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50 戦い終わって
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三人の思わぬ助っ人の助力もあって、カンブリスの囲みが解けた。
当初の予定ではこうだった。
囲みに刺激を加えれば、いくらゾンビもどきの大軍とはいえ、綻びができるはず。
そこでカンブリスも門を開けて挟撃して、殲滅って筋書きを描いてた。
アル、セト、イリヤがあまりにアレだったので、囲みを破るどころか、完全に打ち破った。
それだけのことなんだけど、頭が理解に追いつかない。
しかし、分かったこともある。
イリヤが教えてくれた。
「材料……といったところか。許されざる所業よ」
戦闘突入前、彼女がさらっと言ったのだ。
ゾンビもどきが大量発生して、カンブリスのコミュニティに押し寄せた理由の一端を……。
イリヤは材料と言った。
それがどういうことなのかと考えると理解できて、ぞっとする。
ゾンビもどきは見た目や動きがほぼゾンビと変わらない。
人間や動物の死体が動き出したもの……。
魂のようなものが生きてるものに宿ってる。
目に見えないから、にわかに信じがたいけど本当らしい。
魂が体から消えたので動かなくなる。
つまり、それが死ってこと。
それなのに体が動いてる。
動く死体でだから、ゾンビもどきな訳だ。
でも、自然に発生するものじゃない。
人為的に誰かが発生させたものだそうだ。
ファンタジーにネクロマンサーという死霊術を操るゾンビ使いのような職業があったと思う。
そういう技術を持った者がスペインにもいたってことで間違いない。
眠っていた死体を起こして、大量のゾンビもどきにしたのはネクロマンサーもどきなんだろう。
イリヤがその筋に詳しい理由は、さっぱり分からない。
あの身のこなしと強さから見て、相当に腕の立つ人だから、これまでの人生で知り得た知識ってことなんだろう。
下手に聞いたら、怒られそうな雰囲気がある……。
さらにこのネクロマンサーもどきの話には闇が潜んでいるようだ。
それを教えてくれたのは意外なことにアルではなく、口数が少なくて人となりが掴めないセトだった。
「亜人……新たな素材……阻止する」
彼はほとんど喋らない。
喋ってもぼそぼそと独り言を呟くだけといった感じだから、聞き取りにくい。
でも、バリトンで落ち着いた声だと思う。
人によってはいい声と言う人もいるに違いない。
そのセトが珍しく喋った。
戦闘突入前に……。
イリヤと同じように何らかのヒントを零したと考えていいだろう。
カンブリスのコミュニティは亜人が大多数を占めている。
ただ、住民構成を見ると老人や子供、戦傷者が多い。
大多数が非戦闘員だ。
自衛力が根本的に足りない状態だと思う。
狙う者から見たら、利用可能な材料が、選り取り見取りってことになる。
何はともあれ、終わり良ければ総て良し。
コミュニティ防衛は果たせたのだから、いいと思うことにした。
助っ人にも何かしらの思惑があったのかもしれない。
でも、守れたのだから、それでいいのだ。
何しろ、彼ら――三人の助っ人は颯爽と去ったのだから。
例え、囲みを解くのが最重要目的だったにしても、去るのが早すぎるんではないだろうか。
門が開かれて、コミュニティの代表が顔を覗かせる前に「また会おう」と言って、去ったのだ。
もしかしたら、他に目的があって、それを達成したとか?
それが何なのか、さっぱりと分からないけど。
言い方とニュアンスは違うものの三人とも「また会おう」と言ったのがちょっと、気にかかる。
まぁ、そうは言っても過ぎたことを気にしてる場合じゃない。
コミュニティはこのままだとまた、脅威に晒される可能性が高い。
対応策を考えなきゃ……。
って、あれ?
コミュニティ代表と一緒に現れた二人の青年の姿を見て、私は絶句した。
あれだけ探しても見つけられなかったオスカルとブラウリオがそこにいた……。
当初の予定ではこうだった。
囲みに刺激を加えれば、いくらゾンビもどきの大軍とはいえ、綻びができるはず。
そこでカンブリスも門を開けて挟撃して、殲滅って筋書きを描いてた。
アル、セト、イリヤがあまりにアレだったので、囲みを破るどころか、完全に打ち破った。
それだけのことなんだけど、頭が理解に追いつかない。
しかし、分かったこともある。
イリヤが教えてくれた。
「材料……といったところか。許されざる所業よ」
戦闘突入前、彼女がさらっと言ったのだ。
ゾンビもどきが大量発生して、カンブリスのコミュニティに押し寄せた理由の一端を……。
イリヤは材料と言った。
それがどういうことなのかと考えると理解できて、ぞっとする。
ゾンビもどきは見た目や動きがほぼゾンビと変わらない。
人間や動物の死体が動き出したもの……。
魂のようなものが生きてるものに宿ってる。
目に見えないから、にわかに信じがたいけど本当らしい。
魂が体から消えたので動かなくなる。
つまり、それが死ってこと。
それなのに体が動いてる。
動く死体でだから、ゾンビもどきな訳だ。
でも、自然に発生するものじゃない。
人為的に誰かが発生させたものだそうだ。
ファンタジーにネクロマンサーという死霊術を操るゾンビ使いのような職業があったと思う。
そういう技術を持った者がスペインにもいたってことで間違いない。
眠っていた死体を起こして、大量のゾンビもどきにしたのはネクロマンサーもどきなんだろう。
イリヤがその筋に詳しい理由は、さっぱり分からない。
あの身のこなしと強さから見て、相当に腕の立つ人だから、これまでの人生で知り得た知識ってことなんだろう。
下手に聞いたら、怒られそうな雰囲気がある……。
さらにこのネクロマンサーもどきの話には闇が潜んでいるようだ。
それを教えてくれたのは意外なことにアルではなく、口数が少なくて人となりが掴めないセトだった。
「亜人……新たな素材……阻止する」
彼はほとんど喋らない。
喋ってもぼそぼそと独り言を呟くだけといった感じだから、聞き取りにくい。
でも、バリトンで落ち着いた声だと思う。
人によってはいい声と言う人もいるに違いない。
そのセトが珍しく喋った。
戦闘突入前に……。
イリヤと同じように何らかのヒントを零したと考えていいだろう。
カンブリスのコミュニティは亜人が大多数を占めている。
ただ、住民構成を見ると老人や子供、戦傷者が多い。
大多数が非戦闘員だ。
自衛力が根本的に足りない状態だと思う。
狙う者から見たら、利用可能な材料が、選り取り見取りってことになる。
何はともあれ、終わり良ければ総て良し。
コミュニティ防衛は果たせたのだから、いいと思うことにした。
助っ人にも何かしらの思惑があったのかもしれない。
でも、守れたのだから、それでいいのだ。
何しろ、彼ら――三人の助っ人は颯爽と去ったのだから。
例え、囲みを解くのが最重要目的だったにしても、去るのが早すぎるんではないだろうか。
門が開かれて、コミュニティの代表が顔を覗かせる前に「また会おう」と言って、去ったのだ。
もしかしたら、他に目的があって、それを達成したとか?
それが何なのか、さっぱりと分からないけど。
言い方とニュアンスは違うものの三人とも「また会おう」と言ったのがちょっと、気にかかる。
まぁ、そうは言っても過ぎたことを気にしてる場合じゃない。
コミュニティはこのままだとまた、脅威に晒される可能性が高い。
対応策を考えなきゃ……。
って、あれ?
コミュニティ代表と一緒に現れた二人の青年の姿を見て、私は絶句した。
あれだけ探しても見つけられなかったオスカルとブラウリオがそこにいた……。
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やっちゃん様、ありがとうございます!
お久しぶりです!
確か、昨年の恋愛大賞の時に上げた作品以来なので一年振りくらいでしょうか。
入国もままならないとは御多忙のところ、ありがたやありがたや👏
ヒロインがちょいではなく、ぽちゃなのは将来、傾国の美女なのでとりあえず、太らせておくかという……ダイエットのエピソードはちょっと短いかもしれません(´・ω・`)
明けましておめでとうございます。
新年から新作ありがとうございます。
映画のような始まりですね⭐️🎬
期待が高まりますo(^o^)o
ちょっと仮面ライダークウガの『未確認生命体○号』を思い出しましたw
続きを楽しみにしております。
lemon様、ありがとうございます!
明けました、おめでとうございます。
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始まり方が映画ぽいのはほら、何か、黒いのでマイナスワンみたいなのがインパクト強かったのでゴジ◯映画好きとしては入れてみたい演出として!?
そうですね。
クウガもアンノウンで◯号としていて、現実の事件みたいに扱っていたのが印象的でしたね。
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