23 / 97
23:祟らないでくださぁい
しおりを挟む
「結局、私も貰っちゃったけど……本当にいいの?」
『よいよい。いらんもんじゃしの』
「――だそうだ」
「そ、そう。じゃあ、有難く使わせて貰うわ。ほ、本当はね、これ、すっごく気になってたの」
レイピアっていうのかな。細長い刃は、決して頑丈そうには見えない。
ただ柄の部分も、そして刃の部分にも細工が施されていて、見た目はかなり綺麗だ。
装飾品として見れば、結構な価値があるだろうな。
『ふむ。あの娘、見る目があるようじゃな』
「え? でもあれ、剣としては刃が細すぎやしないか?」
『馬鹿じゃのぉ~。何のための魔法が掛け――』
「何のために魔法が掛けられていると思っているのよ。これ、見た目と違って、凄く強い魔法が付与されてるのよ。まぁ見てて」
そう言って彼女は足元の小石を軽く放り投げる。
そして魔法の剣を一閃――え、真っ二つ!?
あ、あの細い剣で?
「これね、切れ味を何十倍にも出来る魔法が掛かっているのよ。しかも風の魔法で周囲をコーティングしているから、刃が触れるよりも先に対象を斬ることもできるの。だから耐久度の心配もないってこと」
「はぁ……付与魔法サマサマだなぁ」
「ふふ。そういうこと。ところでレイジくん」
剣と一緒に飾られていた鞘にそれを収めつつ、ソディアが真剣な眼差しを向ける。
「どうした?」
「アンデッドとの契約の際は、精神力をかなり消費するって聞くわ。あまり無茶はしないでね?」
「精神力? 魔力じゃなくって?」
魔法を使う者にとって、魔力と精神力は大事なステータス。
ゲームでいうところの、魔力は『魔法攻撃力』。精神力は『MP』みたいなもの――というのを、ソディアの説明でわかった。
もちろん俺なりの解釈ではあるけれど。
そして死霊術というのは、基本的にどれも精神力の消耗が激しいようだ。
使役契約の術でも、その数が増えれば増えるほど消耗も激しくなる。
精神力が尽きた場合、気絶するのはもちろんだが、下手をすると死ぬ恐れもあるという。
「モンスターがいるような所で気絶なんかすれば、あなただってどうなるかわかるでしょ?」
「う……それは確かにまずい」
『いやいや、俺らが守るっすよ』
「コウは黙ってて!」
『すいませんです姉さん』
しゅんっとしてコウは影の中に潜った。
「とにかく、不必要にアンデッドを増やさない方がいいわ。気絶もそうだけど、下手にこのことを他人に知られたら……その相手が権力を持った人間だったら……」
「権力を持った奴だったら……」
答えは二つ。
ひとつは、危険因子として排除――つまり処刑される。
もうひとつは、逆に俺を懐柔して自らの軍勢に引き込もうとするだろう。
死人は痛みを伴わない。死んでいるのだから、死への恐怖も無い。
そんな最強の軍隊を欲しがる国はいるだろう。
「だからレイジくん。出来るだけ神聖魔法で浄化するほうがいいわ」
「神聖? あー、あれは違うんだ。まぁ成仏はさせてるけど」
どっちかとうと除霊術みたいな?
あれって神に仕えてるから出来るとか、そういうのとは違うと思うんだけどな。
まぁ外国のエクソシストなんかは、教会に仕える神官とか司祭みたいだけどさ。
そんな会話を耳にしてか、元冒険者ゴーストの一人が目を爛々と輝かせて影から出てきた。
『ゆ、勇者様っ。まだ自己紹介が済んでおりませんでしたね。僕は戦の神に仕える司祭、タルタスと申します! 勇者様がお仕えする神は、いかような神でございますか!?』
「は? いや、俺は……」
無信者だけど……。
『タルタス。勇者様は異世界からやって来たんだぞ。この世界の神を信仰している訳ないだろう』
タルタスの頭を掴み、顔だけにょきっと出してくる中年男性のゴースト。
『チャックさん……で、でも、勇者様は浄化の魔法をお持ちだっていいますし!』
「あぁ、そのことなんだけど……」
元の世界で霊媒体質だったこと。曾祖母が霊媒師だったこと。その霊媒師から教わったお祓いの言葉で、憑りつこうとする幽霊を撃退して来たことを説明する。
霊媒体質がなんなのか、霊媒師がなんなのか。その説明もいちいち入れながら。
『はぁ、なるほどぉ。勇者様の世界では、神にお仕えしなくとも神聖魔法が――』
「いやいや、魔法じゃないから。そもそも魔法なんて存在しない世界だったからな」
『そ、そんな世界にいて、浄化の術が使える勇者様って……くぅーっ。僕は……僕は!』
な、なんだこの人。
突然泣き出したぞ。
チャックと呼ばれたもう一人に助けを求めるように視線を送ると、彼はやれやれといった顔で説明する。
『こいつは司祭です。だから自分が怨霊化したこと、そして死霊使いに術で使役されることを後悔していたんですよ。ただ俺たちを使役するのが異世界からやってきた勇者様ってんで、少しは安堵したようで』
「はぁ……」
『それがどうですか。勇者様は異世界の浄化魔法……いや、術ですかい? それが使えるってぇじゃないですか。だからタルタスは感動しているんですよ』
意味わからん。
『そうなんです! 彷徨える死者の魂を無理やり呪縛し、コキ使うのが死霊使いです! しかし聞けば勇者様はそんな感じでもなく、しかも死者を浄化することもできる! 死霊使いでありながら浄化の魔法も使えるなんて……これまでそんな死霊使いがいましたか!!』
「いや、俺に聞かれても」
『私の知る限りいませんわ』
と、今度は杖を持った魔術師ふうの元女冒険者だ。
『死霊使いとは、死者を使役する者の俗称であって、元々は魔術師でもあるのですぅ。そして魔術師は魔術を使う者であって、神から授かる奇跡の魔法――神聖魔法を扱う者ではありません。その両方を極める者もいますが、それらは賢者と呼ばれる者。あ、話が逸れたですぅ。えぇっと、つまりです。神聖魔法を使うためには、神に仕えなければなりません。そして神は、死者を使役するような、自然の摂理に反するような者に力を授けたりしませんの。だから、死霊使いが神聖魔法を使うなんて、不可能なのですぅ』
……なげーっ。
つまり神様に仕えることが出来ない死霊使いは、神聖魔法を使えない――でいいじゃん。
『その女はカルネっていう魔術師で、うんちく好きなんですよ』
「あぁ……なるほど」
一気に増えたアンデッド軍団。その数三十七人。
全員が腕に自信のある冒険者だが、全員がゴーストなのは肉体がミンチ状態だからだろうな。
あぁ……面倒くさい状態になったなぁ。
『勇者様。魔法のことなら私にお任せくださいですぅ。なんでも教えて差し上げますですぅ』
『ぬ、それは儂の役目じゃ』
『儂? え……えぇぇっ!!』
『エ、エンシェントドラゴン――様!?』
『うわぁぁぁっ。ごめんなさいごめんなさい。祟らないでくださぁい』
あ、今頃アブソディラスに気づいてるよ。さっきまで影の中で随分と怯えていたもんなぁ。
元冒険者軍団が全員ひれ伏し、必死にアブソディラスに許しを請うている。
そんな光景を見て、アブソディラスは鼻先をぽりぽり掻く。
『いや、別に儂……』
『『食べないでくださぁぁいっ』』
『よいよい。いらんもんじゃしの』
「――だそうだ」
「そ、そう。じゃあ、有難く使わせて貰うわ。ほ、本当はね、これ、すっごく気になってたの」
レイピアっていうのかな。細長い刃は、決して頑丈そうには見えない。
ただ柄の部分も、そして刃の部分にも細工が施されていて、見た目はかなり綺麗だ。
装飾品として見れば、結構な価値があるだろうな。
『ふむ。あの娘、見る目があるようじゃな』
「え? でもあれ、剣としては刃が細すぎやしないか?」
『馬鹿じゃのぉ~。何のための魔法が掛け――』
「何のために魔法が掛けられていると思っているのよ。これ、見た目と違って、凄く強い魔法が付与されてるのよ。まぁ見てて」
そう言って彼女は足元の小石を軽く放り投げる。
そして魔法の剣を一閃――え、真っ二つ!?
あ、あの細い剣で?
「これね、切れ味を何十倍にも出来る魔法が掛かっているのよ。しかも風の魔法で周囲をコーティングしているから、刃が触れるよりも先に対象を斬ることもできるの。だから耐久度の心配もないってこと」
「はぁ……付与魔法サマサマだなぁ」
「ふふ。そういうこと。ところでレイジくん」
剣と一緒に飾られていた鞘にそれを収めつつ、ソディアが真剣な眼差しを向ける。
「どうした?」
「アンデッドとの契約の際は、精神力をかなり消費するって聞くわ。あまり無茶はしないでね?」
「精神力? 魔力じゃなくって?」
魔法を使う者にとって、魔力と精神力は大事なステータス。
ゲームでいうところの、魔力は『魔法攻撃力』。精神力は『MP』みたいなもの――というのを、ソディアの説明でわかった。
もちろん俺なりの解釈ではあるけれど。
そして死霊術というのは、基本的にどれも精神力の消耗が激しいようだ。
使役契約の術でも、その数が増えれば増えるほど消耗も激しくなる。
精神力が尽きた場合、気絶するのはもちろんだが、下手をすると死ぬ恐れもあるという。
「モンスターがいるような所で気絶なんかすれば、あなただってどうなるかわかるでしょ?」
「う……それは確かにまずい」
『いやいや、俺らが守るっすよ』
「コウは黙ってて!」
『すいませんです姉さん』
しゅんっとしてコウは影の中に潜った。
「とにかく、不必要にアンデッドを増やさない方がいいわ。気絶もそうだけど、下手にこのことを他人に知られたら……その相手が権力を持った人間だったら……」
「権力を持った奴だったら……」
答えは二つ。
ひとつは、危険因子として排除――つまり処刑される。
もうひとつは、逆に俺を懐柔して自らの軍勢に引き込もうとするだろう。
死人は痛みを伴わない。死んでいるのだから、死への恐怖も無い。
そんな最強の軍隊を欲しがる国はいるだろう。
「だからレイジくん。出来るだけ神聖魔法で浄化するほうがいいわ」
「神聖? あー、あれは違うんだ。まぁ成仏はさせてるけど」
どっちかとうと除霊術みたいな?
あれって神に仕えてるから出来るとか、そういうのとは違うと思うんだけどな。
まぁ外国のエクソシストなんかは、教会に仕える神官とか司祭みたいだけどさ。
そんな会話を耳にしてか、元冒険者ゴーストの一人が目を爛々と輝かせて影から出てきた。
『ゆ、勇者様っ。まだ自己紹介が済んでおりませんでしたね。僕は戦の神に仕える司祭、タルタスと申します! 勇者様がお仕えする神は、いかような神でございますか!?』
「は? いや、俺は……」
無信者だけど……。
『タルタス。勇者様は異世界からやって来たんだぞ。この世界の神を信仰している訳ないだろう』
タルタスの頭を掴み、顔だけにょきっと出してくる中年男性のゴースト。
『チャックさん……で、でも、勇者様は浄化の魔法をお持ちだっていいますし!』
「あぁ、そのことなんだけど……」
元の世界で霊媒体質だったこと。曾祖母が霊媒師だったこと。その霊媒師から教わったお祓いの言葉で、憑りつこうとする幽霊を撃退して来たことを説明する。
霊媒体質がなんなのか、霊媒師がなんなのか。その説明もいちいち入れながら。
『はぁ、なるほどぉ。勇者様の世界では、神にお仕えしなくとも神聖魔法が――』
「いやいや、魔法じゃないから。そもそも魔法なんて存在しない世界だったからな」
『そ、そんな世界にいて、浄化の術が使える勇者様って……くぅーっ。僕は……僕は!』
な、なんだこの人。
突然泣き出したぞ。
チャックと呼ばれたもう一人に助けを求めるように視線を送ると、彼はやれやれといった顔で説明する。
『こいつは司祭です。だから自分が怨霊化したこと、そして死霊使いに術で使役されることを後悔していたんですよ。ただ俺たちを使役するのが異世界からやってきた勇者様ってんで、少しは安堵したようで』
「はぁ……」
『それがどうですか。勇者様は異世界の浄化魔法……いや、術ですかい? それが使えるってぇじゃないですか。だからタルタスは感動しているんですよ』
意味わからん。
『そうなんです! 彷徨える死者の魂を無理やり呪縛し、コキ使うのが死霊使いです! しかし聞けば勇者様はそんな感じでもなく、しかも死者を浄化することもできる! 死霊使いでありながら浄化の魔法も使えるなんて……これまでそんな死霊使いがいましたか!!』
「いや、俺に聞かれても」
『私の知る限りいませんわ』
と、今度は杖を持った魔術師ふうの元女冒険者だ。
『死霊使いとは、死者を使役する者の俗称であって、元々は魔術師でもあるのですぅ。そして魔術師は魔術を使う者であって、神から授かる奇跡の魔法――神聖魔法を扱う者ではありません。その両方を極める者もいますが、それらは賢者と呼ばれる者。あ、話が逸れたですぅ。えぇっと、つまりです。神聖魔法を使うためには、神に仕えなければなりません。そして神は、死者を使役するような、自然の摂理に反するような者に力を授けたりしませんの。だから、死霊使いが神聖魔法を使うなんて、不可能なのですぅ』
……なげーっ。
つまり神様に仕えることが出来ない死霊使いは、神聖魔法を使えない――でいいじゃん。
『その女はカルネっていう魔術師で、うんちく好きなんですよ』
「あぁ……なるほど」
一気に増えたアンデッド軍団。その数三十七人。
全員が腕に自信のある冒険者だが、全員がゴーストなのは肉体がミンチ状態だからだろうな。
あぁ……面倒くさい状態になったなぁ。
『勇者様。魔法のことなら私にお任せくださいですぅ。なんでも教えて差し上げますですぅ』
『ぬ、それは儂の役目じゃ』
『儂? え……えぇぇっ!!』
『エ、エンシェントドラゴン――様!?』
『うわぁぁぁっ。ごめんなさいごめんなさい。祟らないでくださぁい』
あ、今頃アブソディラスに気づいてるよ。さっきまで影の中で随分と怯えていたもんなぁ。
元冒険者軍団が全員ひれ伏し、必死にアブソディラスに許しを請うている。
そんな光景を見て、アブソディラスは鼻先をぽりぽり掻く。
『いや、別に儂……』
『『食べないでくださぁぁいっ』』
11
あなたにおすすめの小説
勝手にダンジョンを創られ魔法のある生活が始まりました
久遠 れんり
ファンタジー
別の世界からの侵略を機に地球にばらまかれた魔素、元々なかった魔素の影響を受け徐々に人間は進化をする。
魔法が使えるようになった人類。
侵略者の想像を超え人類は魔改造されていく。
カクヨム公開中。
ハイエルフ少女と三十路弱者男の冒険者ワークライフ ~最初は弱いが、努力ガチャを引くたびに強くなる~
スィグトーネ
ファンタジー
年収が低く、非正規として働いているため、決してモテない男。
それが、この物語の主人公である【東龍之介】だ。
そんな30歳の弱者男は、飲み会の帰りに偶然立ち寄った神社で、異世界へと移動することになってしまう。
異世界へ行った男が、まず出逢ったのは、美しい紫髪のエルフ少女だった。
彼女はエルフの中でも珍しい、2柱以上の精霊から加護を受けるハイエルフだ。
どうして、それほどの人物が単独で旅をしているのか。彼女の口から秘密が明かされることで、2人のワークライフがはじまろうとしている。
※この物語で使用しているイラストは、AIイラストさんのものを使用しています。
※なかには過激なシーンもありますので、外出先等でご覧になる場合は、くれぐれもご注意ください。
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
キャンピングカーで走ってるだけで異世界が平和になるそうです~万物生成系チートスキルを添えて~
サメのおでこ
ファンタジー
手違いだったのだ。もしくは事故。
ヒトと魔族が今日もドンパチやっている世界。行方不明の勇者を捜す使命を帯びて……訂正、押しつけられて召喚された俺は、スキル≪物質変換≫の使い手だ。
木を鉄に、紙を鋼に、雪をオムライスに――あらゆる物質を望むがままに変換してのけるこのスキルは、しかし何故か召喚師から「役立たずのド三流」と罵られる。その挙げ句、人界の果てへと魔法で追放される有り様。
そんな俺は、≪物質変換≫でもって生き延びるための武器を生み出そうとして――キャンピングカーを創ってしまう。
もう一度言う。
手違いだったのだ。もしくは事故。
出来てしまったキャンピングカーで、渋々出発する俺。だが、実はこの平和なクルマには俺自身も知らない途方もない力が隠されていた!
そんな俺とキャンピングカーに、ある願いを託す人々が現れて――
※本作は他サイトでも掲載しています
社畜おっさんは巻き込まれて異世界!? とにかく生きねばなりません!
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
私の名前はユアサ マモル
14連勤を終えて家に帰ろうと思ったら少女とぶつかってしまった
とても人柄のいい奥さんに謝っていると一瞬で周りの景色が変わり
奥さんも少女もいなくなっていた
若者の間で、はやっている話を聞いていた私はすぐに気持ちを切り替えて生きていくことにしました
いや~自炊をしていてよかったです
異世界に転移した僕、外れスキルだと思っていた【互換】と【HP100】の組み合わせで最強になる
名無し
ファンタジー
突如、異世界へと召喚された来栖海翔。自分以外にも転移してきた者たちが数百人おり、神父と召喚士から並ぶように指示されてスキルを付与されるが、それはいずれもパッとしなさそうな【互換】と【HP100】という二つのスキルだった。召喚士から外れ認定され、当たりスキル持ちの右列ではなく、外れスキル持ちの左列のほうに並ばされる来栖。だが、それらは組み合わせることによって最強のスキルとなるものであり、来栖は何もない状態から見る見る成り上がっていくことになる。
タブレット片手に異世界転移!〜元社畜、ダウンロード→インストールでチート強化しつつ温泉巡り始めます〜
夢・風魔
ファンタジー
一か月の平均残業時間130時間。残業代ゼロ。そんなブラック企業で働いていた葉月悠斗は、巨漢上司が眩暈を起こし倒れた所に居たため圧死した。
不真面目な天使のせいでデスルーラを繰り返すハメになった彼は、輪廻の女神によって1001回目にようやくまともな異世界転移を果たす。
その際、便利アイテムとしてタブレットを貰った。検索機能、収納機能を持ったタブレットで『ダウンロード』『インストール』で徐々に強化されていく悠斗。
彼を「勇者殿」と呼び慕うどうみても美少女な男装エルフと共に、彼は社畜時代に夢見た「温泉巡り」を異世界ですることにした。
異世界の温泉事情もあり、温泉地でいろいろな事件に巻き込まれつつも、彼は社畜時代には無かったポジティブ思考で事件を解決していく!?
*小説家になろうでも公開しております。
【完結】ご都合主義で生きてます。-ストレージは最強の防御魔法。生活魔法を工夫し創生魔法で乗り切る-
ジェルミ
ファンタジー
鑑定サーチ?ストレージで防御?生活魔法を工夫し最強に!!
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
しかし授かったのは鑑定や生活魔法など戦闘向きではなかった。
しかし生きていくために生活魔法を組合せ、工夫を重ね創生魔法に進化させ成り上がっていく。
え、鑑定サーチてなに?
ストレージで収納防御て?
お馬鹿な男と、それを支えるヒロインになれない3人の女性達。
スキルを試行錯誤で工夫し、お馬鹿な男女が幸せを掴むまでを描く。
※この作品は「ご都合主義で生きてます。商売の力で世界を変える」を、もしも冒険者だったら、として内容を大きく変えスキルも制限し一部文章を流用し前作を読まなくても楽しめるように書いています。
またカクヨム様にも掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる