7 / 12
7話
しおりを挟む
事故から3ヶ月。ギブスはほとんど取れ、院内では歩行器、それ以外では松葉杖を使って歩けるようになった。まだ身体が自分の思う通りには動かないけれど日々のリハビリで確実に戻ってきているのを感じる。何より自発的に動く事で前に進めるのは凄く嬉しい。自主練じゃないけれど歩いて歩いて他の人よりリハビリを進めようとしていると、祥子ねぇには
「瑠宇頑張るのは良いけど、頑張りすぎたらだめだよ。今はじっくり身体を治す時なんだから」
と止められたりもするけれど。でも早く戻りたい。戻って今度こそ自分の気持ちを伝えたい。
そろそろ事故から4ヶ月になろうという日。最後のギプスを外し先生から言われた。
「うん、そろそろ自宅療養に切り替えようか。レントゲンの具合からすれば体重掛けて良いからね」
もう歩行器は使っていないし、今日からは片松葉杖。固まった関節が動くようになったら松葉杖も使わなくて良くなる。どんどん身体が戻っていくのが嬉しい。でもまた前みたいに走れるようになるかは分らないと言われた。普通に走る分にはおそらく大丈夫だと、でも競技としての負荷に耐えられるかどうかは分らないそうだ。それでも可能性はゼロではないとも言われた。
その日から、ストレッチと筋トレを始めた。落ちた筋肉を出来るだけ早く戻す。1日も早く走り出すために。
「瑠宇頑張るのは良いけど、頑張りすぎたらだめだよ。今はじっくり身体を治す時なんだから」
と止められたりもするけれど。でも早く戻りたい。戻って今度こそ自分の気持ちを伝えたい。
そろそろ事故から4ヶ月になろうという日。最後のギプスを外し先生から言われた。
「うん、そろそろ自宅療養に切り替えようか。レントゲンの具合からすれば体重掛けて良いからね」
もう歩行器は使っていないし、今日からは片松葉杖。固まった関節が動くようになったら松葉杖も使わなくて良くなる。どんどん身体が戻っていくのが嬉しい。でもまた前みたいに走れるようになるかは分らないと言われた。普通に走る分にはおそらく大丈夫だと、でも競技としての負荷に耐えられるかどうかは分らないそうだ。それでも可能性はゼロではないとも言われた。
その日から、ストレッチと筋トレを始めた。落ちた筋肉を出来るだけ早く戻す。1日も早く走り出すために。
0
あなたにおすすめの小説
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
思い出さなければ良かったのに
田沢みん
恋愛
「お前の29歳の誕生日には絶対に帰って来るから」そう言い残して3年後、彼は私の誕生日に帰って来た。
大事なことを忘れたまま。
*本編完結済。不定期で番外編を更新中です。
幼馴染の許嫁
山見月あいまゆ
恋愛
私にとって世界一かっこいい男の子は、同い年で幼馴染の高校1年、朝霧 連(あさぎり れん)だ。
彼は、私の許嫁だ。
___あの日までは
その日、私は連に私の手作りのお弁当を届けに行く時だった
連を見つけたとき、連は私が知らない女の子と一緒だった
連はモテるからいつも、周りに女の子がいるのは慣れいてたがもやもやした気持ちになった
女の子は、薄い緑色の髪、ピンク色の瞳、ピンクのフリルのついたワンピース
誰が見ても、愛らしいと思う子だった。
それに比べて、自分は濃い藍色の髪に、水色の瞳、目には大きな黒色の眼鏡
どうみても、女の子よりも女子力が低そうな黄土色の入ったお洋服
どちらが可愛いかなんて100人中100人が女の子のほうが、かわいいというだろう
「こっちを見ている人がいるよ、知り合い?」
可愛い声で連に私のことを聞いているのが聞こえる
「ああ、あれが例の許嫁、氷瀬 美鈴(こおりせ みすず)だ。」
例のってことは、前から私のことを話していたのか。
それだけでも、ショックだった。
その時、連はよしっと覚悟を決めた顔をした
「美鈴、許嫁をやめてくれないか。」
頭を殴られた感覚だった。
いや、それ以上だったかもしれない。
「結婚や恋愛は、好きな子としたいんだ。」
受け入れたくない。
けど、これが連の本心なんだ。
受け入れるしかない
一つだけ、わかったことがある
私は、連に
「許嫁、やめますっ」
選ばれなかったんだ…
八つ当たりの感覚で連に向かって、そして女の子に向かって言った。
小さい頃「お嫁さんになる!」と妹系の幼馴染みに言われて、彼女は今もその気でいる!
竜ヶ崎彰
恋愛
「いい加減大人の階段上ってくれ!!」
俺、天道涼太には1つ年下の可愛い幼馴染みがいる。
彼女の名前は下野ルカ。
幼少の頃から俺にベッタリでかつては将来"俺のお嫁さんになる!"なんて事も言っていた。
俺ももう高校生になったと同時にルカは中学3年生。
だけど、ルカはまだ俺のお嫁さんになる!と言っている!
堅物真面目少年と妹系ゆるふわ天然少女による拗らせ系ラブコメ開幕!!
大丈夫のその先は…
水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。
新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。
バレないように、バレないように。
「大丈夫だよ」
すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる