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異世界文明との接触
第32話 ??
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「う、ここはいったい?」
気を失っていたらしい私が目を覚ますと、横には友人の大見栄大地(おみえ だいち)と安原小雪(やすはら こゆき)が倒れていた。
辻堂の交差点でおしゃべりをしながら信号待ちをしていた私たちをいきなり光が包んだのは覚えているけど。
「勇者様方、よくぞ我らの呼びかけに応えてくださいました」
見回した先にファンタジー小説で出てくるような神官服のようなものを着た男性があたし達に掛けた言葉もまるで異世界ファンタジーのセリフだった。
「う、真奈美(まなみ)。何が起きたの?」
目を覚ました小雪が周りを見回し私を見つけるとホッとしたように声を掛けてくるけれど。
「私にもよくわからないわ。ただ、あの人が、私達の事を勇者って言ってるのよね」
「え!勇者?まさか異世界召喚?」
ああ、そうだったこの子は少し中二病がのこっているんだったわね。まさかこの状況で嬉しそうにするとは。思わず、頭を抱えてしまった。
「あ、どこだここ」
「大地も目が覚めたのね」
「大地、異世界よ。勇者召喚よ。わたしたち勇者だって」
「小雪落ち着きなさい」
「あた」
私は浮ついて騒ぐ小雪の頭を軽く叩いて黙らせた。
「勇者様方、私はフィアン・ビダル。トランルーノ聖王国、王宮付き司祭長を拝命しております。本日は勇者様方のご案内係をさせていただきます。大変失礼ですが、お名前をお教えいただけますか」
小雪と大地にチラリと視線を向けた後、私は1歩前に出て自己紹介をすることにした。
「私は最上真奈美(もがみ まなみ)。最上が姓で真奈美が名前です。事情の説明はいただけるんでしょうね?」
「最上様よろしくお願いします。もちろんです。後程教皇猊下よりご説明があります」
「俺は、大見栄大地と言います。大見栄が姓、大地が名前です」
「大見栄様ですね。よろしくお願いします」
「わたしは安原小雪です。あ、安原が姓で、小雪が名前です」
「はい、安原様、よろしくお願いします」
フィアン・ビダルさんはひとりひとりに頭を下げ丁寧な挨拶をしてきた。
「それでは、これから教皇猊下のもとにご案内させていただきます。こちらへお越しください」
目を覚ましたのはどこかの神殿という感じの場所だったけれど、今フィアン・ビダルさんが私達を先導してくれている場所は随分と豪華だ。
「ねえ小雪。勇者召還でこのパターンは?」
「え、真奈美知らないの?」
いえ、普通は分からないから。
「まあ、そうね。おおまかに言って2つかしら」
「2つね」
「ひとつ目は、王様がクズなパターン。この場合勇者として魔王を倒してくださいと言いながら、他国への侵略に使いつぶされるわね」
「最悪じゃないの。でもうひとつは?」
「一応まともな王様に呼ばれたパターンね。そうすると本当に魔王が復活直前でまだ国は荒れてないから王宮とか豪華に見えるけど、本気でヤバい魔王と戦わされるって感じかしらね。どちらにしても多少の訓練の後実戦に放り込まれる感じっていうのが最近のテンプレよ」
「こっちも酷かった」
「まあ召喚された段階でなんらかの特別な力が宿っているっていうのが条件だけどね」
「そんな都合のいい力あるかしらね」
私は首を振りながら念のために”ステータスオープン”そっと呟いてみた。
「何も起こらない、か」
私は何も変わらない視界にフィアン・ビダルさんを捉えながらついていくしかなかった。
そして、フィアン・ビダルさんが足を止めたのは派手な装飾を施された大きな扉の前。
「こちらに教皇猊下がおられる。失礼の無いようにな」
「俺達はこの世界の常識を知らん。何をもって失礼とするかさえも。そんな中で失礼をするなと言われてもわかんねえよ」
まったく大地の俺様バカが何をつっかかってんの。事実ではあるけど馬鹿正直に言う必要はないのに。
「な、キサマ。わがトランルーノ聖王国に逆らうと言うのか」
「逆らうも何も、この国の常識を知らんって言ってんだよ。何と言っても無関係の異世界の人間を誘拐しても罪でないってのが常識な国みたいだからな」
ばか大地。なんで口にしちゃうの。そう思うよ。わたしもそう思うけど。ここでそれ言ったらダメじゃないの。
とりあえず大地の頭を叩いておく。
「ばか大地、最低限私達の常識の範囲で丁寧に受け答えしておくの、そういう時には」
それを見てフィアン・ビダルさんはフッと表情を緩めたので誤魔化せたかな。でもこの拉致誘拐の主犯の1人信用は出来ない。
「では、勇者様方お入りください」
相手の土俵で、帰る手段があるのかさえ分からない現状、感情を相手に合わせるのば無難。小雪は多分問題ないけど、性格が俺様の大地が問題ね。一応釘を刺しておきますか。
「大地。今の私達は相手の出方次第で簡単に殺されるかもしれないって分かってるわよね」
一応小声で囁いたけど。
「は、なんでだよ。この世界の奴らが勝手に召還したんだ責任があるだろう」
やっぱり大地はバカだった。
「相手は責任なんか取らないよ。使えないと感じたらポイッってするだけだからね。人権なんかないって思っておいて」
そしてこの国の最高権力者である教皇との謁見が始まった。
随分と高い位置に座っているわね。典型的な専制君主ね。これは気に入らなければいきなり真っ二つにされるやつだ。
「大地は一切しゃべらないで。私が全部対応するから」
「なんだよ。俺のどこが悪いんだよ」
「全部よ。日本みたいな民主国家じゃないのは間違いないんだから。貴族が気に入らなかったってだけで平民は切り捨てられる時代だと思っておいて」
「なんでだと、あいつらが勝手に呼んだんじゃないか」
「大地、あなたDIYで棚作ったりしてたわよね」
「ああ、それがどうした?」
「部品作りに失敗した時どうしてた」
「え?大きなものなら、別の小さい部品に作り替えてたかな」
「じゃあ、それ以上作り替えられない部品は?」
「そりゃそこまでいけばゴミだから捨ててたよ」
「つまりそういうこと。私達は彼らにとってDIYの部品。作り替えが効く間はどうにかしようとするでしょうけど、それが労力に合わなくなったら捨てられるよ」
「な部品と人間を一緒に……」
「一緒なのよ。そうでなければ異世界から本人の同意もなしに人間を召喚なんかするわけないでしょ」
ゆっくりと進みながら小声で大地に言い聞かせ、とりあえずこの場は私が対応することを認めさせることが出来た。
さて、どんな無理難題を吹っ掛けられるか……。
「異世界の勇者たち。よく来てくれた。教皇ドミス・ド・フレーザーである。神託により今この世界には魔王が生まれようとしていることがわかった。お前たちには、その討伐を頼みたい」
うえ、何ひとつ確認の方法の無い説明じゃない。胡散臭すぎる。これは基本的に騙す気満々な奴だ。
かと言って私達にはこれを拒否する方法がない。
私は顔を顰めないようにするので精いっぱいだ。
あ、そうそう、それでも一応ひとつ聞いておこうか。
「ひとつお聞きしたい事があります」
「なんだ、言ってみよ。答えられることであれば答えてやろう」
「では、私達は元の世界に帰られるのでしょうか?」
「古い言い伝えによれば、勇者が魔王を斃したとき、勇者は帰還したとされている。悪いが現状ではこれ以上は話すことが出来ない」
これまた確認の出来ない返事。
「そうですか。それと今言葉が通じていますが。これは何故ですか?」
「ふむ、気付いておったか。これは翻訳の結界によるものだ。城の中では結界の力によって言葉が翻訳されそれぞれの母国語として聞こえるようになっておる」
「城の中だけですか?」
「そうだ」
「では、外に出たら私達は言葉が通じないという事ですか?」
「そうだ、しかし心配はいらん。翻訳の魔法道具がある。それを身に着けておればどこに行っても言葉が通じるようになる。お前たちには1人に1個渡す故そのようなところでの不便をさせるつもりは無い。このあと受け取り城下にいき効果を確認するがいい。」
気を失っていたらしい私が目を覚ますと、横には友人の大見栄大地(おみえ だいち)と安原小雪(やすはら こゆき)が倒れていた。
辻堂の交差点でおしゃべりをしながら信号待ちをしていた私たちをいきなり光が包んだのは覚えているけど。
「勇者様方、よくぞ我らの呼びかけに応えてくださいました」
見回した先にファンタジー小説で出てくるような神官服のようなものを着た男性があたし達に掛けた言葉もまるで異世界ファンタジーのセリフだった。
「う、真奈美(まなみ)。何が起きたの?」
目を覚ました小雪が周りを見回し私を見つけるとホッとしたように声を掛けてくるけれど。
「私にもよくわからないわ。ただ、あの人が、私達の事を勇者って言ってるのよね」
「え!勇者?まさか異世界召喚?」
ああ、そうだったこの子は少し中二病がのこっているんだったわね。まさかこの状況で嬉しそうにするとは。思わず、頭を抱えてしまった。
「あ、どこだここ」
「大地も目が覚めたのね」
「大地、異世界よ。勇者召喚よ。わたしたち勇者だって」
「小雪落ち着きなさい」
「あた」
私は浮ついて騒ぐ小雪の頭を軽く叩いて黙らせた。
「勇者様方、私はフィアン・ビダル。トランルーノ聖王国、王宮付き司祭長を拝命しております。本日は勇者様方のご案内係をさせていただきます。大変失礼ですが、お名前をお教えいただけますか」
小雪と大地にチラリと視線を向けた後、私は1歩前に出て自己紹介をすることにした。
「私は最上真奈美(もがみ まなみ)。最上が姓で真奈美が名前です。事情の説明はいただけるんでしょうね?」
「最上様よろしくお願いします。もちろんです。後程教皇猊下よりご説明があります」
「俺は、大見栄大地と言います。大見栄が姓、大地が名前です」
「大見栄様ですね。よろしくお願いします」
「わたしは安原小雪です。あ、安原が姓で、小雪が名前です」
「はい、安原様、よろしくお願いします」
フィアン・ビダルさんはひとりひとりに頭を下げ丁寧な挨拶をしてきた。
「それでは、これから教皇猊下のもとにご案内させていただきます。こちらへお越しください」
目を覚ましたのはどこかの神殿という感じの場所だったけれど、今フィアン・ビダルさんが私達を先導してくれている場所は随分と豪華だ。
「ねえ小雪。勇者召還でこのパターンは?」
「え、真奈美知らないの?」
いえ、普通は分からないから。
「まあ、そうね。おおまかに言って2つかしら」
「2つね」
「ひとつ目は、王様がクズなパターン。この場合勇者として魔王を倒してくださいと言いながら、他国への侵略に使いつぶされるわね」
「最悪じゃないの。でもうひとつは?」
「一応まともな王様に呼ばれたパターンね。そうすると本当に魔王が復活直前でまだ国は荒れてないから王宮とか豪華に見えるけど、本気でヤバい魔王と戦わされるって感じかしらね。どちらにしても多少の訓練の後実戦に放り込まれる感じっていうのが最近のテンプレよ」
「こっちも酷かった」
「まあ召喚された段階でなんらかの特別な力が宿っているっていうのが条件だけどね」
「そんな都合のいい力あるかしらね」
私は首を振りながら念のために”ステータスオープン”そっと呟いてみた。
「何も起こらない、か」
私は何も変わらない視界にフィアン・ビダルさんを捉えながらついていくしかなかった。
そして、フィアン・ビダルさんが足を止めたのは派手な装飾を施された大きな扉の前。
「こちらに教皇猊下がおられる。失礼の無いようにな」
「俺達はこの世界の常識を知らん。何をもって失礼とするかさえも。そんな中で失礼をするなと言われてもわかんねえよ」
まったく大地の俺様バカが何をつっかかってんの。事実ではあるけど馬鹿正直に言う必要はないのに。
「な、キサマ。わがトランルーノ聖王国に逆らうと言うのか」
「逆らうも何も、この国の常識を知らんって言ってんだよ。何と言っても無関係の異世界の人間を誘拐しても罪でないってのが常識な国みたいだからな」
ばか大地。なんで口にしちゃうの。そう思うよ。わたしもそう思うけど。ここでそれ言ったらダメじゃないの。
とりあえず大地の頭を叩いておく。
「ばか大地、最低限私達の常識の範囲で丁寧に受け答えしておくの、そういう時には」
それを見てフィアン・ビダルさんはフッと表情を緩めたので誤魔化せたかな。でもこの拉致誘拐の主犯の1人信用は出来ない。
「では、勇者様方お入りください」
相手の土俵で、帰る手段があるのかさえ分からない現状、感情を相手に合わせるのば無難。小雪は多分問題ないけど、性格が俺様の大地が問題ね。一応釘を刺しておきますか。
「大地。今の私達は相手の出方次第で簡単に殺されるかもしれないって分かってるわよね」
一応小声で囁いたけど。
「は、なんでだよ。この世界の奴らが勝手に召還したんだ責任があるだろう」
やっぱり大地はバカだった。
「相手は責任なんか取らないよ。使えないと感じたらポイッってするだけだからね。人権なんかないって思っておいて」
そしてこの国の最高権力者である教皇との謁見が始まった。
随分と高い位置に座っているわね。典型的な専制君主ね。これは気に入らなければいきなり真っ二つにされるやつだ。
「大地は一切しゃべらないで。私が全部対応するから」
「なんだよ。俺のどこが悪いんだよ」
「全部よ。日本みたいな民主国家じゃないのは間違いないんだから。貴族が気に入らなかったってだけで平民は切り捨てられる時代だと思っておいて」
「なんでだと、あいつらが勝手に呼んだんじゃないか」
「大地、あなたDIYで棚作ったりしてたわよね」
「ああ、それがどうした?」
「部品作りに失敗した時どうしてた」
「え?大きなものなら、別の小さい部品に作り替えてたかな」
「じゃあ、それ以上作り替えられない部品は?」
「そりゃそこまでいけばゴミだから捨ててたよ」
「つまりそういうこと。私達は彼らにとってDIYの部品。作り替えが効く間はどうにかしようとするでしょうけど、それが労力に合わなくなったら捨てられるよ」
「な部品と人間を一緒に……」
「一緒なのよ。そうでなければ異世界から本人の同意もなしに人間を召喚なんかするわけないでしょ」
ゆっくりと進みながら小声で大地に言い聞かせ、とりあえずこの場は私が対応することを認めさせることが出来た。
さて、どんな無理難題を吹っ掛けられるか……。
「異世界の勇者たち。よく来てくれた。教皇ドミス・ド・フレーザーである。神託により今この世界には魔王が生まれようとしていることがわかった。お前たちには、その討伐を頼みたい」
うえ、何ひとつ確認の方法の無い説明じゃない。胡散臭すぎる。これは基本的に騙す気満々な奴だ。
かと言って私達にはこれを拒否する方法がない。
私は顔を顰めないようにするので精いっぱいだ。
あ、そうそう、それでも一応ひとつ聞いておこうか。
「ひとつお聞きしたい事があります」
「なんだ、言ってみよ。答えられることであれば答えてやろう」
「では、私達は元の世界に帰られるのでしょうか?」
「古い言い伝えによれば、勇者が魔王を斃したとき、勇者は帰還したとされている。悪いが現状ではこれ以上は話すことが出来ない」
これまた確認の出来ない返事。
「そうですか。それと今言葉が通じていますが。これは何故ですか?」
「ふむ、気付いておったか。これは翻訳の結界によるものだ。城の中では結界の力によって言葉が翻訳されそれぞれの母国語として聞こえるようになっておる」
「城の中だけですか?」
「そうだ」
「では、外に出たら私達は言葉が通じないという事ですか?」
「そうだ、しかし心配はいらん。翻訳の魔法道具がある。それを身に着けておればどこに行っても言葉が通じるようになる。お前たちには1人に1個渡す故そのようなところでの不便をさせるつもりは無い。このあと受け取り城下にいき効果を確認するがいい。」
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