君と旅をするために

ナナシマイ

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2章 忌み子で、魔法使い

簡単で曖昧なこと

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 祈祷の後は、宴に混ざって夕ご飯をいただきました。農村らしい新鮮な野菜がとても美味しく、たくさん食べているところを、フレッド君に呆れ顔で見られてしまいました。

 それから、歳の近い子供達が集まってきて、魔法についての質問を受けました。
 わたしに教えられることなんてありませんし、大人達が強張った顔でこちらの様子を窺っていたので、こう答えておきます。

「たくさん本を読んで、たくさん練習をすれば、上手になれるかもしれませんよ」



 次の日、わたしはいつも通りフレッド君に起こされ――る前に起きて、ベッドの上に座っていました。調合など楽しみな予定があるわけでもなく早起きすることは初めてだったので、フレッド君はとても驚いています。

「何だ? 槍でも降るのか?」
「ひ、ひどいです」

 意地悪を言うフレッド君に頬を膨らませますが、彼は小さく鼻で笑ってわたしをベッドから降ろしてくれます。

「ですが、あながち間違いではないかもしれません」

 わたしが眉を顰めてそう言うと、フレッド君は続きを促しました。

「誰かがこの結界を調べていたのですよ。破るというより、構造を見られているだけのようでしたから、起こしませんでした」
「それはまぁ良いが……いや、お前昨日、かなり時間を掛けて張ってなかったか? 複雑なことができるの、バレてるかもしれないぞ」
「それは大丈夫ですよ。そう、聞いてくれますか? 今回の魔法陣はですね、簡単な隠蔽を施した簡単な偽物を簡単な結界に掛けて、その下にいつもの隠蔽と偽物を掛けた結界を張っているのです。なんと六層構造です! ……結局、簡単な偽物のところで満足されてしまったみたいなのですけれど。それが壊れるぎりぎりまで魔力を流して、それでもわたしが気づかなかったことを確認したら、帰ってしまいました」

 フレッド君には、「忌み子だけど簡単な魔法なら使える」程度に見られる行動をするように、と言われています。忌み子で複雑な魔法を使えるのはとても目立つそうで、下手に厄介事に巻き込まれないようにするための予防策なのです。
 ……曰く、「隠そうとする意識が低すぎる」らしいので、上手くいっていないみたいですけれど。

 戦闘になったら出し惜しみなんてしていられませんし、より高度な魔法陣を「研究」して、その成果を「確認」するために実演披露して、最後に評価を「報酬」という形で受け取る――すなわち魔法具の作成に、手抜きなどあってはならないことです。仕方がありませんよね?

 ちなみに最近は、複雑な魔法陣を簡単な魔法陣で隠す、という構造にはまっていて、昨晩もその研究をしていました。
 簡単な隠蔽を施すのがポイントで、外から見た時の「拙いながら頑張っています」という感じの仕上がりには大満足です。せっかくですから、その「頑張っている」ところまでは全部見てほしかったな、という気持ちですけれど。

 楽しく魔法具の話をしていると、フレッド君は溜め息をついて「転ぶから落ち着け」と言いました。

「宴に浮かれてたのかと思っていたが、研究してたのか。にしても、いちいち怪しい村だ……すぐに出発するか」
「そう、ですね」



 村長さんに挨拶と一泊のお礼をして、二の鐘が鳴るよりも前に出発します。村長さんは、朝ご飯を断ったわたし達に「ではこれを食べると良いよ」と言って、日持ちのする焼き菓子を持たせてくれました。

 農村を出てすぐに森へ入り、しばらく南へ進んだところで川に当たります。丁度良いので、ここで休憩することにしましょう。

 フレッド君が汲んでくれた水を受け取ると、わたしは魔法を使って不純物を取り除き、一度沸かした後で元の温度まで冷ましました。こうすることで、かなり安全に水を飲めるようになるのです。
 大きな石に座って焼き菓子を食べながら、昨日から考えていたことや夜中の結界のこと、これからの行動について話し合います。

 わたし達の旅の行動指針は簡単なのに曖昧で、最初にわたしが提案した時はフレッド君に盛大な溜め息をつかれてしまったものです。そんなわけですから、実際の行動については普段から話し合うことが多いのです。これでは確かに、何の為の指針なのか疑問になりますね……。



 その簡単で曖昧な行動指針というのは、この三つです。

 人に頼らないこと。
 得られる情報は全て得ること。
 敵対する人は殺さずに倒すこと。

 フレッド君の溜め息の後には、こんな会話がありました。

「旅の行動指針としてはかなり意味不明なんだが……。一応理由を聞こうか、まず一つ目だ。これ普通は逆だろう? 俺達は子供で、何の力もないということを理解してるか?」
「目的があればそうですが、わたし達にその予定はありませんからね。誰かのお手伝いが必要になることはないと思いませんか?」
「その前提なら、な。お金と安全については、驕るわけではないが、俺達ならある程度の保証はできるか」
「そうでしょう? それに、色々なことを経験した方が、将来何かと役に立つと思うのです」
「将来、な……。まぁ良いだろう。次、二つ目。これはどういう意味だ? 目的は無いのだろう?」

「これはですね、もっと簡単な話ですよ」

 訝しげな顔をしたフレッド君に、わたしは自慢げに、ふふっと笑います。

「わたしが魔法好きで、たくさん研究をしていることは知っていますよね? ですが、ここで勉強しているだけでは足りないのです。わたしはもっと色々なことを知りたいし、色々な魔法を使ってみたいのです。どんな情報が新たな発見に繋がるか、わかりませんからね。得られる情報は全て、ということです。どんな出会いがあるのか今から楽しみでなりません」
「はぁ」
「と、言うのは建前で――」
「いや本音だろ。建前があるなら聞いてやるぞ」
「たっ……。い、いえ、どちらも本音ということにしておきます」
「……」
「……それで、もうひとつの本音というのはですね、情報を持っている方が、より正しい選択ができるかなと。そう思っているからなのです」
「正しい選択、か……」
「勿論、その情報を上手く使えなければ意味がありませんが、無ければその土俵にも立てませんから」
「確かに、何も知らないまま争いに巻き込まれて、何も知らないまま負けるのはまっぴら御免だな」
「ちょっと、フレッド君? 争いが前提みたいな発言は止めてください」
「俺達を客観的に見てみろよ。子供が二人、しかも一人は美少女だ。巻き込まれるというより、争いの種そのものだな」

 涼しい顔でさらっと「美少女」などと言われ、わたしは顔が赤くなるのを感じました。

「び、美少女って……。それに、争いの種ですか……?」
「何だ、怖気づいたか?」
「いいえ、旅に誘ったのはわたしですよ? そんな事は言いません」
「そうか?」
「けれども……そう考えると、三つ目が更に難しくなりますね」

 うーん、と唸っていると、フレッド君は厳しい顔で息を吐きます。

「……その三つ目だが、俺は反対だ。前の二つとは違って、確実に命に関わるからな。お前だって、殺さずに倒すのが難しいことだとわかっているのだろう? 寧ろ、容赦なく殺すに変更するべきだ」
「危険であることはわかっているのです。ですが、わたしはやはり、人を殺すべきではないと思っています。これは優しさとか、殺すのが怖いとかではなくて……そうですね、これは……。これはただ、目の前で人の命が消える瞬間を見たくないという、わたしの我儘なのです」

 思ったより感情的な話し方になってしまい、わたしは慌てて付け足しました。

「そ、そのためには、相当な実力がないといけないこともわかっています。だからこその指針なのです。いつか、守りたい物を全部、守れるようになるために」

 ……わたしが壊してしまう命も、わたしの手で救えない命も、もう見たくありませんから。

 結局、より感情的になってしまいました。腕を組み、眉を顰めていたフレッド君は、その苦い顔のまま、確認するようにこちらの顔を覗き込んできます。

「つまりお前は、この旅を、自分を強くするための旅にしたいということか?」
「強く……そうですね。わたしは強い人に、なりたいです」
「……」
「駄目、でしょうか」
「……いや、問題ない」

 俺がそれ以上に強くなればいい話だな、とフレッド君は口の中で呟きました。

 その後、「強い人になるため」に行動していたわたし達が何度も厄介事に巻き込まれ、出し惜しみをしないわたしに「せめて表面上は、簡単な魔法なら使える程度の実力に見えるようにしてくれ」とフレッド君が溜め息をつくまでに、そう時間は掛かりませんでした。



 休憩と話し合いを終えて、わたし達は更に南へ行くため、川を渡ることにしました。

 岩が連なって橋のようになっている部分もありますが、二人で並んで歩くには狭すぎました。水の中を通るのが一番良いと判断し、なるべく平らになっている場所を探します。
 川の流れは穏やかですが、どこも脛あたりまで深さがあるようで、十分に気をつけなければいけません。わたしが“気”の流れに意識を集中させたことを確認して、フレッド君がわたしの手を引いて歩き出しました。

 ――川に足が入った途端、今まで普通に歩いていた感覚が消えました。

 思い通りに身体が動かず、ゆらっ――とバランスを崩したところを、フレッド君が支えてくれます。
 ぐわんと揺れる頭では前後がわからず、わたしは自分の意思で身体を動かすことを放棄しました。フレッド君の引くままに任せ、そしてその妨げにならないように魔力を操作します。

 何とか向こう岸に渡ると、ようやく自分で歩く感覚が戻ってきました。手を離して杖を出し、濡れた二人の足を風魔法で乾かします。

「浮かない顔だな」

 ぽん、と頭に手を置かれたので視線を上げると、フレッド君が口の端を持ち上げて苦笑していました。

 それはそうです。“気”の流れを感じることでバランス感覚を失わないようにしていたのに、実際、魔力の操作自体は問題なくできていたのに、身体の方が強制的に意識から離れてしまったのですから。……こういう時、わたしはフレッド君に迷惑を掛けてばかりです。

 そんな心境を読み取ったのか、フレッド君はとても軽い口調で言いました。

「あんまり気にするなよ。と言うか、お前のエスコートは鍛練の一部になってるんだから、そう簡単に動けるようになられたら俺が困る」



 結局また手を引かれながら森を抜けると、すぐのところに街が見えました。まだお昼前ですから、ここではお昼ご飯を食べるためだけに立ち寄ることにします。

 中に入ると、大さな街ではありませんが、中央の通りはそれなりに賑わっていました。
 位置と距離を考えると、ニースケルトの街から北へ向かう隊商が最初に宿泊するために寄る街なのでしょう――わたし達の足では最低でも三日は掛かりそうですが――、食事処や宿屋がたくさん並んでいます。

 朝ご飯をちゃんと食べていないので、お腹が空いていました。屋台の並ぶ広場で席を確保し、フレッド君には適当に買ってきてもらいます。

 ぼんやりと広場を眺めていると、海のあるニースケルトに近い街らしい、魚を売りにした店が目に付きます。しかし、すぐに戻ってきたフレッド君が手にしていたのは、色々な部位の豚肉の炒め物とパンのセットでした。二人とも魚より肉派ですから、その選択には全く異論がありません。
 切り込みを入れたパンにお肉を挟んで齧り付くと、ジュワッと溢れる油がパンに受け止められ、余すことなく口の中に入ってきます。甘辛い味付けも丁度良く、とても美味しいです。

 しばらく無言で食べていると、すぐ横を通り過ぎていった人が「あれ?」とこちらに振り向きました。今朝出た村にいた、麦わら帽子のおじさんです。フレッド君が一瞬、嫌そうな顔をしました。

「あぁやっぱりリルちゃんだ! 今朝は随分早かったんだね。二の鐘に村長の家に行ったのに、すでに居なかったから驚いたよ。……あぁ、隣良いかね?」

 彼はそう言って返事も待たずに座ると、手に持っていた魚の串焼きを食べ始めました。

「そういえば、二人はニースケルトに行くのだったね。実は、私もあの街に用があるんだ……というより、実家がニースケルトにあるのだよ」
「そうなんですね」
「……ええとね、何かの縁だし、一緒に行かないかな? ほら、街にも、それまでの道にも詳しいし、案内もしてあげられるよ」
「お心遣いはありがたいですが、遠慮します。わたし達は歩きですが、おじさんは馬車ですよね? 一緒に行くのは難しいと思いますよ。ゆっくり自分達の足で、色んなところを見て回るのが目的ですから」

 普段こういう話はフレッド君に任せていますが、彼らは相性が悪そうなので、今回はわたしが話すことにしました。このような言い方をすれば、「馬車に乗せてあげる」という提案もされないでしょう。

「おや、それなら私も歩くことにしようか」
「……え? あ、いえ……」
「リル、こういう時ははっきり言わないと駄目だ。……おっさん、悪いけど俺達二人で旅をしてるんだ。あんまり邪魔をしないでくれ」
「君はフレッド君だったね。リルちゃんとは随分と仲が良いようだ。けれどもわかっていないね、私は君達の邪魔をするわけではない、守ってあげると言っているんだよ」
「だからそれが不要だと言ってるんだが」

 ……あれ、何だか良くない方向に話が進んでいます。

「他の男を近づけたくないのはわかるけれどね、そうむきになってはいけないよ」
「……」
「良いかね、私も子供相手にこんな事言いたくはないけれど、教えてあげよう。リルちゃんみたいな忌み子はね、本来外に出すだけでも危険なのだよ。万が一魔力が暴走した時に対処するのも難しいし、人攫いに狙われることだってある。それを君一人で守ることができるのかい? できないだろう? ……私みたいに忌み子を心配する大人は多くないんだ、ありがたく守られなさい」

 どこから突っ込めば良いのかわからなくなったので、最後まで聞いてからお断りしようと思っていましたが、黙って諭されているわたし達を周りの人々も見ていたのか、「そうだよ、子供だけでは危険だ」、「こういう優しい大人を大事にしなくちゃ駄目よ」、「あんちゃん、ちゃんと面倒見てやれよ?」という声があがりました。

 フレッド君が溜め息をついてこちらを見てきたので、仕方がありません、という風に頷きました。

「わかったよ、おっさん。同行を許可する。だが、あくまで俺達は二人で旅をしているだけだ。道もペースもあんたには合わせないし、逆にあんたを頼ることもしない。それを崩そうとするなら、俺は容赦なくあんたを排除するからな」

 かなりきつめの言い方をしたフレッド君に、周りはやれやれという視線を向けましたが、すぐに興味を無くしたようでした。

「旅仲間になるのだから、そう睨まないでおくれ。――そう言えば、私の名前を名乗っていなかったね」

 麦わら帽子のおじさん――彼はセルジオと名乗り、握手を求めるように手を差し出しました。
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