神ネトゲからの大脱走

猫山亭 灰色

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初期設定

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「はじめまして。鈴木君。」

 ある平日の夜、日課である電脳掲示板荒らしに全力で没頭していたところ、急に光に包まれ、気付けば、この部屋にいた。

「ここ、どこ?」
「まあ、座ってよ。」

 俺の目の前には、ちゃぶ台で日本茶を飲んでいる少年がいる。

「ここ、どこ?」
「日本語はそれしか話せないの? それとも初期のアマゾン的なキャラ設定?」
「アマゾンって、何?」
「・・・毎日、ネットばかり見てるヒマ人のくせに、アマゾンも知らないの!?」
「エロゲーとかは通販でよく。」
「そっちじゃないよ! 電脳世界の住人のくせに情報量が少ないってのは、逆にバランスが悪くていやだな。」
「ごめん。」

 何で、謝ってるんだ? 俺は。

 
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