友達

かの丸

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昔の友達 1

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あれから10年がたち、私は中二になっていた。今でもなつきちゃんと仲良しだ。
 いつもどおりなつきちゃんと帰って家に着いた。

「ただいま~」

私は自分の部屋に入り、スマホをみていた、今日は塾がないからラッキーだ。

コンコン

ドアがあいた。お母さんだ。

「るい。今日は塾がないからだらだらしないで、タンスの中を掃除でもしたら。貴方のタンスいろいろとものが入ってるじゃない。明日はゴミの日だから、いらないものがあったら、この袋に入れて」

「あ~はーい」

私はそう言い、タンスの中の掃除をはじめた。

「は~いろいろとあるな。あ、これ懐かしい」

掃除していろいろと懐かしいものが出てきた。

「これは、いらない、、、これって」

私は、ある物を見つけた。それはお手玉だった。

「鬼畜、、、」

私は、鬼畜のことを思い出し、口にすると。

チリン

鈴の音が鳴った。

「え、鈴の音?どこから、、、」

「行って、、みるか」

私はそう言い、森へ向かった

「ここかな、、、」

森へつき、森へ入っていった。

「あった、、、」

私は、森に入って、小屋をみつけた。

「、、、 やっぱやめようかな、、、」

私は、そう言い立ち去ろうとした瞬間、扉が開き出した。

「え、」

私は、すぐに後ろを振り向いた。

「る、い、ちゃん?」

「あ、、、」

そこには鬼畜がたっていた。

「鬼畜、、、」

「やっ、やっと来てくれた」

鬼畜は嬉しく笑っていた。でも、私は笑えなかった。だって、10年も約束を破ってしまったから、、、

「き、鬼畜、、、
約束破ってごめん!!!」

「、、、大丈夫だよ。寂しかったけど、また来てくれたから、許すよ!」

「ほんと?」

「うん!もう、約束破らないでよ!」

「ありがとう。今度は破らないよ!」

「じゃあ、前みたいに遊ぼうよ」

「うん」

それから私は、鬼畜と遊んでいた。
そして、電話がなりはじめた。

「うわっっ」

鬼畜は、スマホの着信音で驚いていた。

「鬼畜は、スマホ知らないの?」

「何それ?怖いやつ?」

「鬼畜は、スマホが知らないんだ、、、だったら、私が、スマホを教えてあげるよ!」

私は、そう言い。鬼畜にスマホを教えた。

「す、すごいね。このスマホっていうやつ。みんなと会話とかできるんだ!」

私は、鬼畜と、スマホでゲームなどいろいろと教えてあげた。

キーンコーンカーコン
5時のチャイムがなった。
もうこんな時間か、、、

「、、、るい、帰っちゃうの?」

「あ、うん」

「、、、」

「また明日来るよ!」

「わかった」

「ばいばい!」

私は、鬼畜に挨拶して帰った。
久しぶりに鬼畜と遊んで楽しかった。今度は絶対、約束守るぞ!!


翌日


さようなら~
下校時間になった。

「るいちゃーん!」

「なつきちゃん」

そこには、なつきちゃんが手を振ってこっちに近づいてきた。

「今日、一緒に遊ばない?」

「あ、いい、、、」

私は、「いいよ」と言いかけで、思い出した。今日も、鬼畜と遊ぶんだ。

「ごめん、今日はちょっと用事があるんだ」

「あ、そうなんだ。」

「ごめんね、、、」

「大丈夫、大丈夫。またいつか遊ぼ!」

「うん。わかった」

なつきちゃんに、そう言い、私は帰った。

森につき、森の中に入った。
コンコン。私は小屋のドアを叩いた。

「るい!!」

ドアが開いたとたん、鬼畜は、私に抱きついてきた。

「うぐっ」

「ちゃんと来てくれた!!」

鬼畜は、私に抱きつきながらジャンプし、喜んでいた。

「き、鬼畜、おろして」

鬼畜は大きすぎて、きちくの腕で潰されそうになった。
それから、また鬼畜と遊んでいて、時間がたつ。

それから毎日、鬼畜と遊んでいた。

「るい~」

なつきが私を呼んでいた。

「るい、最近用事ばっかで私たちと遊んでないけど、どんな用事なの?」

「あ、」

そういえば最近鬼畜ばっかでなつきちゃんたちと、遊んでいなかったな。

「な、なんでもないよ!今日は遊べるから、一緒に遊ぼ!!」

「あ、ほんと?良かった。心配していたから。じゃあ今日3時から遊ぼ」

「うん。わかった」

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