好きだから、、。

引きこもりニート

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4. 結婚式・初夜

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仲直りしてからソル様は前以上に、私にベッタリになった。
そして一年が過ぎ、私たちは今日結婚式を挙げた。

そして

(どうしましょう。結婚式も無事に終わったけれど、、、私初めてだけど、大丈夫かしら?!)

結局あれから仲直りして、ベッタリしてくるものの、ハグ以上のことは一回もしていない。

(緊張する、、。ソル様は婚約する前にそういうことがあったって言っていたから、慣れているかもしれないけど。経験豊富なソル様を私なんかが満足させられるの?!)

そんなことを考えていると扉が開いて、ソル様が寝室に入ってきた。

「ヴィオラ。」
そう呼ぶソル様は愛おしむように私を見て笑った。

「そ、ソル様、、。」

「ヴィオラ。今日はお疲れ様。いつもだけど、ウェディングドレスを着たヴィオラはまた、すごく綺麗だった。」

「ありがとうございます。ソル様も素敵でした。」

私がニコッと微笑むと、ソル様は私を優しく抱きしめて

「ヴィオラ、幸せ??後悔してない??もう薄々気がついてると思うけど、俺束縛激しいし、ヴィオラのことになると感情を制御できなくて、いけないこともしちゃう時もある。それでも俺の隣で、これからもずっと笑っていてくれる、、?」

フフッ
「えぇ、とても幸せです。それにその事も知ってます。だからその時は私が全力で止めます。そして正しい道に連れて行きますわ」

「ヴィオラ、俺も幸せ。すごい嬉しい。ずっと夢見てた。これを。現実になるなんて、思ってなかった。」
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