無いけど、私の邪魔をするなら容赦はしないわ。欲望解放」
デザイアの体からとてつもない魔力が溢れ出す。
「あまり美しくないから使いたくは無かったのだけど、そうも言ってられない状況だから仕方ないわ」
デザイアの肌が金色に染まり始める。そして、デザイアは全身が金になった。
「今までために貯めた魔力をここで解放するわ。魔神に私の欲望が受け止められるかしら?」
デザイアが右手を振りかぶると、その拳と呼応するかのように超巨大な金の拳が出現する。
「これでも喰らいなさい!強欲の拳!」
巨大な金の拳がデザイアを押し潰した。
「さぁリュート王。私は後衛につく、前衛を任せても良いかい?ちょっとやりたいことがあるの」
「了解した」
「二人がかりで俺に勝てると思うのか?」
「勝つつもりは無い。それに、お前を倒すことだけが勝利じゃないさ」
リュートが神刀・夢幻白夜と魔銃・コロナを構える。
「行くぞ!」
「援護するわ。金の鎧!」
リュートの体に金色の装甲が装備される。金にも関わらず、重さは感じず、動きやすい。見た目も中々良い。
「おぉ…中々良い鎧だ」
「さぁお前の相手は俺だ!」
「生意気な人間だ。今すぐ消し飛ばしてやろう!」
ブォン!デストラは巨大な武器でリュートを目掛けて薙ぎ払う。
「そんな攻撃は当たらない!」
リュートは竜人の身体能力で軽々と避ける。
「喰らえ!」
ガキンッ!リュートの神刀・夢幻白夜を持ってしてもデストラの体には傷一つつかない。
「硬い!いや…なにか特殊な能力を?」
「ふん!」
デザイアは右手で懐に入り込んだリュートを軽々と殴り飛ばす。
「ぐっ!なんて威力だ!」
バキキッ!吹き飛んだリュートを守っていた金の装甲は一瞬でヒビが入る。
「デザイア!」
「大丈夫。私の能力を舐めないで」
先程ヒビが入った金の装甲はみるみる修繕していく。
「ほぉ…俺の一撃に耐えるとは、なかなかやるな」
「まだまだ行けるぜ!」
リュートは一瞬でデストラ懐に入り込む。
「竜人舞!」
リュートは剣と銃で攻撃しながら、デストラを翻弄する。
「ちょこまかと!」
デストラは武器を振り回し、リュートを攻撃しようとする。
「今だ!デザイア!」
「あぁ!好きだらけだぞ魔神!」
デストラの死角からデザイアが飛びかかっていた。
「貴方に恨みは無いけど、私の邪魔をするなら容赦はしないわ。欲望解放」
デザイアの体からとてつもない魔力が溢れ出す。
「あまり美しくないから使いたくは無かったのだけど、そうも言ってられない状況だから仕方ないわ」
デザイアの肌が金色に染まり始める。そして、デザイアは全身が金になった。
「今までために貯めた魔力をここで解放するわ。魔神に私の欲望が受け止められるかしら?」
デザイアが右手を振りかぶると、その拳と呼応するかのように超巨大な金の拳が出現する。
「これでも喰らいなさい!強欲の拳!」
巨大な金の拳がデザイアを押し潰した。
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