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第二章
49.
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✴︎
魔王は,強く机を叩いた。
「何度言ったらわかるっ!リネイアは,正しいことをしているのだっ!」
すると,ヘスティアが、
「いいえっ!リネイアは,正しいことなんて一つとしてないですっ!」
そう怒鳴った。
「しかし、ヘスティア殿それは,どのように証明するのかな?」
隣にいた大臣は,ヘスティアに向けてそう言い放った。
「それは……」
「あぁ?そんなこと決まってんだろ?人間を殺すのが正しいことな訳ないだろ?」
すると,魔王は,
「人間は,魔族を殺す。理由もなく。なら、こっちだって殺してもいいだろ?それが正しくないのか?人間は、殺していいって言うのか?」
「それは……」
「ほれ、そうやって黙り込んでしまうんだろがっ!」
魔王は,そうやって叫んだ。
すると,ヘスティアは、
「それは,違いますわっ!」
魔王がヘスティアを睨む。
「なら……」
「証明なら見た方が早いでしょう」
そういって魔水晶を魔王に出した。
魔王は,強く机を叩いた。
「何度言ったらわかるっ!リネイアは,正しいことをしているのだっ!」
すると,ヘスティアが、
「いいえっ!リネイアは,正しいことなんて一つとしてないですっ!」
そう怒鳴った。
「しかし、ヘスティア殿それは,どのように証明するのかな?」
隣にいた大臣は,ヘスティアに向けてそう言い放った。
「それは……」
「あぁ?そんなこと決まってんだろ?人間を殺すのが正しいことな訳ないだろ?」
すると,魔王は,
「人間は,魔族を殺す。理由もなく。なら、こっちだって殺してもいいだろ?それが正しくないのか?人間は、殺していいって言うのか?」
「それは……」
「ほれ、そうやって黙り込んでしまうんだろがっ!」
魔王は,そうやって叫んだ。
すると,ヘスティアは、
「それは,違いますわっ!」
魔王がヘスティアを睨む。
「なら……」
「証明なら見た方が早いでしょう」
そういって魔水晶を魔王に出した。
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