434 / 491
女装と復讐 -完結編-
page.418
しおりを挟む
復讐計画を、一旦は止めようかと、けっこう深刻に悩んだけど…鈴ちゃんや他のみんなの引き留めや復讐実行の勧めもあって、やっぱりこれまでの計画どおり、復讐を実行しようと僕は考え直した。
…では再確認。
復讐の実行日時は年末開催の《G.F.アワード》の当日。池川金魚のアワード受賞式のあとで…だよね。
だけど…。
もっとも当初の計画のような《瀬ヶ池の女の子たちへの、一方的な罵り責め》っていう復讐方法はやめよう。僕だって少なからず悪かったんだから。
それにその方が、今まで大切にしてきた《金魚の交換的なイメージ》が壊れなくて済むし。うんうん。
…鈴ちゃんと歩美さんの、簡単な《ファミリー加入の報告小会議》、それに鈴ちゃんの《加入志望のきっかけ》と、金魚の《復讐の計画と実行日の提案》…全てが無事に終わり…。
僕らは《la satif emplie》へ夜の食事会に行こう!ってことになって、みんなで揃って出掛けた。
『…おいおい。本当にこんな高級なところで飯食うのかよ…』
『すっげぇ…こんな高級店、テレビ番組でしか見たことないって…!』
首が折れてしまわないだろうか…って、心配になるほどキョロキョロと忙しく、周りを見回して落ち着きのない秋良さんと大基さん。
『おぉーっ!今日は団体さまじゃないの!ありがとおっ♪可愛いリンリンっ♪』
しばらく鈴ちゃんと抱擁を交わした、いつもと似た綺麗な和装姿のゆずぽんさん…こと、若女将の小柚子さん。
『ゆずぽん、本当に大丈夫なの?10名なんだけど…』
鈴ちゃんが小柚子さんに、そう心配そうに訊く。
あ…美容院では9人だったけど、さっきナオさんが合流したので10人に。
『それが大丈夫なの。うちのお店は導引受客定員数と個室の数も、自慢のひとつなんだから』
地上高約168m…アンプリエの地上45階から見る、眼下に広がる藤浦市の美しい夜景…。
今年の年明けを過ごした、アンナさんの高層マンションから見た、遠く輝く早瀬ヶ池の高層ビル群の夜景も凄かったけど…今夜はそれが、僕らの視界の真下に。
『もう…ほんとに綺麗…』
『素敵な夜景ね』
『うん。ずっと見ていられるね…』
『私…感動で胸がいっぱいで、なんだか涙が出ちゃいそう…』
『高速道路の環状線を走る、たくさんの車のライトが、まるで《星の河》みたい…』
アンナさんとナオさんを除いた僕ら8人、料理が運ばれてくるまで、たまに雑談もしながら…まるで子どものように…その美しい夜景に魅了され続けてた…。
その後…アンナさんの美容院から秋良さんの車で、秋良さんと春華さんに自分のアパートまで送ってもらい、帰宅した…のは、午後9時23分頃だった。
…では再確認。
復讐の実行日時は年末開催の《G.F.アワード》の当日。池川金魚のアワード受賞式のあとで…だよね。
だけど…。
もっとも当初の計画のような《瀬ヶ池の女の子たちへの、一方的な罵り責め》っていう復讐方法はやめよう。僕だって少なからず悪かったんだから。
それにその方が、今まで大切にしてきた《金魚の交換的なイメージ》が壊れなくて済むし。うんうん。
…鈴ちゃんと歩美さんの、簡単な《ファミリー加入の報告小会議》、それに鈴ちゃんの《加入志望のきっかけ》と、金魚の《復讐の計画と実行日の提案》…全てが無事に終わり…。
僕らは《la satif emplie》へ夜の食事会に行こう!ってことになって、みんなで揃って出掛けた。
『…おいおい。本当にこんな高級なところで飯食うのかよ…』
『すっげぇ…こんな高級店、テレビ番組でしか見たことないって…!』
首が折れてしまわないだろうか…って、心配になるほどキョロキョロと忙しく、周りを見回して落ち着きのない秋良さんと大基さん。
『おぉーっ!今日は団体さまじゃないの!ありがとおっ♪可愛いリンリンっ♪』
しばらく鈴ちゃんと抱擁を交わした、いつもと似た綺麗な和装姿のゆずぽんさん…こと、若女将の小柚子さん。
『ゆずぽん、本当に大丈夫なの?10名なんだけど…』
鈴ちゃんが小柚子さんに、そう心配そうに訊く。
あ…美容院では9人だったけど、さっきナオさんが合流したので10人に。
『それが大丈夫なの。うちのお店は導引受客定員数と個室の数も、自慢のひとつなんだから』
地上高約168m…アンプリエの地上45階から見る、眼下に広がる藤浦市の美しい夜景…。
今年の年明けを過ごした、アンナさんの高層マンションから見た、遠く輝く早瀬ヶ池の高層ビル群の夜景も凄かったけど…今夜はそれが、僕らの視界の真下に。
『もう…ほんとに綺麗…』
『素敵な夜景ね』
『うん。ずっと見ていられるね…』
『私…感動で胸がいっぱいで、なんだか涙が出ちゃいそう…』
『高速道路の環状線を走る、たくさんの車のライトが、まるで《星の河》みたい…』
アンナさんとナオさんを除いた僕ら8人、料理が運ばれてくるまで、たまに雑談もしながら…まるで子どものように…その美しい夜景に魅了され続けてた…。
その後…アンナさんの美容院から秋良さんの車で、秋良さんと春華さんに自分のアパートまで送ってもらい、帰宅した…のは、午後9時23分頃だった。
1
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
日本の運命を変えた天才少年-日本が世界一の帝国になる日-
ましゅまろ
歴史・時代
――もしも、日本の運命を変える“少年”が現れたなら。
1941年、戦争の影が世界を覆うなか、日本に突如として現れた一人の少年――蒼月レイ。
わずか13歳の彼は、天才的な頭脳で、戦争そのものを再設計し、歴史を変え、英米独ソをも巻き込みながら、日本を敗戦の未来から救い出す。
だがその歩みは、同時に多くの敵を生み、命を狙われることも――。
これは、一人の少年の手で、世界一の帝国へと昇りつめた日本の物語。
希望と混乱の20世紀を超え、未来に語り継がれる“蒼き伝説”が、いま始まる。
※アルファポリス限定投稿
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる