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第四章 ありえないよね?不憫なのはハノエルだけじゃないのかも・・・
ヒャクサンジュウハチ やや☆
しおりを挟むカーテンの隙間から見えるのは……キラキラとした光……ではなかったけれども。
今は一体、何時なの?
薄暗く感じる。
黄色い太陽ではないようですな……うん。
え?なんで普通なのか?
普通なわけないじゃない!
あれからハードなエロを延々と見せられながら延々と快感を共有されて……。
俺の精神ポイントがあったら……限りなく、そう、限りなく0に近いよ。うん。
なんで、ずっと『冷静』な『俺』が存在したまんまなんですかね?
あの後も凄かったんだよ。
忘れたいな……。
え?忘れた所で繰り返すだけじゃないか?と。
はあ、まあ、そうなんですけども。
素のままで感じる『快感』……凄かった。
なんていうか、なんていうか、なんていうか!
もうね……官能小説やらエロビデオなんて比じゃないのさ!
というか、当たり前か……だって、感覚は共有してるんだもん。
ただ、ああ、俺の俺が偉いことにってさ、他人事(とは違うけどさ)みたいに眺めて分析してるだけですむんなら、まだね、いいんだよ。
いや、いいわけじゃないけど!
まだね。
でも、今回のコレはいつまでも冷静に分析できるのに、一緒に感じてるんだよ?
言うなれば、ものすごい酔っ払ってそれがわかってるのに、酔って恥ずかしいこともしてるのに止められないってやつ。
もちろん、ハノエルが気を失っても意識あるんだよ……。
だからね、後始末とか後始末とか後始末とか……覚えてるんだよ。
そう、覚えてるんですっ!
まあ、唯一は。
んー、BLプレイでよくある……嫌がる受の中から……そのアレを掻き出すシーンとかあったりするんだけど。
『いや、じぶん、でするか、ら。』
『そんな、状態でどうやるの?見ていてあげるからしてごらん?』
なーんて、シーンやったことがあるんだけども。
ないのよねー。この体。
唯一いいところだね。
どうやら、第二種は魔力の含むアレを吸収しちゃうらしいんだよね。
だから、掻き出すこともない。
あんなにアレで膨らんだ腹もある時間が経つとぺったんこ。
まあ、だからご腐人方がお好みの『あん。やめて、恥ずかしい。』『ふふ、そんなことを言って、欲しがってるよ?』『ちがうの、触るから。』『中を綺麗にしてあげてるだけじゃないか。』『ん、だめぇ。』…なんでシーンはありません!
だき潰したから、少し兄は焦り気味だったしね。
でも、意識のないハノエルを上から下まで丸洗い。
まあ、いろんなものでぐちゃぐちゃ……だったからねえ。
え?
アレは使ったのか?
知りたいの?って、俺は一体誰に話しているやら……。
もう、いろいろ吐き出さないと……。
……結論から言ったら、使われたよ。
意外にコワレナインダネ……………。
気持ち良すぎて……泣きそうだ。
いや、泣いてたよ。
もう、忘れたい。
忘れていいかな?
だって、あそこにアレを入れるんだよ?
前と後ろから『前立腺』を責めてせめて責められるだよ?
ねえ?
本当に。
10歳の子にこのゲームはナニしてくれちゃうんですかね。
兄は悪くないんだよっ。
この世界が悪いんだよ。
にしても、兄様、このホールド寝は、少し苦しいですよ?
……にしても、この濃ゆい設定……どーにかなりせんかね?
ねえ、神様。
いるのならば……心どころか脳味噌まで腐ってやがりますよね?
まさか、腐女神様?
いや、腐駄女神?なんて言わないよね?
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