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13-ボクに教えろっ
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翌朝から結界の外側をぐるりと迂回しながら東を目指す。
その間に気づいたのだが、
「誰かに見張られているな」
「え? き、気づきませんが」
「隠密系のスキルを使っていると思う。監視者は結界の中だ。さすがに俺も内側にいる人物までは確認できない」
着かず離れず。そんな距離でずっとこちらを見ている者がいた。
結界を張った者か、その一族か。
歩きながら思ったのは、結界が思った以上に大きいということ。
結界の使い道としては、何かを守るためだとか、暮らしを守るため──この規模の結界だろ暮らしを守るためだろう。
よく物語とかで目にする、森に住むエルフが人間の侵入を阻止するための結界。たぶんその類だと思う。
じゃあ監視者はエルフか?
そういえばセレナの父親がエルフだと言っていたが、どこの出身なのだろう。
いろいろと考えごとをしながら東を目指し、だがその日のうちに目的地への到着は果たせなかった。
「テントの準備をするよ。セレナは飯を頼む」
「はい。あ、火をお願いできますか」
「おっと、そうだった。"ファイア"」
セレナと二人で集めた木の枝を、石で囲った即席竈にくべ火を点ける。
加減し損ねると一瞬で消し炭になるため、意外と薪に火を点けるのは難しい。
無事にパチパチと音を立て燃え始めるのを確認して、俺はテントを張る作業へと戻った。
あっちの異世界でもテント生活は長かったんだよな。
もともと日本で暮らしていた時は、もちろんテントの張り方なんて知らなかった。
それが今じゃあ、小型テントならひとりでも簡単に張れるように。
15分ほどでテントを張り終え、手持無沙汰になった俺は周辺に結界を張る準備をした。
魔力を込めた小石を、テントを囲うようにして配置する。
「"我が定めし領域は、不浄なるもの侵入も許すことながれ──聖領域《サンク・フィールド》"」
小石を起点にしてそれぞれが光の線で結ばれ、四角い結界が完成。
あとは焚火用の枝をもう少し集めておこう。
「こちらも準備できました。野宿ですので、大したものは作れませんが」
「スープか。十分だよ。いやぁ寒い季節じゃなくてよかった。こっちはこれから暑くなってくる時期かい?」
「はい。ケンジさんがこちらにやってくる少し前に雨季が終わりましたので、これから暑くなると思います」
セレナが「思います」というのは、彼女自身、この土地にはまだ半年しか住んでいない。
だからこれが初めての夏になるのだろう。
しかしそう考えると、よく冬に移住してきたなと思う。
寒かったろうに。
セレナが作ってくれたのは、鳥肉で出汁をとったスープだ。
鳥=昨日の矢の素材にしたアレ。
なかなか良い出汁が出ているな。
野菜は火が通りやすくするために小さく切られているが、その分味がよく浸み込んでいて美味い。
あとはじゃがいもを大きな葉で包んで焼いたもの。これは塩を振って食べた。
「セレナ、スープは余っているかな?」
「あ、はい。おかわりですか、それとも──」
彼女は結界が張られた森の奥のほうを見る。
分かってくれているようだな。
「もちろん、監視者への貢ぎ物だ」
「ふふ。だろうと思いました。仲良くなれるといいですね」
「そうだな」
木の椀に注がれたスープと、葉でくるんだじゃがいも持って結界のある方角へと向かう。
中へは入らない。その手前で二つを地面へと置いた。
「監視者よ。俺たちは君たちの暮らしを脅かすつもりはない。ただ小麦の栽培をしたく、その種を探している。もし君たちの手にあるならば、少しでいい。分けて貰えないだろうか」
それだけ言って、俺はテントへと戻った。
戻ってから、問題に気づく。
「そういえばテント……一つだな」
「そ、そうですね。わ、わわ私が持ってるのは、こ、これ一つだけなので」
そりゃそうだ。アウトドアが趣味とかでもない限り、いくつもテントなんて持っているわけがない。
どうしようかな。結界は作ったし、見張りを立てる必要もないんだが。
「ケ、ケケケ、ケンジさんっ」
「ん、どうした? 声が裏返っているようだが」
「ああああああのですね!」
ぐいっと迫って来るセレナ。
近いっ、近いってっ。
「こ、このテントは三人用です!」
「そ、そうか」
「はいっ。ですから……ご一緒しましょう!」
・ ・ ・ ・ ・ ・ 。
「はい?」
この状況で寝るのか!?
魔石をランタン代わりに叩き、それをテントのすぐ外に置いてある。
こうすることで真っ暗にはならず、そして明るすぎることもなくなるのだ。
そんな薄暗いテントの中で、俺のわずか50セント隣にはシーツに包まるセレナが眠っている。
ごろんと寝返りを打って、俺の方へと体を向けると──何故か目が合った。
「寝てないのか」
「眠れないのですか?」
そりゃあ眠れないだろう。
年頃と呼ぶには無理のある、だがまだ25歳だぞ俺。
女性とこんな近くで一緒に寝るとか、あっちの世界でだって経験したことがない。
仲間と旅をしている間は、ちゃんと男女別々にテントを用意していたしな。
次来るようなことがあったら、オッズさんにテントを借りよう。
「無理してでも寝ないとな」
「そうですね。おやすみなさい、ケンジさん」
「おやすみ、セレナ」
旅暮らしの鉄則その1
休めるときにはしっかり休みましょう。
疲れた体では実力を発揮できないし、眠気がミスを引き起こす。
そうならないようしっかり眠らなければ。
と思って瞼を閉じた時。
ドゴォォッ
という爆発音が響いた。
「きゃぁぁっ」
「セレナ、落ち着け。近くではないっ」
音からして、現場は結構離れたところだろう。
テントから出て、まずは浮遊で確認する。
すると南東の森が赤く染まっているのが見えた。
炎だ。
その炎に照らされ、煙が空へ上るのも見える。
火事にしては、さっきの爆発音が気になる。
それに──あの方角は結界の内側だと思うのだが。
「何が見える!?」
切羽詰まったような声は足元からのもので、そしてセレナの声ではなかった。
見下ろすと結界の境界線付近に人影が。
灯りがないのでよく見えない。
下へと降りると人影が駆けてきた。
「おいっ、何を見たっ」
──森に住むエルフが人間の侵入を阻止するための結界。
それはある意味当たりであり、そして不正解でもあった。
「おいっ、さっきの音がなんだったのか、ボクに教えろっ」
必死に背伸びをして俺の胸倉を掴むのは、褐色肌のダークエルフの女性だった。
その間に気づいたのだが、
「誰かに見張られているな」
「え? き、気づきませんが」
「隠密系のスキルを使っていると思う。監視者は結界の中だ。さすがに俺も内側にいる人物までは確認できない」
着かず離れず。そんな距離でずっとこちらを見ている者がいた。
結界を張った者か、その一族か。
歩きながら思ったのは、結界が思った以上に大きいということ。
結界の使い道としては、何かを守るためだとか、暮らしを守るため──この規模の結界だろ暮らしを守るためだろう。
よく物語とかで目にする、森に住むエルフが人間の侵入を阻止するための結界。たぶんその類だと思う。
じゃあ監視者はエルフか?
そういえばセレナの父親がエルフだと言っていたが、どこの出身なのだろう。
いろいろと考えごとをしながら東を目指し、だがその日のうちに目的地への到着は果たせなかった。
「テントの準備をするよ。セレナは飯を頼む」
「はい。あ、火をお願いできますか」
「おっと、そうだった。"ファイア"」
セレナと二人で集めた木の枝を、石で囲った即席竈にくべ火を点ける。
加減し損ねると一瞬で消し炭になるため、意外と薪に火を点けるのは難しい。
無事にパチパチと音を立て燃え始めるのを確認して、俺はテントを張る作業へと戻った。
あっちの異世界でもテント生活は長かったんだよな。
もともと日本で暮らしていた時は、もちろんテントの張り方なんて知らなかった。
それが今じゃあ、小型テントならひとりでも簡単に張れるように。
15分ほどでテントを張り終え、手持無沙汰になった俺は周辺に結界を張る準備をした。
魔力を込めた小石を、テントを囲うようにして配置する。
「"我が定めし領域は、不浄なるもの侵入も許すことながれ──聖領域《サンク・フィールド》"」
小石を起点にしてそれぞれが光の線で結ばれ、四角い結界が完成。
あとは焚火用の枝をもう少し集めておこう。
「こちらも準備できました。野宿ですので、大したものは作れませんが」
「スープか。十分だよ。いやぁ寒い季節じゃなくてよかった。こっちはこれから暑くなってくる時期かい?」
「はい。ケンジさんがこちらにやってくる少し前に雨季が終わりましたので、これから暑くなると思います」
セレナが「思います」というのは、彼女自身、この土地にはまだ半年しか住んでいない。
だからこれが初めての夏になるのだろう。
しかしそう考えると、よく冬に移住してきたなと思う。
寒かったろうに。
セレナが作ってくれたのは、鳥肉で出汁をとったスープだ。
鳥=昨日の矢の素材にしたアレ。
なかなか良い出汁が出ているな。
野菜は火が通りやすくするために小さく切られているが、その分味がよく浸み込んでいて美味い。
あとはじゃがいもを大きな葉で包んで焼いたもの。これは塩を振って食べた。
「セレナ、スープは余っているかな?」
「あ、はい。おかわりですか、それとも──」
彼女は結界が張られた森の奥のほうを見る。
分かってくれているようだな。
「もちろん、監視者への貢ぎ物だ」
「ふふ。だろうと思いました。仲良くなれるといいですね」
「そうだな」
木の椀に注がれたスープと、葉でくるんだじゃがいも持って結界のある方角へと向かう。
中へは入らない。その手前で二つを地面へと置いた。
「監視者よ。俺たちは君たちの暮らしを脅かすつもりはない。ただ小麦の栽培をしたく、その種を探している。もし君たちの手にあるならば、少しでいい。分けて貰えないだろうか」
それだけ言って、俺はテントへと戻った。
戻ってから、問題に気づく。
「そういえばテント……一つだな」
「そ、そうですね。わ、わわ私が持ってるのは、こ、これ一つだけなので」
そりゃそうだ。アウトドアが趣味とかでもない限り、いくつもテントなんて持っているわけがない。
どうしようかな。結界は作ったし、見張りを立てる必要もないんだが。
「ケ、ケケケ、ケンジさんっ」
「ん、どうした? 声が裏返っているようだが」
「ああああああのですね!」
ぐいっと迫って来るセレナ。
近いっ、近いってっ。
「こ、このテントは三人用です!」
「そ、そうか」
「はいっ。ですから……ご一緒しましょう!」
・ ・ ・ ・ ・ ・ 。
「はい?」
この状況で寝るのか!?
魔石をランタン代わりに叩き、それをテントのすぐ外に置いてある。
こうすることで真っ暗にはならず、そして明るすぎることもなくなるのだ。
そんな薄暗いテントの中で、俺のわずか50セント隣にはシーツに包まるセレナが眠っている。
ごろんと寝返りを打って、俺の方へと体を向けると──何故か目が合った。
「寝てないのか」
「眠れないのですか?」
そりゃあ眠れないだろう。
年頃と呼ぶには無理のある、だがまだ25歳だぞ俺。
女性とこんな近くで一緒に寝るとか、あっちの世界でだって経験したことがない。
仲間と旅をしている間は、ちゃんと男女別々にテントを用意していたしな。
次来るようなことがあったら、オッズさんにテントを借りよう。
「無理してでも寝ないとな」
「そうですね。おやすみなさい、ケンジさん」
「おやすみ、セレナ」
旅暮らしの鉄則その1
休めるときにはしっかり休みましょう。
疲れた体では実力を発揮できないし、眠気がミスを引き起こす。
そうならないようしっかり眠らなければ。
と思って瞼を閉じた時。
ドゴォォッ
という爆発音が響いた。
「きゃぁぁっ」
「セレナ、落ち着け。近くではないっ」
音からして、現場は結構離れたところだろう。
テントから出て、まずは浮遊で確認する。
すると南東の森が赤く染まっているのが見えた。
炎だ。
その炎に照らされ、煙が空へ上るのも見える。
火事にしては、さっきの爆発音が気になる。
それに──あの方角は結界の内側だと思うのだが。
「何が見える!?」
切羽詰まったような声は足元からのもので、そしてセレナの声ではなかった。
見下ろすと結界の境界線付近に人影が。
灯りがないのでよく見えない。
下へと降りると人影が駆けてきた。
「おいっ、何を見たっ」
──森に住むエルフが人間の侵入を阻止するための結界。
それはある意味当たりであり、そして不正解でもあった。
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