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おまけの章 はじめてのやきもち
(3) 鏡の中の僕は
さっそくダンジョンに行くぞと言われて、ダンジョンと冒険者ギルドで栄えているという賑やかな街に連れて来られて、今日はもう遅いからまずは宿に入ろうと言われたとする。
そうしたら、誰だって街中の宿を想像するよね?
ファンタジーものには定番の、一階は食堂兼酒場で二階が客室になっているような、あの、いかにも物語が始まりそうな宿屋を。
硬い木のベッドや粗末な毛布しかない狭い部屋で、酒場ではゴロツキが夜中まで飲んで騒いでいるような、あの、いわゆる冒険者ご用達の宿屋ってやつを。
「えっと……ここは……?」
「ああ、ここら辺一帯を治める領主の館だ」
「りょうしゅの……」
「ああ、ギルド所有の別荘を貸し切りにしても良かったんだが、転移陣から遠いしな」
「はぁ……そうなんですか」
そうでした。
『紅蓮の勇者様』は国王と対等な身分だし、さらに『剛腕の大剣士様』と『元・癒しの大魔導士様』まで一緒なんだから、そんな一般の人が泊まるような宿には行かないよね。
でも、ちょっと、ちょっとだけ、ああいう荒くれ者の冒険者が集まるようなところにも行ってみたかったなぁ……。
王都にあったレオやフィルのお屋敷に似た感じの、大きくて立派な館の前に使用人さん達がずらりと並んで歓待してくれて、くるんと巻いたお髭がチャーミングな領主様自ら奥様と二人でお出迎えしてくれた。
それで気付いた。だから僕もエディもダンジョンへ行くというのに宝石の縫い付けられた正装ローブのままだったんだ。
エディはスチュアートのほかに三人、レオもフィルもお付きの従者さんを5人くらい連れて来ていた。着替えやその他の荷物はみんな従者さん達が持ってきているから、僕らはダンジョンへ行くというのに手ぶらだった。
な、なんか、ことごとくイメージと違ってる。
別に悪いことじゃなくて、むしろ荷物を持ってもらえてありがたいんだけど……。
うう、冒険ぽくはないなぁ。
領主様は長くて難しい挨拶をだらだらと始めたんだけど、レオが「堅苦しいのは苦手だ。さっさと入らせてくれよ」と言ったので、ちょっと目をぱちくりさせていた。
立派なお屋敷にぞろぞろと入って、メイドさん達に案内されるまま従者さん達はそれぞれ用意された部屋に別れていく。
「お食事を用意してあります。この地域の名物であるオークのソーセージもございますよ。さ、どうぞ」
オークのソーセージ?
オークって頭は豚だけど、体は二足歩行の人間ぽい奴だよね?
あれを食べるの? おいしいの?
領主様の後ろからレオ、フィル、エディ、そして僕が歩き出したので、領主様の奥様はえっという顔で僕を見た。
「あの……こちらのお方は、その、大魔導士様のお身内で……?」
エディが僕の肩を抱き寄せ、微笑む。
「ええ、私の連れのヨースケです」
「はぁ……シルヴェストル家のお連れ、さま……でございますか」
領主様は僕の頭から足までさっと視線を寄越して、何かを思い出そうとするように上を向いて顎を触った。
フィルが小さく笑う。
「ベルトラン殿、頭の中で貴族名鑑をめくっても無駄だぞ。ヨースケは平民だ」
「え……平民?!」
「平民ですって?」
目を見開く領主夫妻から僕を庇うように前へ出て、エディは冷たく言った。
「平民と食事を同席したくないのであれば、私とヨースケは別室にしてください」
「えー! だったら俺も陽介と一緒がいい」
「俺もだ。せっかく久しぶりに会えたんだ。ヨウスケ達だけ別というのはつまらないな」
三人が僕を守るように前へ出るので、領主様は目を白黒させる。
「い、い、いえ、別室など滅相も無い。皆様の大事なご友人を、わ、私も歓迎いたしますぞ」
領主様は奥様に目配せをしてから少し腰を低くして、僕の目をまっすぐ見た。
「失礼な態度を取ってしまいました。ヨースケ様、お許し願いますか」
「は、はい」
僕はずっとエディのそばで甘やかされてきたから、すっかり忘れていた。奴隷じゃなくなっても、貴族と平民の間には天と地ほどの身分の差があるんだった。
「日野陽介といいます。どうぞよろしくお願いします」
僕は精一杯の笑顔を作って、領主様とその奥様に笑いかける。
領主様はまた大きく目を見開いて、そしてなぜかぽっと顔を赤らめた。
「は、はい、心よりおもてなしさせていただきます。どうぞここを我が家と思ってお寛ぎくださいませ」
奥様の方はちょっとむっとした顔をして僕をじっとみつめていた。
食堂は広くて天井が高くて、壁のあちこちに大きな鏡が飾られていた。
「質のいい鏡がこんなに……」
エディの感嘆の声を聞いて、領主様が嬉しそうに答える。
「領地に腕の良い職人がいるのです。皆様の寝室にも姿見をご用意してあります」
「姿見……それはすごいですね」
エディの屋敷には大きな姿見はひとつも無かった。魔法で簡単に水鏡を作り出せるので必要ないというのもあるけど、きっとエディのお父さんの領地よりこちらの領地の方がずっと豊かなんだろう。
一番身分が高いレオがテーブルの真ん中に座り、その向かい側に領主様とフィル、レオの横にひとつ席をあけてエディ、そしてエディの隣に僕が座った。領主様の奥様は同席しなかった。
身分のせいか、エディと僕だけちょっと離れているので、レオは「陽介と話がしたいのにー」と言って駄々をこねた。領主様と、料理を運んでくる使用人さん達がおろおろしているのを見かねて、「ダンジョンでたっぷり話せばいいだろ」とフィルがレオをたしなめた。
ダンジョンの街だからか、ダンジョン産の食材をふんだんに使った料理が出てきて、僕達は珍しい料理をひとつひとつ説明されながらゆっくりと食べた。
領主様も、使用人さん達も、やたらと僕を気にしてちらちらと見てくる。僕はドキドキしながら、出来るだけ品よく食べるように頑張った。スチュアートからテーブルマナーを学んでいたので、なんとか恥ずかしくない程度には出来たんじゃないかと思う。
ただひとつ困ったのは、オークのソーセージだ。その皮はめちゃくちゃ弾力があって硬くて、最初どうやって食べるのか分からなかったのだ。エディが横で手本を見せてくれて、ソーセージの真ん中にナイフをぶすりと刺し込んで、フォークで転がすようにしながら器用に皮を剥いでいった。見よう見まねで僕もなんとか皮を剥ぎ、やっと珍しいソーセージにありつけたのだった。味はやっぱり豚肉に近くて、スパイスとハーブが入っていて美味しかった。
ちょっぴり緊張しながらの食事の後、歓談室で珍しいお酒をどうぞと勧められたんだけど、エディは丁重にお断りした。
「陽介はどうだ? 甘い酒なら飲めるだろ」
レオは僕と話がしたいみたいで、こっちを振り向いて誘って来る。
「え、えっと僕は」
日本にいた頃はもちろん未成年だったからお酒は飲んだことが無いし、こっちに来てからも一応は成人なんだけど一度もお酒を飲んだことが無かったし、飲もうと思ったことも無かった。
エディが少し眉をしかめる。
「すいません、ヨースケの体に酒は……」
「明日、ダンジョンへ行くのだろう? ヨウスケはもう休ませた方がいい」
エディとフィルに言われて、レオはしゅんとした。僕の頭に手を乗せて、顔を覗き込んでくる。
「ごめんな、陽介」
「え?」
「ちょっと、なんつうか色々と考えが足りなかった。平民の宿にすればよかったな」
「そ、そんなことありません。素敵なお屋敷だし、オークのソーセージ美味しかったです」
「そっか、旨かったか」
「はい」
レオはぽふぽふと僕の頭を撫で、ニコッと笑った。
「ダンジョンはめいっぱい楽しもうな!」
「はい、楽しみです!」
案内された部屋に入るとすぐ、エディは内側から鍵をかけた。
そして両腕で僕の体を抱き寄せた。
「エディ……?」
「配慮が足りませんでした。許してください」
僕はぎゅうっとエディにしがみついた。
「どうして謝るんですか……」
「平民だということで驚かれ、じろじろと見られて嫌な思いをしましたよね」
僕は首を振った。
「ぜんぜんそんなことありません。僕、エディがいつも優しくしてくれるから、自分の身分がみんなと違うって忘れていました。でも、さっきの食事は習った通りに行儀よく出来たと思うんですけど……どうでしたか?」
抱きついたまま上目遣いで聞くとエディはふわっと笑った。
「マナーはよく出来ていましたよ。どこに出しても恥ずかしくないくらいに上品でした」
「へへ……スチュアートさんと頑張った甲斐がありました」
僕がにっこり笑うとエディは目を細め、僕の髪を撫でながらそっとキスをしてきた。
僕もエディも同じものを食べた直後だからか、料理に使われていたハーブの香りがほんの少ししていた。
「僕って、一目で貴族じゃないって分かっちゃうんですね。やっぱり育ちが違うからでしょうか」
青の洗浄薬で口の中を洗い、正装のローブを脱いで寝間着を羽織る。
エディも同じように寝る支度をしながら答えた。
「いいえ、ヨースケにおかしなところはありませんよ。ただ、見た目が若く美しすぎるせいでしょうね」
「見た目……?」
エディは僕の手を引いて、領主様自慢の大きな姿見の前に立たせた。
そこには、完全無欠の美少年リュカが立っていた。
「髪も、肌も、その瞳も、唇も……一度見たら忘れられないほどきれいでしょう」
「はい……」
僕はそっと鏡の中のリュカを指先で触れた。
「リュカは、きれいですね」
「リュカじゃありません。きれいなのはヨースケですよ」
エディは僕の髪の毛をかき上げて、耳にキスをしてくる。
鏡の中で色っぽい目をしたエディが、美しい少年の耳に口付けていた。
「シルヴェストル家は男爵とはいえ貴族の端くれです。貴族の子弟にこんな美しい子がいれば、すでに社交界で噂になっているはずなんです。だから、彼らはヨースケを貴族ではないと判断した。そしておそらく、私が囲っている愛人だとでも思ったのでしょう」
そういえば、学校の友達のガスパルにもそんなことを言われたことがある。貴族が平民を本気で愛するはずがない、きっと騙されていると。
エディの手が僕の首筋を撫でて鎖骨を滑り、腕や腰を優しく撫でてくる。
「この体は愛玩奴隷だった時期に食事制限を受けたため、年の割に細くて背も小さい。とても成人しているようには見えないですから……。そんな美少年を旅行先にまで連れて来て、しかも勇者殿や剣士殿にも気に入られている様子とくれば、あの下衆な夫婦は良からぬ想像をしたのかもしれません」
良からぬ想像の中身は僕にはよく分からなかったんだけど、エディはその想像がよほど嫌だったらしく、冷たい目で鏡の中の自分自身を睨んだ。
「ヨースケは私の恋人です。私だけの恋人です」
「……はい、僕はエディだけの恋人です」
僕は鏡越しにエディの目を見つめて微笑んだ。
エディは僕の肩をくるりと回して自分の方を向かせ、吸い付くようにキスをしてきた。
「ん……んん……」
腰を引き寄せ、背中をなぞられて、僕の体がビクンと反応する。
「エディ……えっと、するんですか」
「ダメですか? 明日からダンジョンへ入ると、しばらくできませんよ」
僕はハッとした。
そうか、ダンジョンの中に泊まると、ずっとレオ達と一緒だからエッチなんて出来るはずがない。
でも。
「で、でも……ここで……?」
「ええ。誰も入って来ませんよ」
「でも、僕って、その、声が大きいんでしょう……?」
僕が顔を熱くして言うと、エディはちょっとキョトンとした。
そして何かに気付いたみたいにニッと笑う。
「ああ、今朝のことを言っているんですね。気にする必要はありません。今度はちゃんと風魔法で音を遮断します」
エディの形の良い手がしゅっと軽く動くと、急に部屋の中が深夜のようにしんと静まり返った。
僕はあれ?と思った。やっぱりエッチしながらでも風魔法を使えるんだ。ってことは、朝にレオの言っていた通り、わざと二人に僕の声を聞かせたのかな?
僕が一瞬違うことを考えている内に、エディは僕の寝間着の紐をしゅるりとほどき、なぜかまたくるりと鏡の方を向かせた。
「エディ……?」
「ほら見て、ヨースケ。これはリュカじゃない、ヨースケです。私の恋人はヨースケですよ」
鏡の中で、美少年の体からするすると寝間着が下ろされていき、剥き出しになった肩にエディがチュッと口付けた。
ちゅ、ちゅ、と肩から首、背中にキスされ、エディの長い指に胸を撫でられ、鏡の中の少年がうっとりとし始める。
「あ……あん……」
エディの形の良い手が下へ降りて来て、下着の上から僕のものをゆっくりと撫で始める。
「ひぅ、う……うぁ……」
ぴくんぴくんと細い腰がうねる。
美少年のビー玉みたいな青い瞳が潤んでいき、頬は紅潮していき、唇は半開きになり、いやらしい赤い舌が見えている。
「エディ、なんか……」
「なんか?」
「なんか、これ、やらしいよぉ……」
エディは後ろから僕を抱きしめて来た。密着したそれが熱を持ち始めているのが、はっきりと分かる。
「やらしいことをしているんですよ」
色気のある声が耳元に響いてぞくぞくぞくっと震えがくる。
エディは慣れた手つきで僕の下着の紐をとくから、それはすとんと足元に落ちた。
「自分の目で見てごらんなさい。ほら、ぴんと上を向いてかわいいですね」
鏡の中の美少年の下半身には、あまり大きくないけど、かわいそうなくらいに上を向いて膨らんでいるものがあった。
エディは僕に見せつけるように、下から上へとそれを長い指で撫であげてくる。
「や……やぁ……」
かくかくと足が揺れてしまうくらい、どうしようもなく感じてしまう。
鏡の中の美少年は喘ぐように口を動かし、すがるような切ない目をしていた。
これが、僕……?
「ヨースケ、鏡に両手をついてください」
「は、はい……」
僕が素直に両手をつくと、すぐ目の前に美少年の顔が今にも泣きそうな顔で見返してきた。
エディは右手で僕の前を優しくしごき、左手で僕のお尻をもむように撫で、そして唇で僕の首や背中を吸いながら舐めてくる。
「ああ……気持ちいい……」
優しく、しつこく、エディの愛撫が続く。
「あぁ……あぁ……」
気持ち良くて体をくねらせ、僕はぎゅっと目を閉じて下を向いた。
「ダメですよ、ヨースケ、ちゃんと見なさい。自分がどれほど美しいのか、どれほどいやらしい顔をするのか、一度きちんと自分で見てごらんなさい」
「そん……な……」
「いつもどれだけ自分が無防備だったか分かるはず……ヨースケがどれだけ人を狂わせる魅力を持っているのか、そろそろ自覚した方がいい……」
そう言い置いて、すっとエディは手を離した。
洗浄薬を取りに行ったのだ。
僕はがくがくする足を必死にこらえて、鏡についた両手で体を支えていた。
「はぁ……はぁ……」
鏡の中の少年は、信じられないくらいに発情している。欲しくて欲しくてたまらないという顔をしている。いやらしくて、ひどいくらいに妖艶だった。
「エディ……」
熱を帯びた僕の声。
それに応えるように、濡れた目をしたエディが僕のお尻をつかんで開いた。そしてぷつっと洗浄薬を差し込んできた。
しゅわっとそれが溶けて粘液が出る。エディはぬるぬるとしたものを広げるように指を出し入れしてくる。
「んぅ、うぅ……」
気持ち良くて、勝手に僕の腰が揺らめく。
三本くらいの指が中でバラバラに動き、感じるところをしつこく刺激してくる。
「んぁ……ああ……エディ、エディ」
「ヨースケ、かわいい」
「ああ、エディ、お願い……!」
鏡に両手をついたまま、僕は腰を突き出して、エディにねだる。
「もう欲しいよぉ……」
「私もです……ヨースケが欲しい……」
少し余裕のない声を出して、エディがぐいっと中に入って来た。
「あああっ」
「んっ……ヨースケ……!」
最初からぐいぐいと強く速いリズムで突かれ、悲鳴みたいに声が出る。
「ああっ、ああっ、んあっ、ああっ」
鏡についた手がずるずると下がりそうになるのを、エディが後ろから手を重ねてくる。
重ねた手が支えるようにぐっと強く押してくるから、もうぜんぜん動かせなくて、まるで拘束されているような感覚だった。
「やっ、あ、あ、あ」
後ろから入れられて奥まで何度も何度も突かれて、鏡の中の美少年は眉根を寄せ、苦しんでいるようにも、悶えているようにも見える。その表情のなんていやらしいことか。
快感が中心に集まっていく。
熱が中心に集まっていく。
ああもう頂点が近い。
「ああ、だめ……もう、いきそ……」
「ヨースケ、顔を上げて……いく顔を見て……自分の目でその顔を見てみなさい」
「ああ……いく、いくっ……ほんとにいっちゃう……!」
僕がぐうっと体に力を入れると、それに合わせるようにエディが抽挿をどんどん速めていく。
「あ…………くっ……!」
美少年は鏡の中で顔を歪め、鏡に向かって白い液体を吐き出した。
「……ぁ…………」
脱力して崩れそうな僕の腰をエディが支える。
「きれいです、ヨースケ」
鏡の中の美しい青い瞳から、ひとしずくの涙が零れた。
・
そうしたら、誰だって街中の宿を想像するよね?
ファンタジーものには定番の、一階は食堂兼酒場で二階が客室になっているような、あの、いかにも物語が始まりそうな宿屋を。
硬い木のベッドや粗末な毛布しかない狭い部屋で、酒場ではゴロツキが夜中まで飲んで騒いでいるような、あの、いわゆる冒険者ご用達の宿屋ってやつを。
「えっと……ここは……?」
「ああ、ここら辺一帯を治める領主の館だ」
「りょうしゅの……」
「ああ、ギルド所有の別荘を貸し切りにしても良かったんだが、転移陣から遠いしな」
「はぁ……そうなんですか」
そうでした。
『紅蓮の勇者様』は国王と対等な身分だし、さらに『剛腕の大剣士様』と『元・癒しの大魔導士様』まで一緒なんだから、そんな一般の人が泊まるような宿には行かないよね。
でも、ちょっと、ちょっとだけ、ああいう荒くれ者の冒険者が集まるようなところにも行ってみたかったなぁ……。
王都にあったレオやフィルのお屋敷に似た感じの、大きくて立派な館の前に使用人さん達がずらりと並んで歓待してくれて、くるんと巻いたお髭がチャーミングな領主様自ら奥様と二人でお出迎えしてくれた。
それで気付いた。だから僕もエディもダンジョンへ行くというのに宝石の縫い付けられた正装ローブのままだったんだ。
エディはスチュアートのほかに三人、レオもフィルもお付きの従者さんを5人くらい連れて来ていた。着替えやその他の荷物はみんな従者さん達が持ってきているから、僕らはダンジョンへ行くというのに手ぶらだった。
な、なんか、ことごとくイメージと違ってる。
別に悪いことじゃなくて、むしろ荷物を持ってもらえてありがたいんだけど……。
うう、冒険ぽくはないなぁ。
領主様は長くて難しい挨拶をだらだらと始めたんだけど、レオが「堅苦しいのは苦手だ。さっさと入らせてくれよ」と言ったので、ちょっと目をぱちくりさせていた。
立派なお屋敷にぞろぞろと入って、メイドさん達に案内されるまま従者さん達はそれぞれ用意された部屋に別れていく。
「お食事を用意してあります。この地域の名物であるオークのソーセージもございますよ。さ、どうぞ」
オークのソーセージ?
オークって頭は豚だけど、体は二足歩行の人間ぽい奴だよね?
あれを食べるの? おいしいの?
領主様の後ろからレオ、フィル、エディ、そして僕が歩き出したので、領主様の奥様はえっという顔で僕を見た。
「あの……こちらのお方は、その、大魔導士様のお身内で……?」
エディが僕の肩を抱き寄せ、微笑む。
「ええ、私の連れのヨースケです」
「はぁ……シルヴェストル家のお連れ、さま……でございますか」
領主様は僕の頭から足までさっと視線を寄越して、何かを思い出そうとするように上を向いて顎を触った。
フィルが小さく笑う。
「ベルトラン殿、頭の中で貴族名鑑をめくっても無駄だぞ。ヨースケは平民だ」
「え……平民?!」
「平民ですって?」
目を見開く領主夫妻から僕を庇うように前へ出て、エディは冷たく言った。
「平民と食事を同席したくないのであれば、私とヨースケは別室にしてください」
「えー! だったら俺も陽介と一緒がいい」
「俺もだ。せっかく久しぶりに会えたんだ。ヨウスケ達だけ別というのはつまらないな」
三人が僕を守るように前へ出るので、領主様は目を白黒させる。
「い、い、いえ、別室など滅相も無い。皆様の大事なご友人を、わ、私も歓迎いたしますぞ」
領主様は奥様に目配せをしてから少し腰を低くして、僕の目をまっすぐ見た。
「失礼な態度を取ってしまいました。ヨースケ様、お許し願いますか」
「は、はい」
僕はずっとエディのそばで甘やかされてきたから、すっかり忘れていた。奴隷じゃなくなっても、貴族と平民の間には天と地ほどの身分の差があるんだった。
「日野陽介といいます。どうぞよろしくお願いします」
僕は精一杯の笑顔を作って、領主様とその奥様に笑いかける。
領主様はまた大きく目を見開いて、そしてなぜかぽっと顔を赤らめた。
「は、はい、心よりおもてなしさせていただきます。どうぞここを我が家と思ってお寛ぎくださいませ」
奥様の方はちょっとむっとした顔をして僕をじっとみつめていた。
食堂は広くて天井が高くて、壁のあちこちに大きな鏡が飾られていた。
「質のいい鏡がこんなに……」
エディの感嘆の声を聞いて、領主様が嬉しそうに答える。
「領地に腕の良い職人がいるのです。皆様の寝室にも姿見をご用意してあります」
「姿見……それはすごいですね」
エディの屋敷には大きな姿見はひとつも無かった。魔法で簡単に水鏡を作り出せるので必要ないというのもあるけど、きっとエディのお父さんの領地よりこちらの領地の方がずっと豊かなんだろう。
一番身分が高いレオがテーブルの真ん中に座り、その向かい側に領主様とフィル、レオの横にひとつ席をあけてエディ、そしてエディの隣に僕が座った。領主様の奥様は同席しなかった。
身分のせいか、エディと僕だけちょっと離れているので、レオは「陽介と話がしたいのにー」と言って駄々をこねた。領主様と、料理を運んでくる使用人さん達がおろおろしているのを見かねて、「ダンジョンでたっぷり話せばいいだろ」とフィルがレオをたしなめた。
ダンジョンの街だからか、ダンジョン産の食材をふんだんに使った料理が出てきて、僕達は珍しい料理をひとつひとつ説明されながらゆっくりと食べた。
領主様も、使用人さん達も、やたらと僕を気にしてちらちらと見てくる。僕はドキドキしながら、出来るだけ品よく食べるように頑張った。スチュアートからテーブルマナーを学んでいたので、なんとか恥ずかしくない程度には出来たんじゃないかと思う。
ただひとつ困ったのは、オークのソーセージだ。その皮はめちゃくちゃ弾力があって硬くて、最初どうやって食べるのか分からなかったのだ。エディが横で手本を見せてくれて、ソーセージの真ん中にナイフをぶすりと刺し込んで、フォークで転がすようにしながら器用に皮を剥いでいった。見よう見まねで僕もなんとか皮を剥ぎ、やっと珍しいソーセージにありつけたのだった。味はやっぱり豚肉に近くて、スパイスとハーブが入っていて美味しかった。
ちょっぴり緊張しながらの食事の後、歓談室で珍しいお酒をどうぞと勧められたんだけど、エディは丁重にお断りした。
「陽介はどうだ? 甘い酒なら飲めるだろ」
レオは僕と話がしたいみたいで、こっちを振り向いて誘って来る。
「え、えっと僕は」
日本にいた頃はもちろん未成年だったからお酒は飲んだことが無いし、こっちに来てからも一応は成人なんだけど一度もお酒を飲んだことが無かったし、飲もうと思ったことも無かった。
エディが少し眉をしかめる。
「すいません、ヨースケの体に酒は……」
「明日、ダンジョンへ行くのだろう? ヨウスケはもう休ませた方がいい」
エディとフィルに言われて、レオはしゅんとした。僕の頭に手を乗せて、顔を覗き込んでくる。
「ごめんな、陽介」
「え?」
「ちょっと、なんつうか色々と考えが足りなかった。平民の宿にすればよかったな」
「そ、そんなことありません。素敵なお屋敷だし、オークのソーセージ美味しかったです」
「そっか、旨かったか」
「はい」
レオはぽふぽふと僕の頭を撫で、ニコッと笑った。
「ダンジョンはめいっぱい楽しもうな!」
「はい、楽しみです!」
案内された部屋に入るとすぐ、エディは内側から鍵をかけた。
そして両腕で僕の体を抱き寄せた。
「エディ……?」
「配慮が足りませんでした。許してください」
僕はぎゅうっとエディにしがみついた。
「どうして謝るんですか……」
「平民だということで驚かれ、じろじろと見られて嫌な思いをしましたよね」
僕は首を振った。
「ぜんぜんそんなことありません。僕、エディがいつも優しくしてくれるから、自分の身分がみんなと違うって忘れていました。でも、さっきの食事は習った通りに行儀よく出来たと思うんですけど……どうでしたか?」
抱きついたまま上目遣いで聞くとエディはふわっと笑った。
「マナーはよく出来ていましたよ。どこに出しても恥ずかしくないくらいに上品でした」
「へへ……スチュアートさんと頑張った甲斐がありました」
僕がにっこり笑うとエディは目を細め、僕の髪を撫でながらそっとキスをしてきた。
僕もエディも同じものを食べた直後だからか、料理に使われていたハーブの香りがほんの少ししていた。
「僕って、一目で貴族じゃないって分かっちゃうんですね。やっぱり育ちが違うからでしょうか」
青の洗浄薬で口の中を洗い、正装のローブを脱いで寝間着を羽織る。
エディも同じように寝る支度をしながら答えた。
「いいえ、ヨースケにおかしなところはありませんよ。ただ、見た目が若く美しすぎるせいでしょうね」
「見た目……?」
エディは僕の手を引いて、領主様自慢の大きな姿見の前に立たせた。
そこには、完全無欠の美少年リュカが立っていた。
「髪も、肌も、その瞳も、唇も……一度見たら忘れられないほどきれいでしょう」
「はい……」
僕はそっと鏡の中のリュカを指先で触れた。
「リュカは、きれいですね」
「リュカじゃありません。きれいなのはヨースケですよ」
エディは僕の髪の毛をかき上げて、耳にキスをしてくる。
鏡の中で色っぽい目をしたエディが、美しい少年の耳に口付けていた。
「シルヴェストル家は男爵とはいえ貴族の端くれです。貴族の子弟にこんな美しい子がいれば、すでに社交界で噂になっているはずなんです。だから、彼らはヨースケを貴族ではないと判断した。そしておそらく、私が囲っている愛人だとでも思ったのでしょう」
そういえば、学校の友達のガスパルにもそんなことを言われたことがある。貴族が平民を本気で愛するはずがない、きっと騙されていると。
エディの手が僕の首筋を撫でて鎖骨を滑り、腕や腰を優しく撫でてくる。
「この体は愛玩奴隷だった時期に食事制限を受けたため、年の割に細くて背も小さい。とても成人しているようには見えないですから……。そんな美少年を旅行先にまで連れて来て、しかも勇者殿や剣士殿にも気に入られている様子とくれば、あの下衆な夫婦は良からぬ想像をしたのかもしれません」
良からぬ想像の中身は僕にはよく分からなかったんだけど、エディはその想像がよほど嫌だったらしく、冷たい目で鏡の中の自分自身を睨んだ。
「ヨースケは私の恋人です。私だけの恋人です」
「……はい、僕はエディだけの恋人です」
僕は鏡越しにエディの目を見つめて微笑んだ。
エディは僕の肩をくるりと回して自分の方を向かせ、吸い付くようにキスをしてきた。
「ん……んん……」
腰を引き寄せ、背中をなぞられて、僕の体がビクンと反応する。
「エディ……えっと、するんですか」
「ダメですか? 明日からダンジョンへ入ると、しばらくできませんよ」
僕はハッとした。
そうか、ダンジョンの中に泊まると、ずっとレオ達と一緒だからエッチなんて出来るはずがない。
でも。
「で、でも……ここで……?」
「ええ。誰も入って来ませんよ」
「でも、僕って、その、声が大きいんでしょう……?」
僕が顔を熱くして言うと、エディはちょっとキョトンとした。
そして何かに気付いたみたいにニッと笑う。
「ああ、今朝のことを言っているんですね。気にする必要はありません。今度はちゃんと風魔法で音を遮断します」
エディの形の良い手がしゅっと軽く動くと、急に部屋の中が深夜のようにしんと静まり返った。
僕はあれ?と思った。やっぱりエッチしながらでも風魔法を使えるんだ。ってことは、朝にレオの言っていた通り、わざと二人に僕の声を聞かせたのかな?
僕が一瞬違うことを考えている内に、エディは僕の寝間着の紐をしゅるりとほどき、なぜかまたくるりと鏡の方を向かせた。
「エディ……?」
「ほら見て、ヨースケ。これはリュカじゃない、ヨースケです。私の恋人はヨースケですよ」
鏡の中で、美少年の体からするすると寝間着が下ろされていき、剥き出しになった肩にエディがチュッと口付けた。
ちゅ、ちゅ、と肩から首、背中にキスされ、エディの長い指に胸を撫でられ、鏡の中の少年がうっとりとし始める。
「あ……あん……」
エディの形の良い手が下へ降りて来て、下着の上から僕のものをゆっくりと撫で始める。
「ひぅ、う……うぁ……」
ぴくんぴくんと細い腰がうねる。
美少年のビー玉みたいな青い瞳が潤んでいき、頬は紅潮していき、唇は半開きになり、いやらしい赤い舌が見えている。
「エディ、なんか……」
「なんか?」
「なんか、これ、やらしいよぉ……」
エディは後ろから僕を抱きしめて来た。密着したそれが熱を持ち始めているのが、はっきりと分かる。
「やらしいことをしているんですよ」
色気のある声が耳元に響いてぞくぞくぞくっと震えがくる。
エディは慣れた手つきで僕の下着の紐をとくから、それはすとんと足元に落ちた。
「自分の目で見てごらんなさい。ほら、ぴんと上を向いてかわいいですね」
鏡の中の美少年の下半身には、あまり大きくないけど、かわいそうなくらいに上を向いて膨らんでいるものがあった。
エディは僕に見せつけるように、下から上へとそれを長い指で撫であげてくる。
「や……やぁ……」
かくかくと足が揺れてしまうくらい、どうしようもなく感じてしまう。
鏡の中の美少年は喘ぐように口を動かし、すがるような切ない目をしていた。
これが、僕……?
「ヨースケ、鏡に両手をついてください」
「は、はい……」
僕が素直に両手をつくと、すぐ目の前に美少年の顔が今にも泣きそうな顔で見返してきた。
エディは右手で僕の前を優しくしごき、左手で僕のお尻をもむように撫で、そして唇で僕の首や背中を吸いながら舐めてくる。
「ああ……気持ちいい……」
優しく、しつこく、エディの愛撫が続く。
「あぁ……あぁ……」
気持ち良くて体をくねらせ、僕はぎゅっと目を閉じて下を向いた。
「ダメですよ、ヨースケ、ちゃんと見なさい。自分がどれほど美しいのか、どれほどいやらしい顔をするのか、一度きちんと自分で見てごらんなさい」
「そん……な……」
「いつもどれだけ自分が無防備だったか分かるはず……ヨースケがどれだけ人を狂わせる魅力を持っているのか、そろそろ自覚した方がいい……」
そう言い置いて、すっとエディは手を離した。
洗浄薬を取りに行ったのだ。
僕はがくがくする足を必死にこらえて、鏡についた両手で体を支えていた。
「はぁ……はぁ……」
鏡の中の少年は、信じられないくらいに発情している。欲しくて欲しくてたまらないという顔をしている。いやらしくて、ひどいくらいに妖艶だった。
「エディ……」
熱を帯びた僕の声。
それに応えるように、濡れた目をしたエディが僕のお尻をつかんで開いた。そしてぷつっと洗浄薬を差し込んできた。
しゅわっとそれが溶けて粘液が出る。エディはぬるぬるとしたものを広げるように指を出し入れしてくる。
「んぅ、うぅ……」
気持ち良くて、勝手に僕の腰が揺らめく。
三本くらいの指が中でバラバラに動き、感じるところをしつこく刺激してくる。
「んぁ……ああ……エディ、エディ」
「ヨースケ、かわいい」
「ああ、エディ、お願い……!」
鏡に両手をついたまま、僕は腰を突き出して、エディにねだる。
「もう欲しいよぉ……」
「私もです……ヨースケが欲しい……」
少し余裕のない声を出して、エディがぐいっと中に入って来た。
「あああっ」
「んっ……ヨースケ……!」
最初からぐいぐいと強く速いリズムで突かれ、悲鳴みたいに声が出る。
「ああっ、ああっ、んあっ、ああっ」
鏡についた手がずるずると下がりそうになるのを、エディが後ろから手を重ねてくる。
重ねた手が支えるようにぐっと強く押してくるから、もうぜんぜん動かせなくて、まるで拘束されているような感覚だった。
「やっ、あ、あ、あ」
後ろから入れられて奥まで何度も何度も突かれて、鏡の中の美少年は眉根を寄せ、苦しんでいるようにも、悶えているようにも見える。その表情のなんていやらしいことか。
快感が中心に集まっていく。
熱が中心に集まっていく。
ああもう頂点が近い。
「ああ、だめ……もう、いきそ……」
「ヨースケ、顔を上げて……いく顔を見て……自分の目でその顔を見てみなさい」
「ああ……いく、いくっ……ほんとにいっちゃう……!」
僕がぐうっと体に力を入れると、それに合わせるようにエディが抽挿をどんどん速めていく。
「あ…………くっ……!」
美少年は鏡の中で顔を歪め、鏡に向かって白い液体を吐き出した。
「……ぁ…………」
脱力して崩れそうな僕の腰をエディが支える。
「きれいです、ヨースケ」
鏡の中の美しい青い瞳から、ひとしずくの涙が零れた。
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閲覧ありがとうございます。
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お気に入り、栞ありがとうございます。
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読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
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よろしくおねがいします。