27 / 121
第4話 まさかゴブリンやオークやトロールと???
4-(5) 勇者さまと王子さま
腕の痺れで目が覚めた。
僕の胸には赤い髪のレオが顔をうずめていて、あれ?と思う。
なぜか僕は横を向いて、両腕でレオの頭を抱いていた。レオの頭が乗っている腕の部分が、正座をしている時の足のようにビリビリと痺れて痛い。
はっきり覚えていないけれど、レオが泣いているのを慰めている内にこうなったのかな……?
エディもフィルも僕を抱きしめて眠ってくれていたから、いつもと逆の体勢はちょっと不思議な感じだ。僕が大人の男の人を、胸に抱いているなんて。
「レオ……?」
呼びかけてみても、ぐっすり眠っているようでレオは全然動かない。
腕を外したら起こしちゃうかな。
ちょっと困っていると、上から白い手が伸びて、そっとレオの頭をずらした。
「相変わらず子供っぽい男だ」
レオを見下ろして静かに言うと、第三王子様が僕のわきに手を入れて、ぐいっと抱き上げた。
サラサラの銀髪が肩で揺れている。
薔薇の花のような香水がふわりと香った。
「王子様……」
あ、えっと、殿下って呼ぶのかな?
「私はジュリアンだ、リュカ。王子は何人もいる」
「あ、はい、ジュリアン様」
「うむ、それで良い」
ジュリアンが美しく微笑む。
な、なんか、キラキラしてる……。
「リュカ、体はどうだ?」
「えっと、もう大丈夫です。どこも痛くありません」
「そうか。安堵した」
僕を抱いたジュリアンが、またふわりと笑う。
昔の少女漫画みたいに、背中に薔薇でもしょってそうな雰囲気だ。
周りを見ると、エディもフィルもいなかった。
テントの中はランタンが灯っているけど、外の明かりが入らないので、今が何時頃かは分からない。
そう言えば、時間の単位はどうなっているんだろう?
この世界に来てから、時計を見たことが無い。
「あの、エディ……じゃなくて大魔導士様と大剣士様は……?」
ジュリアンが少し眉を動かす。
「リュカはやはりあの二人が良いのか? 私では不服か?」
「そ、そんな、滅相も無い! 僕はただ……」
ジュリアンはくすっと笑った。
「そんなに怯えなくともよい。分かっておる。私との思い出はすべて忘れてしまったのだろう?」
ジュリアンの手が愛しそうに僕の髪を撫でる。
「今まで二人で何を語らったのかも、どのように抱き合い、どのような夜を過ごしたのかも……」
「え、は、あの、はい……えっと、僕、思い出せなくて…………」
なんか、あまりにも高貴な風情に気後れしてしまって、僕はおどおどと答えた。
王子様という生き物は、愛玩奴隷とエッチしたことを、こんなきれいな言葉で表現するんだ……。
ジュリアンは悲しそうに目を伏せた。
間近で見ると、まつげも銀色だった。
「思い出さずとも良い。そなたが生きていただけで、何よりの喜びだ」
ジュリアンは、そっと僕の頬に唇を寄せた。
以前のリュカは王子に懐いていたと、エディが言っていたのを思い出す。
胸の中にちくりと罪悪感が沸き起こる。
だってここには、ジュリアンの大事にしていたリュカはいない。
僕は真っ赤な偽物だ。
はじめは、いつかリュカに体を返すのを覚悟していたはずなのに、僕はどんどん欲張りになって、この体を手放したくないと思い始めている。本物のリュカが戻ってきても、この体は返したくない。愛玩奴隷として何人の男の人に抱かれたってかまわない。どうやったら、一生リュカとして生きられるかと、そんなことばかり考えてしまっている。
うつむいた僕を、ジュリアンが覗き込む。
「リュカ、私が嫌いか」
「いいえ、まさかっ」
「では、好いてくれるか」
「えっと、あの……」
ジュリアンは王子様だけあって、仕草も表情も洗練されていて上品できれいだし、声が落ち着いていて優しいし、細身に見えて僕を軽々と抱き上げるくらいに実は体付きもしっかりしていて……。
「ジュリアン様は、す、素敵な方だと思います……」
何となく頬が熱くなるのを感じてまたうつむくと、指先で顎を上向かされた。
間近にきれいな顔が迫ってくるのを見て、僕は目を閉じた。
数秒の間を置いてから、柔らかな唇が触れてくる。
ああ、男の人とキスをするのもけっこう慣れてきたな……と考えていると、口の中に何かが入って来た。それは舌では無くて、小さくて硬くて甘くて……あ、キャンディー?
びっくりして目を開くと、数㎝の距離でジュリアンが笑っていた。
「薔薇の香りの飴玉だ。好きであろう?」
「あ、は、はい……おいしいです……」
口移しって、なんか、なんか、普通のキスよりちょっとやらしくない?
ジュリアンはよくリュカにこんなことをしていたのかな?
僕は口の中で飴を転がしつつ、パチパチと瞬きをする。
ジュリアンは僕を抱いたままで椅子へ座った。
そして急に、はーっと大きく溜息をついた。
「その目は何だ。何をじろじろと見ている」
えっと思って振り向くと、ベッドの上で頬杖をついてレオがこちらをじとーっと見ていた。
「別に。かわいいリュカのかわいい反応を見ていただけだが?」
「ほう……そうか。確かにリュカはかわいらしいな。まるで何も知らない子供に戻ったようで、こういう表情もなかなか愛いものだ」
微笑みながら、ジュリアンはレオに見せつけるように僕の頬にちゅ、ちゅ、とキスをする。
わわ、なんか、レオがすごい目で見ているんですけど?
柔らかい口が耳たぶに吸い付いてきて、僕の体がぴくりと跳ねた。
「あっ……ジュリアン様……くすぐったい……」
レオが飛び起きるようにして、一瞬で横に立った。
「そこまでにしてもらおうか、これは俺のリュカだ」
「リュカはまだ王宮のものだ。そなたの専属ではあるまい」
「いずれそうなる。俺は『勇者さま』だぞ」
「私は『王子さま』だが?」
二人が漫才みたいなことを言って冷たく睨み合うので、僕はものすごく焦った。
ちょっと待ってー、戦争起こさないでよー。
「あ、あの……喧嘩、しないで……ください……」
ジュリアンの着ている白いブラウスを指先でつかむ。
肌触りが滑らかな生地で袖にレースがついていて、しかもきれいな水色の宝石のようなボタンが並んでいる。襟元にはひらひらレースのネクタイというかリボンのようなものが巻かれていた。
仮にも戦地でこんな格好をしているなんて、さすが王子様というべきか。
しかも、めちゃくちゃ似合っているし。
ジュリアンは僕のその手を上から包んだ。
「そなたがそういうなら、今はやめておこう。レアンドルも良いな」
「分かってるって。俺もリュカを怖がらせるつもりは無い」
レオがテーブルの上の鈴を鳴らす。
エディのところにいたB君達にそっくりな格好の兵士が三人入ってきて、ビシッと踵を合わせた。
「顔を洗う準備と、あと飯……は、ジュリアンも食うか?」
「そなたのところで出るリゾットとやらは口に合わん。パンにしてくれるか」
「だってさ、よろしく」
レオの投げやりな命令にも兵士は眉ひとつ動かさずに、またビシッと踵を合わせてから出て行った。
というか、今ちょっと聞き捨てならないワードが出たような。
「レオ、あの、リゾットって……?」
もしやお米? お米なの?
「ああ、リュカも苦手だったよな。大丈夫、パンもいっぱいあ……」
「ううん! 僕、それ食べてみたい!」
ヨーロッパ風の異世界では多分もうありつけないだろうと諦めていた。でも、ここにもお米があるならば……!
「食べてみてもいい……ですか?」
「もちろんだ。魚の塩漬けも入っていてうまいぞ」
魚の塩漬け! おお! この世界で初めての魚!
嬉しくて、笑顔になってしまう。
ああ、出来るならば、塩鮭のおにぎりとか食べたいなぁ……。
あと、魚と言ったらさんまの塩焼きに大根おろしを添えて、ちょっとだけ醤油をかけて、とか……ああ、もしもこの世界に醤油があるなら豚の生姜焼きとか、肉じゃがとか食べたいなぁ……。
僕は昨日死にかけたばかりだったのに、のんきにそんなことを思っていた。
「で?」
僕がよだれの出そうな妄想をしている横で、レオがどっかりと椅子に座って、ジュリアンに向き合った。
「あの二人はどこへ行った?」
レオの声は今まで聞いたことも無いくらいに低くて怖い響きだった。
・
僕の胸には赤い髪のレオが顔をうずめていて、あれ?と思う。
なぜか僕は横を向いて、両腕でレオの頭を抱いていた。レオの頭が乗っている腕の部分が、正座をしている時の足のようにビリビリと痺れて痛い。
はっきり覚えていないけれど、レオが泣いているのを慰めている内にこうなったのかな……?
エディもフィルも僕を抱きしめて眠ってくれていたから、いつもと逆の体勢はちょっと不思議な感じだ。僕が大人の男の人を、胸に抱いているなんて。
「レオ……?」
呼びかけてみても、ぐっすり眠っているようでレオは全然動かない。
腕を外したら起こしちゃうかな。
ちょっと困っていると、上から白い手が伸びて、そっとレオの頭をずらした。
「相変わらず子供っぽい男だ」
レオを見下ろして静かに言うと、第三王子様が僕のわきに手を入れて、ぐいっと抱き上げた。
サラサラの銀髪が肩で揺れている。
薔薇の花のような香水がふわりと香った。
「王子様……」
あ、えっと、殿下って呼ぶのかな?
「私はジュリアンだ、リュカ。王子は何人もいる」
「あ、はい、ジュリアン様」
「うむ、それで良い」
ジュリアンが美しく微笑む。
な、なんか、キラキラしてる……。
「リュカ、体はどうだ?」
「えっと、もう大丈夫です。どこも痛くありません」
「そうか。安堵した」
僕を抱いたジュリアンが、またふわりと笑う。
昔の少女漫画みたいに、背中に薔薇でもしょってそうな雰囲気だ。
周りを見ると、エディもフィルもいなかった。
テントの中はランタンが灯っているけど、外の明かりが入らないので、今が何時頃かは分からない。
そう言えば、時間の単位はどうなっているんだろう?
この世界に来てから、時計を見たことが無い。
「あの、エディ……じゃなくて大魔導士様と大剣士様は……?」
ジュリアンが少し眉を動かす。
「リュカはやはりあの二人が良いのか? 私では不服か?」
「そ、そんな、滅相も無い! 僕はただ……」
ジュリアンはくすっと笑った。
「そんなに怯えなくともよい。分かっておる。私との思い出はすべて忘れてしまったのだろう?」
ジュリアンの手が愛しそうに僕の髪を撫でる。
「今まで二人で何を語らったのかも、どのように抱き合い、どのような夜を過ごしたのかも……」
「え、は、あの、はい……えっと、僕、思い出せなくて…………」
なんか、あまりにも高貴な風情に気後れしてしまって、僕はおどおどと答えた。
王子様という生き物は、愛玩奴隷とエッチしたことを、こんなきれいな言葉で表現するんだ……。
ジュリアンは悲しそうに目を伏せた。
間近で見ると、まつげも銀色だった。
「思い出さずとも良い。そなたが生きていただけで、何よりの喜びだ」
ジュリアンは、そっと僕の頬に唇を寄せた。
以前のリュカは王子に懐いていたと、エディが言っていたのを思い出す。
胸の中にちくりと罪悪感が沸き起こる。
だってここには、ジュリアンの大事にしていたリュカはいない。
僕は真っ赤な偽物だ。
はじめは、いつかリュカに体を返すのを覚悟していたはずなのに、僕はどんどん欲張りになって、この体を手放したくないと思い始めている。本物のリュカが戻ってきても、この体は返したくない。愛玩奴隷として何人の男の人に抱かれたってかまわない。どうやったら、一生リュカとして生きられるかと、そんなことばかり考えてしまっている。
うつむいた僕を、ジュリアンが覗き込む。
「リュカ、私が嫌いか」
「いいえ、まさかっ」
「では、好いてくれるか」
「えっと、あの……」
ジュリアンは王子様だけあって、仕草も表情も洗練されていて上品できれいだし、声が落ち着いていて優しいし、細身に見えて僕を軽々と抱き上げるくらいに実は体付きもしっかりしていて……。
「ジュリアン様は、す、素敵な方だと思います……」
何となく頬が熱くなるのを感じてまたうつむくと、指先で顎を上向かされた。
間近にきれいな顔が迫ってくるのを見て、僕は目を閉じた。
数秒の間を置いてから、柔らかな唇が触れてくる。
ああ、男の人とキスをするのもけっこう慣れてきたな……と考えていると、口の中に何かが入って来た。それは舌では無くて、小さくて硬くて甘くて……あ、キャンディー?
びっくりして目を開くと、数㎝の距離でジュリアンが笑っていた。
「薔薇の香りの飴玉だ。好きであろう?」
「あ、は、はい……おいしいです……」
口移しって、なんか、なんか、普通のキスよりちょっとやらしくない?
ジュリアンはよくリュカにこんなことをしていたのかな?
僕は口の中で飴を転がしつつ、パチパチと瞬きをする。
ジュリアンは僕を抱いたままで椅子へ座った。
そして急に、はーっと大きく溜息をついた。
「その目は何だ。何をじろじろと見ている」
えっと思って振り向くと、ベッドの上で頬杖をついてレオがこちらをじとーっと見ていた。
「別に。かわいいリュカのかわいい反応を見ていただけだが?」
「ほう……そうか。確かにリュカはかわいらしいな。まるで何も知らない子供に戻ったようで、こういう表情もなかなか愛いものだ」
微笑みながら、ジュリアンはレオに見せつけるように僕の頬にちゅ、ちゅ、とキスをする。
わわ、なんか、レオがすごい目で見ているんですけど?
柔らかい口が耳たぶに吸い付いてきて、僕の体がぴくりと跳ねた。
「あっ……ジュリアン様……くすぐったい……」
レオが飛び起きるようにして、一瞬で横に立った。
「そこまでにしてもらおうか、これは俺のリュカだ」
「リュカはまだ王宮のものだ。そなたの専属ではあるまい」
「いずれそうなる。俺は『勇者さま』だぞ」
「私は『王子さま』だが?」
二人が漫才みたいなことを言って冷たく睨み合うので、僕はものすごく焦った。
ちょっと待ってー、戦争起こさないでよー。
「あ、あの……喧嘩、しないで……ください……」
ジュリアンの着ている白いブラウスを指先でつかむ。
肌触りが滑らかな生地で袖にレースがついていて、しかもきれいな水色の宝石のようなボタンが並んでいる。襟元にはひらひらレースのネクタイというかリボンのようなものが巻かれていた。
仮にも戦地でこんな格好をしているなんて、さすが王子様というべきか。
しかも、めちゃくちゃ似合っているし。
ジュリアンは僕のその手を上から包んだ。
「そなたがそういうなら、今はやめておこう。レアンドルも良いな」
「分かってるって。俺もリュカを怖がらせるつもりは無い」
レオがテーブルの上の鈴を鳴らす。
エディのところにいたB君達にそっくりな格好の兵士が三人入ってきて、ビシッと踵を合わせた。
「顔を洗う準備と、あと飯……は、ジュリアンも食うか?」
「そなたのところで出るリゾットとやらは口に合わん。パンにしてくれるか」
「だってさ、よろしく」
レオの投げやりな命令にも兵士は眉ひとつ動かさずに、またビシッと踵を合わせてから出て行った。
というか、今ちょっと聞き捨てならないワードが出たような。
「レオ、あの、リゾットって……?」
もしやお米? お米なの?
「ああ、リュカも苦手だったよな。大丈夫、パンもいっぱいあ……」
「ううん! 僕、それ食べてみたい!」
ヨーロッパ風の異世界では多分もうありつけないだろうと諦めていた。でも、ここにもお米があるならば……!
「食べてみてもいい……ですか?」
「もちろんだ。魚の塩漬けも入っていてうまいぞ」
魚の塩漬け! おお! この世界で初めての魚!
嬉しくて、笑顔になってしまう。
ああ、出来るならば、塩鮭のおにぎりとか食べたいなぁ……。
あと、魚と言ったらさんまの塩焼きに大根おろしを添えて、ちょっとだけ醤油をかけて、とか……ああ、もしもこの世界に醤油があるなら豚の生姜焼きとか、肉じゃがとか食べたいなぁ……。
僕は昨日死にかけたばかりだったのに、のんきにそんなことを思っていた。
「で?」
僕がよだれの出そうな妄想をしている横で、レオがどっかりと椅子に座って、ジュリアンに向き合った。
「あの二人はどこへ行った?」
レオの声は今まで聞いたことも無いくらいに低くて怖い響きだった。
・
あなたにおすすめの小説
転生したけど赤ちゃんの頃から運命に囲われてて鬱陶しい
翡翠飾
BL
普通に高校生として学校に通っていたはずだが、気が付いたら雨の中道端で動けなくなっていた。寒くて死にかけていたら、通りかかった馬車から降りてきた12歳くらいの美少年に拾われ、何やら大きい屋敷に連れていかれる。
それから温かいご飯食べさせてもらったり、お風呂に入れてもらったり、柔らかいベッドで寝かせてもらったり、撫でてもらったり、ボールとかもらったり、それを投げてもらったり───ん?
「え、俺何か、犬になってない?」
豹獣人の番大好き大公子(12)×ポメラニアン獣人転生者(1)の話。
性技Lv.99、努力Lv.10000、執着Lv.10000の勇者が攻めてきた!
モト
BL
異世界転生したら弱い悪魔になっていました。でも、異世界転生あるあるのスキル表を見る事が出来た俺は、自分にはとんでもない天性資質が備わっている事を知る。
その天性資質を使って、エルフちゃんと結婚したい。その為に旅に出て、強い魔物を退治していくうちに何故か魔王になってしまった。
魔王城で仕方なく引きこもり生活を送っていると、ある日勇者が攻めてきた。
その勇者のスキルは……え!? 性技Lv.99、努力Lv.10000、執着Lv.10000、愛情Max~~!?!?!?!?!?!
ムーンライトノベルズにも投稿しておりすがアルファ版のほうが長編になります。
悪役令嬢の兄でしたが、追放後は参謀として騎士たちに囲まれています。- 第1巻 - 婚約破棄と一族追放
大の字だい
BL
王国にその名を轟かせる名門・ブラックウッド公爵家。
嫡男レイモンドは比類なき才知と冷徹な眼差しを持つ若き天才であった。
だが妹リディアナが王太子の許嫁でありながら、王太子が心奪われたのは庶民の少女リーシャ・グレイヴェル。
嫉妬と憎悪が社交界を揺るがす愚行へと繋がり、王宮での婚約破棄、王の御前での一族追放へと至る。
混乱の只中、妹を庇おうとするレイモンドの前に立ちはだかったのは、王国騎士団副団長にしてリーシャの異母兄、ヴィンセント・グレイヴェル。
琥珀の瞳に嗜虐を宿した彼は言う――
「この才を捨てるは惜しい。ゆえに、我が手で飼い馴らそう」
知略と支配欲を秘めた騎士と、没落した宰相家の天才青年。
耽美と背徳の物語が、冷たい鎖と熱い口づけの中で幕を開ける。
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
囚われた元王は逃げ出せない
スノウ
BL
異世界からひょっこり召喚されてまさか国王!?でも人柄が良く周りに助けられながら10年もの間、国王に準じていた
そうあの日までは
忠誠を誓ったはずの仲間に王位を剥奪され次々と手篭めに
なんで俺にこんな事を
「国王でないならもう俺のものだ」
「僕をあなたの側にずっといさせて」
「君のいない人生は生きられない」
「私の国の王妃にならないか」
いやいや、みんな何いってんの?
魔王に転生したら、イケメンたちから溺愛されてます
トモモト ヨシユキ
BL
気がつくと、なぜか、魔王になっていた俺。
魔王の手下たちと、俺の本体に入っている魔王を取り戻すべく旅立つが・・
なんで、俺の体に入った魔王様が、俺の幼馴染みの勇者とできちゃってるの⁉️
エブリスタにも、掲載しています。
オッサン、エルフの森の歌姫【ディーバ】になる
クロタ
BL
召喚儀式の失敗で、現代日本から異世界に飛ばされて捨てられたオッサン(39歳)と、彼を拾って過保護に庇護するエルフ(300歳、外見年齢20代)のお話です。
男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。