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第一戦 VSシリウス 少年と臆病者の剣《チキンソード》
第一戦リザルト
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タクマ達プレイヤーはロビーへの転送を終え、毎回の終わりにあった参加自由の会議へと呼ばれた。
第一回クリアおめでとうございます! という場違いな垂れ幕がかかったロビーにて、銀髪ロリータ眼帯とかいう属性過多気味な管理AI、マテリアがその姿を見せていた。
「それでは! リザルトを開始します! 今回は、初の世界救済でした! 謎とかは簡単で、しかしパワーは桁違いなあの化け物を倒してくれてありがとうございます! 皆さん!」
その声に、答える言葉はない。というか、喋れない。迅速な進行をする為に声が他のプレイヤーに流れないようになっているのだとか。
もっとも、これまでも今回もクオリティの高いクソゲーだったのだから罵倒が飛ぶのは当然だ、とほとんどのプレイヤーどころか運営側のマテリアですら思っているのだが。
「それでは、今回の総括をお話しします! 今回の世界壊滅フラグは、タネを暴く前に人狼を殺してしまう事、2日目の北からの襲撃に対してある人物を動かしてしまう事でした。今回は力押しが相手だったので謎は簡単でしたね!」
“その力押しのレベルがおかしいんだよ! ”とはプレイヤーの総意だった。
「というか、あと2、3回は全滅してくれないと皆さんの力が足りなくなってしまうかもしれないんですよね。あの世界でのアバターでの死亡は生命転換の理解を深めますから。……という話は後のこと! 苦しむのは私じゃないから問題ありません!」
最悪だなコイツと多くのプレイヤーが思った。このAIは丁寧で綺麗な声で割と畜生な事を言ってくるのである。
「それでは、今回のポイント配布の時間です! 皆さん、手元のウィンドウを見てください!」
そう言って、強制的に現れるウィンドウ。これが、毎回の周にて、世界に対してどれほど貢献したかを表すポイントだ。タクマの今回のポイントは2284。最初の周とそう変わらない。ほとんどが狼を殺した時の貢献ポイントであり、特別な何かを見つけた、と言ったポイントは存在しなかった。
ポイントの貯金もないわけだし、現地で装備を買い揃える為に換金してしまうかと少し考える。
だが、交換はいつでもできるのでこのままでいいだろう。と、タクマは結論付けた所で隣に来たヒョウカに腕を引かれる。
促されるままにウィンドウを見てみると、そこにはMVPポイントというものが1ポイント加算されていた。
その交換対象は、1000円から1ポイントにつき2で乗算されていく現金との交換と記されていた。
最初に目につくのはコレだろう。10ポイントで百万円を超える上に、それ以上に獲得するたびに価値は跳ね上がるのだから。
そしてその他には、10ポイントでの交換対象に“このゲームに関する技術の権利”というものもある。それは明らかに異質だった。
こんなオーバーテクノロジー、たかが100万の価値で売り飛ばすとか正気じゃない。
だとするならば、それほどに10ポイントを獲得する事が難しいと運営側が睨んでいるという事だろう。そう2人は判断した。
「それでは! 今回のMVP人数を紹介したいと思います! 今回は最初なので控えめにして2名! 一番大切な謎解きは死んで暴いてしまったのでMVPは無しですが、最終戦での活躍を鑑みて今回の世界でのMVPを選びました!」
そうして、マテリアは何処ともとれない虚空を見て、物凄く嫌そうな顔を一瞬したのちに笑顔になった。あれはタクマの薄っぺらいものとは違う、本物の仮面だ。
「そして! MVPの方に配られるMVPポイントは、現金を始めとした様々な皆様にとって価値のある物との交換をする事ができます! ……もっとも、零細ゲームなので1ポイントで交換できるのは2000円なんですけどね」
その明らかに本気の申し訳なさを示す演技が、運営のスタンスを分からなくさせている。
積極的な攻略競争を求めているのなら、金額については正確に話すはずだ。それを話さないのはマテリアとDr.イヴ、どちらの意思なのだろうか、とヒョウカは考える。
そして、そんな考えをよそにマテリアは言葉を続けた。相変わらずのマイペースで。
「それでは、ここでこのゲームの製作者《Dr.イヴ》からのメッセージを読み上げたいと思います。けど、そんなことに興味のない方はログアウトして構いません。地味に長い上に心が篭ってないの上に、途中でログアウトできませんから。聞くだけ無駄かもしれないですよー」
辛辣なその言葉で、予定があったのか、あるいは本当に興味がなかったのか分からないが数人がログアウトした。
そして、音声データだけのメッセージか流れる。
体感時間の10倍加速という、信じられないオーバーテクノロジーを同時に行って。
「初めましてプレイヤーの諸君。私がこの《Echo World》の開発者であるDr.イヴだ」
その無感動な声に少しだけ慣れている自分に驚きながらタクマは話を聞く。話し方が、知っている誰かに似ている気がするのだ。口調でなく、その本質的なものが。
「君たちの活躍によってあの世界は少しだけ延命した。この結末から考える次の戦いのことを考えると、そう時は伸びなかったようだがね。……しかしそれでもあの世界は延命した。それが何故私たちに必要なのか、どうして世界は滅ぼされようとしているのか、それは君たちが自分自身の目で明らかにしてくれる事を願っている」
そんな言葉に篭った諦め半分の想いに、“なんだかこの人も生きにくい人なんだな”と少しだけ同情するタクマ。隣のこの命を全力で生きている女のように居ればいいのに、と思う。
「では、次の話だ。このゲームは様々な問題を抱えている。それは、私がこのゲームのデータを元にSoul Linkerでのコンテンツ製作エンジンを無料で配布する気でいるからだ。基本を翻訳できれば、もともとVRを扱える人間ならそう難しくはないのだよ、魂なんて言葉を崇高に見過ぎて本質を取り違えるからこうなるのだ……。っと、脱線してしまった。実際このソフトには様々な新技術が使われており、そしてその審査は完璧ではない。突然にコレのの配信が停止させられる可能性も十分にあるという事を理解してほしい」
確かに、性的興奮もするし娼館に入れるのに、レーティングが甘い所がある。それはゲームを完全に把握しきれなかった事が理由なのだろう。
「最後に、君たちプレイヤーの魂についてだ。気付いていると思うが、この《Echo World》でのアバター性能には個人差がある。身体機能では、下限でもトップアスリートレベルだが上限はない。それを動かしているのは魂そのものだからだ。それは魂の出力を直接的に参照している生命転換を見てもわかる事だ」
その言葉に、なにか怒鳴り声を上げようとするプレイヤーが多くいる。それはそうだ。レベルアップのないこのゲームにおいて、魂の出力なんて生まれつきのモノで強さが決まるなどゲームとして破綻しているからだ。
そもそもゲームとしての体すら成り立っていないようなゲームであるが、それでもプレイヤーはそれを全力で遊びたいと思っているのだ。
「しかし、魂が弱いからと悲観することはない。魂は鍛える事ができる。その鍛え方は様々だが、深い死線を潜る事がもっとも手っ取り早い。そしてこの《Echo World》ではアバターシステムを使い安全に、しかし本気での死線を潜れる。それを利用して自身の強化を図って欲しい。それがきっとお互いの役に立つ」
その言葉に、今回活躍したプレイヤーを見る皆。その顔には、次は鍛えて追い抜くとありありと書かれていた。
やはり、彼らもゲーマーなのだ。
「それでは、私の長い話は終了だ。尚、この話は様々な手段を用いて録画、録音ができないようにしている。危ない話をしてしまったからな。では、次 最後に告知だ。第一戦のクリア特典として、第二戦が始まるまでの間擬似ワールドを用いてのプラクティスエリアを解放する。世界に生きる人々は存在しないが、多くの作ったモンスターが放たれている。第一戦で十分に戦えなかった者たちは、この機会に十分な死線を潜って欲しい」
「以上だ。マテリアに回線を戻そう」
そうして消えるウィンドウ。
戻る体感時間加速。
「はい! 長い話でした! ごめんなさいねダメダメな製作者で! では、第一戦を終了します! 皆さまクリアおめでとうございました! プラクティスエリアを是非ご利用して下さいね!」
そんな言葉を最後に、リザルトは終わった。
俺やユージさんは多少知識はあるけれど、他のプレイヤーは皆魂を鍛える事ができるという事に驚きと興奮を感じていた。
「もしかして、未来ではトレーニングの中に魂も入るのかしら?」
「ありそうだな。お前の馬鹿みたいな手術成功率の理由とかもその辺にあったりするかもしれないんだし」
ゆったりとロビーに残るタクマ達を残して、プレイヤーは皆プラクティスエリアへと向かっていった。
楽しそうではあるが、本気で疲れたので休みにしたい。シリウスと殺し合った者たちは本気でそう思っていたし、そう行動していた。
第一回クリアおめでとうございます! という場違いな垂れ幕がかかったロビーにて、銀髪ロリータ眼帯とかいう属性過多気味な管理AI、マテリアがその姿を見せていた。
「それでは! リザルトを開始します! 今回は、初の世界救済でした! 謎とかは簡単で、しかしパワーは桁違いなあの化け物を倒してくれてありがとうございます! 皆さん!」
その声に、答える言葉はない。というか、喋れない。迅速な進行をする為に声が他のプレイヤーに流れないようになっているのだとか。
もっとも、これまでも今回もクオリティの高いクソゲーだったのだから罵倒が飛ぶのは当然だ、とほとんどのプレイヤーどころか運営側のマテリアですら思っているのだが。
「それでは、今回の総括をお話しします! 今回の世界壊滅フラグは、タネを暴く前に人狼を殺してしまう事、2日目の北からの襲撃に対してある人物を動かしてしまう事でした。今回は力押しが相手だったので謎は簡単でしたね!」
“その力押しのレベルがおかしいんだよ! ”とはプレイヤーの総意だった。
「というか、あと2、3回は全滅してくれないと皆さんの力が足りなくなってしまうかもしれないんですよね。あの世界でのアバターでの死亡は生命転換の理解を深めますから。……という話は後のこと! 苦しむのは私じゃないから問題ありません!」
最悪だなコイツと多くのプレイヤーが思った。このAIは丁寧で綺麗な声で割と畜生な事を言ってくるのである。
「それでは、今回のポイント配布の時間です! 皆さん、手元のウィンドウを見てください!」
そう言って、強制的に現れるウィンドウ。これが、毎回の周にて、世界に対してどれほど貢献したかを表すポイントだ。タクマの今回のポイントは2284。最初の周とそう変わらない。ほとんどが狼を殺した時の貢献ポイントであり、特別な何かを見つけた、と言ったポイントは存在しなかった。
ポイントの貯金もないわけだし、現地で装備を買い揃える為に換金してしまうかと少し考える。
だが、交換はいつでもできるのでこのままでいいだろう。と、タクマは結論付けた所で隣に来たヒョウカに腕を引かれる。
促されるままにウィンドウを見てみると、そこにはMVPポイントというものが1ポイント加算されていた。
その交換対象は、1000円から1ポイントにつき2で乗算されていく現金との交換と記されていた。
最初に目につくのはコレだろう。10ポイントで百万円を超える上に、それ以上に獲得するたびに価値は跳ね上がるのだから。
そしてその他には、10ポイントでの交換対象に“このゲームに関する技術の権利”というものもある。それは明らかに異質だった。
こんなオーバーテクノロジー、たかが100万の価値で売り飛ばすとか正気じゃない。
だとするならば、それほどに10ポイントを獲得する事が難しいと運営側が睨んでいるという事だろう。そう2人は判断した。
「それでは! 今回のMVP人数を紹介したいと思います! 今回は最初なので控えめにして2名! 一番大切な謎解きは死んで暴いてしまったのでMVPは無しですが、最終戦での活躍を鑑みて今回の世界でのMVPを選びました!」
そうして、マテリアは何処ともとれない虚空を見て、物凄く嫌そうな顔を一瞬したのちに笑顔になった。あれはタクマの薄っぺらいものとは違う、本物の仮面だ。
「そして! MVPの方に配られるMVPポイントは、現金を始めとした様々な皆様にとって価値のある物との交換をする事ができます! ……もっとも、零細ゲームなので1ポイントで交換できるのは2000円なんですけどね」
その明らかに本気の申し訳なさを示す演技が、運営のスタンスを分からなくさせている。
積極的な攻略競争を求めているのなら、金額については正確に話すはずだ。それを話さないのはマテリアとDr.イヴ、どちらの意思なのだろうか、とヒョウカは考える。
そして、そんな考えをよそにマテリアは言葉を続けた。相変わらずのマイペースで。
「それでは、ここでこのゲームの製作者《Dr.イヴ》からのメッセージを読み上げたいと思います。けど、そんなことに興味のない方はログアウトして構いません。地味に長い上に心が篭ってないの上に、途中でログアウトできませんから。聞くだけ無駄かもしれないですよー」
辛辣なその言葉で、予定があったのか、あるいは本当に興味がなかったのか分からないが数人がログアウトした。
そして、音声データだけのメッセージか流れる。
体感時間の10倍加速という、信じられないオーバーテクノロジーを同時に行って。
「初めましてプレイヤーの諸君。私がこの《Echo World》の開発者であるDr.イヴだ」
その無感動な声に少しだけ慣れている自分に驚きながらタクマは話を聞く。話し方が、知っている誰かに似ている気がするのだ。口調でなく、その本質的なものが。
「君たちの活躍によってあの世界は少しだけ延命した。この結末から考える次の戦いのことを考えると、そう時は伸びなかったようだがね。……しかしそれでもあの世界は延命した。それが何故私たちに必要なのか、どうして世界は滅ぼされようとしているのか、それは君たちが自分自身の目で明らかにしてくれる事を願っている」
そんな言葉に篭った諦め半分の想いに、“なんだかこの人も生きにくい人なんだな”と少しだけ同情するタクマ。隣のこの命を全力で生きている女のように居ればいいのに、と思う。
「では、次の話だ。このゲームは様々な問題を抱えている。それは、私がこのゲームのデータを元にSoul Linkerでのコンテンツ製作エンジンを無料で配布する気でいるからだ。基本を翻訳できれば、もともとVRを扱える人間ならそう難しくはないのだよ、魂なんて言葉を崇高に見過ぎて本質を取り違えるからこうなるのだ……。っと、脱線してしまった。実際このソフトには様々な新技術が使われており、そしてその審査は完璧ではない。突然にコレのの配信が停止させられる可能性も十分にあるという事を理解してほしい」
確かに、性的興奮もするし娼館に入れるのに、レーティングが甘い所がある。それはゲームを完全に把握しきれなかった事が理由なのだろう。
「最後に、君たちプレイヤーの魂についてだ。気付いていると思うが、この《Echo World》でのアバター性能には個人差がある。身体機能では、下限でもトップアスリートレベルだが上限はない。それを動かしているのは魂そのものだからだ。それは魂の出力を直接的に参照している生命転換を見てもわかる事だ」
その言葉に、なにか怒鳴り声を上げようとするプレイヤーが多くいる。それはそうだ。レベルアップのないこのゲームにおいて、魂の出力なんて生まれつきのモノで強さが決まるなどゲームとして破綻しているからだ。
そもそもゲームとしての体すら成り立っていないようなゲームであるが、それでもプレイヤーはそれを全力で遊びたいと思っているのだ。
「しかし、魂が弱いからと悲観することはない。魂は鍛える事ができる。その鍛え方は様々だが、深い死線を潜る事がもっとも手っ取り早い。そしてこの《Echo World》ではアバターシステムを使い安全に、しかし本気での死線を潜れる。それを利用して自身の強化を図って欲しい。それがきっとお互いの役に立つ」
その言葉に、今回活躍したプレイヤーを見る皆。その顔には、次は鍛えて追い抜くとありありと書かれていた。
やはり、彼らもゲーマーなのだ。
「それでは、私の長い話は終了だ。尚、この話は様々な手段を用いて録画、録音ができないようにしている。危ない話をしてしまったからな。では、次 最後に告知だ。第一戦のクリア特典として、第二戦が始まるまでの間擬似ワールドを用いてのプラクティスエリアを解放する。世界に生きる人々は存在しないが、多くの作ったモンスターが放たれている。第一戦で十分に戦えなかった者たちは、この機会に十分な死線を潜って欲しい」
「以上だ。マテリアに回線を戻そう」
そうして消えるウィンドウ。
戻る体感時間加速。
「はい! 長い話でした! ごめんなさいねダメダメな製作者で! では、第一戦を終了します! 皆さまクリアおめでとうございました! プラクティスエリアを是非ご利用して下さいね!」
そんな言葉を最後に、リザルトは終わった。
俺やユージさんは多少知識はあるけれど、他のプレイヤーは皆魂を鍛える事ができるという事に驚きと興奮を感じていた。
「もしかして、未来ではトレーニングの中に魂も入るのかしら?」
「ありそうだな。お前の馬鹿みたいな手術成功率の理由とかもその辺にあったりするかもしれないんだし」
ゆったりとロビーに残るタクマ達を残して、プレイヤーは皆プラクティスエリアへと向かっていった。
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