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初めてのお風呂①
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「他の部屋も見せて回りたいが、まずは風呂だな」
あっ、そう言えば俺森中歩き回ったり、ヘビもどきから逃げたりしたから、足の裏とか泥だらけだし体全体も汚れてるな。猫になっても風呂に入れるとかサイコー!
「猫って風呂とか大丈夫なのか…?わからん」
no problem。前世では温泉大好きだった気がするからね。
浴室って何処ですかね?早く案内してください。
元日本人としてはやはり風呂は外せませんな!
レイノの腕に抱えられながら家の中を進んで行く。
…ん?そう言えば俺今猫だよな。人間じゃなかったんだよな。
もしかして、レイノに洗われるとかないよな…。
うん、ないない。大の大人が洗われるなんてそんなばかな。はっはっは。まっまぁ洗ってくれるにしてもマッサージだと思えば良いさ!そうだ、そうしよう!背中の流し合いみたいなもんさ。
はっはっは…。
そうこうしているうちに浴室に着いてしまった。
「少しおとなしくしていてくれるか?準備する」
「にゃ、にぁーお」
そう言うと浴槽に溜めた水を前にして何やら唱え始めた。
「炎の精霊よ、力を貸したまえ。」
するとただの水からどんどんと湯気が出て来た。
ええぇぇ!!
もしかしてそれって魔法的なあれですか!?レイノ魔法使えるの、まじで!?
えっ、と言うことは薄々感じてたけど、ここは異世界か!?変なヘビもどきもいるし魔法もあるし!俺猫だし!
地球じゃあり得ないもんね!?
「よし、じゃあ入るぞ」
混乱中の俺をよそにひょいと持ち上げて、桶のようなものに溜めたお湯に俺を入れた。
あっ、あったか~い…。うわ、だいぶ汚れてたんだな泥とか汚れが水に流れ出てる。恥ずかしぃ。
レイノが背中とか撫でるように洗ってくれるから気持ちいぃ…。
「うにゃぁ~ん」
「気持ちいいか?アデルは可愛いな」
ザプザプザプザプザプザプザプ………
「背中は綺麗になったな。じゃあ腹いくぞ」
あーん、もう好きにしてぇぇ。レイノの手が気持ち良すぎて力が入らないぃ。
すっかり力の抜けた抜け殻状態の俺を仰向けに寝かせ、今度は腹を重点的に洗い始める。
………はっ………ギャャャャャャャ!!ちょっと待って!流石にこの体制は成人男性としていかがなものかと思うんですけど!今の俺ってレイノから見たらいい年下したリーマンが全裸で両足開いてチンコ見せてるって図ではないんでしょうか!?いや今は猫だからそれが当たり前なんだけど!でも違うんだよ!中身はただのオッサンですから!
ギャャャャャャャャャャャャャャャャャ!!!!!
「にゃゃゃゃゃゃゃゃ!!!!!」
「わっ、こら暴れるな。目にお湯が入っちまうぞ。ほら、大人しくして」
いやだぁぁ!外見は猫でも中身はただのリーマンなんですぅ!俺のそもそも無いプライドがズタズタに切り裂かれてる音がするよう!!
「頼むから暴れないでくれよ。暴れたらアデルが怪我するぞ」
いやだよぅ!!!!!!!!!!!
バタバタバタバタ………ガリッ!
えっ、今ガリって…?
見るとレイノの手の甲が俺の爪に切られていた。
………サーーー。
全身から血の引く音がした。
レレレレレレレレイノ!!ごめんなざい!!俺が暴れたばっかりに引っ掻いてしまった!申し訳ございません!!!!!
「にゃぁあん!」
ぺろぺろぺろぺろ…
治れ治れ!あぁレイノごめんなざい!!レイノは洗ってくれてただけなのに。俺が猫だって自覚が足りないから。
「ん、いきなりどうしたんだ…?…ああ、いつの間にか切ったんだな。気にするな、こんなのは傷にも入らない。それより体を洗うのが先だろ」
うぅ…絶対先に消毒した方がいいよ。バイキンが入るかもしれないじゃん。でもここで暴れたらまた怪我させるかもしれないし、これ以上迷惑かけたく無いし…うぅ。
「可愛いな…俺のために傷を舐めてくれるなんて…」
あっ、そう言えば俺森中歩き回ったり、ヘビもどきから逃げたりしたから、足の裏とか泥だらけだし体全体も汚れてるな。猫になっても風呂に入れるとかサイコー!
「猫って風呂とか大丈夫なのか…?わからん」
no problem。前世では温泉大好きだった気がするからね。
浴室って何処ですかね?早く案内してください。
元日本人としてはやはり風呂は外せませんな!
レイノの腕に抱えられながら家の中を進んで行く。
…ん?そう言えば俺今猫だよな。人間じゃなかったんだよな。
もしかして、レイノに洗われるとかないよな…。
うん、ないない。大の大人が洗われるなんてそんなばかな。はっはっは。まっまぁ洗ってくれるにしてもマッサージだと思えば良いさ!そうだ、そうしよう!背中の流し合いみたいなもんさ。
はっはっは…。
そうこうしているうちに浴室に着いてしまった。
「少しおとなしくしていてくれるか?準備する」
「にゃ、にぁーお」
そう言うと浴槽に溜めた水を前にして何やら唱え始めた。
「炎の精霊よ、力を貸したまえ。」
するとただの水からどんどんと湯気が出て来た。
ええぇぇ!!
もしかしてそれって魔法的なあれですか!?レイノ魔法使えるの、まじで!?
えっ、と言うことは薄々感じてたけど、ここは異世界か!?変なヘビもどきもいるし魔法もあるし!俺猫だし!
地球じゃあり得ないもんね!?
「よし、じゃあ入るぞ」
混乱中の俺をよそにひょいと持ち上げて、桶のようなものに溜めたお湯に俺を入れた。
あっ、あったか~い…。うわ、だいぶ汚れてたんだな泥とか汚れが水に流れ出てる。恥ずかしぃ。
レイノが背中とか撫でるように洗ってくれるから気持ちいぃ…。
「うにゃぁ~ん」
「気持ちいいか?アデルは可愛いな」
ザプザプザプザプザプザプザプ………
「背中は綺麗になったな。じゃあ腹いくぞ」
あーん、もう好きにしてぇぇ。レイノの手が気持ち良すぎて力が入らないぃ。
すっかり力の抜けた抜け殻状態の俺を仰向けに寝かせ、今度は腹を重点的に洗い始める。
………はっ………ギャャャャャャャ!!ちょっと待って!流石にこの体制は成人男性としていかがなものかと思うんですけど!今の俺ってレイノから見たらいい年下したリーマンが全裸で両足開いてチンコ見せてるって図ではないんでしょうか!?いや今は猫だからそれが当たり前なんだけど!でも違うんだよ!中身はただのオッサンですから!
ギャャャャャャャャャャャャャャャャャ!!!!!
「にゃゃゃゃゃゃゃゃ!!!!!」
「わっ、こら暴れるな。目にお湯が入っちまうぞ。ほら、大人しくして」
いやだぁぁ!外見は猫でも中身はただのリーマンなんですぅ!俺のそもそも無いプライドがズタズタに切り裂かれてる音がするよう!!
「頼むから暴れないでくれよ。暴れたらアデルが怪我するぞ」
いやだよぅ!!!!!!!!!!!
バタバタバタバタ………ガリッ!
えっ、今ガリって…?
見るとレイノの手の甲が俺の爪に切られていた。
………サーーー。
全身から血の引く音がした。
レレレレレレレレイノ!!ごめんなざい!!俺が暴れたばっかりに引っ掻いてしまった!申し訳ございません!!!!!
「にゃぁあん!」
ぺろぺろぺろぺろ…
治れ治れ!あぁレイノごめんなざい!!レイノは洗ってくれてただけなのに。俺が猫だって自覚が足りないから。
「ん、いきなりどうしたんだ…?…ああ、いつの間にか切ったんだな。気にするな、こんなのは傷にも入らない。それより体を洗うのが先だろ」
うぅ…絶対先に消毒した方がいいよ。バイキンが入るかもしれないじゃん。でもここで暴れたらまた怪我させるかもしれないし、これ以上迷惑かけたく無いし…うぅ。
「可愛いな…俺のために傷を舐めてくれるなんて…」
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すごく面白かったです!!
テンポよく進んで読みやすかったし、猫ちゃんかわいい(●︎´▽︎`●︎)スキスキ
ぜひ続きが読んでみたいです!!