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女装と復讐 -躍動編-
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…そして、アイメイクが済んで一呼吸…ナオさんがアンナさんにまた一言。
『…この子、ほんと凄い!メイクをほんのちょっと加えてく度に、どんどん本物の女の子に変わってく!』
《本物》にはなってませんが。あくまでも偽物《女装メイク》です。どんなに《女の子以上に女の子なメイク顔》だと言われても、その性別の域を超えることは絶対に無いですから…。
『どう?ナオ。彼をメイクしてると、思い通りに可愛らしく仕上がっていくから、凄く気持ちが良いでしょ?』
『てゆうか、今まで私がメイクしてきた瀬ヶ池の女の子たちって、メイクテクの限りを尽くさないと《こんなに可愛く仕上がりました!》って、ならなかった子が殆どだったけど…』
えっ?…それってネットのバナー広告でよく見掛ける《あなたも可愛く素敵に大変身!!超モテモテ♪詐欺メイク&神業テクニック!!》…みたいな、そんな感じ?
『…信吾くんは《思い通り》どころか《思ってた以上》に可愛くなってくから、癖になっちゃいそうなほど…快感が凄い♪』
『あははは。でしょ。ナオ』
『アンナさん、ごめーん。10分どころか倍近く掛かっちゃっ…えっ、あれ…?』
『…アンナもいつの間にか、ケチなオンナになったものね!独り占めしなくたっていいじゃない!』
『そんなんじゃないけど駄目なの。金魚のメイク担当は、私の重要な役目なんだから』
『だから《たまーにでいい》って私言っ…』
『でも、だーめ』
『ケチっ!!じゃあいいわ!金魚ちゃんがウチのお店の専属モデルになったら、今度は私が金魚ちゃんのメイクを独り占…』
『ちょ、ちょっと待ってナオ…それは駄目でしょ』
『なにがどう駄目なのよっ!』
『…金魚…この状況…なに?』
『…う、うん…』
メイク完成で男装金魚に変身した僕は…アンナさんとナオさんの言い合いを余所に、詩織と軽く会話をし始めた。
『へぇ。メイクする人が代わると、やっぱり出来上がりも普段とはちょっと違うのね』
『うん。かなぁ…?』
その会話に、突然アンナさんが参加。
『詩織、メイクの担当が代わったから…ってのもそうだけど、いつもの金魚メイクは目の下瞼にはライン入れてないでしょ?今日はラインを入れてるの』
『あ!だから今日はいつもより、目がぱっちりと強調されてるように見えるんだぁ!』
『そういうことね』
『…この子、ほんと凄い!メイクをほんのちょっと加えてく度に、どんどん本物の女の子に変わってく!』
《本物》にはなってませんが。あくまでも偽物《女装メイク》です。どんなに《女の子以上に女の子なメイク顔》だと言われても、その性別の域を超えることは絶対に無いですから…。
『どう?ナオ。彼をメイクしてると、思い通りに可愛らしく仕上がっていくから、凄く気持ちが良いでしょ?』
『てゆうか、今まで私がメイクしてきた瀬ヶ池の女の子たちって、メイクテクの限りを尽くさないと《こんなに可愛く仕上がりました!》って、ならなかった子が殆どだったけど…』
えっ?…それってネットのバナー広告でよく見掛ける《あなたも可愛く素敵に大変身!!超モテモテ♪詐欺メイク&神業テクニック!!》…みたいな、そんな感じ?
『…信吾くんは《思い通り》どころか《思ってた以上》に可愛くなってくから、癖になっちゃいそうなほど…快感が凄い♪』
『あははは。でしょ。ナオ』
『アンナさん、ごめーん。10分どころか倍近く掛かっちゃっ…えっ、あれ…?』
『…アンナもいつの間にか、ケチなオンナになったものね!独り占めしなくたっていいじゃない!』
『そんなんじゃないけど駄目なの。金魚のメイク担当は、私の重要な役目なんだから』
『だから《たまーにでいい》って私言っ…』
『でも、だーめ』
『ケチっ!!じゃあいいわ!金魚ちゃんがウチのお店の専属モデルになったら、今度は私が金魚ちゃんのメイクを独り占…』
『ちょ、ちょっと待ってナオ…それは駄目でしょ』
『なにがどう駄目なのよっ!』
『…金魚…この状況…なに?』
『…う、うん…』
メイク完成で男装金魚に変身した僕は…アンナさんとナオさんの言い合いを余所に、詩織と軽く会話をし始めた。
『へぇ。メイクする人が代わると、やっぱり出来上がりも普段とはちょっと違うのね』
『うん。かなぁ…?』
その会話に、突然アンナさんが参加。
『詩織、メイクの担当が代わったから…ってのもそうだけど、いつもの金魚メイクは目の下瞼にはライン入れてないでしょ?今日はラインを入れてるの』
『あ!だから今日はいつもより、目がぱっちりと強調されてるように見えるんだぁ!』
『そういうことね』
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