残響世界の聖剣譚 -VRMMOで鍛えた魂で侵食されるこの世界を守ります-

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第一戦 VSシリウス 少年と臆病者の剣《チキンソード》

一周目の回想

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 いきなりの遭遇から30分ほど。白衣の女性の名前は牧野、情けない体をしていた彼の名前は末吉。 
 どちらの帝大の学生であり、フィールドワークという名目で友人の命を奪ったモノの正体を探っているとのことだった。琢磨と彼らは互いの追いかけているものが重なったために、互いの知らないことを補い合うために情報交換をしていた。
 場所は琢磨の家の近所の喫茶店。紅茶の美味しいレトロモダンな名店である。

「僕らからの情報はこれだけだ。技術の簡易的な説明はAIの彼女に送っておいたから、疑問に思ったら先輩に聞くか自分で調べてほしい……けれど、これから共に事件を追いかけていく仲間として、君の本音が知りたい」
「仲間云々は置いておいて、俺の理由は簡単ですよ。……あんな風に消えるのが身内だったなら、俺はどうなるかわからない。それが嫌だからです。一年かけて友人も作れたこの仮面、まだ捨てたくはないんですよ」

 そんな会話を最後に3人は喫茶店から立ち去った。2人は近くのネットカフェへ、琢磨は自身の家へと。《Echo World》についての説明をするために。《Echo World》へとログインするためにだ。

 ■□■

 そんなことがあり、琢磨はもう二人説明したい人が増えた件を氷華に話し、一周目が終了したことで解放されたログイン前空間、ロビーにて駄弁りつつお互いのアバターを見る。
 昨今のアクション系ゲームの定石通り、背格好は変えず、肉体の肉付けや肉抜きは5%以内。顔は感覚器官なので完全にいじらずない。せいぜいがお互いに肌の色を健康的にしたくらいである。

 琢磨は若干小柄の黒髪黒目という逆に目立つ無個性アバター。氷華は綺麗な青みがかった髪を少し伸ばして整えた美少女。

 つまりはほとんどいつも通りだ。

 そうしていると、琢磨の目に連絡のあった二人の完全現実準拠アバターが見えてくる。黒を基調としながらも所々にあるSFチックな光る謎ラインについての話題で話し合っているようだった。

 そしてそれがひと段落ついたところで、壁のあたりにあった4人掛けのテーブルに皆を集めてアバターでの自己紹介を始める。

「というわけで、皆さんにこのスルメゲーのことを紹介していきたいと思います。インディーズゲーハンターの明太子タクマです」
「彼の友人じゃ止まらない女、【Mrs.ダイハード】ヒョウカよ」
「警戒されてるネ。私ハ、マッキーノマッキーノだヨ」
「……なんか僕だけごめん、スエキチです」

 上から、琢磨、氷華、牧野、末吉である。ちなみにヒョウカの名前は二重ネームと言い、名乗りたい名前と普段使いの名前を同時にやる荒業である。動画配信者などが世界観に合わせてアバターネームを変えるときに使う手法だ。もっとも、ヒョウカはどちらも名乗りたいから使っているだけで配信をしているわけではないのだが。

「じゃ、再生始めますよ。面倒なんでちょくちょく早送りにして、リザルトでの話も付け足しますけどね」
「分かったヨ。始めてクレ」

 そうして、琢磨は広げたウィンドウを壁に貼り付けて解説しながらの回想を始めるのだった。

 ■□■

 王都エコーリル、セントリア広場、そこには直径3mはある大噴水がきらびやかに存在していた。その水には神聖さを感じさせるナニカが存在しているとタクマは思った。

 ……のっぺらぼうのアバターのままで。

『うん、どうすればいいと思うコレ』
『さて、ほかの皆様も戸惑っているようですしここでアナウンスを待つのもいいかもしれませんよ?』
『さすがにそれはゲームしてないな』

 現在タクマは声を出すことができない。おそらくのっぺらぼうのアバターのせいではあるのだろう。周囲のプレイヤー皆が同じ状況だ。だが、メディという話し相手が居るだけ幾分かマシなのだろう。と後から見る琢磨は思う。
 マネキンのような体に、いかにも初期装備な灰色の布の服。それが皆の姿だった。

 そうして少し考えたところで、タクマの頭には“案ずるより産むがやすし”という言葉が浮かんだので、無計画にぶらぶらと歩いてみることにした。

 歩きながら周囲を見渡す。この町はきれいな白い城下町という印象を持った。なにせ、噴水の向こう側にはそれはもう見事なお城があるのだから。なんだか煌びやかさの前に武骨さを感じるファンタジー感のない城であるのだが、その素晴らしさは誰もが認めるほどだ。実際城へと侵入しようとしているプレイヤーはそこそこ多い。

 マップはないが日の落ちる方向が西とするならば、この町は北に険しい山があり、それを背にして城が立っている。そして、東、西、南の3方向には大きな門があり、それがフィールドに繋がっていくのだろうと推測できる。

 そして大通りはこの噴水広場からまっすぐ作られており、しかしそこから少し横道を見てみると人々の生活感漂う陽気な街が見えていた。どこか無理して笑っている町の人を除けばだが。

 タクマがそうこうしていると、不意に騒々しさが増してきた。『どうしたんですか?』と一応尋ねてみるも答えはない。声になっていないのだから。

 そして、西門のほうで雄たけびが聞こえてきた。戦いが始まったのだろうか? 

「……ああ、終わりだね。皆、最後は家族と過ごそうじゃないか! 笑って死ぬのがソルディアルの心意気だよ!」

 そう、年配の婆様が叫ぶ。皆はそれを聞いて、各々に帰路についていた。

 どうやら、西から来るのはやばい奴のようだ。せっかくなのだし一目見ておくか、と思ったところで、逃げずに道端に生えている小さな花を見ている少女がいた。

 その絶望に染まった瞳はいつかの鏡を見ているようで、タクマは不意に思ってしまった。

 この世界の“ヒト”を、この子の命を守らないのはルールに反するのではないかと。

 鬼子と産まれた自分は、おそらくそんな例外を作ったらそれを盾にどんどんと人を見捨てるほうに流れていくだろう。意図的に殺すほうにまで進んでいくだろう。

 ヒトの輪の中に生きるのだから、決してそれは変えてはならない。

 そんな思いから、タクマは近くの武器屋に入り、転がっていた妙に存在感のある一本の剣を手に取って走り出した。その剣からは不思議なことに命があふれる強さが感じられた。


 その時、武器屋の中にいた落ち武者のような男が、タクマを見て笑ったような気がした。
 この世界のNPCには自分たちは見えないし聞こえないのだから、きっと気のせいだろう。タクマはそう判断して、そのことを頭の隅に追いやった。


 西門まではここからそこそこ遠い程度、このアバターの運動性能なら5分とかからない。何せトップレベルのスプリンターの速度を疲れなしに扱うことができるのだから。
 そして、これまでのゲームの経験からその長距離を短距離走の最速で走るやり方をタクマは熟知していた。

 そうしてそのスピードのままたどり着いたそこでは、軽装の戦士たちがそれぞれの獲物で狼と戦っているのが見えた。
 現状は互角、しかし戦力は狼側のほうが多い。

 その状況を打破するためには、飛び込んで狼側を引っ掻き回す役が必要だろう。なので、自分がやる。相変わらずの偽善者のRPロールプレイだと内心苦笑するが、別段本能のままに殺しまわるよりは幾分かマシだ。そう考え、いつものように相棒に声をかける。

『行くぜ、メディ』
『はい、バイタルチェックはお任せを』

 そうして、門の外に飛び出して戦士の喉笛を食いちぎろうとする狼に対してタクマは剣を振りぬいた。

 西洋剣の鈍器のような頑丈さで振るわれたそれは、確実に狼の頭を捉え、砕いた。切れ味はさほど良くないが、頑丈ないい剣だ。

 その光景を目にした兵士は、臆病者の剣チキンソードが空を跳んでいることに驚いたが、戦うものなら知っている戦場のだろうとあたりをつけて、その剣を味方と判断した。

 それが通じたタクマは、その信頼を受けて突出する。周りはすべて敵だらけ、なんとも楽しい状況だと考えながら。


 あの少女の瞳の中にあった絶望を殺したいと願った。

 ■□■

 そうしてタクマが戦って20分。その間に殺した狼はそう多くないが、それでも戦士たちが門を閉め、戦いの場に戻ってくるほどの時間を稼いだ。
 しかし不思議なもので、タクマが剣を振るい、そこに殺意を込めるほどに剣の切れ味が増してくる。剣の中にあった暖かい存在感がタクマ自身のの殺す意思で塗りつぶされていくのがわかる。

 そして、それがスタミナなどでは言い表せない命を使うものだと本能的に理解できていた。

 だが、体のキレは落ちていない。切れ味が上がるのは悪くないのだ。そうプラスに考えて前を見ると、これまでに殺した狼の血肉が赤いモヤになって集まり、生きている狼が黒いモヤになって集まってくるのが見える。

 そしてそれが、《群狼シリウス》という名前だと頭に刷り込まれた。

 黒い体に赤い血管のようなものが浮き出ている巨大な狼。それが3mほどの巨体になった敵の姿だった。

「よくやった剣の!」
「あとは俺たち西方戦士団に任せな! さぁ命を燃やすぞお前らぁ!」

「「「「生命転換ライフフォース!」」」」

 そう叫んだ瞬間、戦士団の皆の存在感が、命が燃えている。自分の今のような不完全燃焼ではなく、綺麗に燃える命が輝いていた。

 タクマはそこに、今まで感じたことのない感動を覚えた。
 仮初の命が、ここまでのものを魅せることができるのだろうかと。

 そうして、戦士たちは武器にまとわせた力を解放する。それは炎であったり、風の矢であったり、水の斧であったりと様々だったが、そのすべてはシリウスには当たらずに、シリウスの体から生えた狼の体が放つ噛みつき、切り裂き、受け止め、返す噛みつきで命を奪った。戦士団の精鋭すべての命を。

 もはや異次元の強さだ。先ほどまで輝いていた命が当たり一面に転がっている。
 隔絶した力の差がそこにはあった。

 だが、まだタクマは生きている。力の使い方も、見せてもらったからタクマは

 あとは、どうやって一撃を入れるかだ。

 そうしていると、城門の上から様々なものが命を込められて投げられ始める。それをうっとおし気に回避するシリウス。そこには、せめてもの抵抗をしたいと言う戦士の意地があった。

 そして、その瞬間にタクマは動き出した。体全体の筋力を推進力に変える最速の歩法。まだ“なんちゃって”と付けられてしまうその拙い一歩は、“縮地”と呼ばれているものだった。

 しかし、シリウスは化け物としての反射神経をもってそれに反応して、分身を作った噛みつきを琢磨へと放とうとした。その時。

 タクマは、見て覚えた命の燃やし方を全力で行った。その気高い、自分には似合わない叫びと共に。

生命転換ライフフォース!」

 そうしてできた命の剣は、シリウスの分身噛みつきをそのまま両断し、そのままシリウスの骨に止められるまで深手を与えた。

 そして、体勢を立て直そうとしたシリウスは体を再生させて一歩飛びのくが、目の前にいたシリウスは目の前にいたはずのタクマを見失った。それは、生まれつき殺意と共に生きてきたタクマの十八番。

 

 そしてそれで稼いだ一瞬で距離を詰めたタクマは、速度のままに先ほどの傷跡のあった場所にもう一撃叩き込み、分身の防御のないシリウスは今度こそその命を落とした。

 多くのヒトを失った、勝利だった。
 殺し合いなど、大概においてそういうものであるのだが。

 しかし、シリウスの遺体はまだ役割を残していた。
 その体は赤黒いモヤのように霧散して、門の中へと向かっていく。
 まだ、生き残っている狼が居るのかもしれない。そう思ってタクマは城門の脇にある小さな扉を切り裂いてそれを追いかける。

 そうして待っていたのは、地獄絵図だった。多くのモンスターが遊びのように市民を殺している悪夢。そして、何かの弾みで転がってきた頭。

 それは、先ほど花を見ていた少女だった。

 守れなかった、その思いが鬼子である自分の誓いを刺激する。

 そこからは、ただひたすらに殺し回った。怒りからでなく、悲しみからでもなく、ルール通りの報復として。

 しかし命の力は有限であり、覚えたのは力のベタ踏みだけのタクマには長時間の戦闘は不可能であり。

 そして、力尽きる寸前に黒い鎧の騎士に剣を折られ、その返す剣で命を落とした。

 それが、《Echo World》における初めての死だった。

 ■□■

 そんなことを3人に話す。とはいってもほとんどは動画で説明できたので、俺が言ったのはちょっとした補足だけだったがそれでも

「ワールドでのことは以上です。けど、どうにも最初っから詰んでいたらしいんですよねこの周は」
「世界規模のループってやつ? ストアの紹介で見たよ」
「らしいです。つってもあと1時間近くはワールドに入れないんで確認できないんですけどね。
「へー、じゃあ僕らはここまでかな」
「ワールド入っていかないんですか?」
「……理系大学生ってね、結構忙しいんだよ」

 そんな哀愁漂う言葉を最後に、2人はログアウトしていった。

「それで、タクマ君のリザルトはどうだったの?」
「たくさんモンスターを殺して結構ポイント貰ったから、全額つぎ込んでこんな機能を付け足してみた」
『思考内部の任意の音声を声のように出せる機能です。そのおかげで私はこうして会話ができるようになりました。それ以外の用途の方をマスターは望んでいたようですが』
「あらメディ。ゲームの中で話すのは初めてね」

 そうしてワールドが開くまでの約1時間、いろんな動画を見ながら一応の状況をつかもうと努力してみたりはしたが、基本的には駄弁っているだけだった。

 ■□■

 そうして、それからたったの3時間後、2周目の世界は終わり、ロビーは運営とやらかしたプレイヤーへの罵倒で溢れかえった。というか、琢磨への罵倒だった。

 ■□■

 それからすぐの夜。深夜にふと目が覚めた。何かがおかしいという感覚と共に。

『マスター! 先日の通信障害を伴った異界です!』
「……またかよ畜生。何かしたか? 俺」

 そうして琢磨が外を見ると、またしても影の狼と目が合った。

 どうやら、散々な寝起きになりそうだ。と、琢磨は思った。

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