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6章 欲張りな選択
とある盆地の、カラクリの話
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「綺麗なところですね……」
「あぁ」
その街は、周りをなだらかな山に囲まれた、小さな盆地の中にありました。越えてきた山にはかなりの雪が積もっていましたが、街の方はそうでもないようです。それでも薄っすらと積もった雪が陽の光を反射して、街全体が穏やかに光って見えます。
そして街に入ると、たくさんの工房が目につきました。どこも賑わっていて、職人の街、という印象を受けます。どちらかというと、南部領でよく見られるような光景ですけれど。
工房の前で売られている様々な魔法具を、後ろ髪を引かれる思いで見過ごします。道の悪い中を急いで来たので、さすがに休まないといけません。明日存分に楽しむために今日は我慢です。適当に宿を取り、すぐに眠りにつきました。
次の日、わたしは身体を揺さぶられて目を覚ましました。フレッド君がとても心配そうな表情で顔を覗き込んできます。
「どうした? 具合でも悪いのか?」
「いえ……」
ぼんやりとした頭で、それでも身体に不調がないことを確認しましたが、どうやらフレッド君は、いつも通り、敵意を向けることで起こそうとしてくれていたようです。全く気がつきませんでした。自分でもその理由がわからず、首を傾げます。しかし、意識がはっきりしてくると、わたしは周りの違和感に気がつきました。
「“気”が、少ない……?」
ベッドの横にある窓を開けると、冷たすぎる風が吹き込んできました。ぶるっと身を震わせると、「何してんだ」と呆れられてしまいます。けれども、わたしはしっかりと窓の外を見て、確信しました。この部屋だけではありません、街全体から、“気”の流れをほとんど感じられないのです。
「どういうことでしょう?」
「さぁな。昨日は何とも無かったんだろう?」
「そのはずです。……役場にでも行ってみましょうか。何かわかるかもしれません」
「そうだな」
「あ、えっと……」
「何だ?」
と、途中であることに気がついて口ごもります。その続きを促してくるフレッド君を、恐る恐る見上げました。
「この“気”の薄さだと、その、歩くのにも手間取ってしまいそうなのです」
「そんなこと構わない。どちらにしても、ここにずっと籠っているわけにはいかないからな」
「……ありがとうございます」
役場は、街の丁度真ん中、そして盆地の一番低いところに建てられていました。手を引かれて中に入ると、そこはほんの少しだけ“気”が濃いように感じられます。
「こんにちは」
「こんにちは、いらっしゃい。こりゃまた珍しいお客さんじゃの」
受付に座っていたおじいさんに挨拶をすると、彼は丁寧に挨拶を返してくれました。
「旅をしていて、昨日、この街に着いたばかりなのです。わたしは魔法使いのリル、こちらは剣士のフレッド君です」
「そうかいそうかい、ここに来たのは、もしかして……?」
「はい。起きたら“気”の薄さに驚いてしまって。役場なら何か教えて貰えないかと思ったのです」
そう言うと、おじいさんは「そりゃ勉強熱心じゃな」と笑って立ち上がりました。ついて来るようにと手招きをするので、その後を追います。
「お嬢ちゃん達は丁度良い時に来た。面白いものを見せてあげよう」
奥の扉から外へ出ると、闘技場や調合室の建物の更に奥、見慣れない建物がありました。どの建物よりも高く、その屋根は半球状です。金属でできているのか、きらりと反射しているのがわかります。
「資料館じゃよ。それに、古い魔法具でもある」
古い魔法具……! 何て素敵な響きでしょう。“気”の薄さに不便を感じていたことなどすっかり忘れて、わくわくしながら中へ入ります。
館内は薄暗く、地下室のような雰囲気でした。それでも湿っぽさはありませんし、資料の置いてあるところの近くには常光石が設置されていて、しっかりと管理されています。そして何と言っても気になるのは、壁に沿って伸びる螺旋状の階段です。一番上の、屋根のところまで続いていました。
「どうじゃろう? カラクリに挑戦してみる気はないかね?」
「カラクリ、ですか?」
「そう。この盆地の“気”の秘密に関わる魔法具。北の地に古くから伝わる、知識の結晶とも言える仕掛けじゃ」
「やります! 挑戦、させてください!」
勢いよく手を挙げると、おじいさんは愉快そうに笑いました。
「はっはっは! 面白い子じゃの。……ほれ、まずはこれを読んでみなされ」
そう言って渡された資料は、古い言葉で書かれていて、埃の匂いがしました。傍の机に置き、フレッド君と一緒に読んでいきます。
「あれ? フレッド君って、そんなに古い言葉を読めましたっけ?」
「……これでも、孤児院では最優秀の成績だぞ。魔法以外でなら、だが」
「そ、そうでした」
忘れていたわけではありませんが、彼の優秀さには時々驚かされます。それだけ、魔法で足りない分を他で補おうと努力しているのでしょうけれど、このような古い言葉は魔法使いの領分でもあるのです。少し悔しくもあり、同時にもっと勉強しなくてはという気持ちになります。
それはともかくとして、資料の内容をまとめると、このような意味になりました。
『この盆地は、元来“気”の溜まらない土地である。ここに流れる“気”はすべて、山を越え、大きな弧を描く。盃をひっくり返したように、弧の頂に“気”は溜まるのだ。我々は、カラクリによってこの地に“気”を流すことにしよう。それは綺麗で、正しい力をこの地にもたらすだろう……』
ふと天井を見上げると、半球状、いえ、大きな弧を描く屋根が見えました。
「察したようじゃな。そう、今この盆地を覆っている“気”は、この屋根と同じ形をしているはずじゃ。魔法具を発動させて、“気”をこの街に流す必要がある」
螺旋階段をゆっくりと上りながら、おじいさんは、魔法具は一年から数年に一度の間隔で発動し直す必要があること、その魔法陣はとても複雑で、更に毎回発動方法が変わるのだということを教えてくれました。
「今回は、予想以上に早かったがの。まだわしも、発動方法を解析できておらんのじゃ」
一番上に着くと、そこにあったのは古い石板でした。壁に埋め込まれていて、この資料館全体に繋がっているということが何となく感じられます。おじいさんに促されて、わたしは石板の前に立ちました。
「……気になっていたのですが、おじいさんはどうして、わたしをここに連れて来てくれたのですか?」
これは、途中から気になっていたことでした。普通、忌み子には魔法の話など振りませんし、簡単に魔法具など使わせないものです。それも、こんなに重要そうな……。
「纏う魔力を見ればわかることじゃろ。……これでもわしは、カシェカルの図書館で、最高位の魔法使いだったんじゃぞ。魔法しかできんが、な」
先程のフレッド君と同じようにそう言って、彼は片目を瞑ってみせました。
石板に手を置くと、すぅっと魔力を吸い取られるような感覚がありました。それはまるで、「こちらへ来てみなさい」と誘われているみたいで、流れるままに魔力を込めていきました。その最初の部分に魔力を流した時、わたしはあることに気づき「あっ」と声を漏らします。
「これ、あの図書館にあったのと……!」
魔力の操作能力を調べる魔法具と、とてもよく似ていたのです。こちらは忌み子が使うことを想定していないからか、抵抗がないという違いはありますが、記号の置き方や構造の癖に、同じ作者の匂いを感じました。
「あぁ、忌み子は使うんじゃったな。それで、どこまでいけたんじゃ?」
「……え、っと」
「発動させた」
「あ……」
「発動させて、穏やかな光と音楽が流れたな」
フレッド君の言葉に一瞬ぽかんと口を開けたおじいさんは、次の瞬間くしゃりと破顔しました。
「はっはっは! そりゃ面白いわい! 職員がたまげていただろう?」
「はぁ……」
「わしもその場にいたかったの……。ま、ここで見せて貰えば良い話」
その期待に応えられるかはわかりませんが、先程よりも気合を入れて石板に向き直ります。左手を胸に当て、ほぅと息を吐きました。と、その時。
「館長! 大変です!」
勢いよく資料館の扉が開き、慌てた様子の男性が入ってきました。そしてその後ろから、堂々とした様子で続く青年の姿を見て、わたしは小さく息を飲みます。フレッド君が、静かに、わたしの後ろに控えました。
その青年と目が合います。
「忌み子がいると聞いて来てみたら、お前だったとはなぁ、リリアーヌ。とうにくたばっているかと思ってたぜぇ?」
「……ピエリックお兄様」
彼は――ピエリック・シャ・アントゥラス・エステリーチェ第二王子は、強張っているであろうわたしの顔を見て、ニヤリと獰猛な笑みを浮かべました。
「あぁ」
その街は、周りをなだらかな山に囲まれた、小さな盆地の中にありました。越えてきた山にはかなりの雪が積もっていましたが、街の方はそうでもないようです。それでも薄っすらと積もった雪が陽の光を反射して、街全体が穏やかに光って見えます。
そして街に入ると、たくさんの工房が目につきました。どこも賑わっていて、職人の街、という印象を受けます。どちらかというと、南部領でよく見られるような光景ですけれど。
工房の前で売られている様々な魔法具を、後ろ髪を引かれる思いで見過ごします。道の悪い中を急いで来たので、さすがに休まないといけません。明日存分に楽しむために今日は我慢です。適当に宿を取り、すぐに眠りにつきました。
次の日、わたしは身体を揺さぶられて目を覚ましました。フレッド君がとても心配そうな表情で顔を覗き込んできます。
「どうした? 具合でも悪いのか?」
「いえ……」
ぼんやりとした頭で、それでも身体に不調がないことを確認しましたが、どうやらフレッド君は、いつも通り、敵意を向けることで起こそうとしてくれていたようです。全く気がつきませんでした。自分でもその理由がわからず、首を傾げます。しかし、意識がはっきりしてくると、わたしは周りの違和感に気がつきました。
「“気”が、少ない……?」
ベッドの横にある窓を開けると、冷たすぎる風が吹き込んできました。ぶるっと身を震わせると、「何してんだ」と呆れられてしまいます。けれども、わたしはしっかりと窓の外を見て、確信しました。この部屋だけではありません、街全体から、“気”の流れをほとんど感じられないのです。
「どういうことでしょう?」
「さぁな。昨日は何とも無かったんだろう?」
「そのはずです。……役場にでも行ってみましょうか。何かわかるかもしれません」
「そうだな」
「あ、えっと……」
「何だ?」
と、途中であることに気がついて口ごもります。その続きを促してくるフレッド君を、恐る恐る見上げました。
「この“気”の薄さだと、その、歩くのにも手間取ってしまいそうなのです」
「そんなこと構わない。どちらにしても、ここにずっと籠っているわけにはいかないからな」
「……ありがとうございます」
役場は、街の丁度真ん中、そして盆地の一番低いところに建てられていました。手を引かれて中に入ると、そこはほんの少しだけ“気”が濃いように感じられます。
「こんにちは」
「こんにちは、いらっしゃい。こりゃまた珍しいお客さんじゃの」
受付に座っていたおじいさんに挨拶をすると、彼は丁寧に挨拶を返してくれました。
「旅をしていて、昨日、この街に着いたばかりなのです。わたしは魔法使いのリル、こちらは剣士のフレッド君です」
「そうかいそうかい、ここに来たのは、もしかして……?」
「はい。起きたら“気”の薄さに驚いてしまって。役場なら何か教えて貰えないかと思ったのです」
そう言うと、おじいさんは「そりゃ勉強熱心じゃな」と笑って立ち上がりました。ついて来るようにと手招きをするので、その後を追います。
「お嬢ちゃん達は丁度良い時に来た。面白いものを見せてあげよう」
奥の扉から外へ出ると、闘技場や調合室の建物の更に奥、見慣れない建物がありました。どの建物よりも高く、その屋根は半球状です。金属でできているのか、きらりと反射しているのがわかります。
「資料館じゃよ。それに、古い魔法具でもある」
古い魔法具……! 何て素敵な響きでしょう。“気”の薄さに不便を感じていたことなどすっかり忘れて、わくわくしながら中へ入ります。
館内は薄暗く、地下室のような雰囲気でした。それでも湿っぽさはありませんし、資料の置いてあるところの近くには常光石が設置されていて、しっかりと管理されています。そして何と言っても気になるのは、壁に沿って伸びる螺旋状の階段です。一番上の、屋根のところまで続いていました。
「どうじゃろう? カラクリに挑戦してみる気はないかね?」
「カラクリ、ですか?」
「そう。この盆地の“気”の秘密に関わる魔法具。北の地に古くから伝わる、知識の結晶とも言える仕掛けじゃ」
「やります! 挑戦、させてください!」
勢いよく手を挙げると、おじいさんは愉快そうに笑いました。
「はっはっは! 面白い子じゃの。……ほれ、まずはこれを読んでみなされ」
そう言って渡された資料は、古い言葉で書かれていて、埃の匂いがしました。傍の机に置き、フレッド君と一緒に読んでいきます。
「あれ? フレッド君って、そんなに古い言葉を読めましたっけ?」
「……これでも、孤児院では最優秀の成績だぞ。魔法以外でなら、だが」
「そ、そうでした」
忘れていたわけではありませんが、彼の優秀さには時々驚かされます。それだけ、魔法で足りない分を他で補おうと努力しているのでしょうけれど、このような古い言葉は魔法使いの領分でもあるのです。少し悔しくもあり、同時にもっと勉強しなくてはという気持ちになります。
それはともかくとして、資料の内容をまとめると、このような意味になりました。
『この盆地は、元来“気”の溜まらない土地である。ここに流れる“気”はすべて、山を越え、大きな弧を描く。盃をひっくり返したように、弧の頂に“気”は溜まるのだ。我々は、カラクリによってこの地に“気”を流すことにしよう。それは綺麗で、正しい力をこの地にもたらすだろう……』
ふと天井を見上げると、半球状、いえ、大きな弧を描く屋根が見えました。
「察したようじゃな。そう、今この盆地を覆っている“気”は、この屋根と同じ形をしているはずじゃ。魔法具を発動させて、“気”をこの街に流す必要がある」
螺旋階段をゆっくりと上りながら、おじいさんは、魔法具は一年から数年に一度の間隔で発動し直す必要があること、その魔法陣はとても複雑で、更に毎回発動方法が変わるのだということを教えてくれました。
「今回は、予想以上に早かったがの。まだわしも、発動方法を解析できておらんのじゃ」
一番上に着くと、そこにあったのは古い石板でした。壁に埋め込まれていて、この資料館全体に繋がっているということが何となく感じられます。おじいさんに促されて、わたしは石板の前に立ちました。
「……気になっていたのですが、おじいさんはどうして、わたしをここに連れて来てくれたのですか?」
これは、途中から気になっていたことでした。普通、忌み子には魔法の話など振りませんし、簡単に魔法具など使わせないものです。それも、こんなに重要そうな……。
「纏う魔力を見ればわかることじゃろ。……これでもわしは、カシェカルの図書館で、最高位の魔法使いだったんじゃぞ。魔法しかできんが、な」
先程のフレッド君と同じようにそう言って、彼は片目を瞑ってみせました。
石板に手を置くと、すぅっと魔力を吸い取られるような感覚がありました。それはまるで、「こちらへ来てみなさい」と誘われているみたいで、流れるままに魔力を込めていきました。その最初の部分に魔力を流した時、わたしはあることに気づき「あっ」と声を漏らします。
「これ、あの図書館にあったのと……!」
魔力の操作能力を調べる魔法具と、とてもよく似ていたのです。こちらは忌み子が使うことを想定していないからか、抵抗がないという違いはありますが、記号の置き方や構造の癖に、同じ作者の匂いを感じました。
「あぁ、忌み子は使うんじゃったな。それで、どこまでいけたんじゃ?」
「……え、っと」
「発動させた」
「あ……」
「発動させて、穏やかな光と音楽が流れたな」
フレッド君の言葉に一瞬ぽかんと口を開けたおじいさんは、次の瞬間くしゃりと破顔しました。
「はっはっは! そりゃ面白いわい! 職員がたまげていただろう?」
「はぁ……」
「わしもその場にいたかったの……。ま、ここで見せて貰えば良い話」
その期待に応えられるかはわかりませんが、先程よりも気合を入れて石板に向き直ります。左手を胸に当て、ほぅと息を吐きました。と、その時。
「館長! 大変です!」
勢いよく資料館の扉が開き、慌てた様子の男性が入ってきました。そしてその後ろから、堂々とした様子で続く青年の姿を見て、わたしは小さく息を飲みます。フレッド君が、静かに、わたしの後ろに控えました。
その青年と目が合います。
「忌み子がいると聞いて来てみたら、お前だったとはなぁ、リリアーヌ。とうにくたばっているかと思ってたぜぇ?」
「……ピエリックお兄様」
彼は――ピエリック・シャ・アントゥラス・エステリーチェ第二王子は、強張っているであろうわたしの顔を見て、ニヤリと獰猛な笑みを浮かべました。
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