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東堂京介

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第6章

第3話 大和テレビ 第87回 定時株主総会

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都内のラグジュアリーホテル最上階。そのフロア全体が、まるごと大和テレビの株主総会会場に仕立てられている。

朝も早い時間帯だというのに、エントランスは既に人であふれ、受付カウンターのスタッフたちが流れるような手つきで来場者の名札を確かめている。


「おはようございます。お名刺をお預かりいたします」


「こちらが投票カードと資料でございます」


周囲の空気は妙に張り詰めていたが、そうした定型のやり取りが繰り返されるたび、入り口付近だけは一瞬だけ和らいだ。

 ロビーから直通のエレベーターへ向かうと、ダークスーツ姿の投資家や証券会社関係者が列をなし、その後ろには華やかな装いの女性株主や高齢の紳士が続く。


「テレビ局も時代が変わったねえ」


「報道改革の話題はテレビで見たけれど」

などと聞こえてくる会話には、期待と不安がない交ぜになっていた。

いつもの顔ぶれとそうでない面々、新規の株主の多さに受付も少し混乱している。


ホールへ足を踏み入れると、幾列もの長机が並び、席にはそれぞれ名前入りのプレートと資料一式が整然と置かれている。

最前列のテーブルには「社長」「会長」「取締役」「監査役」と大きな役職名が掲示され、その奥にそびえる壇上には「大和テレビ 第87回 定時株主総会」と描かれた看板。

ステージ脇のスクリーンには、期末報告や主要番組の映像がスタンバイされているらしく、開始前のBGMが控えめに流れる。

開始予定時刻が近づくにつれ、ホールのざわつきは増していく。社員らしき数名が壇上に上がり、マイクの音量を確認している。

役員席に向かう人物はみな緊張の面持ちだが、スーツの内ポケットからスマホを取り出し、何か連絡を入れる者も少なくない。


一方で、後ろのほうでは株主らが「今年は荒れるねえ」「持ち直してきてるがやり方がねえ」などと噂を飛ばしている。


そんな中、進行役と思しき若手社員が壇上に上がった。


「それでは、定刻となりましたので、ただいまより大和テレビ 第○回 定時株主総会を開会いたします。はじめに議長を務めます、社長の東堂勝吾よりご挨拶を申し上げます」

会場の照明が少し落とされ、スポットライトが壇上へ集中する。

どこか落ち着かない空気を振り払うように、拍手がぱらぱらと響き渡る。


その中を、東堂はゆっくりと登壇する。

彼は深々と一礼し、マイクに手をかける。


「本日はお忙しいなか、多数ご来場いただき、誠にありがとうございます。本総会では今期の事業報告、ならびに新たな取り組みについてご説明させていただきます。」

形式的な挨拶、だが出席者は皆知っている。

今年の株主総会が普通に終わるはずがない。

壇上で語る東堂に、そしてそれを取り巻く取締役会との間に決算資料以上の危険物が燻ぶっている、その匂いを誰もが嗅ぎ取っている。


こうして、大和テレビの株主総会は幕を開けた。




東堂は壇上で深々と一礼しモニターに視線を向けた。

後方ではまだ会場内のざわつきが完全に収まっていない。が、それも計算済みのように、落ち着いた声で口を開く。


「では、事業報告の前に、本制度に関する補足を申し上げます」


スクリーンが切り替わる。


【報道信頼スコア制度・中間報告】の文字が表示されると、会場の空気が一段階、静まり返る。


しかしその沈黙はすぐに破られる。


「こんな制度で未来を決められてたまるか!」


後方列から立ち上がったのは、スーツに身を包んだ老人。
微弱に震える声とその肩が彼の怒りを周囲に伝える。


中江和彦。元政治家の古参株主。テレビ業界に長く携わる名物男だ。


「なんだこれは。早く。早く死ねということか?ええ、東堂!?」


会場がざわめく。


一部の高齢株主がうなずく、その眼差しは厳しい。


しかし、若い株主や報道関係者たちの間には、また違う空気感も醸成される。


「誰もそんな話してないじゃないかよ。」

誰かが小さく呟くが、中江はそんな声に耳を貸さない。


「我々が、地べた這いずり回って作り上げてきたんだ。それを好き勝手にかき回しただけでなく、さっさと死ねだと?舐めるのも大概にせいよ!?」

中江の怒声は会場に響く。だが誰しもの心に響いたかはわからない。


しかし、それでも端から薪のくべられた会場に火は着く。
 

大和テレビ・第87回株主総会。
 
その幕は案の定、炎上から始まる。

 
中江の怒声が天井に響いたまま、数秒の沈黙が訪れた。
乾燥した空気がヒリヒリと熱を伝えだす。


壇上の東堂は、一瞬だけ目を閉じた。


「ありがとうございます、中江様」

東堂の声を拾ったマイクが、感情を静かに会場へ浸透させる。その余韻を待たず、東堂は軽く一礼し言葉を紡ぐ。


「我々は先人への経緯を忘れた恩知らずではありません。」


スクリーンが再び切り替わる。

そこには【2045年構造の変化】と書かれた人口ピラミッドのスライド。


「この国を、この社会を豊かで賢く、そして優しく育んでくださったのはあなた方です。
まだ背負わせねばならないのですか?まだ手を引いていただかねばなりませんか?

もう託していただけませんか?そして時折お知恵を拝借させて頂きたい。我々は未だ経験不足なのですから。」

東堂の声は優しくそして淡々としていた。

その穏やかさこそが、場に圧をかける。


「中江様。あなた方先人の積み重ねがあったから、その土台で我々は振る舞える、議論ができる。」


「だからこそ、託すこともまた、責任だと、私は思うのです」

静かだった。

東堂の言葉はふわりと会場を包む。決してその圧、緩めはしないと伝えるように。


東堂の言葉が会場を静かに包んでいく中、誰かが喉を鳴らした。

質疑応答の札が掲げられ、スタッフがマイクを運ぶ。


立ち上がったのは、三列目のやや若めの男性株主。


年の頃は四十代後半か、スーツ姿はきっちりしているが、どこか苛立ちを押し隠せていない。


「失礼します、一つ伺いたいのですが」

一礼ののち、言葉が放たれる。


「政治家になろう!って番組、ありましたよね? RePurgeと連動した。
あれの配役、オーディションと投票で決めるって本気ですか?」


場内がざわつく。

別の株主がそれは俺も聞きたかった、と呟くのが拾われ、空気が一気に濁る。


「政治家役を金で売るとか目立てば良いってもんじゃないだろう。」


「法的に問題ないとかそんな問題じゃないんだよ。」

拍手が起こる。それは共鳴の拍手。
報道陣がざわめき、カメラのシャッター音が重なり始める。


「信頼性を担保したいなら参加者を無制限に開放するのもどうかと。」


「第一こんなものは扇動だろうBPOが黙ってないぞ。」

鋭い口調。言葉の先端が、壇上の東堂に向けられている。

会場が脈動を始め、乾いた空気は圧縮されのちに膨らもうとする。

 
沈黙とざわつきが交錯する会場に、突如響いた声が響く。


「それ買うで!!」


会場の後方両開きの扉が開いたその向こうから一人の男が登場する。




会場の照明に照らされ浮かび上がったその姿。全身を包む黒のエナメルスーツは、光を反射し、滑らかな艶とともに彼のシルエットを際立たせる。完璧に整えられたオールバックの金髪が輝き、その目は冷静と自信を湛えながら正面を見据える。


彼が一歩進むたび、床にかすかな足音が響く。まるで風が彼の登場に合わせて流れるかのように、会場の空気が彼の動きに反応する。

スーツの光沢、髪の黄金色、そして鋭い目つき。その組み合わせが彼を単なる参加者だとは思わせない。舞台そのものを変えてしまう力を持つ存在へと昇華させている。静まり返る観衆の視線をすべて引き受け、男は壇上の中央へと進む。
無駄のない動き、計算された振る舞い。計算された美学を纏い、彼、アキラはそこに立っているのだ。


一触即発の緊張感の中、アキラは微笑む。その笑みは、圧倒的な存在感を放っていた。
それは、彼が瞬時にすべてを掌握したという事実を、場に知らしめていた。


「どうも!今緊急で動画回してるんですけど!今日僕は大和テレビさんの株主総会に参加しています。って言うか今来たんやけどな。」
 
アキラはスタッフの持つカメラに軽く頭を下げ、辺りを見渡す。ちらほらと聞こえる小さな笑い声。それを見逃さず、彼はウインクを飛ばす。


その光景に東堂は無表情を保つがほんの少し口角が揺れる。


「いやあ、みんな知っとった?企業の株主総会ってさ1株でももっとたら参加できるんよ?」

にこやかにカメラに語りかけるその口調は、まるで友人と話しているかのように柔らかい。


「でな、俺そのオークション参加するで2億入れるわ。」

アキラの配信ノリに会場は一瞬きょとんとする。

だが、彼は続ける。


「いやオレ、株主やし?大和テレビの新企画応援せんといかんやん?なんせ株主やし。」

 株主になったのが嬉しいのかスマホ画面をカメラに向けてアピールするアキラ。
 
 場内にクスクスと笑い声が広がる。それは徐々に大きくなり、数人が思わず吹き出した。



「そこのおっちゃんもそない怖い顔せんといてーな、あ、おっちゃんも参加する?ちょっとやったら貸したんで?」

彼が指差した男性が、たまらず肩を震わせた。


「盛り上げて楽しまんと、株主なんやから。」

そう言って、彼は壇上で一回転してみせた。


「ほら、ええやろ?」


ギラギラと輝くスーツを纏い、後ろになでつけた髪型で会場を見渡すアキラは「大胆不敵」その言葉がよく似合う。


最初は戸惑い気味だった会場の空気が、みるみるうちに弛緩していく。笑いが広がり、拍手が混ざり合う。彼のジョークは場を軽くし、緊張感を和らげる起爆剤となった。


桐生はその光景を目にし、顎に手をやる。


「ほんじゃ、そろそろ真面目な話やってんか?」

彼は軽く一礼し、壇上を後にした。笑い声と拍手の余韻が、会場に明るい空気を残していく。


会場の男の一人が不安気な視線を桐生に送る、桐生はその視線に気づくと軽く頷いた。
 

「ちょっと、何を勝手に撮影してるんだ!」


「こんなのが許されるわけないだろ。」

桐生とアイコンタクトした男の声が飛ぶ。


アキラが振り返る。


「え?許可とってんで?なあ、社長?」


視線が一斉に東堂へ向かう。

東堂はゆっくりと頷き、無表情のままマイクに口を寄せる。

「彼は株主ですから。発信の自由は、我々の理念に合致します。」

場内がざわつきかけたその時。


「はいっ!社長、動画の件、昨日ちゃんと確認いただきましたっ!」

横から飛び出したのは玲奈の声だった。

一瞬、時が止まる。


空気が凍りかけたその瞬間、
隣にいた真帆が素早く手を伸ばし、玲奈の腕を引く。

「ありがとう桐山さん、今は静かに。」


玲奈がえっ、はい。と引っ込むその横顔に、真帆は小さくため息をつく。


会場の隅から、小さな声が響いた。


「いい、いい。あの子は真面目なんです。」

誰が言ったのかわからない。

しかし、その声の主を知る者は、思わず微笑んだ。

最前列の左端。
ゆっくりと腕を組み、うんうんと頷いている、
小柄で白髪の、古参株主の男。


「あの子は、まっすぐなんですよ。」


しかし収まらぬ者もいる。

先ほど桐生と視線を交わした株主の一人が、立ち上がり東堂を指差す。


「こんなことしてたら、またBPOに目をつけられるぞ! 株主総会をこんな形で配信して、社会的責任も道義も放棄している!」

アキラは肩をすくめ、涼しい顔で応じた。


「いや俺、ユーチューバーやし。そんなの関係ないっすよ?」

会場が一瞬、静まり返る。
まるでアキラの軽さが、場の空気そのものを揺らしたかのようだった。


「君みたいな人間はそれでいいのかもしれないが、我々「ちゃんとしたメディア」の人間には、放送に対する責務と倫理というものがある。刹那的に生きている君らとは違うんだ。」

アキラが無表情になりかけたその瞬間、男は言葉を重ねた。


「BPOには、大和テレビの番組について相当数の苦情が寄せられてると聞いてますよ。これはつまり、視聴者が不安に思ってるってことでしょう?」


東堂はそれを聞いて、ふっと微笑んだ。


「ええ、承知しております。BPO様には、どんな内容でも苦情として記録していただけるそうなので」

そして少しだけ、考えるような素振りを見せる。


「番組で美味しいと紹介したラーメンが不味かった。というご意見も、ちゃんとご意見になりますからね」


男は顔をしかめ、いやいやと首を振る。


「BPOは「気分」を扱い、我々は「構造」、そして「本質」を扱います。そこに優劣はない。」


会場がざわつく中、アキラはにやにやと笑った。


「しかし覚悟が違います。」


東堂はそう言い切り、静かにマイクから口を離す。


男は言葉を失い、目線を泳がせた。反論しようにも、何を返せばいいのかわからない。


アキラはくるりと振り返り、肩をすくめる。


「いや、社長の言ってること正しいやろ? 全部見せて、視聴者に判断してもらう方がええやん? ルール守って正直にやっとんやったらな。あ!やってないんやったら、ごめんやで!?」


会場のあちこちから笑いが漏れ始めた。

アキラのノリが、再び空気をほぐしていくのが感じられる。


東堂はその様子を見ながら、優しく語る。


「大丈夫だ、アキラ。大和テレビは忖度しない。その言葉、まず我々自身に向けるべきだと知っているよ。」

その一言で、会場のざわつきは一気に引いた。

まるで芯を通すように、場に一本の線が引かれたようだった。


アキラは口笛を鳴らし、カメラにウインクを飛ばす。


「これが株主総会の新しいカタチやで! みんなも株買って参加しよや。お祭りのチケットみたいなもんやで?」


笑い声が爆発する。


東堂もその空気に乗って、軽く笑いながら返す。


「お祭りか、本気でやる事業。それは確かに「フェスティバル」であり、「カーニバル」なのかもしれないな」


東堂はその言葉の後会場に向けて続ける。


「お祭り騒ぎで経営をするな、そうお叱りの向きもあるかもしれません。しかし真面目さとは、真剣さとは、ビジネスを仏頂面で進めることではありません。すべての情報を開示したうえで「堂々と責任を取ること」その覚悟です。
すなわち、我々大和テレビは今後も、真剣に皆様にお祭り騒ぎをご提供する所存です。」

そう言うと東堂は会場に、そしてアキラのスタッフの構えるカメラに向かい


「宜しくご協力のほどお願い申し上げます。」

深々とお辞儀をする。少し離れた位置にいる真帆や玲奈、Inovexの関係者たちも皆、東堂に倣い頭を下げる。


拍手の音が会場を

割る。




大和テレビ株主総会




【東堂、話し方うますぎて逆に怖いんだけど】


【中江の怒号はガチだったな、泣きそうになった】


【アキラwww出てきた瞬間空気変わったのヤバい】


【いや普段とカッコ全然違うから最初わかんなかったけど中身一緒www】


【株主総会って初めて見たけどこれが普通じゃないのは俺見抜いたね】





政治家になろう


【配役オークション、これまじでやるんか】


【エンタメとしては面白いけど、報道ってこれでいいのか】


【いや、報道じゃないし】


【嘘を嘘だとうんぬんかんぬん】





報道スコア
 

【結局、AIスコアの話どこいった?】


【BPOへの返し、小馬鹿にしてるよね】


【そりゃされるだろ、何の役にも立ってないに偉そうなんだから】


【ラーメンの話ってあれマジ?】


【マジだぞ、BPOってのはそういうところ。でもそれでいいんだよ】

 



冷静に考えると
 

【なーんか芝居かかって見えるのは俺だけ?】


【報道って民主的じゃないといけないの?】


【おまww ヒトラーとディストピアで踊りたいのかww】


【スコア制度の中身、ちゃんと議論されるのかな】




株主フェス


【真面目なお祭り騒ぎっていいな】


【覚悟ってのは、情報を全部見せた上で責任を取ること。新しい東堂語録だなめもめも】


【オレサマカブヲカッテミル】


【おお買え買え、それも経済だ】





ざわめきの余韻をかき消すように、壇上に再び一つの影が立った。


「議長、よろしいでしょうか」

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