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第2章『願望』
第9話 諮問
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俺は、発言する為に挙手した。
「総司令閣下」
…さ、参謀長! 近いんだから、大声止めて! 鼓膜が破れるっ!!
「これから、一つ問題を出します。『模擬戦闘』してみて下さい」
…壁面がリセットされ、情報参謀が何か準備を始めた。
「敵の一人が『致死性』の『自分を閉じ込めたり、殺害した相手に感染し、抹殺する』ウィルスを飲んで潜入しました。どうしたら良いでしょう?」
…参謀たちの表情は全く読めないが、明らかに俺を小馬鹿にしているのは伝わった。
作戦参謀に至っては、「愚問である」と、はっきり口にした。 いっそ清々しい。
…ところが…だ。
情報参謀は、青ざめて(いるのかどうか、良くは分からなかったが…)こう言った。
「『戦闘継続不能』…我々は敗北しました」
壁面のモニターは、全て『×』を示している。
参謀たちが、驚いて、全員立ち上がった。 議事堂内は、文字通り、大揺れだ!
彼らは「信じられぬ!」「そんな、バカな!」等と言い、中には「電算機が故障したのか?」と情報参謀に掴みかかる者もいた。
参謀たちの取り乱し様に、ユイは腹を抱えて笑っている。 本当に良く笑う娘だ。
参謀長が俺に向かって何かを言おうとしているのが見えた! これ以上は、鼓膜が保たない! 俺は慌てて机にもぐり、耳を押えた。
「閣下! 隠れている場合ではありませんぞ! これは一体どういう事ですか??」
ユイは、笑い泣きしながら…「参謀長、声がデカい。もう少し小声で話せ」と言ってくれた。
更に続けて、机の下の俺に向って「皆に回答と解説をしてやってくれ」と言った。
…机から這い出ると、参謀達が俺の前に集まっていた。
あ、圧がすげぇ!!
******
聡明な『人類』の読者の方なら、この答え、もうお解りですよね。
「総司令閣下」
…さ、参謀長! 近いんだから、大声止めて! 鼓膜が破れるっ!!
「これから、一つ問題を出します。『模擬戦闘』してみて下さい」
…壁面がリセットされ、情報参謀が何か準備を始めた。
「敵の一人が『致死性』の『自分を閉じ込めたり、殺害した相手に感染し、抹殺する』ウィルスを飲んで潜入しました。どうしたら良いでしょう?」
…参謀たちの表情は全く読めないが、明らかに俺を小馬鹿にしているのは伝わった。
作戦参謀に至っては、「愚問である」と、はっきり口にした。 いっそ清々しい。
…ところが…だ。
情報参謀は、青ざめて(いるのかどうか、良くは分からなかったが…)こう言った。
「『戦闘継続不能』…我々は敗北しました」
壁面のモニターは、全て『×』を示している。
参謀たちが、驚いて、全員立ち上がった。 議事堂内は、文字通り、大揺れだ!
彼らは「信じられぬ!」「そんな、バカな!」等と言い、中には「電算機が故障したのか?」と情報参謀に掴みかかる者もいた。
参謀たちの取り乱し様に、ユイは腹を抱えて笑っている。 本当に良く笑う娘だ。
参謀長が俺に向かって何かを言おうとしているのが見えた! これ以上は、鼓膜が保たない! 俺は慌てて机にもぐり、耳を押えた。
「閣下! 隠れている場合ではありませんぞ! これは一体どういう事ですか??」
ユイは、笑い泣きしながら…「参謀長、声がデカい。もう少し小声で話せ」と言ってくれた。
更に続けて、机の下の俺に向って「皆に回答と解説をしてやってくれ」と言った。
…机から這い出ると、参謀達が俺の前に集まっていた。
あ、圧がすげぇ!!
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聡明な『人類』の読者の方なら、この答え、もうお解りですよね。
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