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1:勇者召喚
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これはいったいどういうことなんだろう?
確か俺、卒業式を終えて体育館を出たはず。
体育館を出て、どうして洞窟にいるんだ?
さっきまでいた体育館よりも遥かに高い天井、足元は板張りではなくむき出しの土。
その地面には赤いペンキで幾何学模様が描かれ、周囲を怪しげな赤いローブの集団が囲っていた。
更にその奥には鎧を着て、手には槍を持った時代錯誤を起こした兵隊のような連中も。
考えたくないが、これは小説なんかにある"異世界召喚"ってやつだろうか?
もっとも目を引くのは、すぐ脇にある巨大な物体だ。
戸建ての家より一回り大きな赤黒い塊――見ようによっては肉の塊にも見えるけど……はは、まさかな。
その塊はシューシューと音を立てながら、だんだんと小さくなっていく?
「おぉ! 相田様は鱗の勇者様ですな」
赤いローブのひとりが声を上げると、周囲からは歓声が沸き上がる。
なんだ、この三文芝居じみた怪しい一団は。
それにウロコノユウシャ――だと? 厨二病患わせすぎじゃないか?
だがこれは俺に対して言ったセリフではない。
俺の名前は魅霊 霊路であって相田ではなく、彼はお調子者の学級委員だ。
他にもクラスメイトが三人。
次に名を呼ばれたのは戸敷で、三年間トップを譲ることなく卒業した秀才に相応しく、知識の勇者だの言われている。
それから樫田。不良のひとりで、いつも俺に絡んでは怒鳴り散らしていた奴だが、こいつも勇者だと告げられる。ちなみに牙の勇者だとか。
そして高山だ。樫田と常に一緒にいる不良で、まさかの癒手の勇者。あ、でもこいつの家って、確か教会だったよな。
「さぁ、最後は貴様だ! そこの水晶に手を触れ、生贄から何を吸収したのか、適正職がなんであるか、このヴァン・ドロ・ヴァスモール・ヴァルジャスに報告せよ!」
「は? い、生贄……適正?」
『おほーっ。五人目はなんの勇者かのぉ。楽しみじゃわい』
「え? 誰……」
『儂かの? 儂は生贄じゃ』
どこの世界に自分を生贄だと自己紹介する奴がいるんだよ!
声は聞こえる。だけどその声は目の前の豪華は衣装に身を包んだ男でも、赤いローブの集団のものでもない。
「聞こえなかったのか。我はヴァン・ドロ・ヴァスモール・ヴァルジャス。ヴェルジャス帝国の王子。貴様を勇者召喚魔法で呼び出した者だ!」
いや違う。あんたに言った言葉じゃないんだ。
だってこの声は……俺たちの、遥か頭上から聞こえてきているのだから。
そう認識した瞬間、背筋にぞわぞわっとした悪寒が走る。
な、なんだこれは。
日常的に見るアレ――幽霊とは比較にならないほど強大な力を感じる。
「いいからつべこべ言わず、玉に触ればいいんだよ!」
「うあっ、か、樫田――」
樫田に押された勢いで、赤いローブのひとりが持つ水晶玉に触れてしまう。
水晶も気になるが、それ以上に頭の上も気になる。
ぞくぞくする悪寒。
物心つく頃から、いやもしかするとそれ以前から幽霊というものが見えていた。。
それはたぶん、霊媒師だった曾祖母の影響なのだろう。
頭上から聞こえたさっきの声の主を、俺は経験として見てはいけないと思った。
だが本能は見ろと告げる。
そして俺は……本能に従ってしまった。
見上げたそこには、艶のある黒い鱗に覆われた巨大な――。
「恐竜……」
――がいた。ただし半透明。
『え? 恐竜とはなんぞや? 儂、ドラゴンじゃし。伝説の古代竜《エンシェントドラゴン》じゃぞい?』
父さん母さんじいちゃんばあちゃんひいじいちゃんひいばあちゃん大変だ。
俺は遂に空想上の生き物の霊まで見えるようになっ――え?
「エ、エンシェントドラゴン!?」
『ピンポーン。正解じゃ~。賞品をやりたいところじゃが、残念ながら儂、死んでおるからして』
いったいぜんたい、何がどうなっている!?
これは夢なのか? 現実なのか?
「はい、出ましたドン。最後の異世界人殿の鑑定結果は……うっ……こ、これは……」
ローブの男の声が、明らかに動揺している。
自称、帝国王子様がやってきて「何が出た?」と、水晶玉を覗き込んむ。
文字、でも映っているのだろうか。
気になって俺も覗き込むと、確かに文字が浮かび上がっていた。
ただその文字、俺は見たことが無い。
見たことが無いのに読める。
毒々しい紫色の靄が形となって浮き上がらせた文字は――。
【死霊使い】
それと、
【残り物】
この二つが交互に浮かんでいた。
「残り物だと? どういうことだ」
「はて。残り物とは、過去の勇者召喚魔法の記録にも、一度も出てきておりませんので……まぁ……文字通り、残りカスなのでしょう」
赤いローブの男がぷっと鼻で笑うのが見えた。
意味がわからない。何がどうなっているのか、誰か説明してくれっ。
「ぶっはっ。魅霊は残りカスだってよ」
「ウケますねー樫田さん」
不良二人組も笑う。
その隣で相田も、俺を見下すかのように鼻で笑っていやがる。
勉強以外何事にも興味を示さない戸敷は、相変わらず我関せずだ。
周囲の赤ローグの集団も、そして兵隊らしき連中も笑いだす。
そんな喧騒の中、自称王子と名乗る男だけは笑っていない。
「残りカスか……しかし、死霊使いとは、一番厄介な適正を持ちよったな」
『おほーっ。どおりで儂が見える訳じゃわい。居心地もいいしのぉ。しかしカスとは失礼じゃなぁ。残った物全部じゃのに』
「邪魔だな……殺すか?」
「え?」
い、今この王子、ぼそっと恐ろしいこと言わなかったか?
「他の勇者の手前、それはどうかと……」
水晶を持つ男がそう言うが、俺を助けるため……じゃあないんだよな?
「うむ、そうだな。貴様。どうやら勇者の資質を持っていなかったようだ。金をくれてやる。どこなりと行くがよい。むしろ我の前に二度と現れるな。よいな?」
助かる?
いや、どこなりと行くがよいっ……まずは説明してくれよ。
「ここはどこで、どうして俺たちはここにいるのか、そのぐらい教えてくれよっ」
「摘まみだせっ」
「「はっ」」
槍を持った兵が三人やってきて、遠巻きに槍先を突き付けてくる。
行け――そう顎で指示する先に、大きな穴……たぶん出口へと通じる通路があった。
「お、おいっ。いきなり追い出すのはさすがに可哀そうだろ?」
そう言って引き留める声が上がった。
俺は耳を疑ったよ。
その声が、いつだって五月蠅く怒鳴り散らしていた樫田だったのだから。
「ほぉ……カシダ殿はこの男とは友人関係か?」
「え……い、いや……違う」
樫田の返答に思わず俺も頷いてしまった。
彼ら四人とはクラスメイトであるが、友達と言えるかと聞かれれば……首を左右に振るしかない。
幽霊が見える。
ただそのことだけで、俺はクラスでも浮いた存在だったし、気味悪がって近づく奴もいなかったから。
ある意味、樫田だけが構わず絡んで怒鳴って、馬鹿にしていただけだ。
もちろん友達がゼロと言う訳じゃない。
他のクラスや学年の、オカルト好きには人気があった。
そういう話題は正直苦手だったけど、俺の話を真剣に聞いてくれる数少ない友人だ。
だが……ここにその友人はひとりもいない。
「では連れていけっ。カシダ殿、心配するな。彼には君らのような勇者としての役目を果たせるだけの力がない。そんな彼を我々の下に置いておく方が、彼の身を危険にさらすことになる。故に我々とは離れた場所で、自由に生きてもらうのだよ」
「そ、そう……か」
納得したかのように声を絞り出す樫田だが、その王子の言葉を俺は信用することが出来ない。
喧騒の中、俺に向かって呟いた一言が、あの男に対する不信感を募らせた。
だけどここは従っておこう。
追放されるなら喜んで遠くに行こうじゃないか。
槍で突かれ連行される時、音を立てていたあの塊はもう……どこにも見当たらなくなっていた。
確か俺、卒業式を終えて体育館を出たはず。
体育館を出て、どうして洞窟にいるんだ?
さっきまでいた体育館よりも遥かに高い天井、足元は板張りではなくむき出しの土。
その地面には赤いペンキで幾何学模様が描かれ、周囲を怪しげな赤いローブの集団が囲っていた。
更にその奥には鎧を着て、手には槍を持った時代錯誤を起こした兵隊のような連中も。
考えたくないが、これは小説なんかにある"異世界召喚"ってやつだろうか?
もっとも目を引くのは、すぐ脇にある巨大な物体だ。
戸建ての家より一回り大きな赤黒い塊――見ようによっては肉の塊にも見えるけど……はは、まさかな。
その塊はシューシューと音を立てながら、だんだんと小さくなっていく?
「おぉ! 相田様は鱗の勇者様ですな」
赤いローブのひとりが声を上げると、周囲からは歓声が沸き上がる。
なんだ、この三文芝居じみた怪しい一団は。
それにウロコノユウシャ――だと? 厨二病患わせすぎじゃないか?
だがこれは俺に対して言ったセリフではない。
俺の名前は魅霊 霊路であって相田ではなく、彼はお調子者の学級委員だ。
他にもクラスメイトが三人。
次に名を呼ばれたのは戸敷で、三年間トップを譲ることなく卒業した秀才に相応しく、知識の勇者だの言われている。
それから樫田。不良のひとりで、いつも俺に絡んでは怒鳴り散らしていた奴だが、こいつも勇者だと告げられる。ちなみに牙の勇者だとか。
そして高山だ。樫田と常に一緒にいる不良で、まさかの癒手の勇者。あ、でもこいつの家って、確か教会だったよな。
「さぁ、最後は貴様だ! そこの水晶に手を触れ、生贄から何を吸収したのか、適正職がなんであるか、このヴァン・ドロ・ヴァスモール・ヴァルジャスに報告せよ!」
「は? い、生贄……適正?」
『おほーっ。五人目はなんの勇者かのぉ。楽しみじゃわい』
「え? 誰……」
『儂かの? 儂は生贄じゃ』
どこの世界に自分を生贄だと自己紹介する奴がいるんだよ!
声は聞こえる。だけどその声は目の前の豪華は衣装に身を包んだ男でも、赤いローブの集団のものでもない。
「聞こえなかったのか。我はヴァン・ドロ・ヴァスモール・ヴァルジャス。ヴェルジャス帝国の王子。貴様を勇者召喚魔法で呼び出した者だ!」
いや違う。あんたに言った言葉じゃないんだ。
だってこの声は……俺たちの、遥か頭上から聞こえてきているのだから。
そう認識した瞬間、背筋にぞわぞわっとした悪寒が走る。
な、なんだこれは。
日常的に見るアレ――幽霊とは比較にならないほど強大な力を感じる。
「いいからつべこべ言わず、玉に触ればいいんだよ!」
「うあっ、か、樫田――」
樫田に押された勢いで、赤いローブのひとりが持つ水晶玉に触れてしまう。
水晶も気になるが、それ以上に頭の上も気になる。
ぞくぞくする悪寒。
物心つく頃から、いやもしかするとそれ以前から幽霊というものが見えていた。。
それはたぶん、霊媒師だった曾祖母の影響なのだろう。
頭上から聞こえたさっきの声の主を、俺は経験として見てはいけないと思った。
だが本能は見ろと告げる。
そして俺は……本能に従ってしまった。
見上げたそこには、艶のある黒い鱗に覆われた巨大な――。
「恐竜……」
――がいた。ただし半透明。
『え? 恐竜とはなんぞや? 儂、ドラゴンじゃし。伝説の古代竜《エンシェントドラゴン》じゃぞい?』
父さん母さんじいちゃんばあちゃんひいじいちゃんひいばあちゃん大変だ。
俺は遂に空想上の生き物の霊まで見えるようになっ――え?
「エ、エンシェントドラゴン!?」
『ピンポーン。正解じゃ~。賞品をやりたいところじゃが、残念ながら儂、死んでおるからして』
いったいぜんたい、何がどうなっている!?
これは夢なのか? 現実なのか?
「はい、出ましたドン。最後の異世界人殿の鑑定結果は……うっ……こ、これは……」
ローブの男の声が、明らかに動揺している。
自称、帝国王子様がやってきて「何が出た?」と、水晶玉を覗き込んむ。
文字、でも映っているのだろうか。
気になって俺も覗き込むと、確かに文字が浮かび上がっていた。
ただその文字、俺は見たことが無い。
見たことが無いのに読める。
毒々しい紫色の靄が形となって浮き上がらせた文字は――。
【死霊使い】
それと、
【残り物】
この二つが交互に浮かんでいた。
「残り物だと? どういうことだ」
「はて。残り物とは、過去の勇者召喚魔法の記録にも、一度も出てきておりませんので……まぁ……文字通り、残りカスなのでしょう」
赤いローブの男がぷっと鼻で笑うのが見えた。
意味がわからない。何がどうなっているのか、誰か説明してくれっ。
「ぶっはっ。魅霊は残りカスだってよ」
「ウケますねー樫田さん」
不良二人組も笑う。
その隣で相田も、俺を見下すかのように鼻で笑っていやがる。
勉強以外何事にも興味を示さない戸敷は、相変わらず我関せずだ。
周囲の赤ローグの集団も、そして兵隊らしき連中も笑いだす。
そんな喧騒の中、自称王子と名乗る男だけは笑っていない。
「残りカスか……しかし、死霊使いとは、一番厄介な適正を持ちよったな」
『おほーっ。どおりで儂が見える訳じゃわい。居心地もいいしのぉ。しかしカスとは失礼じゃなぁ。残った物全部じゃのに』
「邪魔だな……殺すか?」
「え?」
い、今この王子、ぼそっと恐ろしいこと言わなかったか?
「他の勇者の手前、それはどうかと……」
水晶を持つ男がそう言うが、俺を助けるため……じゃあないんだよな?
「うむ、そうだな。貴様。どうやら勇者の資質を持っていなかったようだ。金をくれてやる。どこなりと行くがよい。むしろ我の前に二度と現れるな。よいな?」
助かる?
いや、どこなりと行くがよいっ……まずは説明してくれよ。
「ここはどこで、どうして俺たちはここにいるのか、そのぐらい教えてくれよっ」
「摘まみだせっ」
「「はっ」」
槍を持った兵が三人やってきて、遠巻きに槍先を突き付けてくる。
行け――そう顎で指示する先に、大きな穴……たぶん出口へと通じる通路があった。
「お、おいっ。いきなり追い出すのはさすがに可哀そうだろ?」
そう言って引き留める声が上がった。
俺は耳を疑ったよ。
その声が、いつだって五月蠅く怒鳴り散らしていた樫田だったのだから。
「ほぉ……カシダ殿はこの男とは友人関係か?」
「え……い、いや……違う」
樫田の返答に思わず俺も頷いてしまった。
彼ら四人とはクラスメイトであるが、友達と言えるかと聞かれれば……首を左右に振るしかない。
幽霊が見える。
ただそのことだけで、俺はクラスでも浮いた存在だったし、気味悪がって近づく奴もいなかったから。
ある意味、樫田だけが構わず絡んで怒鳴って、馬鹿にしていただけだ。
もちろん友達がゼロと言う訳じゃない。
他のクラスや学年の、オカルト好きには人気があった。
そういう話題は正直苦手だったけど、俺の話を真剣に聞いてくれる数少ない友人だ。
だが……ここにその友人はひとりもいない。
「では連れていけっ。カシダ殿、心配するな。彼には君らのような勇者としての役目を果たせるだけの力がない。そんな彼を我々の下に置いておく方が、彼の身を危険にさらすことになる。故に我々とは離れた場所で、自由に生きてもらうのだよ」
「そ、そう……か」
納得したかのように声を絞り出す樫田だが、その王子の言葉を俺は信用することが出来ない。
喧騒の中、俺に向かって呟いた一言が、あの男に対する不信感を募らせた。
だけどここは従っておこう。
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