374 / 491
女装と復讐 -街華編-
page.358
しおりを挟む
…水曜日の大学の、昼休みの時間でのこと。
大学の学生食堂の端っこの席に《やっと落ち着いて座れた…》と思ったすぐ、僕のスマホに…アンナさんからの電話着信?
僕は慌てて電話に出る。
『あ…もしもし』
「もしもし。信吾くん?」
『あ、はい。信吾です。なんか珍しいですね。水曜日のこんな時間に、アンナさんから電話だなんて』
「うん。ごめんね。あっ!今…もしかして、まだ授業中だったかしら…」
『あ、いえ。大丈夫です。今、お昼休み中ですから』
…なにかの急用なのかな?と思って、それをアンナさんに訊いてみると…。
「ちょっと…ね。鮎美ちゃんの新しい引っ越し先についてのお話らしいんだけど…」
…歩美さんの…引っ越し先?
えっ?どういうこと?
「…今夜、私が《美容院に来て》ってお願いしたら、信吾くん…お店に来られる?」
『今夜ですか?あ…はい。わかりました』
「ありがとう。じゃ、今から詩織にも電話してみるから」
『はい。了解です』
「じゃあ今夜宜しくね」
『はい』
…ってことで電話終了。
歩美さんの引っ越し先で、なにかトラブルでもあったとか…?
それとも『来週の土曜日、家具の運び入れのお手伝いをお願いしたいの』とかっていう話?
…うーん。なんだろう…?
とにかく、今夜は歩美さんが…あ!あと秋良さんや啓介さんも美容院に来るのかな?…たぶん。
あっ…そういえば!!
歩美さんは《実は金魚は女装男子!》って真実をまだ知らないんだった!!
…ってことは、やっぱり女装して美容院に行かないとダメだよな。
そうなんだけど…。
メイクはアパートででも完璧に仕上げられる。だからそれの心配はない。
けど…部屋には女の子の服が一着も無いんだ…ヤバい。
…って一人で悩んでても仕方ないかぁ。
あとでアンナさんと詩織に、LINEか電話で相談してみようっと。
…午後6時8分。僕はアパートに帰宅。
とりあえず近くのコンビニで買ってきた《大盛りざるそば》を1つと《鮭おにぎり》を2個、テーブルの上に置き、作り置きしてある《健康麦茶》を冷蔵庫から取り出して、マグカップに一杯注ぐ….。
麦茶の入ったマグカップもテーブルに置いて…いただきます。
軽く空腹を満たす…。
僕は再度時計を見た…6時17分。
詩織は7時15分頃に、お母さんの運転する車で僕を迎えに来てくれるって言ってたなぁ。『服は私のを持ってくから、それまでにメイク済ませといて!』って。
じゃあ…先にシャワーを浴びて、それからメイクを始めようか。
…午後7時11分。《コンコンコン♪》と、玄関のドアをノックする音が鳴り響く…来た。詩織。
大学の学生食堂の端っこの席に《やっと落ち着いて座れた…》と思ったすぐ、僕のスマホに…アンナさんからの電話着信?
僕は慌てて電話に出る。
『あ…もしもし』
「もしもし。信吾くん?」
『あ、はい。信吾です。なんか珍しいですね。水曜日のこんな時間に、アンナさんから電話だなんて』
「うん。ごめんね。あっ!今…もしかして、まだ授業中だったかしら…」
『あ、いえ。大丈夫です。今、お昼休み中ですから』
…なにかの急用なのかな?と思って、それをアンナさんに訊いてみると…。
「ちょっと…ね。鮎美ちゃんの新しい引っ越し先についてのお話らしいんだけど…」
…歩美さんの…引っ越し先?
えっ?どういうこと?
「…今夜、私が《美容院に来て》ってお願いしたら、信吾くん…お店に来られる?」
『今夜ですか?あ…はい。わかりました』
「ありがとう。じゃ、今から詩織にも電話してみるから」
『はい。了解です』
「じゃあ今夜宜しくね」
『はい』
…ってことで電話終了。
歩美さんの引っ越し先で、なにかトラブルでもあったとか…?
それとも『来週の土曜日、家具の運び入れのお手伝いをお願いしたいの』とかっていう話?
…うーん。なんだろう…?
とにかく、今夜は歩美さんが…あ!あと秋良さんや啓介さんも美容院に来るのかな?…たぶん。
あっ…そういえば!!
歩美さんは《実は金魚は女装男子!》って真実をまだ知らないんだった!!
…ってことは、やっぱり女装して美容院に行かないとダメだよな。
そうなんだけど…。
メイクはアパートででも完璧に仕上げられる。だからそれの心配はない。
けど…部屋には女の子の服が一着も無いんだ…ヤバい。
…って一人で悩んでても仕方ないかぁ。
あとでアンナさんと詩織に、LINEか電話で相談してみようっと。
…午後6時8分。僕はアパートに帰宅。
とりあえず近くのコンビニで買ってきた《大盛りざるそば》を1つと《鮭おにぎり》を2個、テーブルの上に置き、作り置きしてある《健康麦茶》を冷蔵庫から取り出して、マグカップに一杯注ぐ….。
麦茶の入ったマグカップもテーブルに置いて…いただきます。
軽く空腹を満たす…。
僕は再度時計を見た…6時17分。
詩織は7時15分頃に、お母さんの運転する車で僕を迎えに来てくれるって言ってたなぁ。『服は私のを持ってくから、それまでにメイク済ませといて!』って。
じゃあ…先にシャワーを浴びて、それからメイクを始めようか。
…午後7時11分。《コンコンコン♪》と、玄関のドアをノックする音が鳴り響く…来た。詩織。
1
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
日本の運命を変えた天才少年-日本が世界一の帝国になる日-
ましゅまろ
歴史・時代
――もしも、日本の運命を変える“少年”が現れたなら。
1941年、戦争の影が世界を覆うなか、日本に突如として現れた一人の少年――蒼月レイ。
わずか13歳の彼は、天才的な頭脳で、戦争そのものを再設計し、歴史を変え、英米独ソをも巻き込みながら、日本を敗戦の未来から救い出す。
だがその歩みは、同時に多くの敵を生み、命を狙われることも――。
これは、一人の少年の手で、世界一の帝国へと昇りつめた日本の物語。
希望と混乱の20世紀を超え、未来に語り継がれる“蒼き伝説”が、いま始まる。
※アルファポリス限定投稿
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる