12 / 20
第12話 境内へと
しおりを挟む
「しかしここは一段と暗いっすね」
境内へと続く石段を上る二人。
暗黒騎士の言うとおり、確かにこの辺りは闇が一段と濃い印象を受ける。
「光球あっても、尚真っ暗ッスねー。俺暗いの苦手なんスよ」
「お前、確か暗黒騎士じゃなかったっけ」
妖魔大王が不思議そうに暗黒騎士を見つめる。
「えへへ。改名してもいいッスかね」
「どんな風に?」
「純白騎士とかッスかね。俺は明るい方が好きなんスよ。寝る時も電気消さないし」
「いや純白は駄目だろー。名前詐欺じゃん。お前自己紹介の度にみんな、えっ? ってなるぞ」
「俺の名前は人間が勝手に付けたんッスよ」
暗黒騎士には名前が無いのだ。
いや、正確にはかつて人間だった時にはあったはずなのだが、あまりにも昔過ぎて自分でも思い出せないでいた。
「白がいいなら、マシュマロナイトとかどうだ?」
「大王様メルヘンッスねー。嫌いじゃないッスけど、それだと一晩中マシュマロ食ってる奴みたいじゃないッスか?」
「お前は文句が多いな。それよか足元、気を付けろよ」
「え? おわーっ!」
大王が注意するや否や、足元の段差につまずいて顔から石段にダイブする暗黒騎士。
「ほらー、ポケットにー、手を入れながら歩くからー、ダメなんですー」
妖魔大王が口をとがらせて、棒読み気味に注意する。
「いてて。気を付けるッス」
神社へと続く階段を一段一段上っていく。
この神社は地元の人にはパワースポットとして密かな人気がある。
「うーん。気持ちがいいな。心が洗われる様だ」
「それ妖魔大王の言っていいセリフじゃないッス」
階段を上り終えると、そこには巫女装束の女性と、制服を着た女子高生が立っていた。
と、境内にいくつかある石燈籠にボッと一斉に灯がともる。
石燈籠の淡い優しい光に照らされる境内。
「やはりお主らの仕業じゃったか」
口を開いたのは巫女装束の女性である。
その胸元は大きく膨らんでおり、服の隙間から見事な谷間がのぞく。
髪の毛は金色に近い茶色。
肩の辺りでバッサリと切り揃えられている。
髪の毛からはピョコンと狐の耳が見える。
お尻からも、ふっさふさの狐の尻尾が生えている。
コスプレの様でもあるが、これは全て自前である。
容姿も美しく、コミケに行けば誰もが写真をお願いするであろう。
彼女は、この稲荷神社に祭られている狐の神様である。
名を「狐御前」と言う。
元々は凄まじい力を持った妖魔であり、日本や中国で好き勝手に暴れまわっていた。
が、見かねた先代の妖魔大王に打ち倒され、その後、改心を成した。
今ではここ稲荷町三丁目で土地神として地域の平和を見守っている。
「貴様。大恩ある先代妖魔大王様への忠義あればこそ、今まで多少の悪さには眼をつぶってきたが今回は容赦ならん!! 叩っ斬ってくれるっ!!」
すらりと薙刀を構える狐御前。
「まあまあ、落ち着けよ。刃物をしまいなさいよ」
「ふんっ! 聞く耳持たん。さっさと妾達を元の世界に戻すのじゃ!」
「あ~あ。神様のくせに真実も見抜けないッスか」
その瞬間、狐御前のそばに控えていた女子高生がササッと飛び出した。
「悪霊退散!」
そういうと暗黒騎士のおでこに札を貼る。
「ぎょえっ!」
「狐御前様に無礼であるぞ」
この神社の巫女であり、宮司でもある「御稲荷 カスミ」だ。
隣町にある「聖アルテミス学園」に通う高校三年生である。
剣道部に所属し、生徒会長を務めるテンプレ女子だ。
幼い頃より類い稀な霊能力を身に秘めていた彼女は、狐御前に素質を見いだされ、その狐御前の元、厳しい修行を積んできた。
元気もりもり設定もりもりの彼女は、生身で妖魔と闘う事の出来る数少ない人間の一人である。
狐御前が暗黒騎士を睨む。
「おい黒いの。貴様さっきクソババァと言っておったな。なんぞ遺言はあるか?」
「いや……実は俺クソが大好きなんッスよ! だからクソみたいに素敵な女性という意味ッス」
「ほう。ではババァは?」
「いや……実は俺ババァが大好きなんッスよ!! だからババァみたいに素敵な女性という意味ッス」
「お前! そんな趣味が!?」
妖魔大王が恐れおののいている。
部下の趣味をとやかく言うつもりは無いがどうしたものか……。
「カスミ」
「はいっ! 悪霊退散!!」
そういうと暗黒騎士のおでこに札を三枚重ねて貼る。
「ぎょえーっ!」
悶絶する暗黒騎士。
「まぁ良いわ。後で妖魔帝国の皆には、お前の高尚な趣味を伝えてやる。それで良しとしよう」
狐御前が鼻で笑う。
「あぁ……終わったッス……」
がっくりとうなだれる暗黒騎士。
そんな暗黒騎士の様子を狐御前は満足げに一瞥すると、妖魔大王の方を向いた。
「それはそうと妖魔大王よ、さっさと元の世界に戻すのじゃ」
「いやーそれがさ。俺達も知らないんだよね。帰る方法」
「なっ! 何と無責任なっ!!」
狐御前に額に青筋が浮かぶ。
「やはり妖魔じゃな。如何に強大な力を持っていようとも無駄な様じゃな」
「いや、お前も元は妖魔じゃん」
狐御前の額に更に浮かぶ青筋。
「おばさんに言われる筋合いはねーッス」
狐御前の髪の毛がブワっと逆立つ。
「ねー」
そして二人顔を見合わせる妖魔大王と暗黒騎士。
息がピッタリである。
その瞬間、狐御前がブチ切れた。
ボンッと太くて長い尻尾が身体から次々と飛び出す。
その数、実に十二本。
その昔、九尾の狐と呼ばれ恐れられた妖魔は、改心し得を積み神格化する事でかつてない強大な力を手に入れていた。
「この……」
静御前の迫力に言葉を無くし立ちすくむ妖魔大王。
「こぉぉのぉぉぉっ!! くそがきがぁぁぁ!!!!」」
狐御前が薙刀を振りかざした。
「ぎゃー! 化物!! 逃げるぞっ!!」
と横を見ると、既に暗黒騎士の姿は無い。
「あいつ、大王を置いて逃げやがった!」
後ろからは凄まじい妖気が、もうそこまで迫ってきているのを感じる。
妖魔大王は恐る恐る後ろを振り返る。
「成敗っっ!」
そこには薙刀を振りかぶる狐御前の姿があった。
境内へと続く石段を上る二人。
暗黒騎士の言うとおり、確かにこの辺りは闇が一段と濃い印象を受ける。
「光球あっても、尚真っ暗ッスねー。俺暗いの苦手なんスよ」
「お前、確か暗黒騎士じゃなかったっけ」
妖魔大王が不思議そうに暗黒騎士を見つめる。
「えへへ。改名してもいいッスかね」
「どんな風に?」
「純白騎士とかッスかね。俺は明るい方が好きなんスよ。寝る時も電気消さないし」
「いや純白は駄目だろー。名前詐欺じゃん。お前自己紹介の度にみんな、えっ? ってなるぞ」
「俺の名前は人間が勝手に付けたんッスよ」
暗黒騎士には名前が無いのだ。
いや、正確にはかつて人間だった時にはあったはずなのだが、あまりにも昔過ぎて自分でも思い出せないでいた。
「白がいいなら、マシュマロナイトとかどうだ?」
「大王様メルヘンッスねー。嫌いじゃないッスけど、それだと一晩中マシュマロ食ってる奴みたいじゃないッスか?」
「お前は文句が多いな。それよか足元、気を付けろよ」
「え? おわーっ!」
大王が注意するや否や、足元の段差につまずいて顔から石段にダイブする暗黒騎士。
「ほらー、ポケットにー、手を入れながら歩くからー、ダメなんですー」
妖魔大王が口をとがらせて、棒読み気味に注意する。
「いてて。気を付けるッス」
神社へと続く階段を一段一段上っていく。
この神社は地元の人にはパワースポットとして密かな人気がある。
「うーん。気持ちがいいな。心が洗われる様だ」
「それ妖魔大王の言っていいセリフじゃないッス」
階段を上り終えると、そこには巫女装束の女性と、制服を着た女子高生が立っていた。
と、境内にいくつかある石燈籠にボッと一斉に灯がともる。
石燈籠の淡い優しい光に照らされる境内。
「やはりお主らの仕業じゃったか」
口を開いたのは巫女装束の女性である。
その胸元は大きく膨らんでおり、服の隙間から見事な谷間がのぞく。
髪の毛は金色に近い茶色。
肩の辺りでバッサリと切り揃えられている。
髪の毛からはピョコンと狐の耳が見える。
お尻からも、ふっさふさの狐の尻尾が生えている。
コスプレの様でもあるが、これは全て自前である。
容姿も美しく、コミケに行けば誰もが写真をお願いするであろう。
彼女は、この稲荷神社に祭られている狐の神様である。
名を「狐御前」と言う。
元々は凄まじい力を持った妖魔であり、日本や中国で好き勝手に暴れまわっていた。
が、見かねた先代の妖魔大王に打ち倒され、その後、改心を成した。
今ではここ稲荷町三丁目で土地神として地域の平和を見守っている。
「貴様。大恩ある先代妖魔大王様への忠義あればこそ、今まで多少の悪さには眼をつぶってきたが今回は容赦ならん!! 叩っ斬ってくれるっ!!」
すらりと薙刀を構える狐御前。
「まあまあ、落ち着けよ。刃物をしまいなさいよ」
「ふんっ! 聞く耳持たん。さっさと妾達を元の世界に戻すのじゃ!」
「あ~あ。神様のくせに真実も見抜けないッスか」
その瞬間、狐御前のそばに控えていた女子高生がササッと飛び出した。
「悪霊退散!」
そういうと暗黒騎士のおでこに札を貼る。
「ぎょえっ!」
「狐御前様に無礼であるぞ」
この神社の巫女であり、宮司でもある「御稲荷 カスミ」だ。
隣町にある「聖アルテミス学園」に通う高校三年生である。
剣道部に所属し、生徒会長を務めるテンプレ女子だ。
幼い頃より類い稀な霊能力を身に秘めていた彼女は、狐御前に素質を見いだされ、その狐御前の元、厳しい修行を積んできた。
元気もりもり設定もりもりの彼女は、生身で妖魔と闘う事の出来る数少ない人間の一人である。
狐御前が暗黒騎士を睨む。
「おい黒いの。貴様さっきクソババァと言っておったな。なんぞ遺言はあるか?」
「いや……実は俺クソが大好きなんッスよ! だからクソみたいに素敵な女性という意味ッス」
「ほう。ではババァは?」
「いや……実は俺ババァが大好きなんッスよ!! だからババァみたいに素敵な女性という意味ッス」
「お前! そんな趣味が!?」
妖魔大王が恐れおののいている。
部下の趣味をとやかく言うつもりは無いがどうしたものか……。
「カスミ」
「はいっ! 悪霊退散!!」
そういうと暗黒騎士のおでこに札を三枚重ねて貼る。
「ぎょえーっ!」
悶絶する暗黒騎士。
「まぁ良いわ。後で妖魔帝国の皆には、お前の高尚な趣味を伝えてやる。それで良しとしよう」
狐御前が鼻で笑う。
「あぁ……終わったッス……」
がっくりとうなだれる暗黒騎士。
そんな暗黒騎士の様子を狐御前は満足げに一瞥すると、妖魔大王の方を向いた。
「それはそうと妖魔大王よ、さっさと元の世界に戻すのじゃ」
「いやーそれがさ。俺達も知らないんだよね。帰る方法」
「なっ! 何と無責任なっ!!」
狐御前に額に青筋が浮かぶ。
「やはり妖魔じゃな。如何に強大な力を持っていようとも無駄な様じゃな」
「いや、お前も元は妖魔じゃん」
狐御前の額に更に浮かぶ青筋。
「おばさんに言われる筋合いはねーッス」
狐御前の髪の毛がブワっと逆立つ。
「ねー」
そして二人顔を見合わせる妖魔大王と暗黒騎士。
息がピッタリである。
その瞬間、狐御前がブチ切れた。
ボンッと太くて長い尻尾が身体から次々と飛び出す。
その数、実に十二本。
その昔、九尾の狐と呼ばれ恐れられた妖魔は、改心し得を積み神格化する事でかつてない強大な力を手に入れていた。
「この……」
静御前の迫力に言葉を無くし立ちすくむ妖魔大王。
「こぉぉのぉぉぉっ!! くそがきがぁぁぁ!!!!」」
狐御前が薙刀を振りかざした。
「ぎゃー! 化物!! 逃げるぞっ!!」
と横を見ると、既に暗黒騎士の姿は無い。
「あいつ、大王を置いて逃げやがった!」
後ろからは凄まじい妖気が、もうそこまで迫ってきているのを感じる。
妖魔大王は恐る恐る後ろを振り返る。
「成敗っっ!」
そこには薙刀を振りかぶる狐御前の姿があった。
0
あなたにおすすめの小説
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
コミカライズ企画進行中です!!
2巻2月9日電子版解禁です!!
紙は9日に配送開始、12日発売!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&2巻出版!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、コミカライズ決定いたしました!現在企画進行中!!そしてオリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
12日には、楽天koboにおいてファンタジー5位となりました!皆様のおかげです!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
オリコンランキングライトノベル 週間BOOKランキング 18位(2025年9月29日付)
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
巻き込まれ異世界召喚、なぜか俺だけ竜皇女の推しになった
ノラクラ
ファンタジー
俺、霧島悠斗は筋金入りの陰キャ高校生。
学校が終わったら即帰宅して、ゲームライフを満喫するのが至福の時間――のはずだった。
だがある日の帰り道、玄関前で学園トップスターたちの修羅場に遭遇してしまう。
暴君・赤城獅童、王子様系イケメン・天条院義孝、清楚系美少女・柊奏、その親友・羽里友莉。
よりによって学園の顔ぶれが勢ぞろいして大口論!?
……陰キャ代表の俺に混ざる理由なんて一ミリもない。見なかったことにしてゲームしに帰りたい!
そう願った矢先――空気が変わり、街に巨大な魔法陣が出現。
赤城たちは光に呑まれ、異世界へと召喚されてしまった。
「お~、異世界召喚ね。ラノベあるあるだな」
そう、他人事のように見送った俺だったが……。
直後、俺の足元にも魔法陣が浮かび上がる。
「ちょ、待て待て待て! 俺は陰キャだぞ!? 勇者じゃないんだぞ!?」
――かくして、ゲームライフを愛する陰キャ高校生の異世界行きが始まる。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
追放された『ただの浄化係』、実は国中の魔石を満たしていた精霊姫でした〜今さら戻れと言われても、隣国のイケメン皇帝が離してくれません〜
ハリネズミの肉球
ファンタジー
「おい、城の噴水が止まったぞ!?」
「街の井戸も空っぽです!」
無能な王太子による身勝手な婚約破棄。
そして不毛の砂漠が広がる隣国への追放。だが、愚かな奴らは知らなかった。主人公・ルリアが国境を越えた瞬間、祖国中の「水の魔石」がただの石ころに変わることを!
ルリアは、触れるだけで無尽蔵に水魔力を作り出す『水精霊の愛し子』。
追放先の干ばつに苦しむ隣国で、彼女がその力を使えば……不毛の土地が瞬く間に黄金のオアシスへ大進化!?
優しいイケメン皇帝に溺愛されながら、ルリアは隣国を世界一の繁栄国家へと導いていく。
一方、水が完全に枯渇し大パニックに陥る祖国。
「ルリアを連れ戻せ!」と焦る王太子に待っていたのは、かつて見下していた隣国からの圧倒的な経済・水源制裁だった——!
今、最高にスカッとする大逆転劇が幕を開ける!
※本作品は、人工知能の生成する文章の力をお借りしつつも、最終的な仕上げにあたっては著者自身の手により丁寧な加筆・修正を施した作品です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる