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女装と復讐 -躍動編-
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秋良さん、啓介さん、春華さん、大基さんの4人が帰り、あとアンナさん家にいるのは、僕と詩織とアンナさん。
現在、時刻は午前0時52分。
『それじゃ、そろそろ寝ましょう』
詩織とアンナさんはアンナさんの寝室の、あの大きなベッドで一緒に就寝するという。
僕は?3人くらいならあのベッド、余裕で《川の字》になって寝れそうだよね?…って、そんなのダメに決まってる。
『信吾くん、テーブルの上に照明のリモコンあるから、それで部屋を暗くして寝てね。あと…エアコンを切ると寒くなるから、そのままでいいわ』
『はい』
…アンナさんは枕代わりのクッションと、毛布を2枚貸してくれた。
僕はこのふかふかカーペットの上で、今夜はごろ寝。
『じゃあねー。信吾おやすみー』
『信吾くん、おやすみなさい』
『はい。おやすみなさい』
2人は寝室へと消え、そのドアは静かにパタンと閉まった。
僕はカーペットに横になり、テーブルの上の照明リモコンを手に取って、明るさを調整する…。
…あっ!何これ。お洒落…。
部屋を暗くして気付いた。
天井全体が、まるで天の川のように、ぱあっと青白く輝いている…凄い。綺麗。
へぇ…天井に蓄光クロスが貼ってあるんだ。
壁に取り付けられた、天井に向かってほのかに青いライトを放ち照らす間接照明の効果もあって、まるで天井が透けて本物の夜空を見ているよう…。
そして横を向くと、向こうには大きなガラス壁。
厚手のカーテンが引いてある。
そういえば…あのカーテンのそのずっと向こうには、瀬ヶ池のビル群の夜景が広がってるはずだ。
僕はもう一度立ち上がってガラス壁へ近付き、カーテンをそっと開けて、その隙間から顔を覗かせてみる。
うゎ…こっちの方がもっと綺麗…。
高層マンションの足元から、見える夜景のずーっと向こうまで、街の灯りが広がっている。
そしてその奥に輝く瀬ヶ池の高層ビル群…摩天楼の夜景が。
なんて贅沢な…。
アンナさんたちは、こういう夜景をもう見慣れてるのかもしれない…けど、田舎育ちの僕にとっては、この夜景…めちゃくちゃ感動なんですけど…。
しばらく夜景を見てて…僕は時計を再確認した…うわぁ!
もう午前1時30分を過ぎてる!!
僕は慌ててまたカーペットに横になり、毛布2枚にくるまって目を閉じた。
寝られるかな…寝よう。頑張って…おやすみ…。
『んぁ?…もう朝?今何時?』
僕は微かに聞こえてきた、話し声と物音に目が覚めた。
今…朝の7時11分かぁ。
僕は起き上がり、朝の挨拶をしようと寝室のドアノブに手を掛け、ほんの少しドアを開ける。
『あっ!ちょ…ダメダメ!!』
『ちょっと待って!今入って来ないで!』
『えぇっ!?』
ドアの向こうから、アンナさんと詩織の慌てる声がした。
現在、時刻は午前0時52分。
『それじゃ、そろそろ寝ましょう』
詩織とアンナさんはアンナさんの寝室の、あの大きなベッドで一緒に就寝するという。
僕は?3人くらいならあのベッド、余裕で《川の字》になって寝れそうだよね?…って、そんなのダメに決まってる。
『信吾くん、テーブルの上に照明のリモコンあるから、それで部屋を暗くして寝てね。あと…エアコンを切ると寒くなるから、そのままでいいわ』
『はい』
…アンナさんは枕代わりのクッションと、毛布を2枚貸してくれた。
僕はこのふかふかカーペットの上で、今夜はごろ寝。
『じゃあねー。信吾おやすみー』
『信吾くん、おやすみなさい』
『はい。おやすみなさい』
2人は寝室へと消え、そのドアは静かにパタンと閉まった。
僕はカーペットに横になり、テーブルの上の照明リモコンを手に取って、明るさを調整する…。
…あっ!何これ。お洒落…。
部屋を暗くして気付いた。
天井全体が、まるで天の川のように、ぱあっと青白く輝いている…凄い。綺麗。
へぇ…天井に蓄光クロスが貼ってあるんだ。
壁に取り付けられた、天井に向かってほのかに青いライトを放ち照らす間接照明の効果もあって、まるで天井が透けて本物の夜空を見ているよう…。
そして横を向くと、向こうには大きなガラス壁。
厚手のカーテンが引いてある。
そういえば…あのカーテンのそのずっと向こうには、瀬ヶ池のビル群の夜景が広がってるはずだ。
僕はもう一度立ち上がってガラス壁へ近付き、カーテンをそっと開けて、その隙間から顔を覗かせてみる。
うゎ…こっちの方がもっと綺麗…。
高層マンションの足元から、見える夜景のずーっと向こうまで、街の灯りが広がっている。
そしてその奥に輝く瀬ヶ池の高層ビル群…摩天楼の夜景が。
なんて贅沢な…。
アンナさんたちは、こういう夜景をもう見慣れてるのかもしれない…けど、田舎育ちの僕にとっては、この夜景…めちゃくちゃ感動なんですけど…。
しばらく夜景を見てて…僕は時計を再確認した…うわぁ!
もう午前1時30分を過ぎてる!!
僕は慌ててまたカーペットに横になり、毛布2枚にくるまって目を閉じた。
寝られるかな…寝よう。頑張って…おやすみ…。
『んぁ?…もう朝?今何時?』
僕は微かに聞こえてきた、話し声と物音に目が覚めた。
今…朝の7時11分かぁ。
僕は起き上がり、朝の挨拶をしようと寝室のドアノブに手を掛け、ほんの少しドアを開ける。
『あっ!ちょ…ダメダメ!!』
『ちょっと待って!今入って来ないで!』
『えぇっ!?』
ドアの向こうから、アンナさんと詩織の慌てる声がした。
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