僕、店長好きなんですけど

怖がり。

それから、待ちに待ったデート当日。
広樹さんの車で遊園地に行った。
広樹「どれから行こうか」
マップを広げ、乗り物を指す。
「あっ！お化け屋敷行きたいです」
広樹「…いいよ」
一瞬広樹さんの顔が青く見えたのは
きっと僕の見間違いだよね…？


「結構空いてますねぇ～」
待っているのは、数人ほどだった。
広樹「もう一回聞くけど、本当に入るんだよね？」
広樹さんやっぱり怖いの苦手なのかな……
でも、でもですね怖がる広樹さん
めっちゃ見たい。
「入りますよ！」
ごめんなさい。でも、見たいんです！！
広樹「わかった。」