婚約者大好き令嬢と呪われた悪魔の子???

引きこもりニート

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1. 初めての出会い

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私は公爵家の長女アリア・ルーレルト(17)には愛してやまない婚約者がいます。
名前はサイヤス・テンバートン・ショール(18)殿下。この国の第一王子です。

見た目はこの国では珍しい漆黒の髪に、ルビーのような瞳をしていえ、剣術、勉学、容姿、全てがずば抜けています。
将来有望なお方ではありますが、王位継承権を持っていません。

王族には稀に黒い髪に、紅目の子供が生まれることがあり、呪われていて、悪魔の子と呼ばれ、近くにいる者は不幸になると言われているらしいです。
なので呪われた子に王位継承するわけにはいかないと、サイヤス殿下の双子の弟、第二王子が継承することになっているそうです。

そんな殿下と出会ったのは、殿下達の8歳の誕生パーティーにお呼ばれした時のことです。

その日私はまだ一度も王子達を拝見したことがなかったのでどんな方なのかとワクワクしていました。

そして、殿下達が登場しました。

周りからは

「第二王子は優しくて、穏やかな人だな」

「第二王子は陛下と王妃様に似て天使のようですわ」

と第二王子を褒め称えていました。

それとは対照的に
「それに比べて第一王子のあの髪と瞳、、本当恐ろしいですわ」

「不吉だ、まるで悪魔ではないか」

と話していました。

(王族に向かって無礼にも程がありますわ!
おそらく、その声は第一王子様にも聞こえていますわ、、。)

傷ついたり、気分を害してしまったのではと心配になり第一王子様を見ました。

でもそこには真っ直ぐ前だけを見て、凛としたお姿で立っている第一王子様がいました。

私は周り貴族達に対して、さらに不快感を覚えました。

(さっきの人達は何を見て悪魔などと言ったのかしら、、あれほどまでに美しく、気高く、気品にあふれる人は見たことありませんわ。
漆黒の髪もサラサラで、紅い瞳もまるでルビーの宝石の様に綺麗じゃありませんか!)

それに、貴族達の声も聞こえているはずなのに俯いたり怒ったりせず、ただ真っ直ぐ前を見て凛とした姿で立っていることに驚きました。

(あの方はここにいる誰よりも尊敬されるべきお方ですわ。)
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